ホリ企画制作
配給:東宝
製作年:1977年
公開日:1977年11月26日 併映「昌子・淳子・百恵 涙の卒業式 出発」
監督:大林宣彦
製作:堀威夫 笹井英男
企画協力:SHP
プロダクション・アドバイザー:石上三登志
制作者補:金沢博
原作:手塚治虫
脚本:ジェームス三木
撮影:阪本善尚
照明:新川真
美術:佐谷晃能
録音:高橋三郎
編集:鍋島惇
助監督:中川好久
色彩計測:田中正博
スチール:中尾孝
ファッション・コーディネーター:大林恭子
制作担当:近井一成
音楽:宮崎尚志
特殊技術:東宝映像
タイトルデザイン:島村達雄
現像所:東京現像所
制作協力:マリーの部屋 医科器機総合商社 株式会社志水
出演:片平なぎさ 山本伸吾 和田浩治 峰岸徹 玉川伊佐男
シネマスコープ カラー 100分
明日香女子大1年生の小森千晶は秋の新人戦に向けて仲間とともにテニスの練習に励んでいた。コーチの今岡宏の目標は新人戦の優勝ではなく、その後に行われるインターカレッジでの優勝であることから練習は更に厳しくなった。ある日、今岡が千晶に対して特訓を行っていたところ、速い打球が彼女の左目に直撃した。救急車で病院に運ばれた千晶は応急処置を受けその日のうちに女子寮に戻ってきた。ルームメイトで同じテニス部の南部京子は春までには治るわよと勇気づけるが、千晶はもうこれ以上続けることは無理だと諦めていた。だが彼女を密かに愛していた今岡は責任を感じ、治せそうな医者を探して回った。そしてついに手塚医院の石上三登志博士から適任の医者を紹介してもらうことになった。それは少し変わり者のブラック・ジャックという医師免許を持たない天才外科医だった。
人里離れた丘に建つ一軒家を訪ねた今岡がレントゲン写真を見せるとブラック・ジャックは渋い顔をした。何故なら角膜も神経もズタズタの状態で瞳孔も閉鎖していたからだ。今岡が患者である千晶の説明をしていると、お前は何者だとブラック・ジャックは言った。今岡は本郷大学の4年生で、明日香女子大とは兄弟校という関係からテニスのコーチを頼まれたのだ。手術をお願い出来ますかと尋ねると、ブラック・ジャックは他の医者なら無理だろうが私なら50パーセント程の確率で成功する可能性はあると言った。今岡は手術代は3千万円を即金でもらうぞと迫られてうろたえるが、患者の命を懸けて手術をする医者が十分な金をもらって何がおかしいと怒鳴られて渋々了承した。だがこの手術で重要なのは金ではなく新しい角膜の入手方法だった。角膜はアイバンク協会に保存されているが、無免許医師のブラック・ジャックは公共機関から締め出しを食っていたのだ。それを聞いた今岡は僕の角膜を使ってくださいと申し出るが、馬鹿なことを言うなと怒鳴られた。
屋台的映画館
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