東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1985年
公開日:1985年9月14日
監督:根岸吉太郎
企画:三堀篤 瀬戸恒雄 矢部恒
原作:渡辺淳一
脚本:荒井晴彦
撮影:川上皓一
照明:梅谷茂
美術:今保太郎
録音:柿沼紀彦
編集:西東清明 中野博
助監督:渡辺容大
製作主任:飯田康之
音楽:本多俊之
音楽プロデューサー:石川光
主題歌:「ひとひらの雪」ジュディ・オング
記録:白鳥あかね
音響効果:原尚
音楽事務:新井明美
装置:開米慶四郎
装飾:長尾康久
背景:松下潔
美粧:武藤佳子
美容:木村美智代
衣裳:大久保富美男
演技事務:小越浩造
製作調整:山田光男
演技事務:福岡康裕
ヘア・メイク:アートメイク・トキ
衣裳:佐藤貞子
スタイリスト:吉野清子 中村槇子 白子みゆき
スチール:石坂豊明
宣伝プロデューサー:福永邦昭 茂木俊之
製作宣伝:國松達也
現像:東映化学
出演:秋吉久美子 沖直美 岩本千春 岸部一徳 みずきあい
アメリカンビスタ カラー 105分
鎌倉の邸宅に住む高村霞が趣味の機織りをしていると電話のベルが鳴った。同居する義理の娘のかおりによると相手は伊織という人物らしい。霞はそれが誰なのかピンと来たが、いないと言って欲しいと頼んだ。先日、画廊を営む年の離れた夫・章太郎の知り合いである佐野氏の米寿を祝うパーティーが開かれた。だが夫が急用で出られなくなったために霞が代わりに出席したのだが、その時に伊織祥一郎と十年ぶりに再会したのだった。原宿に事務所を持つ建築家の彼には扶佐子という妻と一人娘のまり子がいたが、四年半も前から別居していた。霞は共通の知人である美術評論家の村岡の話でそのことを知っていたのだった。別居の原因は今も続く若い秘書の相沢笙子との関係にあった。再会して以来、霞と伊織は密かに会っていたが、笙子は伊織の変化に薄々気づいていた。そこで彼を試すために同じ事務所に勤める宮津と温泉旅行に出かけたのだ。ある夜、笙子のマンションを訪ねた伊織は宮津とつき合っているのかと単刀直入に聞いた。笙子は誤解だと言い訳をするが、結婚して欲しいと告白されたことを白状した。でもそんな気はないとすがるが、伊織は結婚した方が幸せになれるはずだと静かに言った。だが内心は悔しくて仕方がなかった。
かおりと伊豆へ旅行に出かけた霞は伊織が設計を手掛けた美術館を見学した。霞はただの美大生と講師の関係だったと説明するが、詮索好きなかおりはそれを嘘だと見抜いていた。一週間程の温泉旅行に誘われていることを霞が打ち明けると、かおりは私と行くことにすればパパにバレないから行ってらっしゃいよと楽しげに言った。数日後、二人は雪深い秋田の鷹の湯温泉に泊まった。霞は旅先で、自殺未遂を起こしたりして精神的に不安定だったこともあり早くに亡くした父親の面影を求めたこと、連れ子のかおりが小さい頃に母親を癌で亡くしているため早く結婚したかったこと、そして二十一歳でいきなり妻と母親になり生活が大変だったし好きでもない人でもないから子供は産まなかったことなど赤裸々に語った。
屋台的映画館
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