日活=ファニーエンジェル
配給:東映ビデオ
製作年:1996年
公開日:1996年5月18日
監督:吉田啓一郎
企画:吉田達 利倉亮
プロデューサー:山田眞継 江尻健司 西村維樹
脚本:下飯坂菊馬 山上梨香
撮影:宮島正弘
照明:中岡源権
美術:有田裕美
録音:生水俊行
編集:谷口登司夫
整音:林基継
装飾:福井啓三
殺陣:諸鍛冶裕太
刺青師:毛利清二
スクリプター:松田亜子
監督補:田中幹人
俳優担当:岡原伸行
製作担当:丹羽邦夫
音楽:ジョー山中&DANDY’S
企画製作:ファニーエンジェル
製作協力:映像京都
出演:翠玲 大竹一重 伊藤洋三郎 白石ひとみ 松田ちゆり
アメリカンビスタ カラー 86分
根来忍者の残党狩りによって頭の権蔵を殺され里を追われたお蝶。かつて深手を負いながらも命を救われたことに恩義を感じていた彼女は権蔵の言いつけ通りに何があっても生き抜くことを胸に誓った。
今から五年前、商人の娘だったお奈津は仕官の申し出があった恋人の黒川玄之進とともに甲府へ行くつもりでいた。だが玄之進は河内屋の婿に入る約束で祝言をあげることを許してもらった ことを理由に断るつもりでいた。十一代将軍から見染められた妹のおかよは奥入りが決まっており、お奈津は河内屋を継ぐことになっていた。そんな中、彼女が父親もこの家も捨てる覚悟だと言ったため玄之進は駆け落ちを提案したのだった。その夜、お奈津は玄之進と約束した場所へ向かうが、そこで待っていたのは彼に金で雇われた英五郎、与八、伊平次の三人のごろつきだった。お奈津は男たちに輪姦された後に斬られたが、その傍には玄之進がいた。薄れゆく意識の中で、恨むならおかよを恨めと言った玄之進の言葉が聞こえてきたがもうどうすることも出来なかった。お奈津は簀巻きにされ川に放り込まれた。権蔵に命を救われたお奈津はお蝶と名を変えて復讐の鬼となった。
あれから五年。風の便りでは河内屋は潰れおかよの消息も定かではなかった。玄之進は公儀の普請奉行となり江戸に間近い甲州街道の宿場内藤新宿の支配下にあると聞いた。旅の途中、内藤新宿にある玉屋という女郎屋へ奉公に行くというおちよを雲助から救ったお蝶は彼女をそこへ連れて行くが、店前で女郎たちが醜い争いをしていた。するとその騒動を楽し気に見ている者たちの中に自分を犯した英五郎がいることに気づいたのだった。女主人のお辰と英五郎の会話で玄之進がこの店に通っていることを知ったお蝶は、おちよと一緒に自分も置いて欲しいとお辰に願い出たのだった。その夜、玄之進の用心棒の伊平次を襲ったお蝶は、将軍の側室お美代の方となったおかよが権力を使って玄之進を普請奉行に取り立てたことを聞き出した。昔から繋がっていた玄之進とおかよに裏切られたことを知ったお蝶は伊平次を斬殺すると、玉屋に客として来ていた与八もあの世へ送った。二人の死に不信感を抱いた英五郎は玄之進を疑った。
屋台的映画館
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