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卍舞III

  • posted at:2026-04-16
  • written by:砂月(すなつき)
まんじまいすりー
日活=ファニーエンジェル
配給:東映ビデオ
製作年:1996年
公開日:1996年5月18日
監督:吉田啓一郎
企画:吉田達 利倉亮
プロデューサー:山田眞継 江尻健司 西村維樹
脚本:下飯坂菊馬 山上梨香
撮影:宮島正弘
照明:中岡源権
美術:有田裕美
録音:生水俊行
編集:谷口登司夫
整音:林基継
装飾:福井啓三
殺陣:諸鍛冶裕太
刺青師:毛利清二
スクリプター:松田亜子
監督補:田中幹人
俳優担当:岡原伸行
製作担当:丹羽邦夫
音楽:ジョー山中&DANDY’S
企画製作:ファニーエンジェル
製作協力:映像京都
出演:翠玲 大竹一重 伊藤洋三郎 白石ひとみ 松田ちゆり
アメリカンビスタ カラー 86分

根来忍者の残党狩りによって頭の権蔵を殺され里を追われたお蝶。かつて深手を負いながらも命を救われたことに恩義を感じていた彼女は権蔵の言いつけ通りに何があっても生き抜くことを胸に誓った。

今から五年前、商人の娘だったお奈津は仕官の申し出があった恋人の黒川玄之進とともに甲府へ行くつもりでいた。だが玄之進は河内屋の婿に入る約束で祝言をあげることを許してもらった ことを理由に断るつもりでいた。十一代将軍から見染められた妹のおかよは奥入りが決まっており、お奈津は河内屋を継ぐことになっていた。そんな中、彼女が父親もこの家も捨てる覚悟だと言ったため玄之進は駆け落ちを提案したのだった。その夜、お奈津は玄之進と約束した場所へ向かうが、そこで待っていたのは彼に金で雇われた英五郎、与八、伊平次の三人のごろつきだった。お奈津は男たちに輪姦された後に斬られたが、その傍には玄之進がいた。薄れゆく意識の中で、恨むならおかよを恨めと言った玄之進の言葉が聞こえてきたがもうどうすることも出来なかった。お奈津は簀巻きにされ川に放り込まれた。権蔵に命を救われたお奈津はお蝶と名を変えて復讐の鬼となった。

あれから五年。風の便りでは河内屋は潰れおかよの消息も定かではなかった。玄之進は公儀の普請奉行となり江戸に間近い甲州街道の宿場内藤新宿の支配下にあると聞いた。旅の途中、内藤新宿にある玉屋という女郎屋へ奉公に行くというおちよを雲助から救ったお蝶は彼女をそこへ連れて行くが、店前で女郎たちが醜い争いをしていた。するとその騒動を楽し気に見ている者たちの中に自分を犯した英五郎がいることに気づいたのだった。女主人のお辰と英五郎の会話で玄之進がこの店に通っていることを知ったお蝶は、おちよと一緒に自分も置いて欲しいとお辰に願い出たのだった。その夜、玄之進の用心棒の伊平次を襲ったお蝶は、将軍の側室お美代の方となったおかよが権力を使って玄之進を普請奉行に取り立てたことを聞き出した。昔から繋がっていた玄之進とおかよに裏切られたことを知ったお蝶は伊平次を斬殺すると、玉屋に客として来ていた与八もあの世へ送った。二人の死に不信感を抱いた英五郎は玄之進を疑った。

屋台的映画館
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マンガ肉と僕

  • posted at:2026-03-11
  • written by:砂月(すなつき)
まんがにくとぼく
KATSU-do
配給:和エンタテインメント KATSU-do
製作年:2014年
公開日:2016年2月11日
監督:杉野希妃
エグゼクティブプロデューサー:奥山和由
プロデューサー:中村直史 杉野希妃
コプロデューサー:小野光輔
原作:朝香式
脚本:和島香太郎
撮影監督:高間賢治
編集:リー・チャータメーティクン
音楽:富森星元
照明:上保正道
美術:竹内悦子
助監督:工藤将亮
スタイリスト:高橋さやか
メイク:板垣美和
特殊メイク:百武朋
整音:吉方淳二
ラインプロデューサー:氏家英樹
アシスタントプロデューサー:高嶋宏行 三澤拓哉 原啓仙
企画:チームオクヤマ
制作協力:和エンタテインメント
制作プロダクション:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
企画協力:新潮社 「女による女のためのR-18文学賞」運営事務局
出演:三浦貴大 杉野希妃 徳永えり ちすん 大西信満
アメリカンビスタ カラー 94分

京北大学法学部一回生のワタベは気の弱さが災いし、講義のノートを貸したり代返を頼まれたりした。ある日、ジェンダー論の講義を受けようとしていたところ、総合人間学部の熊堀サトミが隣に座った。教科書を持っていないことから彼女も自分を利用したがる一人だろうと思った。ある夜、二人は酒を飲んで泥酔し、ワタベはアパートの部屋の入り口で力尽きた。目覚めると日は高く昇っており、ソファーで寝ているサトミを起こそうとすると触るなと手を振り払われた。男嫌いだというが、それにも拘わらずこの部屋にいる理由を尋ねると、サトミはリハビリだと答えた。具合が悪そうにしているので心配しているとお遣いを頼まれ、言われた通りに肉屋へ行った。マンガ肉(アニメの原人が食べていたマンモス肉のような骨付き肉)を買ってくるとサトミは貪るように食べ始めたが、その様子を見ていたワタベは彼女が太っている理由を理解した。食べ終わったら帰るのかと思ったが、母親の恋人からいじめられるからと言って動こうとしない。そして精神的に追い詰められて自殺でもすることになったら後味が悪いよねと言った。こうしてサトミは部屋に居座るようになった。

食べて寝ての繰り返し。それでもサトミは体重計に乗ることを忘れなかった。針は80キロを示したが、あんたと暮らしてから痩せたと悪態をついた。マンガ肉を買って来いと命じられたがもう貯金はない。そこでワタベが今までの明細を渡すとサトミはそれを一瞥しただけで丸めて投げ捨てたのだった。あなたのせいで生活資金が底をついたと説明すると、サトミは突然立ち上がり同棲していることを学内に暴露すると脅したのだ。彼女は太ったみすぼらしい容姿のために周囲の学生に嘲笑されている。同棲していることがばらされるとワタベが今まで築いてきた信用が失墜することになるのだ。そうなる事態を恐れた彼は料亭でアルバイトをすることにした。仕事終わりにバイト仲間の飲み会に出席したワタベはそこで本多菜子と親しくなった。

屋台的映画館

魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー

  • posted at:2026-03-04
  • written by:砂月(すなつき)
ましんせんたいきらめいじゃーたいりゅうそうじゃー
東映ビデオ=東映=東映エージエンシー
配給:東映ビデオ
製作年:2021年
公開日:2021年4月29日
監督:坂本浩一
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫
プロデューサー:山田真行 塚田英明 丸山真哉 望月卓 高橋一浩 矢田晃一 深田明宏
アシスタントプロデューサー:中野剛
原作:八手三郎
脚本:下亜友美
音楽:松本淳一 吉川清之
撮影:相葉実
照明:柴田守
美術:岡村匡一
録音:中山寿範
編集:若松広大
整音:山口満大
スクリプター:高山秀子
アクションコーディネーター:岩上弘数
助監督:谷本健晋
製作担当:田中耕作
ラインプロデューサー:青柳夕子
制作デスク:中村光希 高野葉月
選曲:宮葉勝行
音響効果:桑原秀綱
視覚効果:沖満
キャラクターデザイン:K-SuKe 久正人
イラスト:渋谷亮介
企画協力:企画者104
資料担当:松井大 神内大輝
デザイン協力:プレックス
造型:レインボー造型企画 前澤範 前澤護 前澤まさる 吉川学
キャラクター管理:佐藤藍 竹中凌大
挿入歌:「魔進戦隊キラメイジャー」大西洋平
・・・:「騎士竜戦隊リュウソウジャー」幡野智宏
・・・:「キラメイ☆アクション」サイキックラバー
・・・:「キラフルパーティー de キラケボーン」大西洋平 出口たかし 幡野智宏 Sister MAYO
音楽協力:日本コロムビア
特撮協力:特撮研究所
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:坂本浩一
出演:小宮璃央 木原瑠生 新條由芽 水石亜飛夢 工藤美桜
アメリカンビスタ カラー 70分

宇宙の彼方にある宝石の国クリスタリアの姫・マブシーナは義兄のクリスタリア宝路と平和な地球の休日を満喫していた。長蛇の列を見つけたマブシーナはそれが映画「輝石の物語」の無料上映会だとわかると嫌がる宝路を説得して並んだ。彼女はこの映画のことを知らなかったが、ポスターの写真からきっと恋愛映画なのだろうと期待に胸を膨らませて席に座った。ところが上映が始まると途中から「ヨドン原人」という別の映画に切り替わり、邪面師のムービー邪面がスクリーンに現れたのだった。驚いたマブシーナは隣の宝路に呼びかけた。だが暗いところにいると睡魔に襲われる宝路は熟睡中だった。そうこうするうちに観客たちはスクリーンに吸い込まれたのだった。

ココナッツタワーのシークレットエリアにある本部作戦室でパソコンとにらめっこしていたCARAT(CREATIVE AND RADICAL AMBITIOUS TEAM)代表の博多南無鈴は気になるネット記事を見つけた。街に突如変な映画館が度々現れ、その中に入った人たちが帰ってこないというものだった。最近、ヨドン反応が現れてはすぐに消えるという不思議な現象が起きており、この噂と現象に関連があるのではないかと口にすると、射水為朝、速見瀬奈、押切時雨、大治小夜の四人は映画館に向かった。一方、最年少の熱田充瑠はベイエリアにいた。絵を描き始めると周りが見えなくなる高校生の充瑠の才能を伸ばしたいと考えた為朝は絵画コンクールへの出品を薦めた。優勝すれば将来絵を仕事に出来るかもしれないと話すと充瑠は疑うことなくその気になったのだ。だがその日に限ってひらめくことはなく、どうすればいいんだろうと悩んでいると手製の筏で立ち漕ぎしながらやってくる青年に目を奪われた。彼はリュウソウ族の末裔のコウで、世界中の旅から帰ってきたばかりなのだ。

為朝たちが映画館の外から様子を探っていると、充瑠とコウがやってきた。コウは仲間と会うのを楽しみにしていたのだが、肝心の地図が濡れて読めなくなっていたため写真を手掛かりに道案内を頼んだのだ。すると映画館の中から宝路が慌てて飛び出してきた。目を覚ましたらマブシーナが銀幕デビューしていたというのだ。しかもコウの写真のメンバーも一緒に出ていたのだという。するとそこにヨドン軍幹部のヨドンナが現れ兵隊のベチャットを率いて勝負を挑んだ。六人は魔進戦隊キラメイジャーに変身し、コウも戦いに加わった。

屋台的映画館

卍舞2 妖艶三女濡れ絵巻

  • posted at:2026-02-17
  • written by:砂月(すなつき)
まんじまいつーようえんさんじょぬれえまき
ファニーエンジェル
配給:東映ビデオ
製作年:1994年
公開日:1994年11月12日
監督:小笠原佳文
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司 西村維樹
脚本:井上誠吾
撮影:宮島正弘
照明:中岡源権
美術:有田裕美
録音:生水俊行
編集:谷口登司夫
整音:林基継
スクリプター:谷慶子
装飾:福井啓三
殺陣:宇仁貫三
助監督:山下智彦
音楽プロデューサー:藤本久美子
俳優担当:岡原伸行
製作担当:佐々木治
企画:ファニーエンジェル
製作協力:映像京都
出演:武田久美子 三原じゅん子 三ツ木清隆 谷崎弘一 中井信之
アメリカンビスタ カラー 84分

武家の娘だったお絹は旗本の黒岩によって許婚を殺された。復讐の鬼と化した彼女はお蝶と名を変え丹前風呂で湯女として働き情報を収集してその時を待った。そしてついに本懐を遂げると姿を消したが、お尋ね者となったお蝶の首には五十両の賞金が懸けられたのだ。旅先では待ち受ける七人組の賞金稼ぎに襲われたが、しなやかな動きで次々と斬り倒した。その様子を陰で見ていた虎松は彼女に惚れ込み、姐御と慕って勝手についてきたのだった。

お蝶は旅の途中で夜盗に追われる家族と遭遇した。相手の人数が多いため、幼いおさきを救い出すことは出来たが両親を守れなかった。何処から来たのかと尋ねてもおさきはただ山の方を指差すばかり。そこでお蝶は彼女の手を引いて峠を越えることにした。やがて里に着くがそこの住民は皆お蝶の姿を見るなり家の中へ隠れた。だがそんな中、暖簾を出す居酒屋が一軒だけあった。女将のおゆうはおさきを見るなり家族が里を抜け出せなかったことを悟った。

おゆうの居酒屋には既に六人の用心棒がいた。だが女子供でも容赦なく殺す夜盗に立ち向かうにはまだ不十分だと考えていた彼女はお蝶に力を貸して欲しいと頭を下げたのだった。また二度とおさきのような子供たちを出してはいけないと考えていたお蝶も何かの縁だと思い力を貸すことにした。おゆうの屋敷の離れには彼女が先客と称する新八とその妻の志保が住んでいた。室戸藩の役人だった新八は藩の金を使い込んだ濡れ衣を着せられ居場所を失った。病弱なため仕官も叶わず志保を楽にさせるために賭場に通ったが、名主の庄左衛門にによって多額の借金を抱えたのだった。庄左衛門は志保を屋敷に呼びつけ茶の相手をさせていたが、その目的は体だった。

ある夜、平太の家を夜盗が襲い、父親が惨殺され姉のみつえが連れ去られた。悲鳴を聞きお蝶は急いで駆け付けるが、馬の世話で家を離れていた平太は彼女を犯人だと疑った。彼は道端に立てられたお蝶の人相書を見ていたからだ。

屋台的映画館

摩天楼の男

  • posted at:2025-07-07
  • written by:砂月(すなつき)
まてんろうのおとこ
日活
配給:日活
製作年:1960年
公開日:1960年9月14日 併映「借りは返すぜ」
監督:野村孝
企画:浅田健三
原作:城戸禮
脚本:星川清司 熊井啓
撮影:山崎善弘
照明:森年男
録音:八木多木之助
美術:坂口武玄
編集:鈴木晄
音楽:松村禎三
助監督:吉田憲二
製作主任:野村耕祐
技斗:峰三平 千代田弘
出演:二谷英明 白木マリ 清水まゆみ 山内明 丹波哲郎
シネマスコープ モノクロ 78分

雷神ダムの工事を請け負う三浦建設の現場監督3人が作業中の事故によって死亡した。この度重なるトラブルによって後任の現場監督を引き受ける者はいないだろうと思われていたが、事情を知った上で名乗りを上げたのは東京本社の竜崎三四郎という青年だった。下津連絡所所長の片桐康雄は彼を快く迎えるが、竜崎はまず山を見てから改めて相談に伺うと言った。三浦建設幹部の速水周作は大学の後輩でもある竜崎を四駆車で作業場へ連れて行こうとするが、その途中の橋からあれがそうだと指差した。

雷神ダムは日本最大のロックフィル形式で、一見岩山のように見える本堤と余水吐、そして地下発電所関係の工事を三浦建設が請け負っていると事務所長の山内は模型を使って竜崎に説明した。現場総監督の沢島はダムに犠牲者はある程度つきものだと前置きし、証拠がないから何とも言えないが荒川組の妨害ではないかと言った。上流の付帯設備一切を担当しているのは荒川組なのだ。それ程までにして荒川組が妨害する理由は何かと竜崎が尋ねると、山内は今の工事が終わるとその支流に第二発電所が造られることになるがそれを請け負うのは三浦建設か荒川組かのどちらかになると言った。電業開発局は選定基準を工事の出来で判断することになっており、荒川組はそのために暴力団を雇っていたのだ。君も志願したからには相当な覚悟で来たのだろうが、困難は予想以上だからノイローゼにならないようにしなさいと沢島は竜崎に忠告した。

東京日報社が発行する週刊誌グラフ東京の編集部は雷神ダムの取材のために特派員を派遣したが何者かの妨害に遭い負傷して戻ってきた。これ以上犠牲者を出すわけにはいかないと考えた編集長の有賀正光は断念することに決めたのだが、そこに手を挙げたのはカメラマンの井川ユリだった。会長の娘である彼女はこうと決めたら絶対に引かない頑固者なのだ。有賀は何があっても認めないつもりだったが、一枚上手のユリは辞表を提出して会社を出て行ったのだ。

屋台的映画館

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