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野獣刑事

  • posted at:2023-11-28
  • written by:砂月(すなつき)
やじゅうでか
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1982年
公開日:1982年10月2日
監督:工藤栄一
企画:日下部五朗 本田達男
脚本:神波史男
撮影:仙元誠三
照明:渡辺三雄
録音:栗山日出登
編集:市田勇
美術:高橋章
助監督:成田裕介
記録:梅津泰子
装飾:窪田治
音響効果:永田稔
整音:荒川輝彦
衣裳:黒木宗幸
美粧・結髪:太田とも子
スチール:金井謹治
カー・スタント:スリーチェイス
擬斗:三好郁夫
製作宣伝:丸国艦
本社宣伝:吉田達 小田和治 荒井一弥
演技事務:寺内文夫
進行主任:長岡功
音楽プロデューサー:浅岡弘行
音楽:大野克夫
主題歌:「泳ぐ人」大野轟二
挿入歌:「ROLLING ON THE ROAD」内田裕也
現像:東映化学
協力:東映俳優センター 大阪日日新聞 奈良ドリームランド
出演:緒形拳 いしだあゆみ 泉谷しげる 小林薫 成田三樹夫
アメリカンビスタ カラー 119分

ある雨の夜、幹線道路脇の空き地で女性が殺害された。知らせを受けた父親によりその遺体が女子大生の西尾由美子であることが確認されたが、体にはナイフのような物で刺された傷が複数あった。大阪府警本部では変質者と痴情怨恨の二つの路線で捜査を行うことになったが、本部警部補の三浦と組むように言われた今宮警察署の刑事・大滝誠次は独自の行動を取った。梅田のノーパン喫茶を訪ねた大滝は由美子が昼間はそこで働き夜はコールガールをしていたという情報を得た。マネージャーによると大金を欲していた彼女は暴力団の明竜会がスカウトに来た際に一人だけ誘いに乗ったのだという。大滝が次に向かったのは明竜会が仕切るコールガールの待機部屋で、そこで見つけた私物のバッグから大会社の幹部らの名前が載るアドレス帳を手に入れた。警察署に戻ると入り口で記者が何か特ダネはないかと待機しており、大滝は彼らを引き連れて焼き肉へ行き洗いざらい話した。すると翌日の朝刊にはそのことがトップ記事で扱われ、それを見た今宮警察署長の川端や刑事課長の鬼頭は頭を抱えた。

大滝はかつての麻薬事件で逮捕し刑務所に収容されている阪上利明の妻・山根恵子と同棲のような生活を送っている。彼女が仕事に行っている間は息子の稔の面倒を見ていたが懐くことはなかった。ある日、阪上が2年の刑期を終えて帰ってきた。久しぶりの家族水入らずにご満悦の阪上だったが、そこに大滝がやってくると一家の主にも拘らず平身低頭になった。大滝に対し立場の弱い阪上は失礼しますと出て行き橋の下で夜を明かした。

ルミノール反応によって血液の存在が確認された絵を鑑識課で手に入れた大滝は知り合いの絵描きを訪ねるが、こんな物は絵描きの絵ではないと突き返された。その絵は彼が犯行現場で見つけた物だが、いくつもの紙片を並べると由美子の顔と似た女の絵になった。その後の捜査で「マリア観音」を描いて売る人物が路上生活者が多く住む地区にいることを突き止めた大滝は薄汚れた作業着姿で潜り込み接触することに成功した。4月5日の午後9時から10時頃に何をしていたか覚えていないかと田中輝一と尋ねるが昨日のことすら覚えていないと言い張った。そこで部屋の入り口に停めてあった自転車が盗品ではないかとの疑いを掛け別件で逮捕した。頭から彼を犯人だと決めつけた大滝は強引に供述を引き出そうとするが、田中は証拠不十分で釈放された。一方、大滝は取り調べの方法が問題となり捜査メンバーから外された。

屋台的映画館
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谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座

  • posted at:2023-11-25
  • written by:砂月(すなつき)
たにおかやすじのめっためたがきどうこうざ
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年3月20日 併映「喜劇 いじわる大障害」
監督:江崎実生
企画:園田実彦
原作:谷岡ヤスジ
脚本:山崎厳 鴨井達比古
撮影:岩佐一泉
照明:藤林甲
録音:橋本文雄
美術:柳生一夫
編集:辻井正則
助監督:山口清一郎
色彩計測:仁村秀信
現像:東洋現像所
製作担当者:福田慶治
音楽:坂田晃一
主題歌:「ヤスジのオラオラ節」谷岡ヤスジ
出演:三波伸介 宍戸錠 藤江リカ 悠木千帆 沢知美
シネマスコープ カラー 84分

オラオラ丘派出所の屋根の上でムジ鳥が「全国的にアサー」と日の出を告げるとオラ山家の一日が始まる。オラ山家は夫のダメ次、妻のメタ子、長男のガキ夫、次男のキン太、姑のウメの5人暮らしだが、気の弱いダメ次はメタ子に頭が上がらない。ある日、ダブルベッドのセールスマンと称する男が訪ねてきたが、それは世を忍ぶ仮の姿で本当はダッチボーイのセールスマンだった。欲求不満のメタ子は興奮しセールスマンを自分の部屋へ招き入れると、早く膨らませて欲しいとせがんだ。そして本物にそっくりなマッチョ人形の体に触りまくると手は何時しかパンツの中へ。ところがその人形には大事な物がついていなかった。メタ子が文句を言うとセールスマンは希望のサイズを別に取り付けることが出来ると説明し、大型から小型までいろいろと取り揃えているとパーツを見せた。するとそのあまりのリアルさに驚いたメタ子は即金で支払ったのだった。セールスマンが帰って行ったことでダメ次は何を買ったのか尋ねようとしたが、メタ子は鍵を掛けて部屋から出てこようとしなかった。心配になり鍵穴を覗くと、そこでは彼女が見知らぬ裸の男にキス責めをしていたのだ。怒ったダメ次は壁をぶち破って大暴れしこの浮気者めと罵ったが、ロクに満足もさせてくれないんだからダッチボーイを相手にしたっていいじゃないのと言われ絶望した。取っ組み合いのケンカをしているうちにいつの間にかいいムードになったが、その様子をガキ夫とキン太が興味津々に見ていた。

遊びに出掛けたガキ夫は用を足すために公衆便所に駆け込んだが、クラスメイトの永井アサ子たちがやってきたため恥ずかしくて外の草むらで立ちションすることにした。ところが面白がってついてきた彼女らに「小さい、幼い、無邪気」と言われショックを受けたのだった。生きて恥をかくより死んだ方がましだと考えたガキ夫は川に飛び込むが水は腰までしかなかった。そこで今度は線路に寝転ぶが分岐器で列車の進路が変わり命拾いした。その様子を傍で見ていたキン太のアドバイスに従い遊園地の観覧車にロープを結び付けて首を吊ろうとするが急いで飛んできたムジ鳥に助けられた。死のうと思えばいつでも死ねると考えたガキ夫は恥をかかせたアサ子に復讐するために永井邸に乗り込んだ。

屋台的映画館

金田一耕助の冒険

  • posted at:2023-11-21
  • written by:砂月(すなつき)
きんだいちこうすけのぼうけん
角川春樹事務所
配給:東映
製作年:1979年
公開日:1979年7月14日
監督:大林宣彦
製作:角川春樹
プロデューサー:元村武
原作:横溝正史
脚本:斎藤耕一 中野顕彰
ダイアローグライター:つかこうへい
撮影:木村大作
美術:薩谷和夫
照明:小島真二
録音:宮永晋
編集:井上親弥
記録:黒岩美穂子
助監督:猪崎宣昭
製作担当者:水野洋介
ファッションコーディネーター:吉田叡子
プロデューサー補:高橋速円
音楽:小林克己
ストリングスアレンジャー:小田健二郎
主題歌:「金田一耕助の冒険 青春編」センチメンタル・シティ・ロマンス&村岡雄治
・・・:「金田一耕助の冒険 サーカス編」センチメンタル・シティ・ロマンス&村岡雄治
製作協力:三船プロダクション 角川書店
出演:古谷一行 田中邦衛 熊谷美由紀 岡田茉莉子 夏木勲
アメリカンビスタ カラー 113分

数々の難事件を解決しその活躍が小説や映画、テレビなどで報じられたことで一躍時の人となった探偵の金田一耕助。引っ張りだこの彼はポスター撮影など毎日忙しい生活を送っている。そんな彼につき合わされているのは盟友の等々力警部だった。現代社会では謎が謎を呼ぶような怪事件がめっきりと減り、退屈に感じていた金田一が昔いたアメリカへでもまた行ってみようかと考えながら病院坂を下っていたところローラースケートの集団に囲まれアジトに連れて行かれた。そこは泥棒集団「ポパイ」の隠れ家で所狭しと盗品が並べられていた。リーダーのマリアは金田一の大ファンで彼が活躍した小説を全て読んでいた。マリアはどうしても気になることがあると言って一冊の文庫本を渡した。「金田一耕助の冒険」は推理小説の短編集だが、その中に一つだけ事件が解決していない「瞳の中の女」を示し、「ひとつくらいこんな話もいいではありませんか」と最後に言ったことに不満を漏らした。そしてこれをどう思うかとメンバーが盗んできた曰くありげな物を見せると金田一の目の色が変わった。それは未解決事件の鍵を握る不二子像の首だった。驚く金田一にマリアはもう一つ見せたいものがあると言った。それはあるおっちょこちょいの監督が20年前に内容を知らずに撮った未完成の映画だった。マリアが事件の解決を依頼すると金田一は渋々了承した。するとサイレン音が聞え警察が踏み込んできたためマリアはたちはそそくさと逃げ出したが、一人残された金田一は等々力と鉢合わせした。こんなところで一体何をしているのかと問われた金田一は全く偶然にとしか答えられなかった。

それから数日後、石膏像が何者かに盗まれた。犯人がローラースケートの靴を履いていたことからポパイがからかったに違いないと金田一は考えたが、マリアは身に覚えがないと言った。不二子像の首を欲しがっているのがもう一人いることがわかると、金田一は現在の不二子像の持ち主である美術評論家の古垣和哉を訪ねることにした。古垣は不二子像の作者である灰田太三の遺志をそのまま受け継いで昔通りに保管しているといわれていたからだ。金田一は等々力を引き連れて古垣邸に向かうが古垣は関西に出張していなかった。そこで庭の手入れをしていた召使いのたねに最近盗難に遭ったようなことはなかったかと尋ねると、何故か彼女は急いで邸に戻ろうとした。

屋台的映画館

吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」

  • posted at:2023-11-18
  • written by:砂月(すなつき)
よしだるいのこよいほろよいさかばで
「吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」」製作委員会(KADOKAWA=GYAO=ギークピクチュアズ)
配給:KADOKAWA
製作年:2017年
公開日:2017年6月10日
監督:長尾直樹
製作:堀内大示 荒波修 ͡小佐野保
企画:栗橋三木也
企画協力:長尾直樹 佐藤満
プロデューサー:小林剛 佐藤満 山邊博文
脚本:阿部理沙 長尾直樹
撮影:松島孝助
美術:福澤裕二
録音・音響効果:橋本泰夫
整音:野村みき
キャスティング:吉川威史 細川久美子
衣裳:下田眞知子
ヘアメイク:梅原さとこ
ヘアメイク(伊藤淳史担当):高村明日見
編集:大月麻衣
監督助手:齋藤栄美
制作担当:内山亮
音楽プロデューサー:武田秀二
音楽:西村真吾 佐藤慶之助 溝口勝文
主題歌:「時代おくれ」吉田類
制作プロダクション:geek sight inc.
出演(居酒屋チャンス):菅原大吉 松本妃代 芹川藍 安藤聖 樋渡真司
出演(どつぼ酒場):津田寛治 伊藤淳史 渡辺憲吉 青山勝 佐伯新
出演(ふるさと酒場土佐っ子):吉田類 戸田昌宏 塚本幸男 山田刃 萱裕輔
アメリカンビスタ カラー 85分

『居酒屋チャンス』
人生のチャンスを逃しっぱなしの面々が何故か集まってくる「居酒屋チャンス」。いつもの常連たちがカウンター席を埋める中、ピンクの野球帽を目深に被ったサングラスにスタジャン姿という如何にも怪しい姿の若い女がバッグを抱えて入ってきた。女はテーブル席に着くとウーロン茶を頼んだが、外の気配を感じると陰に隠れた。すると女を捜しているらしい中年男が訪ねてきたが、ママや客たちは皆知らないと白を切った。男がいなくなると若い女はトイレに入り誰かに電話を掛けていたが、その会話を扉の外で偶然聞いたのはフリーライターの一見客だった。その男によると若い女は人気アイドルグループ・いちご乙女組のメンバーのエリリンこと山下絵里子で、どうも翌日行われる横浜アリーナでのコンサートの合宿から逃げ出したらしい。フリーライターの男はこのスクープが発表出来れば起死回生が狙えるかもしれないと喜んだが、それを聞いたママはうちの店でトラブルを起こしてもらっては困るから帰ってくれと絵里子を庇った。

『どつぼ酒場』
サラリーマンの日暮義男はドキドキハラハラしない特に変化のない生活に幸せを感じている。妻は夏休みの息子を連れて長崎の実家に帰っており、今夜は居酒屋で冷たいビールでも飲んで帰ろうかと仕事終わりの電車の中で考えていた。昨年の夏に立ち寄った乗換駅の近くにある居酒屋が昼休みの頃から頭に浮かびそこで細やかな夏休みを過ごすつもりでいたが、シャッターには「店主高齢のため閉店」の文字。仕方なく別の店を探すことにしたが、知らない酒場にお初で入ることはとても勇気がいることで店の前に立っては躊躇した。そのうちに頭上で雷が鳴り始め突然雨が降り出したことから義男はとりあえず目の前にあった「どつぼ」という店に入ってみることにした。店内は薄暗く客は酔っ払いばかり。大将はやる気がなく出てきたビールは生ぬるい。しかも頼んだマグロはスーパーの特価品だった。義男が気になっていた店名について尋ねると、大将は人生全てがどつぼだと居直れば毎日が楽になると言っていた父親の言葉からだと言った。

『ふるさと酒場土佐っ子』
森本勝也はモリモトファンドと呼ばれる金融商品を販売した被害総額は3億円近くにのぼる巨額詐欺事件の容疑者として警察に追われていた。自殺用のロープをバッグに忍ばせた森本が夜の街を歩いていると、ふと「ふるさと酒場土佐っ子」の看板が目に留まり冥土の土産に立ち寄ることにした。人生最後の一杯を楽しむためにカウンター席に座った彼の目に飛び込んできたのは棚に並ぶ高知の芋焼酎・龍馬だった。大将がグラスに注いだ龍馬の香りや味を楽しむうちに彼は小学生だった頃の出来事を思い出した。森本が生まれ育った仁淀村は酒を良く飲む土地柄で、買えば金が掛かることから自宅で焼酎を無断で製造する家が多かった。ある日、税務署の職員が訪ねてくることになり一家総出で器具や容器などを隠すことになった。うまくやり過ごしたかに見えたが、飼い犬がいたずらをしてついに見つかってしまった。心臓が止まる思いをしたが、職員は販売せずに個人で消費するのなら何も問題ないと笑った。

屋台的映画館

爆発!750cc族

  • posted at:2023-11-15
  • written by:砂月(すなつき)
ばくはつななはんぞく
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年9月15日 併映「男組 少年刑務所」
監督:小平裕
企画:矢部恒 坂上順
脚本:小野竜之助
撮影:出先哲也
録音:小松忠之
照明:山口利雄
美術:中村修一郎
編集:祖田冨美夫
助監督:橋本新一
記録:宮本衣子
スチール:藤井善男
進行主任:志村一治
装置:畠山耕一
装飾:五十嵐靖治
美粧:井上守
美容:石川靖江
衣裳:山内三七子
演技事務:石原啓二
現像:東映化学
音楽:八木正生
主題歌:「マイ・ラストスピン」岩城滉一
挿入歌:「ツッパリフォーエバー」清水健太郎
撮影協力:AOSレーシングチーム 鴨川ユニバースホテル
出演:岩城滉一 ジャネット八田 北川たか子 清水健太郎 西田健
アメリカンビスタ カラー 85分

1975年、夏。警視庁による暴走族壊滅作戦により首都圏最大勢力を誇る「クライムカイザー」は解散に追い込まれた。それから1年後、ヘッドの日暮光次は東都モーターズで自動車整備士として働きながら資金を貯め、仲間の松岡ヒデキと石川六郎とともにスクラップ置き場の廃材を使って車を1台組み立てた。1日も早くその車を走らせたい光次はヒデとロクの他にロクの彼女のピロを乗せて飛ばしていたが、道いっぱいに広がって走る「ビッグフィクサー」に我慢が出来ず強引に追い抜いた。すると先頭を走っていたヘッド・西原タカシの車が幅寄せして光次の車を路肩に弾き飛ばした。これがきっかけとなって騒動に発展したが、後方を走っていたタカシの女・落合マキの説得により何とか収まった。

数日後、配送を仕事をしていたロクはビッグフィクサーの4台に取り囲まれて事故を起こした。病院に運ばれたことを知った光次とヒデは急いで駆けつけるが、守銭奴の主治医から治療費の前金として20万円を要求された。払えないなら別の病院へ行けと言われ憤慨した光次は金の当てがないままその日のうちに支払うと約束した。東都モーターズに戻った光次は工場長に給料の前借りを申し出るが、遅刻や無断欠勤の常習者にそんな物はないと怒鳴られた。仕方なく実家のマネキン会社・日暮工業所を訪ね社長の父親に頼み込むが、お前が帰ってくるときはいつも金の話ばかりだと怒鳴られた。出て行けと言われ車に乗り込む光次に声を掛けたのは彼の中学時代からの友達で事務員の堀川桃子だった。桃子は気にせずに使ってと通帳と印鑑を渡そうとするが、光次は意地を張って受け取らなかった。次にサラ金へ向かったが担保がなくて追い返された。うなだれながらロクの様子を見に病院へ行くと、今夜がヤマで熱が下がらなければ大変なことになるとヒデから聞いた。金が払えずにそんな状態で病院を追い出されることになれば確実に死んでしまうと頭を抱えていると、ヒデがお前知らないのかと言った。光次に頼まれたと言って桃子が6万円ばかり支払って帰ったのだという。手術代は4、50万円掛かるらしく残金をどうするか話し合った結果、タカシから踏んだくることに決めた。光次がブティックを経営するマキに事情を話すと彼女は溜まり場へ連れて行った。そして車で起こった出来事なら車の腕で決着をつけるべきだとマキが言うと、タカシはそれならギロチンゲームをやろうと提案した。それはガソリンを積んだ車で火をくぐり、金網の前に立たせた相棒に最も近づいた方が勝ちという危険なルールのゲームだった。

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