忍者ブログ

ジャッカー電撃隊

  • posted at:2020-11-19
  • written by:砂月(すなつき)
じゃっかーでんげきたい
テレビ朝日=東映
配給:東映
製作年:1977年
公開日:1977年7月17日 併映「世界名作童話 せむしの仔馬」「惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団」「あらいぐまラスカル」「ドカベン 甲子園への道」「キャンディ・キャンディ」「大鉄人17 空中戦艦」
監督:奥中惇夫
企画:吉川進
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
撮影:山沢義一
照明:戸塚和夫
美術:八木功
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:平田靖
選曲:村田好次
助監督:福島孔道
進行主任:川上正行
技斗:山岡淳二
制作担当:伊東暉雄
記録:植村よし子
装置:日向勤
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「ジャッカー電撃隊」ささきいさお こおろぎ’73
・・・:「いつかは花もさくだろう」ささきいさお
美粧:入江美粧
衣裳:東京衣裳
特撮研究所:鈴木昶
大平特殊効果:菊地潔
カー・プロジェクト:室町健三
キャラクター制作:エキスプロダクション
現像:東映化学
撮影協力:エキサイティングカークラブ
出演:丹波義隆 伊東平山 ミッチー・ラブ 風戸佑介 田中浩
アメリカンビスタ カラー 20分

世界各地で活動をする国際的犯罪組織・クライム。首領のアイアンクロー(鉄の爪)は日本政府が管理する財産保管金庫に目をつけた。そこには数千億円分の金塊や宝石類が眠っているが、金庫は厚さ1メートルにも及ぶ超合金の壁で覆われていた。そこで黒いライダースーツ姿のクライムボスは国際科学特捜隊が開発したニトログリセリンの数千倍の威力を持つ高性能爆弾「ジャッカーX」の実験場を襲撃しそれを強奪しバイクで逃走した。特捜隊日本支部長官・鯨井大介は包囲網を敷き、空からは桜井五郎とカレン水木による飛行要塞・スカイエースでの偵察、地上では大地文太が専用バイク・ジャッカーマシーンを駆って追跡を行った。その頃、銃撃を受け負傷した東竜は実験現場にいながらクライムボスを捕らえられなかったことを後悔していた。居ても立っても居られない彼は傷が癒えぬままスーパーマシーン・マッハダイヤを飛ばした。

路肩に停めたスーパーカーの集団に興奮した少年がカメラで撮影していると、その傍にクライムボスのバイクが停まった。警察の検問の突破に成功もののマッハダイヤにあっさりと追い詰められたクライムボスはバイクの限界を考えスーパーカーを奪って逃げようとしたのだ。複数の車の中からフェラーリ365GT4BBを選んだが、オーナーである切替徹に抵抗された。困ったクライムボスは少年を人質に取ると切替に運転を命じたのだった。追跡するマッハダイヤはバッテリーに被弾しリタイア。次の役目はスカイエースが引き受けた。その頃、アイアンクローは超科学によって生み出した機械怪物・デビルエレキと強化兵士・クライマーを保管金庫に向かわせ占拠した。

メンバー全員がサイボーグのジャッカー電撃隊。その中の一人である東は修理していたマッハダイヤを自分の体の電気エネルギーを使って稼働させた。脇道を通ってフェラーリに追いついた東だったが、時速300キロを超すスピードは彼の体内のエネルギーを著しく消耗させた。ボクサー時代に培った精神力で困難を乗り切ろうとしたが、保管金庫に到着したときには爆破準備が進んでいた。

屋台的映画館
PR

男はつらいよ 寅次郎恋歌

  • posted at:2020-11-16
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうこいうた
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1971年
公開日:1971年12月29日 併映「春だドリフだ 全員集合!!」
監督:山田洋次
製作:島津清
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:佐藤公信
照明:内田喜夫
編集:石井巌
録音:中村寛
調音:小尾幸魚
音楽:山本直純
監督助手:五十嵐敬司
装置:小野里良
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:東京衣裳
現像:東京現像所
製作主任:池田義徳
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
衣裳協力・きもの:洛趣織
衣裳協力・帯:いづくら帯
協力:柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 森川信 笠智衆 前田吟
シネマスコープ カラー 114分

とある漁師町で商売を始めようとした車寅次郎だったが、秋の長雨に祟られ諦めた。そこで磯野漁協会館で興行を打つ坂東鶴八郎一座を訪ねたのだが、客の不入りで昼の部を休演したのだった。寅次郎は座長の鶴八郎を慰め、お互いにクヨクヨせずに頑張りましょうと力づけた。旅館まで相合傘で送ってくれた鶴八郎の娘で一座の花形女優の小百合にいいところを見せようとした寅次郎はお礼としてチップを気前よく渡すが、それが5千円札だったことを後で気づき間違ったと悔しがった。

買い物から帰ってきたさくらの様子がおかしいことに気づいた叔母のつねは心配して理由を尋ねた。するとさくらは涙ながらに話し始めた。八百屋で買い物をしていたところ奥の部屋から子供を叱る声が聞こえてきた。ちゃんと勉強をしないと寅さんみたいになっちゃうよ、と。話を聞いた叔父の竜造は憤ったが、さくらは兄が何故そこまで馬鹿にされなければならないのだろうと嘆いた。そんな矢先、寅次郎が帰ってきた。竜造はやさしく迎え入れようと考え一芝居打つが、大袈裟な歓迎の仕方がからかわれたと思い寅次郎はへそを曲げた。桂梅太郎の印刷工場で騒動を起こした彼は飲みに行った酒場で意気投合した昔の仲間をとらやに連れてくる始末。竜造たちをなだめて給仕をするさくらは歌を唄えと言われてためらった。だが思い直して「かあさんの歌」を唄い始めると寅次郎は申し訳なく思い仲間と店を出た。

ある日、さくらのもとに電報が届いた。それは彼女の夫・諏訪博の母の危篤を知らせるものだった。息子の満男をつねに託した博とさくらは急いで岡山へ向かうが死に目に会うことは出来なかった。本来ならもう少し早めに連絡をすることが出来たのだが、父の飈一郎がそれぞれの仕事を持つ息子たちを気遣い遅らせたことが原因だった。その結果、死に立ち会うことが出来たのは長男の毅だけで、博と次男の修は間に合わなかったのだ。その頃、飈一郎は書斎に籠っていた。

葬式の日、諏訪家に寅次郎が現れたことでさくらは目を丸くした。何故なら彼は博の実家を知らないはずだからだ。何しにきたのと尋ねると、昨夜とらやに電話を掛けたときに葬式があることを知り、偶然商売で岡山にきていたため立ち寄ったと説明した。騒動が起きないことを願うさくらだったが、やはりそれは起こった。

屋台的映画館

BEST GUY

  • posted at:2020-11-13
  • written by:砂月(すなつき)
べすとがい
東映=三井物産=ウイングス・ジャパン・インク=東北新社
配給:東映
製作年:1990年
公開日:1990年12月15日
監督:村川透
企画:牧野良祥 山口明雄
プロデューサー:長谷川安弘 山口明雄 水野洋介 小島吉弘 豊原道雄
原作:山口明雄
脚本:高田純 村川透
撮影監督:阪本善尚
美術:育野重一
衣裳デザイナー:柳生悦子
録音:佐藤泰博
照明:大久保武志
整音:北村峰晴
編集:川島章正
音楽:山崎稔
音楽監督:鈴木清司
音楽プロデューサー:高桑忠男
助監督:谷口正行
プロデューサー補:石井誠一郎
製作協力:株式会社アクセス・イースト 株式会社ウイングス・ジャパン・インク
出演:織田裕二 財前直見 長森雅人 東幹久 米山善吉
アメリカンビスタ カラー 115分

航空自衛隊千歳基地の第2航空団ではパイロットとしての技量や全人格など模範となる超一流のイーグルドライバーの称号「ベストガイ」が与えられることになっているが、今はその座が空席となっていた。第201飛行隊の山本忠幸二佐と吉永信明三佐によって3年ぶりに選考が行われようとする中、新田原基地の第5航空隊から梶谷英男二尉が転任してきた。彼は門限破りの常習犯として有名で、幹部候補生学校では最低の成績で何とか任官した落ちこぼれだった。車の故障が原因で着任時間に遅れた彼は隊員たちから蔑まれたが、持ち前のユーモアで切り返した。そんな中、見回りにきた吉永に気づくと、お久しぶりですと嫌味を言って睨みつけた。

その夜、第2航空団の溜まり場となっているナイトフライトという名のバーに出向いた梶谷は、自分の職業を隠してカウンターにいた女性にナンパ目的で話し掛けた。彼女はビデオディレクターの水野深雪で、人気ミュージシャン・シェリーのビデオクリップを千歳基地で撮影していた。その際、F-15Jイーグルが上空を飛ぶ姿に魅了された深雪はその中に訓練シーンを盛り込もうと考えていたのだ。梶谷は上層部が撮影を許可したことに驚いたが、ダサい自衛隊のいいとこ取りさえ出来ればそれでいいという彼女の考えを聞いてカチンときた。それを隠そうと梶谷は苦笑いをして取り繕ったが、そもそも彼に興味のない深雪は帰って行った。

翌日、山本と吉永はミーティングでベストガイについての話をした。現在、トップガンは名高輝司一尉が、アーリーバードは中川惇夫三尉が選ばれているが、これから行われる訓練では全員を平等に評価することに決定していた。山本は梶谷を指名し、かつてベストガイだった兄の哲夫を超えることが出来るかと質問するが、そんなものには興味がないと素っ気なく答えた。すると吉永は静かに歩み寄りお前にベストガイを取る資格も技量も始めからないと言い放った。

梶谷が準備を整えて飛行場に向かうと、撮影を始めようとする深雪の姿が見えた。声を掛けると彼女は驚いた表情を見せ、そんな深雪に私はダサいF-15のパイロットだったのですとおどけて言った。そして基地の周りで自衛隊の悪口を言わない方がいいよと小声で忠告した。

屋台的映画館

KAMIKAZE TAXI

  • posted at:2020-11-10
  • written by:砂月(すなつき)
かみかぜたくしー
ポニーキャニオン
配給:ビターズ・エンド
製作年:1995年
公開日:1995年4月29日
監督:原田眞人
製作:田中迪
企画:馬越勲
プロデューサー:吉田就彦 南條昭夫 茂庭喜徳 岡田和則
音楽:川崎真弘
脚本:原田眞人
撮影:阪本善尚
照明:椎原教貴
録音:米山靖
美術:丸山裕司
音響効果:柴崎憲治
編集:阿部浩英
スクリプター:島貫育子
ガンアドバイザー:納富貴久男
殺陣:二家本辰己
カースタント:池本良宣
ヘア―メイク:葉山三紀子
装飾:藤田博史
スタイリスト:勝俣淳子
衣裳:川村優子
スチール:長浜谷晋
助監督:八木潤一郎
製作担当:小宮慎二
プロダクションコーディネーター:片岡毅允生
製作協力:ライトヴィジョン ライトヴィジョンエンタテイメント
出演:役所広司 高橋和也 片岡礼子 矢島健一 シーザー武志
アメリカンビスタ カラー 169分

暴力団を背後に率いる悪徳政治家の土門。前任者からの引継ぎで彼の女を世話するになったチンピラの達夫は、人脈がないため自分の恋人のレンコとその知り合いのタマを紹介した。ところがSM趣味の土門によってタマは全身に大ケガを負い、そのことで会長の亜仁丸に抗議したレンコは殺された。目の前で最愛の人を失った達夫は怒り狂い何度も壁に頭を打ちつけた。その夜、自宅に戻るとタマが転がり込んできた。土門が1、2億の現金を寝室の壺の中に隠していることをタマから聞いた達夫は、彼女とレンコの敵を取るためにそれを奪うことに決めた。翌日、テキヤ仲間5人を拠点となる古民家に集めると計画を明かした。武器は組から勝手に持ち出した拳銃や長ドスなどで、裏口の門から入り一気に奇襲を掛けるのだ。夜になると6人は計画を実行し、屋敷の中にいる人々をドタバタしながらも何とか一ヶ所の部屋に集めた。そしてその間に現金をバッグに詰め込めるだけ詰め込むと用意した車で逃走した。古民家にたどり着きひと息つくと、ようやく自分たちの計画が成功したという実感が湧き喜びを爆発させた。ところが亜仁丸は彼らの拠点を既に突き止めていた。達夫たちはカモフラージュのためにタキシードを着ていたが、6着を若者が一度にレンタルしたところから足がついたのだ。仲間たちが次々と殺される中、命辛々逃げ出した達夫は山中を彷徨いいつの間にか眠ってしまった。

夜明けに目覚めた達夫は体に毛布が掛けられていることに気づいた。そこでは日系ペルー人の寒竹一将が故郷を思いながらケーナを吹いており、彼がタクシーの運転手だとわかると達夫は伊豆まで行って欲しいと頼んだ。伊豆へ向かう理由、それはそこに母親の墓があるからだ。親不孝をした罪滅ぼしとして達夫は新しい立派な墓を建てたいと考えており、墓参りを済ますと次に石材店で墓石の注文をした。その頃、寒竹は車内で彼を待っていたが、辺りの騒々しさにタクシーを降りると達夫が男たちに連れて行かれた。ところが達夫は隠し持っていた拳銃で運転手を射殺すると河川敷に逃げ込んだ。するとその先で寒竹がタクシーを停めて待っていたのだ。驚いた達夫が理由を尋ねると、寒竹はまだメーターが動いているからだと答えた。馬鹿がつくほど正直な寒竹は前金をもらっていることで支持に従っているつもりでいたが、真意がわからない達夫は不気味に思い説明を求めたのだ。身の上話を聞くうちにそれが本心だとわかると、達夫は亜仁丸との決着をつけるために東京へ向かうよう指示した。

屋台的映画館

必殺! 三味線屋勇次

  • posted at:2020-11-07
  • written by:砂月(すなつき)
ひっさつしゃみせんやゆうじ
松竹京都映画=グランプリ=ミュージアムピクチャーズ
配給:松竹
製作年:1999年
公開日:1999年2月11日
監督:石原興
企画:山内久司
製作:櫻井洋三 北側雅司
プロデューサー:佐々木勇 中島仁
脚本:野上龍雄
音楽:平尾昌晃 長部正和
撮影:藤原三郎
照明:中島利男
監督補:酒井信行
美術:原田哲男
録音:中路豊隆
編集:園井弘一
調音:鈴木信一
記録:竹内美年子
装飾:中込秀志
殺陣:宇仁貫三
渉外:木辻竜三
演技事務:山緑美香
製作主任:高坂光幸
製作協力:沢井プロダクション
主題歌:「あの日の嘘のつぐないに」中条きよし
後援:朝日放送
出演:中条きよし 天海祐希 阿部寛 清水健太郎 三国一夫
アメリカンビスタ カラー 101分

柳橋の料亭で高利貸の烏山検校が殺された。その正体は晴らせぬ恨みを金で解決する仕事人の仕業だった。客として紛れ込んだ三味線屋の勇次は髪結いの弥助と協力して仕事を終えたが、彼らの行動に目をつけていたのは三味線の師匠をしているお喜和だった。

お千代、お駒を引き連れて全国を旅する大道芸人の伝兵衛は江戸の町へやってきた。その夜、大衆の前でお千代たちが空手の演武を見せると、五十文でこの娘たちの頬を一発でも張り倒すことが出来れば一両差し上げると伝兵衛が呷った。挑戦者が次々と名乗りをあげる中、そこを二人の掏摸が駆け抜けて行き突然のことに伝兵衛は呆気に取られた。そんな彼に密かに声を掛けてきたのは弥助だった。伝兵衛はかつて上方で仕事人の元締をしていたが、彼はそのときの仕事仲間だった。伝兵衛は無理するなとつぶやくと何事もなかったようにお千代たちのもとへ戻り商売を再開した。

弥助の日課は恋心を抱くおとよの店で晩酌をすることだった。だがいつものように店に入ると彼女の様子が違い、気になって近くの葦簀をめくるとあの掏摸の兄弟が隠れて飯を食っていたのだ。おとよの頼みを断れない弥助は二人の少年を一晩だけ匿うことになったが、彼にはやらなければならないことが待っていた。深夜、二人が寝静まると弥助は音を立てずに出掛けた。弥助の的は鬼の岩松と恐れられる無法者の岩松平吾郎だったが、内田平内という表向きは手習師匠の男に先を越されたのだった。

明け方、弥助を訪ねてきたのは岡っ引浜町の浅吉だった。彼は柳橋の料亭で行われた髪結い仲間の集まりに出た弥助が騒動の最中に帰ったことを怪しいと睨んでいた。だが証拠は見つからずにトボトボと帰って行くと、その様子を隣の部屋で聞いていた兄弟は弥助が夜中に出掛けたことを岡っ引に黙っておく代わりに置いて欲しいと言ってきた。困った弥助は勇次に相談をするが、それがきっかけとなってこっちの尻に火が着いちゃたまらないと断った。だが彼らを自分のようにしたくないという弥助の本音を知り二人を預かることに決めた。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

最新記事

 

P R

 

フリーエリア