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男はつらいよ 旅と女と寅次郎

  • posted at:2021-08-06
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよたびとおんなととらじろう
松竹
配給:松竹
製作年:1983年
公開日:1983年8月6日 併映「いとしのラハイナ」
監督:山田洋次
製作:島津清 佐生哲雄
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小島勝男
装飾:町田武
衣裳:松竹衣裳
美粧:宮沢兼子
現像:東京現像所
進行:玉生久宗
製作主任:峰順一
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
演奏:ダン池田とニューブリード
撮影機材:パナビジョン
協力:柴又 神明会 日本生命 新潟県
出演:渥美清 倍賞千恵子 下條正巳 三崎千恵子 前田吟
アメリカンビスタ カラー 101分

梅雨まであとわずかとなった蒸し暑いある日、さくらがとらやに顔を出すと保険屋のおばちゃんがきていた。彼女の息子は今年大学に入ったが、月謝しか払わないと約束したのでアルバイトをして生活費を稼いでいるらしい。おばちゃんが用事を済ませて店を出て行くと、女手ひとつで子供を大学まであげるなんてえらいわねと言った。それを聞いたつねはつらいこともあったのよと当時の出来事を思い出し、結局は子供が重しになったってことさと竜造が言った。人間誰でも大なり小なり重しを背負って人生を歩いているんだと口にした竜造だったが、ふと風に吹かれてフワフワと漂う重しのない男のことを思い出した。そんな矢先、突風が吹いてその男が店の前を飛ばされて行った。それは腹を減らしたさくらの兄の車寅次郎だった。ようやくとらやにたどり着くと、竜造は今お前の噂をしていたんだよと快く迎え入れた。そこにさくらの夫の博がやってきて、研修会の幹事だったことをすっかり忘れていて明日の運動会に行けなくなったと言った。彼の息子の満男は6年生で、今年が小学校最後の運動会となることから必ず行くと約束していたのだ。それを聞いていた寅次郎は俺が父親代わりになって出てやるから心配するなと言った。彼がやる気を出したときは必ず何かが起こることを知っている博とさくらは心配でたまらなかった。

その日の夕方、運動会の準備を終えて帰ってきた満男は仕事で行けなくなった博の代わりに寅次郎がくることを知り落胆した。父親がこないのは毎年のことなのでそれほどショックではなかったが、問題は寅次郎の方だった。恥ずかしい姿を友達に見せたくない満男は必死になって止めさせようとし、それが自分のせいだとわかると寅次郎は癇癪を駅前に飲みに出掛けた。翌日は雨が降り運動会は中止になった。満男は学校からの帰りにとらやに寄ったが、寅次郎は旅に出た後だった。

新潟市にやってきた寅次郎は新潟県民会館の広場で化粧道具の啖呵売を行っていた。ホールでは京はるみのリサイタルが催されることになっていたが、体調不良による中止が発表された。翌日、出雲崎町を旅していた寅次郎は訳ありな女性と知り合い漁船で佐渡島まで渡ることになった。彼はその女性が演歌の女王であることに気づかなかったが、はるみの事務所は失踪騒動でてんやわんやだった。

屋台的映画館
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