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いんこう

  • posted at:2025-02-27
  • written by:砂月(すなつき)
いんこう
にっかつ
配給:にっかつ
製作年:1986年
公開日:1986年7月26日 併映「瓶詰め地獄」
監督:小沼勝
プロデューサー:鶴英次
企画:沖野晴久 作田貴志
脚本:佐伯俊道
撮影:水野尾信正
照明:川島晴雄
録音:福島信雅
美術:金田克美
編集:川島章正
選曲:山川繁
色彩計測:高橋聡
助監督:萩庭貞明
製作担当:高橋伸行
現像:イマジカ
宣伝:東康彦
出演:麻生かおり 渡辺久美子 坂元貞美 戸上正彦 名古屋美樹
アメリカンビスタ カラー 72分

コンピューターシステム会社「テスキー」でフリーのプログラマーとして働く田所真理子は、その会社の経営者で青年実業家の宮永歩と同棲していた。三年前に離婚して今は独身の歩は真理子と一緒にいる時だけ多忙な時間から解放された。ある日、真理子は歩とともに高校生の柴崎講平の家を訪ねた。真理子と講平は通信回線料金見積りプログラムの開発チームを組んでおり、歩はその出来栄えに感心した。そこで新たな仕事として食品工場の管理システムの設計を任せることにした。一流のセンスをを持つ講平を手放したくないと考えていた歩は近々彼の家にモデムを設置したいと考えていた。会社とネットワークで繋げばディスプレイで会話をすることが容易に出来るからだ。そのことを伝えると講平はとても喜んだ。

講平は母の雪乃と二人で暮していた。夏休みに入ると彼は部屋に籠ってパソコンと向き合っていた。勉強が疎かになっているのではないかと心配する雪乃は昼食時にそのことを切り出すが、今度のプログラムの開発は勝負だからそれどころではないと言った。そして食事を早々に終えると離れにあるプレハブの自分の部屋に戻って行った。雪乃は呆れて何も言えなかった。

ある日、真理子が出社すると同僚の杉野五月が村松という男から喫茶店でいつまでも待っているという電話があったと伝えた。だが五月は真理子の態度からマズいことをしたと後悔した。仕方なく村松と会うことにした真理子は何を言われてもしばらく黙っていたが、あの男とつき合っているんだろうと尋ねられると、歩がちょっとしたことにこだわったりつまらないことで泣いたりしていた自分を変えてくれたと言った。彼女が他の男と寝ていることが耐えられない村松は何とか関係を修復したいと願い出るが、みっともないあなたの方だと言われ反論できなかった。

講平の部屋で作業を終えた真理子は帰ろうとするが玄関で脱いだ靴が見当たらなかった。最初はいたずらで隠したのだと思っていたが、講平が真剣な目をしていたことから身の危険を感じ怒って裸足で逃げ出した。夜道を歩いているとその先に自分の靴が置いてあり、暗闇に隠れていた講平に押し倒された。歩との約束に送れるから止めて欲しいと真理子が言うと、我に返った彼は慌てて逃げて行った。その後、バーで歩と会っても仕事の話ばかりで自分の話を聞いてもらえず、真理子の興味は講平の方へ移って行った。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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