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伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇

  • posted at:2024-01-20
  • written by:砂月(すなつき)
でんせつきょじんいでおんせっしょくへん/はつどうへん
日本サンライズ
配給:松竹
製作年:1982年
公開日:1982年7月10日
総監督:富野喜幸
監督:滝沢敏文
製作:岸本吉功
企画:山浦栄二 伊藤昌典
プロデューサー:長谷川徹
原作:矢立肇 富野喜幸
脚本:山浦弘靖 富田祐弘 渡辺由自 松崎健一
キャラクターデザイン:湖川友謙
メカニカルデザイン:樋口雄一 サブマリン
アニメーションディレクター:湖川友謙
音楽・作編曲:すぎやまこういち
音楽・編曲:あかのたちお 小六禮次郎
イメージソング(接触篇):「セーリングフライ」水原明子
イメージソング(発動篇):「海に陽に」水原明子
美術監督:中村光毅
音響監督:浦上靖夫
撮影監督(発動篇):岡芹利明
編集:鶴渕友彰
現像:東京現像所
効果:松田昭彦
整音:中戸川次男
録音:APUスタジオ
音響製作:オーディオプランニングユー
音楽製作:サンライズ音楽出版 指田英司
設定制作:並木敏
声の出演:塩屋翼 田中秀幸 白石冬美 井上遙 松田たつや
(接触篇):スタンダード カラー 85分
(発動篇):スタンダード カラー 99分

伝説の無限エネルギー「イデ」を求めて惑星「ロゴ・ダウ」にやってきたバッフ・クランの調査隊はそこに知的生命体が存在していることを確認した。都市が一つしかないことから移民星だと察しがついたが、バッフ・クランではまだこの空域に来た者がいなかったため調査隊先発隊隊長のギジェ・ザラルはまずそこに住む住民を調査することにした。異星人が同じ文明レベルを持っているならば接触を避けねばならないためイデの捜索が出来なくなる。だが副長のダミド・ペッチは建物の形状が中世期レベルであるから心配ないと言った。すると調査隊に同行していた宇宙軍総司令ドバ・アジバの次女のカララ・アジバが好奇心から独断で調査を行おうとしたのだった。ギジェはカララの捜索隊を出したが、異星人がレーダーを使用していることを知ったパイロットが危険だと判断し地上の戦車を攻撃したのだった。これをきっかけに戦争が始まった。

西暦2300年代、地球人類はソロ星を植民地とし移民を開始していた。開拓から2年目に異星人文明の遺跡を発掘したが、そこには地球人の英知を遥かに超えた「第6文明人」による3台の巨大なメカがあった。異星人による突然の襲撃に驚いたユウキ・コスモは弟分のアフタ・デクとAメカに、コスモの幼馴染のイムホフ・カーシャはCメカに乗り込み始動させた。理由は不明だがこれらのメカは子供が乗らなければ作動しないように出来ており、Bメカで操縦を試みる18歳のフォルモッサ・シェリルには反応を見せなかった。だが攻撃の激しさが増すとともにBメカのゲージにもイデのサインが現れついに動き出したのだ。そしてバッフ・クランの攻撃を受けても傷一つつかないメカは、一度停止すると変形を始めたのだった。人型となった巨大ロボットがコスモの操縦で寝そべったまま左腕を振り回すと偵察機のコポラは簡単に消し飛んだ。これに気を良くした彼はロボットを立ち上がらせて戦うことにした。その様子を木陰から見ていたカララは、これが伝説のイデの巨神かもしれないと思った。

屋台的映画館
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けんか空手 極真拳

  • posted at:2024-01-17
  • written by:砂月(すなつき)
けんかからてきょくしんけん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年8月9日 併映「暴力金脈」
監督:山口和彦
企画:太田浩児
原作:梶原一騎 影丸譲也
脚本:鈴木則文 中島信昭
撮影:中島芳男
録音:広上益弘
照明:梅谷茂
美術:藤田博
編集:田中修
助監督:福湯通夫
記録:山内康代
擬斗:日尾孝司
スチール:遠藤努
進行主任:松本可則
装置:小早川一
装飾:田島俊英
美粧:井上守
美容:宮島孝子
衣裳:福崎精吾
演技事務:石川通生
現像:東映化学
音楽:菊池俊輔
挿入歌:「空手道」渥美健
・・・:「男ひとすじ」渥美健
協力:極真会館
出演:千葉真一 成田三樹夫 多岐川裕美 石橋雅史 千葉治郎
アメリカンビスタ カラー 88分

昭和24年、京都・丸山公会堂で戦後初の全日本空手道選手権大会が洗武館館長・中曽根龍起大会委員長の下で開催された。空手日本一の野望を秘める48選手が全国から集まったが、その中に欠員の補充として参加した男がいた。その男は大山倍達といい、第一部の瓦割りで17枚の瓦を一撃で制した。第二部の組手では原則として相手の体に直接攻撃してはならないルールになっていたが、決勝で対戦した南部棋八郎に大山が打撃を与えたことで中曽根は故意の反則での失格と判断した。だが審判は南部が先に反則したのを見ており、得体の知れない男に優勝させたくない中曽根は再試合を命じた。ところが当てが外れて大山が優勝したため、中曽根は南部を見限り大山をスカウトすることにした。中曽根は武術よりも近代スポーツとしての空手の構築を目指していたが、大山は防具をつけて打撃等を行う練習法を望んだ。実戦的でない空手を「ダンス」と揶揄された中曽根は激怒し出て行けと怒鳴った。武道場を後にした大山は空手日本一の称号が理想とかけ離れていたことを嘆き、悔しさのあまり優勝杯を地面に叩きつけた。

中曽根と対立したことが新聞などに取り上げられ空手が出来なくなった大山は車引きをして日銭を稼いだ。修行を積んだ日々は一体何だったのかと自問自答しながら。ある夜、街角でアメリカ兵と話す女性を見掛けたが、3年前にその女性を暴漢から助けたことを思い出した。居ても立っても居られなくなった大山はアメリカ兵を殴りお前を街娼にするために助けたのではないと女性に説教するが、それは彼の思い違いだった。藤巻智八子の父親は英文学者だったが、敵国語を話せるというだけの理由でスパイの嫌疑を受けて獄死した。それでも英語を勉強を続けたおかげでアメリカ軍への就職が叶い、通訳として働くことが出来るようになったのだ。大山はすまなかったと頭を下げるが、そこにきた進駐軍の憲兵隊に連行された。倉庫に連れて行かれた大山は将校のニハシから、お前は銃殺刑だが死刑執行人の異名を持つ元ボクサーの兵士と戦って勝ったら釈放してやると言った。大山は手錠を掛けられたままの不利な状態で勝負し、一撃で相手の拳を破壊した。

屋台的映画館

逆境ナイン

  • posted at:2024-01-13
  • written by:砂月(すなつき)
ぎゃっきょうないん
「逆境ナイン」製作委員(日本テレビ=ROBOT=小学館=読売テレビ=バップ=アスミック・エース エンタテインメント)
配給:アスミック・エース
製作年:2005年
公開日:2005年7月2日
監督:羽住英一郎
製作:平井文宏 阿部秀司
企画:亀井修 西垣慎一郎 重松修 椎名保
プロデュース:奥田誠治 堀部徹
プロデューサー:門屋大輔 山際新平
アソシエイトプロデューサー:小出真佐樹 沢辺信政
原作:島本和彦
脚本:福田雄一
音楽:佐藤直紀
撮影:村埜茂樹
照明:澁谷亮
録音:益子宏明
美術:北谷岳之
装飾:佐々木敬
編集:松尾浩
スクリプター:荒澤志津子
チーフ助監督:刑部俊哉
制作担当:池原健
音響効果:柴崎憲治
VFXスーパーバイザー:貞原能文
ラインプロデューサー:武石宏登
テーマソング:「夢をあきらめないで」岡村孝子
企画・制作プロダクション:ROBOT
出演:玉山鉄二 堀北真希 青木崇高 堺沢隆史  坂本真
アメリカンビスタ カラー 115分

「全力でない者は死すべし」が校訓の全力学園高校。ある日、校長は野球部キャプテンの不屈闘志を呼び出し廃部を告げた。勝つことにしか興味のない校長にとって一度も試合に勝ったことがない弱小野球部は不要だと考えたのだ。逆境に追い込まれる度にそれをチャンスに変えようとする不屈は目標を甲子園出場とし、10日以内に春の優勝校である日の出商業高校に練習試合を申し込んで叩き潰すと宣言した。部室に戻りそのことを話すと部員たちは絶対無理だと嘆いた。すると不屈は万年予選1回戦敗退チームが甲子園に出るばかりでなく優勝することになればきっと歴史に名が残るだろうと説いた。それを真に受けた部員たちはいつもの3倍練習することに決めたのだが、全国大会出場の実力を持つサッカー部がグラウンドの占有を始め、彼らが弱いために町の野球少年はサッカー少年たちにバカにされた。さらに悪いことは続き、ファーストの後藤が英語の試験で赤点を取り試合当日に追試、セカンドの小林がアルバイトを引き受け出場不可能に、ショートの新屋敷が女に振られたショックでやる気ゼロ、サードの南はチワワに噛まれて右足を負傷、ライトの山下はラジオの修理中にはんだゴテを掴んで右手を火傷をした。戦えるのはピッチャーの不屈の他にキャッチャーの大石、レフトの古家、センターの横山の4人だけ。残りはマネージャーの月田明子がクラスの暇な奴らを見つけてくることになっていたから落ち込むことはないと不屈は自分に言い聞かせた。

試合まであと一日、不屈には自信がみなぎっていた。何故なら前日の豪雨の中でもレギュラーの4人はガッツで練習をこなしたからだ。これだけやって日の出商に負けるはずはないと部室で独り言をつぶやいていると明子が駆け込んできた。雨が祟り古家が風邪をひいて学校を休んだというのだ。これが逆境だと崩れ落ちる不屈。更に悪いことは続いた。机の上にひっそりと置いてあった横山の手紙にはキャプテンについて行けないと書いていた。これはもうダメかもしれんと肩を落として帰宅する不屈だったが、見上げるととっぷりと暮れた空に満天の星が輝いていた。この宇宙の何処かで行われている壮大な宇宙戦争のことに比べれば、野球なんでどうにでもなるさと考え直すことにした。

屋台的映画館
がんばれいわろぼこんうららーこいするしるなしたんたんめんのまき
東映
配給:東映
製作年:2020年
公開日:2020年7月31日 併映「人体のサバイバル!」「スプリンパン まえへすすもう!」
監督:石田秀範
製作:村松秀信
プロデューサー:白倉伸一郎 武部直美 石川啓 小出大樹
原作:石ノ森章太郎
脚本:浦沢義雄
音楽:石塚徹×Teje
スーパーバイザー:小野寺章
撮影:上赤寿一
照明:奥村誠
美術:竹内公一
編集:大畑英亮 柳澤和子
スクリプター:高山秀子
助監督:DOKI Hiroshi
制作担当:吉川和也
ラインプロデューサー:道木広志
殺陣師:藤井祐伍
キャラクターデザイン:小林大祐 田嶋秀樹
資料担当:山辺浩一 金子しん一
ロビン衣裳デザイン:伊津野妙子
ロビン衣裳制作:大屋博美 木鋪ミヤコ
キャラクター造形:前澤範 前澤まさる 足立圭
音楽プロデューサー:本谷侑紀 田井モトヨシ
主題歌:「がんばれいわ!!ロボコン U-LA-LA」ロボコン(斎藤千和)
制作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
出演:土屋希乃 小浦一優 高橋ユウ 屋鋪琥三郎 清水ミチコ
アメリカンビスタ カラー 23分

元号が令和に変わっても変わらないのが町中華。下町にある中華料理屋「全中華」では厨房で迷彩服に身を包むママが中華鍋を振り、パパが注文と配膳を担当し、一人息子で小学生のヒロシが手伝いをしていた。ある日、豪邸に住むトルネード婆々からお昼時にタンタンメンの注文が入り、ヒロシが配達しようとしたのだがお前にはまだ無理だとパパが替わることにした。すると空から何かが降ってきて店の天井をぶち抜いた。落ちてきたのはロボットスクールから派遣されてきたお手伝いロボットのロボコンだった。早速手伝いをしようとするが、ママに塩コショウを振りかけて味付けをしようとしたり、パパを岡持ちに入れて配達しようとしたりと、間違えてお客さんのチャーハンを食べたりと失敗ばかり。ママが頭を抱える中、ヒロシはロボコンを連れてタンタンメンの配達をすることにした。初めて手伝いが出来ることにテンションが上がったロボコンはタンタンメンの入った岡持ちをグルグルと振り回したのだった。

広い庭に大きな屋敷。タンタンメンを持ってきましたと玄関で二人が大きな声で呼びかけると扉が開いた。そこで待っていたのは車椅子のトルネード婆々で、その迫力にロボコンは気を失ってしまった。だがそこに介護ロボットのロビンがいることがわかると急に彼氏ヅラした。ロボコンとロビンはロボットスクールのクラスメイトで、ロボコンは一方的に好意を抱いているのに対しロビンには全くその気がなかった。トルネード婆々が「タンタンメンは?」と尋ねると、ロボコンは岡持ちを開けドンブリを取り出した。ロボコンの手にあったのは岡持ちを振り回して汁がなくなったタンタンメンだった。ヒロシは怒られるのを覚悟したが、仕方なくそれを食べたトルネード婆々の感想は「うめえ!!」。彼女が気に入った汁なしタンタンメンを作ったのは自分だと上機嫌で帰るロボコンだったが、勝手にメニューを変えられたママは激怒した。ロボコンをロボットスクールに送り返そうとしていたところ、パパのスマホに続々と汁なしタンタンメンの注文が入った。トルネード婆々が町内会グループにお気に入りを薦めたのだ。そのおかげで大忙しの一日が終わった。翌日、夜が明けると店内が大変なことになっていた。ラーメンやチャーハンなどの全中華と新参者の汁なしタンタンメンが抗争を始めたのだ。ロビンに一目惚れした汁なしタンタンメンは、地球をプレゼントするには汁なしタンタンメンの専門店を作って地球を征服するしかないと考えたのだ。

屋台的映画館

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

  • posted at:2024-01-06
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらもすらきんぐぎどらだいかいじゅうそうこうげき
東宝映画
配給:東宝
製作年:2001年
公開日:2001年12月15日 併映「劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険」
監督:金子修介
プロデューサー:本間英行
製作:富山省吾
脚本:長谷川圭一 横谷昌宏 金子修介
撮影:岸本正広
美術:清水剛
録音:斉藤禎一
照明:粟木原毅
編集:冨田功
キャスティング:田中忠雄
助監督:村上秀晃
製作担当者:前田光治 川田尚広 金澤清美
音楽:大谷幸
音楽プロデューサー:北原京子
GODZILLA テーマ曲・怪獣大戦争マーチ:伊福部昭
特殊技術・特殊技術:神谷誠
特殊技術・撮影:村川聡
特殊技術・特美:三池敏夫
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・造形:品田冬樹
特殊技術・特効:久米攻
特殊技術・操演:根岸泉
特殊技術・助監督:菊地雄一
出演:新山千春 小林正寛 佐野史郎 南果歩 大和田伸也
シネマスコープ カラー 105分

今から50年程前の昭和29年、日本は恐るべき災害に見舞われた。大怪獣ゴジラによって首都東京は戦場と化し、先人たちは多大な犠牲を払ってそれを駆逐した。これは第二次大戦後に、平和憲法の下に創設された防衛軍が経験した唯一の実戦だった。20世紀末にゴジラに酷似した巨大生物がアメリカで存在が確認されたが、日本の学者はそれをゴジラと認めなかった。そして現在、アメリカ海軍の原子力潜水艦がグアム島沖で消息を絶ったという報告を受け、防衛海軍所属の特殊潜航艇さつまが共同救出作戦に参加することになった。現場に向かったさつまの操縦士・広瀬裕は海底に原潜の残骸らしき物を発見したが、それと同じくして巨大な揺れに見舞われた。さつまは何とかやり過ごしたが、2号機は岩山に叩きつけられて爆発した。広瀬がモニターを確認すると、そこには青白く光る巨大な生物の背びれがあった。

新潟県・妙高山の麓にある和泉村でBS・デジタルQのスタッフが番組の撮影を行っていたところ、村長がやってきて中止を勧告した。村長は報道だと聞いて撮影の許可を出していたのだが、後にオカルトのヤラセ番組だと知り激怒したのだ。健全な観光で成り立っているこの村を汚すことはならぬと村長はスタッフに退去を命じるが、リポーターの立花由里はゴジラが出現する可能性がある限り村に観光客を誘致するチャンスはいくらでも転がっていると食い下がった。するとそこに大きな揺れが起こり動物の大きな鳴き声のようなものが響き渡った。それを聞いた村長は納得し撮影の継続を許可した。スタッフたちが喜ぶ中、由里は森に佇む一人の老人が気になった。

翌日、BS・デジタルQの事務所に戻った由里は、ロケ現場であった地震が15キロ先で記録されていたことを門倉春樹企画部長に話した。震源が動いたのではないかという疑問に対し、門倉は自分たちがいくらアホな番組を作っていると言ったって限度があると却下した。納得が行かない由里は友人でサイエンスライターの武田光秋に頼み護国聖獣伝記という本を手に入れてもらった。その本には古代王朝にまつわる護国三聖獣のことが書かれており、由里はこれが地震と関係あるのではないかと考えたのだ。時を同じくして妙高山の南の位置する大田切トンネルで崩落事故が発生し約20人が生き埋めになった。防衛軍は交通を遮断し削岩弾による救出活動を行っていた。事故の目撃者の一人は震えながらバカでかい口と目と耳の生き物を見たと証言した。

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