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富江 replay

  • posted at:2023-05-02
  • written by:砂月(すなつき)
とみえりぷれい
大映=アートポート=スターマックス
配給:東映
製作年:2000年
公開日:2000年2月11日
監督:光石冨士朗
製作:土川勉 松下順一 横濱豊行
企画:武内健 加藤東司 三宅澄二 平田樹彦
プロデューサー:清水俊 尾西要一郎 東康彦
協力プロデューサー:金民基 相原英雄
原作:伊藤潤二
脚本:玉城悟
脚本原案:尾西要一郎
撮影:山本英夫
照明:金沢正夫
美術:内田哲也
特殊メイク:ピエール須田
録音:武市英生
スクリプター:外川恵美子
音楽:遠藤浩二
編集:宮島竜治
助監督:荒川栄二
製作担当:杉山隆夫
制作協力:プラネット ボノボ
製作協力:パノラマ・コミュニケーションズ
出演:山口紗弥加 宝生舞 窪塚洋介 遠藤憲一 冨樫真
アメリカンビスタ カラー 95分

ある夜、森田病院に異常に腹が膨らんだ子供の患者が運ばれてきた。医師の立花がエコー検査を行ったところモニターには肥大した胃が他の臓器を圧迫している様子が映し出された。影が気になった院長の森田が注視しているとそれは次第に顔のように変化して行き、それと同じくして院内に不気味な音が響き渡った。森田は開腹手術を行うことにしたが、その隙間から見えたのは女の目だった。彼女は「私は富江」とつぶやいた。

入院患者で大学生の佐藤文仁は病院の異変に気づいていた。この数日で患者が次々と退院して行ったのだ。おかげで夜勤看護師の見回りさえ気をつければ面会時間を過ぎても友人の武史が見舞いにきて寝泊まりすることが出来たし、持ち込んだビールを注意されることなく飲むことさえ出来た。文仁は病院で今起きている噂話をした。入院したすぐの頃から4人もの看護師が消えたが、いずれも頭がおかしくなったらしい。そしてそれを追うように今度は院長が行方不明になったのだという。話をしているうちにビールのせいで気分が悪くなった文仁がトイレに駆け込むと、それと入れ替わるように誰かがやってきた。武史は文仁がふざけているのではないかと思ったが、そこにいたのは全裸の女性だった。驚いた武史はここから出して欲しいと言う彼女をシーツで包むとアパートへ連れ帰ることにした。武史が突然いなくなったことを文仁が不思議がっている頃、二人はタクシーの中にいた。何故あそこにいたのかと武史が尋ねると、女性はあの病院で産まれた時に2人の男と4人の女が怖い顔をして震えていたと言った。

高校生の森田由美は行方不明になった父親を捜していた。警察への届け出は母の陽子が行っていたが、未だに連絡がないため直接出向いたのだ。だが特に進展はなく、担当の警官からは事件性がないのならば家庭の問題を解決する方が先決かもしれない言われた。由美は次に森田病院を訪ね看護師の木下敦子を呼び出した。彼女は敦子が父親と不倫していたことに薄々感づいており、それが両親の別居の原因だと疑っていたのだ。由美は激しく問い詰めるが、敦子はもう関係は終わっていると静かに言った。

屋台的映画館
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あしたのジョー(2010年)

  • posted at:2023-04-28
  • written by:砂月(すなつき)
あしたのじょー
「あしたのジョー」製作委員会(TBSテレビ=ジェイ・ストーム=東宝=電通=講談社=毎日放送=中部日本放送=OXYBOT=RKB毎日放送=TBSラジオ&コミュニケーション=北海道放送)
配給:東宝
製作年:2010年
公開日:2010年2月11日
監督:曽利文彦
製作:渡辺香 藤島ジュリーK. 島谷能成 服部洋 吉羽治 辰巳隆一 羽雁彰 遠藤和夫 松田英紀 北山有一郎 松本哲也
エグゼクティブプロデューサー:濱名一哉
企画・プロデュース:伊與田英徳
アソシエイトプロデューサー:大原真人 渡辺敬介 葭原弓子
ラインプロデューサー:吉田浩二
原作:高森朝雄 ちばてつや
脚本:篠崎絵里子
撮影:橋本桂二
照明:石田健司
美術:佐々木尚
録音:中村淳
装飾:石上淳一
VE:阿久津守
視覚効果:松野忠雄
特殊メイク:松井祐一
記録:甲斐哲子
編集:洲崎千恵子
サウンドデザイン:笠松広司
助監督:副島宏司
製作担当:坪内一 竹岡実
演技事務:玉田祐美子
ボクシング監修・アクション&減量指導:梅津正彦
企画協力:今井勉
制作協力プロダクション:セディック ドゥ
制作プロダクション:OXYBOT
出演:山下智久 伊勢谷友介 香里奈 勝矢 モロ師岡
シネマスコープ カラー 131分

東京の下町にあるドヤ街に一人の少年がふらりとやってきた。河原の土手で昼寝をしていると興味あり気に近づいてきた子供たちがポケットに手を伸ばすが、「金なんてねえぞ」という声に驚き蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。その金を持たない少年が食堂で豪勢な食事をしていると借金取りの男がやってきて金を返せとボクサー崩れのアル中男を殴り倒した。すると満腹になった少年が借金取りに「矢吹丈だ」と名乗るが早いか右の拳が飛んだ。それを見て目の色が変わったアル中男は俺と拳闘で明日を目指さねえかとチンピラ相手に大立ち回りを演じる彼に声を掛けるが、今日が楽しければそれでいいんだと耳を貸さなかった。この騒動で丈は警官に逮捕され特等少年院へ送られた。その後雑居房でも騒動を起こし懲罰房に入れられた彼のもとに「あしたのために(その1)」と書かれた葉書が届けられた。差出人はアル中男の丹下段平であり、ボクシング技術の講義が隙間なく書かれてあった。丈はそれを破り捨てるが、時間と体力を持て余す彼は紙片を集めるとそのアドバイスに従ってジャブの打ち方の練習を行ってみることにした。その結果パンチに手ごたえを感じたが、逆にパンチに理屈はいらないと考えるようになった。

雑居房に戻った丈だったが食堂で再び騒動を起こした。そんな彼を一撃で黙らせたのは力石徹だった。それ以来、打倒力石のことばかり考えるようになった丈は段平からくる葉書を楽しみに待っていた。そしてそれを忠実に守って密かに練習を行いいつか披露する日を心待ちにした。ある日、何度の断られていた段平との面会が許されたが、それは白木財閥の令嬢・白木葉子を伴ってのものだった。葉子が少年院を訪ねた要件とは収容者のトラブルを減らす目的で行うボクシングの模範試合の提案であり受理された。白木財閥はボクシングジムも所有しており、そこに所属している力石が丈を対戦相手に指名したのだ。ウェルター級の力石はデビュー以来連続KO勝ちを続けたことで天才ボクサーと呼ばれていたが、ヤジを飛ばした観客を殴って負傷させたことで特等少年院に送られたのだ。事件がなければ今頃チャンピオンになっている男と対戦することを知った段平は、イチかバチかの必殺パンチを教えてやると言った。

屋台的映画館
てんそうせんたいごせいじゃーたいしんけんじゃーえぴっくおんぎんまく
「ゴセイジャーVSシンケンジャー」製作委員会(テレビ朝日=東映ビデオ=東映=東映エージエンシー=木下工務店)
配給:東映
製作年:2010年
公開日:2011年1月22日
監督:竹本昇
製作:平城隆司 福原英行 鈴木武幸 松田英史 木下直哉
企画:桑田潔 日達長夫 遠藤茂行 小川政則 星野竜雄
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登 疋田和樹
原作:八手三郎
脚本:下山健人
音楽:三宅一徳 高木洋
撮影:松村文雄
美術:大谷和正
照明:本田純一
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:関根秀子
助監督:荒川史絵
製作担当:小林智裕
計測:岩崎智之
装置:紀和美建
装飾:塩満義幸 高津装飾美術
小道具:淀名和祐介
持道具:山口康孝
衣裳:滝口晶子
美粧:和田しづか
操演:橋本一輝
絵コンテ:前澤大樹
ダンス振付指導:井上由紀子
ラインプロデューサー:谷口正洋
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行.R
スタジオエンジニア:宮本明子
視覚効果:沖満
キャラクターデザイン:酉澤安施 篠原保
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:前澤範
・・・:「侍戦隊シンケンジャー」サイキックラバー
・・・:「天装戦隊ゴセイジャー」NoB(Project.R)
・・・:「ガッチャ☆銀幕~ゴセイジャーVSシンケンジャー」高橋秀幸(Project.R) ヤング・フレッシュ
音楽プロデュース:津島玄一 Project.R
音楽製作:東映音楽出版 日本コロムビア
音楽製作協力:ジェニュイン
協力:東映東京撮影所 東映デジタルセンター
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
プロデュース:佐々木基 加藤和夫 中野剛 日笠淳 若松豪 大森敬仁 矢田晃一 深田明宏
特撮監督:佛田洋
アクション監督:石垣広文
出演:千葉雄大 さとう里香 浜尾京介 にわみきほ 小野健斗
アメリカンビスタ カラー 63分

成り行きで仲間たちから買い物を頼まれたアラタは、その帰り道で幽魔獣でもウォースターでもない化け物と遭遇した。彼はテンソウダーにチェンジカードを装填してゴセイレッドに変身するが、倒しても倒しても湧くように現れるナナシ連中に手を焼いた。そしてボス格のマダコダマが現れるとツイストルネードカードを使って止めを刺そうとするが、そのエネルギーを吸収し倍返しの攻撃を受けたのだった。天装術が破られたことにショックを受けるアラタ。すると太鼓の音ともに陣幕と幟旗を持った黒子が現れシンケンレッドが登場した。秘刀・シンケンマルに秘伝ディスク・獅子ディスクを装填し火炎の舞を見舞うと、ダメージを受けたマダコダマは急激な水切れ起こし隙間から三途の川へ逃げ帰った。アラタがお礼を言うと変身を解いた志葉家十九代目当主・志葉丈瑠は外道衆からこの世を守ることが俺たちの運命なだけだと素っ気なく言った。外道衆はシンケンジャーが倒したはずだったが、こうして現れたということは何かおかしなことが起こっているに違いなかった。丈瑠は各々別の場所にいる家臣を召集しようかと考えているとアラタは自分たちにも協力させて欲しいと言った。外道衆からこの世を守るのがシンケンジャーの使命であるように護星天使は地球を守ることが使命だからだ。丈瑠は申し出を受けることにした。

アラタは天知天文研究所に丈瑠を連れ帰ったが、殿様を見るのが初めてなメンバー(エリ、アグリ、モネ、ハイド)は興味津々だった。しかも彼の周囲には黒子だけでなく家老の日下部彦馬までいるからだ。家臣不在の今はゴセイジャーの力を借りるのが得策だと考える彦馬は、外道衆の復活は総大将の血祭ドウコクの復活を意味するのではないかと言った。そこにやってきたのは歌舞伎の世界に戻っていた家臣の中でもひと際忠誠心の強い池波流ノ介だった。天使が理解出来ない流ノ介と侍が理解出来ないアラタたちがいがみ合っていると、黒子から彦馬に外道衆が現れたという電話が掛かってきた。7人はスタジアムに急行したが、そこにいたのはナナシ連中ではなく魔虫兵ビービだった。だが何故かそれをマダコダマが率いていたのだ。苦戦する中シンケングリーンが遅れて加わるが、そこに現れたのはドウコクによく似た姿の「血祭のブレドラン」だった。ゴセイジャーが倒したはずのブレドランは死んでおらず、外道衆の御大将としてドウコクの遺志を継いだのだ。ブレドランは対決を挑んだが、インロウマルを使ってパワーアップしたスーパーシンケンレッドには敵わなかった。シンケンマルはブレドランの体を貫通し勝負は決したかに見えたが、罠にはまりビービ虫に覆われて身動きが出来ないシンケンレッドは連れ去られてしまった。

屋台的映画館

現代悪党仁義

  • posted at:2023-04-21
  • written by:砂月(すなつき)
げんだいあくとうじんぎ
日活
配給:日活
製作年:1965年
公開日:1965年2月3日 併映「ギャングの肖像」
監督:中平康
企画:水の江滝子
原作:佐川桓彦
脚本:岩井基成
撮影:山崎善弘
照明:三尾三郎
録音:橋本文雄
美術:千葉和彦
編集:辻井正則
音楽:三保敬太郎
助監督:村田啓三
製作担当者:岡田康房
技斗:渡井嘉久雄
出演:宍戸錠 二谷英明 桂小金治 稲野和子 山本陽子
シネマスコープ モノクロ 103分

握りカッパとは詐欺賭博のニセ丁半である。碁石をひと掴み握りをその数を当てるという簡単な丁半博奕だが、ちょっとしたカラクリで胴元が必ず勝つというものだった。例えば丁を張るとまずその印に二つの石を取る。そして残りの石を数えて行けば目の前で結果がわかるのだ。奇数から一つ取れば必ず丁になり、奇数から二つ取れば必ず半になる。この法則をうまく利用し金を吐き出させるのが詐話師の白神善六だった。その手口はカモを料亭に誘い込むと賭場に誘導し仲間たちと協力して大金を巻き上げるというものだったが、捕まる時はやはり捕まるのだ。

加古川刑務所で5年の刑期を過ごした白神は出所後、高台に建つ城の展望台から「みんな早く出てこいよ」と叫んだ。するとそこに謎の女が現れた。緑さとりというその女は苦労をしてきたのだから幸せにならなければと言い飲食店に連れて行ったが、久々のビールということで酔いが回り白神は足腰が立たなくなった。困ったさとりは連込み旅館へ白神を運びそのまま帰るつもりだったが、彼の巧みなしゃべりに乗ってしまいひと時を過ごすことになった。帰り支度をしたさとりは起きたばかりの白神にあなた詐話師でしょと話し掛けた。彼女の父親は詐話師に騙されて会社の公金を巻き上げられ、同じ頃に入った金庫破りではないかと疑われた。アリバイを証明出来なかった父親は金庫破りの汚名を着せられたまま加古川刑務所に収監され獄死したのだった。それ以来さとりは詐話師は怖い人だと思っていたが、白神と出会ったことで印象が変わり個人的な話を打ち明けたのだった。父親が獄死したのは1年前の今日であり、刑務所が見える展望台を訪れたのはそれが理由だった。このままでは離れられなくなると感じ隙を見て姿をくらますが、彼女に惚れ込んだ白神は当てもなく後を追った。

翌日、白神は出所前に同じ雑居房にいた田島から頼まれた約束を遂行するために淀競馬場へ向かった。当初は受けるつもりはなかったが、取り立てた借金80万円のうち50万円で殺した女の墓を建て、残りの30万円を報酬としてもらえると聞いたからだ。頼まれたら嫌と言えない白神は競馬場でくすぶるコーチ屋の才助を捜していたが、偶然再会した出目金たちのおかげで会うことが出来た。そこで白神は田島から借金をしていたのが貸金業を営む大神商事社長の大場死四郎であることを知った。

屋台的映画館
てんそうせんたいごせいじゃーえぴっくおんざむーびー
劇場版「W・ゴセイジャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=アサツーディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2010年
公開日:2010年8月7日 併映「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」
監督:渡辺勝也
製作:鈴木武幸 平城隆司 高橋浩
企画:遠藤茂行 桑田潔 日達長夫 篠田芳彦 松田英史 竹中一博
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登
原作:八手三郎
脚本:大和屋暁
音楽:三宅一徳
撮影:松村文雄
美術:大谷和正
照明:柴田守
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:渋谷康子
助監督:荒川史絵
製作担当:式守修
計測:岩崎智之
装置:紀和美建
装飾:塩満義幸 高津装飾美術
衣裳:滝口晶子
美粧:小林裕恵
操演:橋本一輝
絵コンテ:前澤大樹
ガンエフェクト:近藤佳徳
カースタント:西村信宏
ラインプロデューサー:谷口正洋
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行.R
スタジオエンジニア:竹田直樹
光学録音:薄井洋明
ネガ編集:村木恵理
タイトル:道川昭
仕上進行:友安真富果
技術業務:八木明広
現像・技術協力:東映ラボ・テック(株)
視覚効果:沖満
デジタル合成:日本映像クリエイティブ キューテック他
特撮:(株)特撮研究所 東映アニメーション(株)
キャラクターデザイン・劇中イラスト:酉澤安施
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:レインボー造型企画
スチール:スタジオ・エイティー
主題歌:「天装戦隊ゴセイジャー」NoB(Project.R)
・・・:「星を護る者」MAKE-UP
音楽プロデュース:Project.R
協力:東映東京撮影所 東映デジタルセンター
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
プロデュース:日笠淳 若松豪 大森敬仁 佐々木基 矢田晃一 深田明宏
特撮監督:佛田洋
アクション監督:竹田道弘
出演:千葉雄大 さとう里香 浜尾京介 にわみきほ 小野健斗
アメリカンビスタ カラー 30分

「何処にあるの?、早く探さないと・・・」。誰かの心の声を聞いたアラタはゴセイレッドに変身するとその人のもとへ駆けつけた。そこにいたのはラシルという名の不思議な女性だった。困ったことがあるのならば力になるよと変身を解いたアラタが言うと、悲し気な目をした彼女は振り向くと姿を消した。

天上の世界「護星界」に住む護星天使は、太古の昔から地球を守ってきた。だが宇宙虐滅軍団ウォースターの攻撃によって天の塔が破壊され、地上研修中の見習い護星天使・天装戦隊ゴセイジャー(アラタ、エリ、アグリ、モネ、ハイド)は護星界へ帰ることが出来なくなった。このままでは取り返しのつかない出来事が起きるのではないかと考えた5人はそうなる前に黒幕を倒すことを誓った。ゴセイジャーの活躍により辛酸を嘗めるウォースターの首領「惑星のモンス・ドレイク」は宇宙母艦インデベーダーを地球に衝突させようとするが、巨大ロボ・ハイパーゴセイグレートの放つハイパーヘッダーストライクによってともに空に散った。

アラタたちは天文学者の天知秀一郎が所長を務める「天知天文研究所」で住み込みで働いている。ある日、日本に落下した二つの隕石のうち一つが科学博物館で公開されることを知った天知が浮かれているとウォースターの反応を示す小型ロボ・データスのアラートが鳴った。同じ頃、北斗大学の研究員が何者かに襲われ運んでいたもう一つの隕石が奪われた。このままでは科学博物館の隕石も危ないと考え5人は確認に向かうが、展示されている物に異常はないように見えた。だがランディック族のアグリとモネは一目でそれがただの石であることを見抜いたのだった。するとアラタは柱の陰にラシルがいることに気づいた。

建物の外に逃げ出したラシルの前に現れたのはウォースターの最高幹部「超新星のギョーテンオー」だった。ゴセイジャーを引きつけている間に補佐役の「明星のデインバルト」がラシルから隕石を取り上げ二つを合体させた。すると隕石は「ラグナロクの角笛」に変化したのだった。ギョーテンオーはすぐに楽にしてやると言い残しデインバルトと姿を消した。

屋台的映画館

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