KM-WWORKS
配給:プレシディオ
製作年:2019年
公開日:2019年9月6日
監督:池田千尋
エグゼクティブ・プロデューサー:CASEY WAHL 亀山暢央 松橋祥司
プロデューサー:川西琢
アソシエイト・プロデューサー:本多由美
コンサルティング・プロデューサー:山川咲
脚本:高橋泉
音楽:MAYDENFIELD. 井上陽介
音楽プロデューサー:小川克久
主題歌:「スリープ」ASIAN KUNG-FU GENERATION
撮影:池内義浩 佐藤康祐
照明:赤津淳一
録音:小原善哉
美術:石井哲也
編集:渋谷陽一
音響効果:大塚智子
助監督:平波亘
制作担当:山内君洋
制作協力:KAZUMO
制作プロダクション:白組 JCTV
企画:KM-WWORKS
出演:上白石萌音 山崎紘菜 大西礼芳 長田侑子 沖田裕樹
アメリカンビスタ カラー 93分
革新的なアイデアやビジネスモデルに投資を行う企業「日本ペガサス」に勤める南堀希は上司の中川から期待されながらもなかなか思うような結果が出せないでいた。ある日、女子大生企業家の小松光と会議室で面談することになっていたが、彼女は希を見るや否や持論を一方的にしゃべり始めホワイトボードにその過程を殴り書きした。仮に子供が熱を出した場合に、子育てに悩むママにとって相談出来るプロがいれば心強い。そこで自宅から小児科の先生にスマホで顔を見ながら相談し、次に何をしたら良いかアドバイスをもらえば安心出来ると光は矢継ぎ早に説明した。そこに希が遠隔診療は既に多くの前例があると口を挟むと、光は24時間対応で夜間も行えばユーザーへのハードルを下げられると言った。それを聞いた希が通常の夜間診療も不十分な状況では現実離れしていると言うと、光は彼女が持っていた資料を破り捨てホワイトボードに次のアイデアを黙々と書き始めた。その様子を見て呆気に取られた希は声を掛けられなくなった。
コワーキングスペース「ギークス」を経営する水木は光が構想する事業に興味を持ちサポートをしていた。今回の24時間遠隔診療は水木が田宮医師を紹介したことで生まれたアイデアだった。だが現実は厳しくその事業に参加できる医師の数は20人しかいなかった。1年後の事業開始までに登録医師を300人にすることを光は希望していたが、田宮は小児科医が不足している現状でこれ以上の医師を集めることは現実的ではないと言った。水木が現状の登録者数が267人であれば20人で対応が可能だと言うと、光は発想の転換をしてと訴えた。出産や育児、介護でリタイアしたりブランクで復職出来ない医師、出勤が無理ならば自宅からのリモートを許可すれば全て解決するのだからその人たちに声を掛けて欲しいとお願いした。
デスクワークをする希のもとへやってきた中川は人脈を広げに行ってこいと名刺を渡した。彼女が参加したのはギークスでの交流会だった。希に声を掛けた水木は光がプレゼンした事業をサポートしていることを説明し、あのような学生が就職せずに起業することが一つの選択肢となっているのは大企業に勤めても自分で会社を立ち上げてもリスクは同じだと考えているようだと言った。
屋台的映画館
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