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どついたるねん

  • posted at:2023-07-05
  • written by:砂月(すなつき)
どついたるねん
荒戸源次郎事務所
配給:ムービーギャング
製作年:1989年
公開日:1989年11月11日
監督:阪本順治
企画:荒戸源次郎
企画:孫家邦
原案:「どついたるねん」
脚本:阪本順治
撮影:笠松則通
照明:渡辺孝一
録音:横溝正俊
美術:丸尾知行
編集:高島健一
衣裳コーディネーター:小川久美子
記録:今村治子
助監督:山仲浩充
製作担当:椋樹弘尚
音楽:原一博
主題歌:「DON’T WORRY」原田芳雄
出演:赤井英和 相楽晴子 麿赤児 大和武士 笑福亭松之助
ヨーロピアンビスタ カラー 110分

守口市民体育館で行われたイーグル友田との試合で強烈なパンチを食らいKO負けしたボクサーの安達英志。意識を失ったまま救急車で病院に搬送された彼は緊急手術を受けたことで一命を取り留め、驚異の回復力で退院にまでこぎ着けた。だが病院長の宮田が病状を説明するために開いた記者会見で復帰は不可能だと発言したことに怒り大暴れした。ナショナルボクシングジムに戻った安達はロッカーから一本のビデオテープを持ち出すと両親が住む実家へ向かった。その目的は友田に負けた試合を自分の目で確かめることだった。悔しさのあまり自分のジムを設立することに決めた安達は飲食店を経営する北山次郎に資金援助を申し出た。以前からボクシングに興味を持っている北山の夢は興行を打つことだったが、そのライセンスがないためどうすることも出来ないでいた。そこで問題を解決出来れば資金を提供すると約束すると、安達は弱腰な会長の鴨井大介からナショナルボクシングジムの興行ライセンスを奪って譲り渡したのだった。

安達がボクシングジムを設立したことに一番怒っていたのは、子供の頃から一緒に育った大介の娘の貴子だった。引退したら世話になったジムに恩返しすることが普通だと考えていたが、育ててもらった礼も言わず恩を仇で返すように個人ジムを作ったからだ。思いの丈を大介にぶつけると、あいつにはいい夢を見させてもらったと思えば別につらくはないと強がった。何故ならこのジムには将来有望な清田さとるがいるからだ。ところが清田はナショナルボクシングジムに興行ライセンスがないことがわかると、とっとと見切りをつけて安達英志ボクシングジムに移籍したのだった。
ジムの評判はあっという間に広がり多くの練習生が詰め掛けた。このままではコーチが足りないことから他のジムから引き抜いた石田と剣持を雇うことにしたのだが、左島という男がふらりとやってきて勝手にコーチと名乗った。困った安達は追い出そうと努めるがどうしても帰ろうとしない。そこで彼の素性を調べるためにボクシング選手名鑑をめくると、元ウェルター級チャンピオンの左島牧雄であることがわかった。安達は二人に替えて彼を雇うことにしたが、安達と左島の方針の違いに練習生たちは戸惑った。

屋台的映画館
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富江 replay

  • posted at:2023-05-02
  • written by:砂月(すなつき)
とみえりぷれい
大映=アートポート=スターマックス
配給:東映
製作年:2000年
公開日:2000年2月11日
監督:光石冨士朗
製作:土川勉 松下順一 横濱豊行
企画:武内健 加藤東司 三宅澄二 平田樹彦
プロデューサー:清水俊 尾西要一郎 東康彦
協力プロデューサー:金民基 相原英雄
原作:伊藤潤二
脚本:玉城悟
脚本原案:尾西要一郎
撮影:山本英夫
照明:金沢正夫
美術:内田哲也
特殊メイク:ピエール須田
録音:武市英生
スクリプター:外川恵美子
音楽:遠藤浩二
編集:宮島竜治
助監督:荒川栄二
製作担当:杉山隆夫
制作協力:プラネット ボノボ
製作協力:パノラマ・コミュニケーションズ
出演:山口紗弥加 宝生舞 窪塚洋介 遠藤憲一 冨樫真
アメリカンビスタ カラー 95分

ある夜、森田病院に異常に腹が膨らんだ子供の患者が運ばれてきた。医師の立花がエコー検査を行ったところモニターには肥大した胃が他の臓器を圧迫している様子が映し出された。影が気になった院長の森田が注視しているとそれは次第に顔のように変化して行き、それと同じくして院内に不気味な音が響き渡った。森田は開腹手術を行うことにしたが、その隙間から見えたのは女の目だった。彼女は「私は富江」とつぶやいた。

入院患者で大学生の佐藤文仁は病院の異変に気づいていた。この数日で患者が次々と退院して行ったのだ。おかげで夜勤看護師の見回りさえ気をつければ面会時間を過ぎても友人の武史が見舞いにきて寝泊まりすることが出来たし、持ち込んだビールを注意されることなく飲むことさえ出来た。文仁は病院で今起きている噂話をした。入院したすぐの頃から4人もの看護師が消えたが、いずれも頭がおかしくなったらしい。そしてそれを追うように今度は院長が行方不明になったのだという。話をしているうちにビールのせいで気分が悪くなった文仁がトイレに駆け込むと、それと入れ替わるように誰かがやってきた。武史は文仁がふざけているのではないかと思ったが、そこにいたのは全裸の女性だった。驚いた武史はここから出して欲しいと言う彼女をシーツで包むとアパートへ連れ帰ることにした。武史が突然いなくなったことを文仁が不思議がっている頃、二人はタクシーの中にいた。何故あそこにいたのかと武史が尋ねると、女性はあの病院で産まれた時に2人の男と4人の女が怖い顔をして震えていたと言った。

高校生の森田由美は行方不明になった父親を捜していた。警察への届け出は母の陽子が行っていたが、未だに連絡がないため直接出向いたのだ。だが特に進展はなく、担当の警官からは事件性がないのならば家庭の問題を解決する方が先決かもしれない言われた。由美は次に森田病院を訪ね看護師の木下敦子を呼び出した。彼女は敦子が父親と不倫していたことに薄々感づいており、それが両親の別居の原因だと疑っていたのだ。由美は激しく問い詰めるが、敦子はもう関係は終わっていると静かに言った。

屋台的映画館
とくそうせんたいでかれんじゃーざむーびーふるぶらすとあくしょん
劇場版「ブレイド・デカレンジャー」製作委員会(東映=東映アニメーション=テレビ朝日=東映ビデオ=アサツーディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2004年
公開日:2004年9月11日 併映「劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE」
監督:渡辺勝也
製作:福湯通夫 泊懋 早河洋
企画:鈴木武幸 木村純一 日達長夫 竹内淳 永井秀之 福中修
プロデュース:塚田英明 土田真通 シュレック・ヘドウィック 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:荒川稔久
音楽:亀山耕一郎
撮影:松村文雄
美術:大谷和正
照明:竹田勝三
編集:洲崎千恵子
助監督:竹本昇
進行主任:喜多智彦
整音:室薗剛
記録:関根秀子
音響効果:阿部作二
選曲:みやばかつゆき
装飾:岡部昭光 高津装飾美術
装置:紀和美建
操演:船越幹雄 寺門勇
ガンエフェクト:近藤佳徳
カースタント:タケシレーシング
劇用車:旭商会
ダンス指導:豊田典子
美粧:若村和代
衣裳:鶴岡英門
キャラクターデザイン:森木靖泰 松井大 原田吉朗
イラスト:野口竜
企画協力:企画者104
デザイン協力:プレックス
資料担当:葛西おと
造型:レインボー造型企画
視覚効果:沖満
デジタル合成:日本映像クリエイティブ マリンポスト キューテック
特撮:(株)特撮研究所
挿入歌:「ミッドナイト デカレンジャー」ささきいさお
・・・:「レスリーの青い月」小枝
・・・:「特捜戦隊デカレンジャー」サイキックラバー
エンディング・テーマ:「THE MOVIE VERSION DEKARANGER」デカレンボーイズ&ガールズ
音楽プロデューサー:前山寛邦
アクション監督:石垣広文
特撮監督:佛田洋
製作協力:東映テレビ・プロダクション
出演:載寧龍二 林剛史 伊藤陽佑 木下あゆ美 菊地美香
アメリカンビスタ カラー 39分

全宇宙の安全と平和を守る宇宙連邦の警察「S.P.D(Special Police Dekaranger)」。地球署に所属する6人の刑事は地球に侵入した特別指定凶悪犯を追っていた。第17銀河系・レスリー星から軍事機密が入ったケースを奪ったのはアルゴル星人の凶悪犯罪チーム・ガスドリンカーズで、ブランデル、ジーン、ウインスキーの3人は機械の体に魂を宿した生命体だった。戦闘の末にケースを奪い返すことに成功したが、何者かの援護によってガスドリンカーズを取り逃がしてしまった。

ケースの中に入っていたのはレスリー星で研究中の病原菌が装填されたカプセルだった。突然変異を起こしたその病原菌が悪の手に渡れば恐ろしい細菌兵器となることから、署長のドギー・クルーガーは詳しい情報を得ようとレスリー星に問い合わせた。だが原因不明の通信障害で連絡が取れないことから、ヌマ・O宇宙警察本部長官からの指令で特別指定凶悪犯罪対策捜査官の姶良鉄幹(テツ)を現地調査に派遣した。一方、赤座伴番(バン)、戸増宝児(ホージー)、江成仙一(センちゃん)、礼紋茉莉花(ジャスミン)、胡堂小梅(ウメコ)はガスドリンカーズの行方を追って聞き込みを開始した。地球には善良なエイリアンが人間の姿を借りて居住しているが、バンとジャスミンは様々な星のエイリアンたちが集い時には犯罪の取り引き場所ともなる酒場「ベター・トゥモロー」を探り当てた。そこでステージに立つ歌手のマリーに一目惚れしたバンは手にしたグラスを思わず落としてしまうが、何故か地面に落ちる寸前で止まった。彼の驚く顔を見て微笑むマリーは短い間だけ時を止めることが出来るのだ。バンを外に連れ出したマリーは自分もレスリー星担当のスペシャルポリスであり、酒場で潜入捜査をしていたことを打ち明けた。

「金色の雪」はガスドリンカーズのリーダー・ヴォルガーによって既に使用されていた。その病原菌によってレスリー星の人々は一人残らず機械奴隷に変えられ、それを治すにはワクチンが必要だった。ヴォルガーの狙いは手元にあるワクチンとセットで死の商人と呼ばれるエージェント・アブレラに高額で売りつけることにあるため、デカレンジャーが守る金色の雪を奪いに向かった。

屋台的映画館

飛びだす冒険映画 赤影

  • posted at:2023-01-28
  • written by:砂月(すなつき)
とびだすぼうけんえいがあかかげ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1969年
公開日:1969年7月20日 併映「空飛ぶゆうれい船」「もーれつア太郎」「ひみつのアッコちゃん」
監督:倉田準二 山内鉄也
プロデューサー:加藤哲夫 平山亨 高田正雄
原作:横山光輝
脚本:伊上勝 倉田準二
撮影:脇武夫 平山善樹
特撮:松木春吉
音楽:小川寛興
照明:岡田耕二 佐々木政一
計測:佐賀彰 山口鉄雄
録音:矢部吉三 小金丸輝貴
記録:高木弘子 桧垣久恵 森村幸子
編集:細谷修三 川上忠
美術:塚本隆治 寺島孝男
衣裳:上野徳三郎 工藤昭
美粧:林三郎
結髪:河野節子
装飾:秋田実 甲田豊 管田浩
助監督:福井司 古市真也 高見育男
擬斗:三好郁夫 東映剣会
進行主任:北村良一
主題歌:「赤影の歌」ヤング・フレッシュ ヴォーカル・ショップ
・・・:「忍者マーチ」ヤング・フレッシュ ヴォーカル・ショップ
出演:坂口徹 牧冬吉 金子吉延 恵とも子 岡田千代
スタンダード カラー 52分

豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に金目教という妖しい宗教が蔓延っていた。それを信じない者は忽ち恐ろしい祟りに見舞われるのだという。藤吉郎は密かに乱破を放ち天下を乱す金目教の正体を探った。

甲賀流忍者の祈祷師甲賀幻妖斎は霞谷で祈祷を行い集まった農民の前で金目像を呼び出した。そしてその目が金色に光り農民の中に乱破が紛れ込んでいると見るや仏罰を与えた。その頃、近江国横山城の藤吉郎と家臣竹中半兵衛は乱破が戻るのを今か今かと待っていたが、助けを求める狼煙の花火が上がったため只事ではないことを悟った。半兵衛が火球を打つとやがて二人の影が現れた。一人は飛騨影一門の一番手である赤影、そしてもう一人は少年忍者の青影だった。彼らは飛騨山中で変幻自在の術を会得した類なる忍法者で人の心を見る特殊な能力を持っていた。二人は金目教の探索と乱破衆を救出するために霞谷へ向かった。

霞谷七人衆の鬼念坊から乱破を救い出した赤影たちだったが、肩に負った傷は深く間もなく息を引き取った。気になったのは彼が今わの際に言った「光る目」という言葉だった。翌日、赤影は怪力の持ち主の鬼念坊に襲われるが、杖による攻撃を交わして脳天に一撃を食らわせた。傷を負った鬼念坊は煙を残して姿を消すが、赤影は残された血の跡を辿って敵の本拠を突き止めることにした。

血の跡を追って五重塔に辿りついた赤影だったが、彼を待っていたのは霞谷七人衆の蟇法師だった。わざと血を落として呼び寄せた赤影に蟇法師は甲賀下忍衆を差し向けるが、赤影はそれをいとも簡単に退けた。すると今度は忍法蟇変化と唱えて巨大な千年蟇を呼び出した。千年蟇は火焔を吐いて迫るが、赤影は頃合いを見て体に貼りつくと刀で突き刺した。痛みにもがく千年蟇に振り落とされたが、更に攻撃を加えて橋へと誘導すると足元に爆薬を投げ込んだ。すると爆発で足を掬われた千年蟇は谷底深く落ちて行った。

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東京流れ者

  • posted at:2022-11-30
  • written by:砂月(すなつき)
とうきょうながれもの
日活
配給:日活
製作年:1966年
公開日:1966年4月10日 併映「日本仁侠伝 血祭り喧嘩状」
監督:鈴木清順
企画:仲川哲朗
原作:川内康範
脚本:川内康範
撮影:峰重義
照明:熊谷秀夫
録音:秋野能伸
美術:木村威夫
編集:井上親彌
助監督:葛生雅美
色彩計測:森勝
現像:東洋現像所
製作担当者:岡田康房
漫画:清水崑
音楽:鏑木創
主題歌:「東京流れ者」渡哲也
挿入歌:「ブルーナイトインアカサカ」鹿乃侑子
・・・:「男のエレジー」二谷英明
技斗:高瀬将敏
出演:渡哲也 松原智恵子 川地民夫 二谷英明 郷鍈治
シネマスコープ カラー 110分

やくざ稼業から不動産業にくら替えした倉田組を苦々しく思う大塚組は元組長の倉田が持つ自社ビルを分捕る計画を立てたが、いつ暴発するかわからない本堂哲也の存在を脅威に感じていた。かつて不死身の哲と呼ばれた哲也だったが、倉田組が解散したことにより自らも足を洗った。組長の大塚は身内になるよう誘ったが断られたため、ちょっかいを出して昔のように暴れさせ倉田の責任問題に発展させようとした。だが倉田を慕う彼は言いつけを守り一切抵抗をしなかった。今までとは人が変わり倉田の片腕にはなりそうもないと考えた大塚はそれをチャンスと見て計画を推し進めることにした。

倉田はクラブ・アルルを買い入れるために金融業者の吉井から借金をしていた。800万円の手形の期限が3日後に迫っていたが、アルルの支配人をする部下の熊本によると300万円しか用意出来そうもないという。本来なら余裕で工面出来る金額だが、組を解散したことや大塚組に遠慮して誰も見向きもしなくなったのだ。倉田から話を聞いた哲也は吉井に会って直接掛け合うことにした。300万円を先に払い残金の500万円を毎月100万円ずつ返済し、出来なければ命を差し上げると言った。するとあんたはそんなに倉田さんのことが好きなのかいと吉井は笑い返済期限を延ばすことにした。やがて二人が酒を飲み始めると事務員の睦子はこっそりと抜け出しジャズ喫茶マンホールに出入りする恋人の田中に二人の会話を報告した。翌日の午後3時に手形の書き換えのために倉田が尋ねてくることを伝えると、田中はうまく行ったら結婚しようと言った。大塚の命令でアルル専属の歌手で哲也の恋人の千春を誘拐した田中は待っていた車に乗り込んだが、違う道を走っていることに気づき何処へ行くんだと運転手に尋ねた。振り向いたその顔は哲也だった。驚いた田中は殴り掛かるが、彼のハンドル捌きにより気絶した。千春を救い出した哲也はタクシーでマンションまで送るとおやすみとだけ言って別れた。

午後3時前に800万円を耳を揃えて返すという電話が哲也から掛かった。何かあったら困るから持ってきて欲しいと吉井が言うと、哲也は命を差し上げると言った話を信用出来ないのかと苛立たし気に言った。吉井は少し考えた末に抵当物件の一切を用意して伺うと約束すると、哲也は早速車を向かわせますと喜んで電話を切った。吉井が会話したのは哲也の声真似をした田中だった。

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