劇場版「フォーゼ・ゴーバスターズ」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー)
配給:東映
製作年:2012年
公開日:2012年8月4日
監督:柴﨑貴行
製作:鈴木武幸 平城隆司 高木勝裕
企画:白倉伸一郎 桑田潔 日達長夫 和田修治 松田英史 古澤圭亮
エグゼクティブプロデューサー:杉山登 加藤和夫
原作:八手三郎
脚本:小林靖子
音楽:大橋恵
撮影:松村文雄
照明:本田純一
美術:大谷和正
録音:工藤新一郎
編集:佐藤連
整音:小林喬
助監督:荒川史絵
スクリプター:渋谷康子
制作担当:東正信
AP:望月卓
ラインプロデューサー:道木広志
装置:福居勉
装飾:塩満義幸 山口康孝 淀名和祐介 大前瑠美
衣裳:滝口晶子
ヘア・メイク:一山あい子
絵コンテ:小池智実
製作デスク:佐々木幸司 平岩一輝
キャラクターデザイン:出渕裕 篠原保 原田吉朗 森木靖泰 K-SuKe
デザイン協力:プレックス
企画協力:企画者104
資料担当:松井大
選曲:宮葉勝行
音響効果:小川広美
造型:前澤範 前澤まさる 吉川学
主題歌:「キズナ~ゴーバスターズ」鈴木勝大&藤原啓治、馬場良馬&玄田哲章、小宮有紗&鈴木達央
音楽プロデュース:津島玄一 Project.R
レコーディングエンジニア:伊世照明
音楽製作:東映音楽出版 日本コロムビア
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋
プロデュース:武部直美 佐々木基 矢田晃一 深田明宏
製作プロダクション:東映東京撮影所 東映テレビ・プロダクション
出演:鈴木勝大 馬場良馬 小宮有紗 松本寛也 榊英雄
アメリカンビスタ カラー 27分
新西暦2012年、都市生活は新エネルギー・エネトロンによって支えられていた。エネトロンは微量でも爆発的な熱量を発生させる上に人体に影響を及ぼさないことから、電気、ガス、ガソリンなどに代わる次世代のエネルギーとして期待されていた。東京地区のシンボルである東京エネタワーは各エリアとエネトロンタンクを繋ぐシステムの管理を担っているが、二つの展望台(トップデッキとメインデッキ)の間に転送装置を仕掛けたのはメサイアが生み出したアバターのエンターだった。
新西暦1999年に起きた正体不明のコンピューターウイルスの感染により転送研究センターのメインコンピューターが自我を持った邪悪なメサイアに乗っ取られ人間社会への侵攻を始めた。するとネット回線を通じて世界中に同じ現象が拡がることを恐れたセンター長の桜田ヨウスケはセンターの建物ごと亜空間に転送したのだった。メサイアはヴァグラスを組織し13年後に再び現実世界への侵略を開始したが、その目的は大量のエネトロンを奪うことだった。メサイアを現世に呼び戻すには莫大なエネルギーが必要になるからだ。エネルギー管理局はヴァグラス対策としてワクチンプログラムが移植された桜田ヒロム、岩崎リュウジ、宇佐見ヨーコの3人を特命部所属特殊部隊・ゴーバスターズに任命した。
エンターがラップトップ型の端末と工場の壁をコードで接続しメタウイルス「錆びる」をインストールすると、工場が瞬く間にメタロイド・スチームロイドへと変形した。同じ頃、特命部はエネトロンの異常消費反応を確認しゴーバスターズを出動させるが、それはエンターの罠だった。スチームロイドの煙突から噴出した特殊なスチームはパートナーロボットのバディロイドや専用マシンのバスターマシン、巨大ロボ・メガゾードに使用されている特殊金属を錆びつかせたのだった。それらが出撃不可能になっている一方で、特命部では東京エネタワーから微弱な転送エネルギーが漏れ出ていることを掴んでいた。ヒロムたちが調査を始めようとしていた矢先に現れたエンジニアの陣マサトは転送装置の在り処を指し示し、エンターが強制的にエネトロンを集めタワーとその周辺を亜空間へ転送しようとしていると言った。街ごと転送するとなれば何万人もの犠牲者が出るが、転送装置を外すにはバスターマシンが必要なのだ。打つ手のない彼らを救う鍵となるのは陣が開発した初期型バスターマシンのフロッグだった。
屋台的映画館
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