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ハケンアニメ!

  • posted at:2026-01-05
  • written by:砂月(すなつき)
はけんあにめ
映画「ハケンアニメ!」製作委員会(東映=東映アニメーション=ベンチャーバンクエンターテインメント=東映ビデオ=MBS=マガジンハウス=西武鉄道)
配給:東映
製作年:2022年
公開日:2022年5月20日
監督:吉野耕平
製作:木村光仁 高木勝裕 鷲見貴彦 與田尚志 中野伸二 鉄尾周一 岡徳康
企画プロデュース:須藤泰司
プロデューサー:高橋直也 木村麻紀
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:石川貴博
原作:辻村深月
脚本:政池洋佑
音楽:池頼広
音楽プロデューサー:津島玄一
撮影:清久素延
美術:神田諭
照明:三善章誉
録音:赤澤靖大
装飾:神戸信次
衣裳:遠藤良樹
ヘアーメイク:細倉明日歌
編集:上野聡一
音響効果:勝亦さくら
スクリプター:渡邉あゆみ
俳優担当:林まゆみ
助監督:木ノ本豪
制作担当:曽根晋 関浩紀
アシスタントプロデューサー:北岡睦己
VFXプロデューサー:井上浩正 山田彩友美
制作プロダクション:東映東京撮影所
出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 前野朋哉
アメリカンビスタ カラー 129分

日本を代表するエンターテインメント、「アニメ」。その市場規模は2兆円ともいわれ、毎クール50本近い新作が今この瞬間にも生み出されている。制作現場で働く人々は最も成功するアニメ、つまり覇権を取るアニメを生み出すために日夜戦っている。彼らが目指す最高の頂、それが「ハケンアニメ」なのだ。

斎藤瞳は国立大学を卒業した後に県庁で働いていたが、王子千晴が監督したテレビアニメ「光のヨスガ」と出会ったことでアニメ制作会社であるトウケイ動画に転職した。いつかは天才アニメ監督を超える作品を作りたい。そう心の中で思っていた。それから7年後、念願叶って彼女は連続テレビアニメ「サウンドバック 奏の石」(略称:サバク)で初監督を任されることになった。監督とはいえスケジュールや予算の都合で自分が考えた演出を反映させることは出来ず、既に出来上がったコンテに従うしかなかった。レイアウト作業、原画作業、動画作業、撮影作業、編集作業が終了した後に試写が行われ、その後に脚本会議が開かれた。瞳は効果音を古臭いと感じた鐘の音から電車の音にするように指示していたが、ベテラン脚本家の前山田修から後々に影響が出ると脅され元に戻さざるを得なくなった。様々の人々に気遣いながらも制作に集中したい瞳だがチーフプロデューサーの行城理は彼女を連れ回した。例えばアニメ雑誌「アニメゾン」の表紙絵に神作画で有名な並澤和奈を抜擢するために直接会わせたり、グッズの打ち合わせに立ち会わせたりした。ファッション誌にグラビアを載せてまでも瞳を売り込もうとする。それが行城のやり方だった。

雑誌の取材、SNSの動画撮影、ラジオ番組出演、スポンサーとの会食など瞳が行城に振り回されている頃、アニメ制作会社「スタジオえっじ」では騒動が起きていた。この会社が制作する「運命戦線リデルライト」(略称:リデル)は王子が監督を務めており、サバクと同じ時間帯(土曜夕方5時)で放送されることから天才監督と新人監督による対決が話題となっていた。だがその王子が突然失踪したのだ。一緒に仕事が出来ることをうれしく思っていたチーフプロデューサー・有科香屋子のショックはとても大きかった。それから1週間にも及んで連絡が取れないことから、痺れを切らした四季テレビの製作局長は彼女に監督交代を打診したのだった。

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はいからさんが通る

  • posted at:2025-11-06
  • written by:砂月(すなつき)
はいからさんがとおる
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年12月12日 併映「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲」
監督:佐藤雅道
企画:植田泰冶
プロデューサー:稲生達朗 河瀬光 河井真也
原作:大和和紀
脚本:西岡琢也
撮影:大町進
美術:高橋章
照明:篠崎豊治
録音:宗方弘好
編集:中野博
助監督:三輪誠之
進行主任:杉崎隆行
記録:高津省子
撮影効果:吉岡健一
音響効果:原尚
背景:植田義明
装置:開米慶四郎
装飾:小原昭
スタイリスト:金丸照美
衣裳:東京衣裳
ヘアーメイク:アート・メイク・トキ 奥村弘子
刺青:霞涼二
擬斗:岡田勝
音楽プロデューサー:石川光
音楽:萩田光雄 大谷和夫
主題歌:「はいからさんが通る」南野陽子
企画協力:エス・ワン・カンパニー CBC・ソニー酒井制作オフィス フジテレビジョン
出演:南野陽子 阿部寛 田中健 柳沢慎吾 松原千明
アメリカンビスタ カラー 90分

陸軍少佐の父親は娘の花村紅緒を男で一つで育てたが、何処でどう間違ったかあちこちでトラブルを起こすじゃじゃ馬娘になっていた。そんな彼女に手を焼く父親は行儀見習いのために伯爵家へ行かせることにした。大正七年、初春。伊集院家の屋敷は広い敷地の中にあり、紅緒が門扉の前でいくら呼び掛けても家人に声は届かなかった。怒って帰ろうとしたのだが、せっかくだから屋敷を見てやろうと塀をよじ登った。ところが足を滑らせてしまい、落ちた先は馬の背中。驚いた馬に振り落とされて泥だらけになった。そんな彼女を見て笑ったのはこの屋敷に住む青年将校の伊集院忍だった。馬鹿にされたと思った紅緒は近くに置いてあった竹箒を手に取ると構えた。父親から習った剣道の腕には自信があるからだ。すると忍は紅緒の名前だけでなく誕生日や好物まで言い当てた。何故なら彼は紅緒の許嫁だったからだ。驚きのあまり隙が出来たところに忍の一本が入り、紅緒は気を失った。

紅緒が伊集院家のベッドで目覚めると目の前に父親がいた。そこで初めて忍が許嫁だという話が冗談ではないことを知った彼女は誰が決めたのかと怒った。すると傍にいた伊集院伯爵夫人が「私が決めました」と口を開いた。夫人は十七歳の頃に一人の男性に恋をした。その男性は紅緒の祖父で徳川将軍家に代々仕えた旗本。一方、夫人は公家であった。出会ったのは運悪く明治維新の前夜であったことから止む無く二人は仲を引き裂かれたのだった。だが別れる際に、いつか万民の心が一つとなり身分の差のない平和な世の中になったら二つの家の血を一つにしようと誓い合ったのだった。その後、伊集院家に男児が生まれたが、花村家に紅緒の父親が産まれたため願いは叶えられず期待は次の代に持ち越された。そして夫人の息子がドイツ人のエリナという女性と恋に落ちて産まれたのが忍だった。

父親からひと月だけ我慢しろと言われた紅緒だったが好きでもない男性の家で行儀見習いをすることなど考えられなかった。そこで彼女は日が暮れのを見計らって脱走することにした。引き裂いたシーツをつなげて作ったロープを窓から垂らすが、番犬に吠えられて計画変更。裏門に繋がるドアから抜け出そうとするが、奥女中の如月に食事の支度が出来たと呼び止められたのだった。

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母の恋人

  • posted at:2024-08-11
  • written by:砂月(すなつき)
ははのこいびと
レジェンド・ピクチャーズ
配給:オムロ
製作年:2016年
公開日:2016年2月25日
監督:上野貴弘
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司 亀田裕子
キャスティング:関根浩一
脚本:片岡修二
撮影:瀬川龍
録音:飴田秀彦 治田敏秀
編集:桐畑寛
助監督:岡元太
制作担当:山地昇
監督助手:米澤勉
撮影助手:箕輪広二
録音助手:小野浩志
メイク:島田万貴子
スタイリスト:高橋深雪 加藤麻乃
スチール:千葉朋昭
制作:酒井識人
キャスティング協力:小林良二
出演:水島裕子 佐々木心音 菅原昌規 おかやまはじめ 鈴木智絵
アメリカンビスタ カラー 74分

居酒屋を営む小池涼子は夫と別れてから大学生の娘・美奈と二人暮らしをしている。美人で誰からも好かれる人懐っこい性格の彼女はよく男性客から言い寄られることはあるが、今は恋愛と距離を置き韓国ドラマを観ることが帰宅してからの日課となっている。ある日、アルバイトの女の子が突然辞めてしまい、困った涼子は友人に働いてもらうことにした。だが連日お願いするわけにも行かないため美奈に店を手伝って欲しいと話すが何かと理由をつけてはぐらかされてしまった。翌日、店の準備中にやってきたのは涼子に好意を持つ客の男だった。男は以前した話の答えを聞きたいと静かに話すが、そこにやってきたのは美奈だった。彼女はアルバイトとして働きたいという同級生の北川幸太を連れてきたが、居づらくなった男はそそくさと帰って行った。幸太の顔を良く見た涼子はハッとした。前日に市場で食材を仕入れた帰りに男とぶつかって荷物を落としたが、その時に通り掛かって助けてくれたのが幸太だった。そのことを美奈に話すと、優しい性格だからありそうだと言った。涼子が彼氏かと尋ねると美奈はただの友達だが候補の一人かもととぼけた。そして幸太にこれも運命かもねと言うと、涼子は大袈裟ねと照れた。その幸太がいるのだから涼子は美奈が一緒に働いてくれるものだと思っていた。だが接客が苦手な美奈は友達との約束を理由に店を出て行った。料理の支度をしながら幸太の様子を見ていた涼子は接客の態度や手際の良さに感心した。このような仕事の経験はあるのかと尋ねると、幸太はいろいろなアルバイトをしていたのでと答えた。頼りになる相棒を手に入れたことを喜ぶ彼女は、大学が終わったら早く来て仕込みを手伝って欲しいとお願いした。

翌朝、涼子が遅く起きると美奈が食事の用意をしていた。食卓にはトーストとハムエッグが置かれており、料理くらい勉強しなさいと涼子が嫌味を言うと、美奈は話をそらすためにボーイフレンドはいないのと聞いた。突然の質問に面食らう彼女に、美奈は幸太が親子ではなく姉妹に見えたと言ったことを伝えた。そして機嫌が良くなったところを見計らって相談を持ち掛けるが涼子にはお見通しだった。美奈は以前からアメリカへ留学をしたいと考えており、何度か相談をしていた。今回は幸太を紹介した見返りを期待したのだが返事は「ダメ」だった。

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バスジャック

  • posted at:2024-04-04
  • written by:砂月(すなつき)
ばすじゃっく
オールイン エンタテインメント
配給:ワインド・アップ
製作年:2013年
公開日:2014年2月8日
監督:深澤佳文
企画:深澤佳文
製作:山田浩貴
プロデューサー:西健二郎
コー・プロデューサー:中村和樹
ライン・プロデューサー:金子哲男
脚本:武居秀剋 深澤佳文
撮影:福澤亮介
照明:磯部大和
録音:竹中泰
音響効果:樋口謙
編集:深澤佳文 坂口雄祐
ビデオ・エンジニア:山根晋
視覚効果:松本肇
技術プロデューサー:菅原光宏
キャスティング・プロデューサー:久保田隆久
記録:鈴木美恵子
助監督:亀谷英司
制作担当:辻智
配給協力・宣伝:らんくう
制作プロダクション:ワインド・アップ
出演:遠藤章造 石橋杏奈 藤原光博 清水一希 鈴木つかさ
アメリカンビスタ カラー 77分

午後4時30分、度重なる不幸に見舞われる小宮昇は公園をさまよっていた。先月会社をリストラされた彼の右の奥歯を昨夜から銀紙を噛んだ時のような痛みが襲い、レントゲン検査では胃に怪しい影が見つかった。その日することのない小宮はベンチの陰でひと休みすることにした。同じ頃、ベンチでは組織から独立しようとするチンピラの小田正也と一緒について行こうとする子分の近藤ヒロが口論していた。そんな中、近藤が組長の大事な拳銃を記念に持ってきたことがわかり、「死」という言葉が頭にチラついた小田はベンチの裏に捨てて二人で逃げることにした。小宮は事情を知らずに拳銃を手にしたが、驚きよりも歯の痛さの方が勝った。

午後5時2分、日東交通のバス乗り場にふらりとやってきた小宮は運転手の佐藤忠志が丹念に車体を拭くバスを見て故郷を思い出した。彼の故郷は高知であり、長距離を走って翌日引退を迎えるそのバスの行き先も高知だったからだ。気さくに話していた佐藤だったが、小宮が銃を持っていることがわかると途端に震え出した。その様子を見て彼が何か勘違いしているのではないかと考えた小宮は、銃は拾った物だと説明した。だが命が惜しい佐藤は聞き耳を持たず、どうせバスジャックされるのなら素直に言うことを聞こうと小宮に乗るよう促した。だがそのバスには何故か他の客も次々と乗ってきた。皆バス乗り場の案内が間違っていることに気づかずにやってきたのだ。どうしていいかわからず立ちすくむ佐藤。その時、最後部に座る小宮の奥歯がまた疼いた。「痛ってぇ!」。思わずそう叫んだが、佐藤には「行ってぇ!」と聞こえたのだ。ビビった彼はバスを発車させた。小宮と9人の乗客を乗せたバスは高知に向かっていたが、ストレスに耐えられない佐藤は最後部にバスジャック犯がいると皆に告げた。驚いた小宮は即座に否定し身の潔白を証明しようとするが、乗客の中に本物のバスジャック犯がいたのだった。

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八月の濡れた砂

  • posted at:2024-03-25
  • written by:砂月(すなつき)
はちがつのぬれたすな
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1971年
公開日:1971年8月25日 併映「不良少女 魔子」
監督:藤田敏八
企画:大塚和
原作:中岡京平
脚本:藤田敏八 峰尾基三 大和屋竺
撮影:萩原憲治
照明:大西美津男
録音:古川恒夫
美術:千葉和彦
編集:丹治睦夫
助監督:松岡明
色彩計測:前田米造
現像:東洋現像所
製作担当者:松田文夫
音楽:むつひろし ペペ
主題歌:「八月の濡れた砂」石川セリ
演奏:ザ・ハーフブリード サンロックアンサンブル
技斗:田畑善彦
出演:村野武範 広瀬昌助 テレサ野田 藤田みどり 隅田和世
シネマスコープ カラー 91分

夏休みの早朝、海岸をバイクで走っていた西本清は男たちの乗ったオープンカーから少女が放り出されるのを目撃した。一人取り残された彼女は衣服を脱ぎ捨て裸になると海で何もかも洗い流そうとした。清が後ろから近づき声を掛けると、少女は慌てて服を着て何事もなかったように髪をとかした。そんな彼女を清はバイクに乗せて送ることにしたのだが、少女がいつまで経っても行き先を言わないため、とりあえず営業前の海の家へ連れて行くことにした。そこは兄・武の出店であり、今なら誰も来ないことがわかっているから安心だ。一旦家に帰り、武の妻・文子のタンスから洋服を持ち出すが店に少女の姿はなかった。陽が高く上り海の家の手伝いをしていた清は客として来ていた女性から名前と朝方いた場所を聞かれた。特にやましいことはなかったが、いつまでも黙っていると女性は金を置いて出て行った。気になって後をつけると車に乗ろうとしていた女性から白状しなさいと一喝された。その女性は三原真紀といい、妹・早苗を暴行した犯人を捜していたのだ。清は弁解するが信じて貰えず言われるがままに車に乗った。最初は軽口を叩いていた清だったが、その行き先が警察だとわかると激しい口調で抗議した。真紀は警察に突き出す気はなかったが、強引な手法で試そうとしたのだ。頭にきた清は彼女を助手席へ押し込むと運転席に乗り込み車を走らせた。そして人気のない場所で停めて真紀を犯そうとしたのだ。だが足を踏ん張った時にシフトレバーを折ってしまい、情けなさと申し訳なさで熱が冷めてしまった。

その日の夕方、青い顔をした清が歩いて海の家に戻ってくると、高校を自主退学した親友の野上健一郎が声を掛けてきた。彼の顔を見て何かあったことを察した健一郎は母・雅子が営むバーへ連れて行くことにした。健一郎がナポレオンを飲みながら清と話していると財界の大物・亀井亀松が客としてやってきた。母子家庭で育った健一郎は母に求婚する亀松に敵愾心を持っていた。二人が口論する中、自分がいるのは場違いだと考えた清は気分が悪いと言って店を出た。そして海の家に置いていたバイクで向かった先は真紀の車だった。誰もいない車内で座席を倒して目を閉じるといつの間にか寝入ってしまった。清は窓を叩く音で目覚めたが、辺りはもう明るくなっていた。誰かと思い体を起こすと、そこには早苗がいた。

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