映画「ハケンアニメ!」製作委員会(東映=東映アニメーション=ベンチャーバンクエンターテインメント=東映ビデオ=MBS=マガジンハウス=西武鉄道)
配給:東映
製作年:2022年
公開日:2022年5月20日
監督:吉野耕平
製作:木村光仁 高木勝裕 鷲見貴彦 與田尚志 中野伸二 鉄尾周一 岡徳康
企画プロデュース:須藤泰司
プロデューサー:高橋直也 木村麻紀
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:石川貴博
原作:辻村深月
脚本:政池洋佑
音楽:池頼広
音楽プロデューサー:津島玄一
撮影:清久素延
美術:神田諭
照明:三善章誉
録音:赤澤靖大
装飾:神戸信次
衣裳:遠藤良樹
ヘアーメイク:細倉明日歌
編集:上野聡一
音響効果:勝亦さくら
スクリプター:渡邉あゆみ
俳優担当:林まゆみ
助監督:木ノ本豪
制作担当:曽根晋 関浩紀
アシスタントプロデューサー:北岡睦己
VFXプロデューサー:井上浩正 山田彩友美
制作プロダクション:東映東京撮影所
出演:吉岡里帆 中村倫也 工藤阿須加 小野花梨 前野朋哉
アメリカンビスタ カラー 129分
日本を代表するエンターテインメント、「アニメ」。その市場規模は2兆円ともいわれ、毎クール50本近い新作が今この瞬間にも生み出されている。制作現場で働く人々は最も成功するアニメ、つまり覇権を取るアニメを生み出すために日夜戦っている。彼らが目指す最高の頂、それが「ハケンアニメ」なのだ。
斎藤瞳は国立大学を卒業した後に県庁で働いていたが、王子千晴が監督したテレビアニメ「光のヨスガ」と出会ったことでアニメ制作会社であるトウケイ動画に転職した。いつかは天才アニメ監督を超える作品を作りたい。そう心の中で思っていた。それから7年後、念願叶って彼女は連続テレビアニメ「サウンドバック 奏の石」(略称:サバク)で初監督を任されることになった。監督とはいえスケジュールや予算の都合で自分が考えた演出を反映させることは出来ず、既に出来上がったコンテに従うしかなかった。レイアウト作業、原画作業、動画作業、撮影作業、編集作業が終了した後に試写が行われ、その後に脚本会議が開かれた。瞳は効果音を古臭いと感じた鐘の音から電車の音にするように指示していたが、ベテラン脚本家の前山田修から後々に影響が出ると脅され元に戻さざるを得なくなった。様々の人々に気遣いながらも制作に集中したい瞳だがチーフプロデューサーの行城理は彼女を連れ回した。例えばアニメ雑誌「アニメゾン」の表紙絵に神作画で有名な並澤和奈を抜擢するために直接会わせたり、グッズの打ち合わせに立ち会わせたりした。ファッション誌にグラビアを載せてまでも瞳を売り込もうとする。それが行城のやり方だった。
雑誌の取材、SNSの動画撮影、ラジオ番組出演、スポンサーとの会食など瞳が行城に振り回されている頃、アニメ制作会社「スタジオえっじ」では騒動が起きていた。この会社が制作する「運命戦線リデルライト」(略称:リデル)は王子が監督を務めており、サバクと同じ時間帯(土曜夕方5時)で放送されることから天才監督と新人監督による対決が話題となっていた。だがその王子が突然失踪したのだ。一緒に仕事が出来ることをうれしく思っていたチーフプロデューサー・有科香屋子のショックはとても大きかった。それから1週間にも及んで連絡が取れないことから、痺れを切らした四季テレビの製作局長は彼女に監督交代を打診したのだった。
屋台的映画館
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