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へいせいらいだーたいしょうわらいだーかめんらいだーたいせんふぃーちゃりんぐすーぱーせんたい
「仮面ライダー大戦」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ=木下グループ)
配給:東映
製作年:2014年
公開日:2014年3月29日
監督:柴崎貴行
製作:鈴木武幸 平城隆司 日達長夫 和田修治 松田英史 古澤圭亮 木下直哉
企画:有川俊 林雄一郎 加藤和夫 波多野淳一 小川政則 飯塚航也 嘉手苅理沙
原作:石ノ森章太郎 八手三郎
脚本:米村正二
音楽:中川幸太郎 山下康介
撮影:いのくままさお
照明:斗沢秀
美術:大嶋修一
録音:畑幸太郎
編集:長田直樹
整音:曽我薫
スクリプター:渋谷康子
スケジュール:山口恭平
助監督:塩川純平
制作担当:喜多智彦
ラインプロデューサー:富田幸弘 下前明弘
装置:川上直人
装飾:大熊雄己
小道具:富田元
キャラクター管理:中村豊
衣裳:守島愛 滝口晶子
メイク:佐藤友勝
造型:蟻川昌宏 浅野桂 前澤範 前澤まさる 吉川学
絵コンテ:なかの★陽
プロデュース補:望月卓 沖拓史 菅野あゆみ
製作デスク:小川真世
クリーチャーデザイン:出渕裕
キャラクターデザイン:田嶋秀樹 小林大祐 田中宗二郎 阿部統
資料担当:山辺浩一 金子しん一 松井大
選曲:金成謙一
音響効果:大野義彦 小川広美
主題歌:「ドラゴン・ロード2014」串田アキラ&KAMEN RIDER GIRLS
音楽プロデューサー:津島玄一 河野裕介
レコーディングエンジニア:伊世照明
音楽制作協力:egg
音楽制作:東映音楽出版 avex entertainment
スーパーバイザー:小野寺章
エグゼクティブプロデューサー:佐々木基 疋田和樹
プロデュース:白倉伸一郎 武部直美 大森敬仁 佐藤現 矢田晃一 深田明宏
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:宮崎剛
特撮監督:佛田洋
出演:井上正大 半田健人 佐野岳 桐山漣 小林豊
アメリカンビスタ カラー 98分

地球の内側にもう一つの世界があるという事実を見つけた地下鉄工事の作業員がそこに現れた怪物に食べられた。そんな噂がオカルト雑誌やインターネット上で話題になっていたが、テレビや新聞など大手メディアは一切取り上げなかった。そのことに疑問を持った葛葉紘汰はヘルヘイムの森に棲む怪生物・インベスに拘りがあるのではないかと考え、幼馴染の高司舞とともに調査することにした。噂の現場と思われる地下鉄の工事現場に忍び込んだ紘汰たちだったが、謎の亀裂に巻き込まれ違う世界に落ちた。そして現れたのは地上を仰ぎ見る世界、つまり地球の内側だった。そこでシュウという不思議な力を持った少年と出会ったが、彼はその力を使ってやらなければならないことがあるがその理由がわからないと言った。記憶を失ったシュウを救うために紘汰たちは現れた場所から逆にたどって元の世界に戻るが、坑内に現れた男がその子を連れ出してはならぬと警告した。その男は人間の自由のために戦う本郷猛だった。猛は紘汰が仮面ライダー鎧武であることを見抜き、黙ってその子を渡せと言った。そしてお前のようなひよっこを仮面ライダーと認めるわけにはいかないと言い放つが、そこに無数のコンバットロイドが現れると紘汰たちを逃がし仮面ライダー1号に変身して戦った。

坑道から抜け出した紘汰は猛がシュウを渡せと言った理由がわからなかった。彼にはいろいろな物をひっくり返す能力があるが、記憶が戻らなければ何の意味もなかった。そこで舞が何でもいいから思い出したことを描いてみてとタブレット端末を渡すと、シュウは塔のような絵を描き始めた。それを見た紘汰はユグドラシルタワーだと言った。ユグドラシルタワーは沢芽市のランドマークだが、それとは違うとシュウは否定した。すると亀裂のあった場所が大爆発を起こして二つの世界が繋がり、そこに現れたコンバットロイドが人々を襲い始めた。すると後からヤマアラシロイドとタイガーロイドが現れこの世界は地下帝国バダンがいただくと宣言した。ヤマアラシロイドはコンバットロイドにシュウを捕まえろと命じるが、紘汰は鎧武に変身して対抗した。だがそこに幹部怪人が次々と現れ鎧武はピンチに陥った。

屋台的映画館
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へそくり社長

  • posted at:2024-05-09
  • written by:砂月(すなつき)
へそくりしゃちょう
東宝
配給:東宝
製作年:1956年
公開日:1956年1月3日 併映「決闘巌流島」
監督:千葉泰樹
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三
撮影:中井朝一
美術:河東安美
録音:小沼渡
照明:岸田九一郎
音楽:松井八郎
監督助手:小松幹雄
編集:大井英史
現像:東宝現像所
製作担当者:根津博
出演:森繁久彌 小林桂樹 上原謙 八千草薫 司葉子
スタンダード モノクロ 82分

明和商事社長の田代善之助は来たる大株主懇談会のことが心配でよく眠れなかった。その事を朝食時に口にすると妻の厚子は気にする必要はないと言った。芦屋に住む先代社長・福原富太郎の妻・イネは善之助の経営方針に賛成しているし、そのために娘の未知子が代理で出席することになっていると聞いていたからだ。彼にとって妻の助言はとてもありがたかった。厚子は富太郎の姪で、善之助は彼女のハートを射止めて結婚した。ところが順風満帆だった家庭生活も最近は風向きが変わってきた。健康に気遣う厚子は富太郎の方針に従って彼が同じ年頃になると食事を和食から洋食に変えた。白米が胃がんと高血圧の原因だとするテレビに出ていた医師の情報を鵜呑みにしていることも後押しした。ただ厚子と差し向かいで味噌汁とお新香のご飯が食べたいだけなのに。善之助の願いは叶いそうもなかった。

出社すると善之助が真っ先に行うのは富太郎の肖像写真に睨まれながら教訓「仕事に惚れろ、金に惚れろ、女房に惚れろ」を唱えることだった。そしてそれが終わると社長秘書の小森信一とスケジュールの確認を行った。午前11時に羽田空港に到着する未知子を出迎え、午後1時に大株主懇談会に出席するのがその日の大まかな予定だった。気を利かせた小森は懇談会用の分厚い報告要旨を夜遅くまで掛かって作成したが、善之助は要点だけまとめてタイプで打ち直せと突き返した。

空港に到着した未知子を乗せた車は明和商事に向かっていた。その車中で善之助は株主配当率の問題や社員の待遇改善、ボーナスの件などを会議の議題として取り扱うと説明するが、興味のない未知子はただハイハイと返事をすればいいのねと言った。先代社長の時代はお茶を飲みながらの独演会のようなものだったが、今はそうは行かなかった。株主に対して一々説明をしなければならないなんて三等社長のつらいところねと未知子から他意なく言われた善之助はぐうの音も出なかった。

屋台的映画館

兵隊やくざ 強奪

  • posted at:2022-09-05
  • written by:砂月(すなつき)
へいたいやくざごうだつ
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1968年
公開日:1968年10月5日 併映「尼くずれ」
監督:田中徳三
企画:奥田久司
原作:有馬頼義
脚本:舟橋和郎 吉田哲郎
撮影:森田富士郎
録音:海原幸夫
照明:伊藤貞一
美術:内藤昭
音楽:鏑木創
編集:菅沼完二
擬斗:宮内昌平
助監督:勝呂敦彦
製作主任:眞田正典
出演:勝新太郎 田村高廣 佐藤友美 夏八木勲 江守徹
シネマスコープ モノクロ 80分

昭和二十年八月十五日、長い長い戦争は終わった。満州はソ連軍によって占領され日本軍の大半は捕虜となった。辛うじて逃げた者は満州の荒野をひたすら南へ南へと敗走したが、この時各地では満洲人による武装蜂起が起こった。その頃、大宮一等兵と有田上等兵は一日も早く内地に帰ろうとひたすら先を急いでいた。蘇家屯を目指す二人だったがその途中で全滅した部隊を目の当たりにし大宮は俺たちもいつかこうなるかも知れないと言った。その先では複数の兵隊が気に吊るされ柵に磔にされていた。中には息のある者もいたことから二人は縛られた縄を解きなけなしの食料を与えた。再び歩みを進めると何処からか威勢のいい声が聞こえた。そこでは日本軍による訓練が行われており、大宮は加藤中尉の前に歩み寄ると戦争は終わったんですがと言った。すると加藤は何を言うかと彼を殴った。加藤は終戦の大詔渙発が腰抜けの重臣どもが勝手にやった陰謀であり真の聖断ではないと言った。関東軍に降伏はないと考える彼はこの地に踏みとどまって敵を迎え撃ち、最後の一兵まで戦い抜くつもりでいたのだ。呆れた大宮がてめえ一人でやりゃあいいじゃねえかと吐き捨てるように言うと加藤は部下に監禁するよう命じた。

二人が食糧庫に連れて行かれた頃、松川大尉は加藤とともに抗日ゲリラの女の取り調べを行おうとしていた。松川は彼女が所属する部隊の勢力や居場所を聞き出すために拷問を行うが口を割らなかった。銃殺刑に処すことに決めた。一方、何とか逃げ出す手はないかと大宮たちが思案していると壁を叩くような音が聞こえた。何かと思い頭を回らすと、穴から五人の男たちが入ってきた。彼らは二人が助けた日本兵で食糧を盗むために忍び込んだのだ。二人は縄を解いてもらおうと期待したが、男たちは素知らぬ顔で荷物を持ち出して行った。義理も人情もねえなと大宮が愚痴っていると一匹のネズミがやってきて彼の縄を食いちぎったのだった。男たちが作った穴から逃げ出した二人だったが、女が銃殺の的として磔にされているのを目撃して居ても立っても居られなくなった。加藤に一泡吹かせてやりたいと考えた大宮たちは背中を見せていた兵士から機関銃を奪うと威嚇し女を助け出したのだった。しばらく歩いた先に誰もいない町を見つけひと休みすることにしたが、少し目を離した隙に女は姿を消した。驚いた大宮は辺りを捜し回るが、見つけたのは女ではなく赤ん坊だった。有田はどんな危険な目に遭うかわからないから置いて行けと言うが、鳴き声が気になって心配になり結局連れて行くことにした。

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兵隊やくざ 殴り込み

  • posted at:2022-08-12
  • written by:砂月(すなつき)
へいたいやくざなぐりこみ
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1967年
公開日:1967年9月15日 併映「海のGメン 太平洋の用心棒」
監督:田中徳三
企画:久保寺生郎
原作:有馬頼義
脚本:笠原良三 東條正年
撮影:武田千吉郎
録音:奥村雅弘
照明:伊藤貞一
美術:下石坂成典
音楽:鏑木創
編集:山田弘
助監督:勝呂敦彦
製作主任:吉岡徹
出演:勝新太郎 田村高廣 野川由美子 岩崎加根子 細川俊之
シネマスコープ モノクロ 89分

激戦が続く最前線だが大淵連隊に少しばかり平穏な時間が訪れた。二ヶ月ぶりに輸送トラックが到着すると、染谷伍長は大宮一等兵と水巻一等兵に郵便物の受領を、黒磯一等兵に糧秣の受領を命じた。本当は糧秣の方へ行きたい大宮だったが、染谷に叱られたため渋々連隊本部に向かった。その帰り、郵便物の中に自分宛ての物があることを知った大宮は封筒に描かれた絵からそれが吉原御影楼の梅香からだとわかった。だが字が読めないため水巻に今すぐ読めとせかしたのだった。ところがそこは軍旗室の前。たまたまそこを通り掛かった香月少尉に制裁を課されたが、頬を打たれた大宮は咄嗟に水巻をかばった。手紙を読ませた責任は自分にあるからだ。その行動に好感を持った香月は、戦場において戦友をかばう心は貴重だからその心を大事にしろと言った。滅多に人から褒められない大宮にとってその言葉はとてもうれしかった。

分隊に戻る途中でトラックの前を通り掛かった大宮は水巻に郵便物の包みを渡すと先に帰れと言った。そして米俵を運ぶ黒磯を呼び止めると今から犬飼軍曹を眠らせると言った。その方法を耳打ちすると黒磯は担いでいた米俵を渡した。大宮は犬飼に近づくと米俵でいきなり殴って気絶させその隙に倉庫から油の入った一斗缶を盗み出した。川にたどり着くと黒磯が手榴弾を投げ込み大量に浮いた魚をせしめた。それらを調理場で天ぷらにしていると赤池曹長が香りを嗅ぎつけてきたが後で持って行くと言ったらおとなしく帰った。その日の夕食は魚の天ぷらが一品追加されたが、大宮の上司である有田上等兵は臭いが気になると言って食べなかった。点呼の時間になり染谷がやってきたが、どうも大宮の様子がおかしい。理由を聞くと腹が痛いというのだ。大宮が盗んできたのはひまし油であり、有田の分の魚まで食べたことで他の人よりも効き目が早かったのだ。その後は便所の争奪戦となった。

戦局が思わしくないことから大淵大佐は軍旗隊を迎えて連隊の士気を高めることにした。皆で軍旗に敬礼をするが、そのみすぼらしい姿を見た大宮は呆れた。日本はもう新たに旗を作ることも出来ないような状況に追い込まれているのだ。

屋台的映画館

兵隊やくざ 俺にまかせろ

  • posted at:2022-05-13
  • written by:砂月(すなつき)
へいたいやくざおれにまかせろ
大映(東京撮影所)
配給:大映
製作年:1967年
公開日:1967年2月25日 併映「東京博徒」
監督:田中徳三
企画:久保寺生郎
原作:有馬頼義
脚本:高岩肇
撮影:宗川信夫
録音:飛田喜美雄
照明:伊藤幸夫
美術:渡辺竹三郎
音楽:鏑木創
編集:中静達治
助監督:帯盛迪彦
製作主任:渡辺俊策
出演:勝新太郎 田村高広 内田良平 渡辺文雄 長谷川待子
シネマスコープ モノクロ 89分

昭和二十年、北満。ソ連軍の襲撃により駐留部隊は全滅したが、瓦礫に埋もれたおかげで奇跡的に命拾いしたのは大宮一等兵と有田上等兵だった。二人は救援にきた鬼と呼ばれる第一〇二独立守備隊木崎部隊にそのまま配属となったが、戦況の悪化から作戦が全面的に変更され南方への転進に即応した行動を取ることになった。密偵の張から掃討作戦によってゲリラが鳴りを潜めていると聞いた田沼参謀は通過点である孟家屯に分遣隊を送ることに決めた。

練兵休の日に田沼から酒などの特配があり兵隊たちは大いに盛り上がった。気が大きくなった滝口兵長は下戸だという張を捕まえ参謀直々の酒が飲めないとは何事かと絡んた。すると便所から出てきた大宮は嫌がる物を飲ませることはないじゃねえかと一升瓶を取り上げようとした。何処の馬の骨か知らないが俺は参謀殿の車の係をしていると滝口が誇らしげに言うと、大宮は運ちゃんじゃねえかと嘲った。ボクサー崩れの滝口は表へ出ろと勝負を仕掛けるが簡単に伸されてしまった。その噂は忽ち広がり仙場伍長など腕に自信がある者たちに呼び出されたがこれも敵わなかった。後からやってきた有田は大宮の肩をポンと叩きすっきりしたろうと笑った。

ある日、孟家屯分遣隊にゲリラ隊が襲撃し、二名の負傷者を出したが撃退した。張からの情報との食い違いが転進作戦に重大な影響を受けることは間違いなかった。四日後の十二時に各部隊が一斉に行動を開始し孟家屯の間道を経て南下することが既に決まっていたことから田沼は大変な事態が起こるだろうと予想した。その頃、大宮と有田は料理長の仙場が作った料理をたらふく食べ缶詰などの土産を抱えて上機嫌で小隊に戻ったが、そこに北沢軍曹が真っ赤な顔をしてやってきた。物干場から彼の襦袢がなくなっており火急の用事と称して持ち物を検査しようとしたのだ。言われもない理由で自分の部下が疑われた岩兼曹長は、内務班に逃げ込んだのを目撃をしたという監視兵を厳しく問い質した。すると監視兵は震え出しその様子を見た北沢は内々に処置するつもりだったが正式に取り調べてもらうと言った。怖くなった竹内二等兵は自首しようとするが、監視兵が事の発端だと考えた有田はそれを止め先に盗んだのはそっちだろうと言った。そこへ大宮が割って入り俺が盗んで文句があるのかと啖呵を切った。岩兼は俺の小隊の始末は俺がつけると言い、二人が帰ると大宮に今日こそ徹底的に木崎隊の神髄を見せてやると睨みつけた。

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