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モスラ対ゴジラ

  • posted at:2016-04-17
  • written by:砂月(すなつき)
もすらたいごじら
東宝
配給:東宝
製作年:1964年
公開日:1964年4月29日 併映「蟻地獄作戦」
監督:本多猪四郎
製作:田中友幸
脚本:関沢新一
撮影:小泉一
美術:北猛夫
録音:矢野口文雄
照明:小島正七
音楽:伊福部昭
整音:下永尚
監督助手:梶田興治
編集:藤井良平
音響効果:西本定正
現像:東京現像所
製作担当者:森本朴
特殊技術・撮影:有川貞昌 富岡素敬
特殊技術・光学撮影:真野田幸雄 徳政義行
特殊技術・美術:渡辺明
特殊技術・照明:岸田九一郎
特殊技術・合成:向山宏
特殊技術・監督助手:中野昭慶
特殊技術・制作担当者:小池忠司
特技監督:円谷英二
出演:宝田明 星由里子 小泉博 藤木悠 佐原健二
シネマスコープ カラー 89分

台風8号が東海地方を直撃し、倉田浜新産業計画の基盤となる干拓地には逆流した海水が巨大な水溜りを作っていた。翌朝、毎朝新聞の記者・酒井市郎と助手の中西純子が現場の取材にやってくると、事業が台風によって甚大な被害を受けたという記事が朝刊の一面に載ったことに激怒した県会議員が彼らを待ち構えて抗議した。その日は干拓事業の完成記念セレモニーが行われることになっているのだ。新産業計画はわが県の五大事業の一つであり、すみやかに復旧を行い全力を挙げて期日までに完成させることを議員は関係者の前で一席ぶったが、市郎はそんなことなど聞き流して写真撮影を行う純子の様子を見に行った。すると彼女は瓦礫の中に浮かぶ直径30センチ程の虹色に輝く奇妙な物体を撮影しようとしていたのだ。その頃、静之浦沖に巨大な卵が漂着し、網元はその対応を躊躇していた。だが神主から祟りが起こらぬようにお祓いをしたことを聞き腹をくくった。網元は、この浜で獲れる物は魚だろうが卵だろうが俺たちの物だと言って漁師たちに船を出すよう命じた。すると時化続きで海へ出られなかった漁師たちは俄然やる気を出して沖へ向かった。

浜へ運ばれた卵は生物学者の三浦俊助博士によって調査が進められていたが、ハッピー興行社の熊山という男が見る分には構わないが傷つけてもらっちゃ困ると言ってやってきた。熊山は所有権を主張する網元から122万4560円で買い取ったというのだ。彼のバックにいる興行師の虎畑二郎は、孵化するのが鳥か獣かという前代未聞のイベントと、それを中心とした東洋一の娯楽センター・静之浦ハッピーセンターを建設して最低10億円の荒稼ぎをしようと企んでいたのだ。熊山と虎畑がホテルの一室で密談をしていると、「卵をかえしてください」という女性の声が何処からともなく聞こえてきた。スパイだと感付いた虎畑が室内を隈なく探していると、二人の小美人が現れ「お願いです、卵を返してください」と再び呼びかけてきたのだ。これも見世物にすれば金になると踏んだ虎畑は熊山に命じて捕まえようとしたが、すばしこい小美人は難なく逃げ出したのだった。その頃、同じホテルに熊山が訪ねてきたを知った市郎は、彼の黒幕の正体を暴くためにその後をつけ、部屋に入る機会を今か今かと待ち構えていた。そこに騒動があったため、泥棒ですかとどさくさ紛れに部屋へ入り込み中にいる人物の顔を確かめたのだった。部屋を追い出された市郎は外で待っていた純子と三浦に仔細を報告した。虎畑二郎は興行界の影の実力者と呼ばれる人物で、多大な資産を持ち、父・万造以上に政界と太いパイプでつながっていた。三浦が興味を持って市郎の話に耳を傾けていると、あの卵を金の卵にしようとしてるのねと純子が言った。すると何処からか「お願いです、卵を返してください」という声が聞こえた。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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