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必殺仕掛人 梅安蟻地獄

  • posted at:2016-05-15
  • written by:砂月(すなつき)
ひっさつしかけにんばいあんありじごく
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1973年
公開日:1973年9月29日 併映「野良犬」
監督:渡邊祐介
制作:織田明
原作:池波正太郎
脚本:宮川一郎 渡邊祐介
撮影:小杉正雄
美術:森田郷平
音楽:鏑木創
主題曲:平尾昌晃
録音:中村寛
調音:小尾幸魚
照明:佐久間丈彦
編集:寺田昭光
監督助手:白木慶二
装置:森勇
装飾:宗田八郎
進行:柴田恵
衣裳:松竹衣裳
かつら:八木かつら店
現像:東京現像所
殺陣:湯浅謙太郎
制作主任:峰順一
出演:緒方拳 林与一 津坂匡章 松尾嘉代 佐藤慶
アメリカンビスタ カラー 91分

秋の訪れを感じさせるある夜、品川台町に居を構える針医者の藤枝梅安は馴染みの料亭「井筒」からの帰り道に命を狙われた。相手の一振りを交わした梅安が自ら名乗ると、浪人はすまんと詫びて姿を消した。井筒に引き返した梅安は、女中のおもんに頭を丸めた自分くらいの背格好の男が来ているかと尋ねると、今し方同じことを聞きに来た侍が来たという。部屋の障子を閉めて梅安が改めて似た客について尋ねると、その男は山崎宗伯という医者で、もうじき蝋燭問屋の伊豆屋長兵衛が連れの客として来ることになっていた。その部屋が竹の間であることがわかると、梅安は自分の目でその顔を確かめることにした。竹の間に通された長兵衛は、俺がお前を呼び出したと結び文に書いてあったがそんな覚えはないと宗伯の顔を見るなり言った。するとそれを聞いた宗伯は伊豆屋の使いが井筒で待っているからすぐに来いと確かに言ったのだから間違いないと反論した。宗伯が誰かにつけられていると話していたことを思い出した長兵衛は、自分の名前を騙ったに違いないと確信した。梅安は長兵衛が帰りの駕篭に供を二人つけたことで用心深い男だと悟った。翌朝、梅安は自宅で食事の支度をしながら昨夜あったことを仕掛人の密偵である岬の千蔵に話した。闇夜に斬りつけた浪人が宗伯を殺そうとしたのだから相手は仕掛人なんだろうかと疑問を口にすると、もしそうだとしたら人違いとわかった途端にすまんと謝ったんだから間抜けな奴だと梅安は笑った。

数日後、長屋の住民と談笑をしているところへ千蔵が梅安を呼びに来た。梅安は千蔵を建物の陰に引き込むと、金はあるし当分仕掛けは縁切りだからそう元締に断ってくれと言った。だが元締の依頼が田舎から出てきたおぼこ娘の出来物を針で散らしてもらいたいということだと知るとあっさりと撤回した。上機嫌で音羽屋にやってきた梅安だったが、すぐに騙されたことに気付いた。千蔵は女好きな梅安の性格を逆手に取ったのだ。裏稼業で仕掛人の元締している音羽屋半右衛門は、表稼業で口入屋を営んでいる。半右衛門は梅安を奥の部屋に通すと、今度だけはどうあってもひと汗かいてもらいたいと三つの二十五両の包金を見せた。すると梅安は話だけでも伺いましょうと言った。「仕掛けてもらいたいのは、本所立川花町に住む蝋燭問屋の伊豆屋長兵衛」。その名を聞いた途端、梅安の顔色が変わったことに気付いた半右衛門はどうしましたと尋ねた。梅安はそれを悟られないために依頼主は誰かと尋ねたが、起こりのことを聞かないのは約束であり、私が引き受けた仕事は仕掛ける相手が世のため人のためにならない奴には違いないと半右衛門は言った。遅ければ遅いほど泣かされる人が増える。そう言いながら彼が懐から包金を一つ取り出し重ね置くと、引き受けましょうと梅安は答えた。

屋台的映画館
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