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劇場版3D あたしンち

  • posted at:2024-10-31
  • written by:砂月(すなつき)
げきじょうばんすりーでぃーあたしんち
「劇場版3Dあたしンち」製作委員会(シンエイ動画=メディアファクトリー=テレビ朝日=ADK)
配給:東映
製作年:2003年
公開日:2003年12月6日 
監督:高橋渉
エグゼクティブプロデューサー:北井敦朗
プロデューサー:魁生聡 斉藤幸夫 今川朋美 杉澤義文
企画:加藤良雄 平城隆司
原作:けらえいこ
脚本:大野木寛
監修:やすみ哲夫
絵コンテ:高橋渉
作画監督:大武正枝
美術監督:天水勝
撮影監督:関谷能弘
編集:小島俊彦
S3D監督:三田邦彦
CGI:つつみのりゆき
音楽:相良まさえ
色彩設計:野中幸子
音響監督:大熊昭
主題歌:「SUGAR! SUGAR!!  SUGAR! !!」矢沢洋子
制作デスク:永田雄一
制作進行:宇佐美翔平
声の出演:渡辺久美子 折笠富美子 阪口大助 緒方賢一 的井香織
アメリカンビスタ カラー 43分

タチバナ家にいつものように朝が来たが、その日の母はいつもと少し違っていた。目覚まし時計のアラームが鳴る前にすっきりと目覚め、お通じもなめらか。朝食の目玉焼きはいつもなら黒焦げだが今日はつやつやのプリプリだった。買い物に行けばお会計が3333円になり、支払いで小銭がぴったりだった。まだまだいいことが続くような予感がしてならなかったが、素晴らしい秋晴れに突然怪しげな雨雲が現れ雷が彼女に直撃したのだ。黒焦げになった母を見た周囲の人々は心配になって駆け寄るが、彼女は「死ぬかと思った」とつぶやくと照れ隠しに全然平気ですからと言ってそそくさとその場を立ち去った。家に帰り着替えた母はまた洗濯しなくちゃと顔を拭いたタオルをカゴに投げ込んだ。その時にタオルがおかしな動きをしたように感じたが気にしなかった。買った物を冷蔵庫の中にしまおうと買い物袋を手に取ったところ、破れた場所から中の液体が垂れていた。このままでは床が汚れてしまうと焦りティッシュペーパーに手を伸ばそうとすると、テレビの上に置いてあったティッシュの箱が飛んできたのだ。思わずキャッチしたが、目の前で起きたことが理解出来ない母は怖くなってそれを投げ捨てたのだった。

夕食時、母は自分が超能力者になったことを発表した。突然の告白にカレーライスを食べようとする手が止まるみかん、ユズヒコ、そして父。すると母はスプーンを掲げ曲がれと何度も念じた。ところが自分の持っている物ではなくみかんたちのスプーンが奇妙な形にねじ曲がったのだ。疑り深いユズヒコが何をしたのかと文句を言うと、母はユズヒコのスプーンを別の形に変えたのだった。それを見たみかんが何故そんなことが出来るのとて興奮気味に質問すると、母は雷に打たれたら使えるようになったみたいと言った。世間に知られたらテレビや新聞、ネットが大騒ぎするから絶対に外でやらないようにとユズヒコは釘を刺すが、みかんはそれ最高と叫び、母もノリノリだった。それを見たユズヒコが怖い顔で外では絶対にやるなと抗議すると、母は超能力を絶対に使わないと約束した。だが隠し事の出来ない母は翌日、喫茶店に集めた友人たちの前で10円玉を浮かせて見せた。

屋台的映画館
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劇場版 ねこ物件

  • posted at:2024-08-26
  • written by:砂月(すなつき)
げきじょうばんねこぶっけん
「ねこ物件」製作委員会(アミューズメントメディア総合学院=テレビ神奈川=TCエンタテインメント=テレビ北海道=TOKYO MX=群馬テレビ=とちぎテレビ=テレビ埼玉=千葉テレビ放送=メ~テレ=KBS京都=九州朝日放送=鹿児島放送=BS11)
配給:AMGエンタテインメント
製作年:2022年
公開日:2022年8月5日
監督:綾部真弥
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
製作:遠藤幹彦 吉田尚子 三谷克樹 長嶺利江子 瀧本義久 小島宏子 若井総一郎 榊原忍 松岡雄浩 薗田眞紀 森君夫 渡辺直樹 山賀亮
プロデューサー:岩淵規
脚本:綾部真弥
撮影:小島悠介
照明:西野龍太郎
録音:井家眞紀夫
美術:齋藤卓
衣裳:小磯和代
ヘアメイク:遠藤一明
小道具:中道健太
フードスタイリスト:松井あゆこ
動物トレーナー:菊田秀逸
編集:岩切裕一
助監督:金子功
制作担当:田山雅也
アソシエイトプロデューサー:小笠原宏之 藤井友美子
音楽:沢田ヒロユキ ペイズリィ8
主題歌:「Bell」SPiCYSOL
挿入歌:「Coffee And Tea」SPiCYSOL
・・・:「Friend」釣宝来
制作プロダクション:MEDiAND
企画:AMGエンタテインメント
配給協力:リージェンツ
出演:古川雄輝 長井短 細田佳央太 上村海成 本田剛文
アメリカンビスタ カラー 94分

二星優斗が住む家にはクロとチャーという名の二匹の猫がいる。二星家のルールは「家族は一緒に朝食を食べる」だが、それは猫にも人にも当てはまる。この家訓を作ったのは祖父の二星幸三だった。両親を幼い頃に事故で亡くしたため、幸三は優斗と猫の育ての親でもあるのだ。その祖父が突然脳梗塞で亡くなり、相続税対策で猫シェアハウス「★★(二星)ハイツ」を始めることになった。かつてここには四人の同居人が住んでいた。弁護士を目指していた立花修は若いが頼りがいがある好男子で、俳優志望の島袋毅は明るく元気なガッツマンだった。プロボクサーの夢を持つ矢澤丈は物静かだがやさしいファイターであり、台湾からの留学生のファンは礼儀正しくて芯のある青年だった。その四人の共通点は猫好きということだったが、皆次のステージへ旅立って行ったため優斗は人生で初めて人ロスを抱えていた。二匹の猫との三人暮らしをすることになった彼は、ただ猫と食べ、遊び、寝る、そんな日々を過ごしていた。

ある日、四つ葉不動産の社員・広瀬有美が訪ねてきた。四人の居住者が退去してから★★ハイツは開店休業状態となっており、彼の人見知りを心配した有美はアルバイトを紹介した。ところが優斗はこの店主とは合わないと直感し一日で辞めたのだ。そのことを後に知った有美はどうしてすぐに報告してくれないのかと詰め寄るが、優斗はのらりくらりといなした。これ以上言っても仕方がないと考えた彼女は島袋が準主役で舞台に立つことや矢澤がデビュー戦をTKO勝利してニュースになっていることに話題を変えた。そしてかつての居住者たちが頑張っているので、あなたもシェアハウスを再開しませんかと自作のチラシを手渡した。その気があればいつでもお手伝いさせていただきますと有美は言うが、優斗は恐縮しながらまだ新しい人たちと住む気になれなくてと断った。それを聞いて残念がる有美はカバンの中から今度は猫カフェのチラシを取り出し外へ出ましょうと言った。その用意周到さに優斗は次から次へと出てきますねと感心した。

屋台的映画館

継承盃

  • posted at:2024-08-20
  • written by:砂月(すなつき)
けいしょうさかずき
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1992
公開日:1992年8月29日
監督:大森一樹
企画:佐藤雅夫
プロデューサー:奈村協 厨子稔雄 天野和人
脚本:松田寛夫
撮影:仙元誠三
照明:渡辺三雄
美術:佐野義和
録音:伊藤宏一
編集:比嘉一郎
記録:江口由紀子
整音:荒川輝彦
装置:梶谷信男
装飾:西川由紀夫
背景:西村三郎
衣裳:豊中健 宮川信男
美粧:鳥居清一
結髪:山田真佐子
擬斗:上野隆三
音楽:加藤和彦
編曲:国吉良一
主題歌:「夕映え」吉田拓郎
音楽プロデューサー:高桑忠男
音楽製作:東映音楽出版株式会社
企画協力:藤映像コーポレーション
進行主任:長岡功
出演:真田広之 古手川祐子 緒形拳 川谷拓三 隆大介
アメリカンビスタ カラー 119分

ある雪が降る夜、体調を崩していた堂場組組長・堂場英吉が引退を表明した。彼が跡目として指名したのは花村組組長の花村利光だった。堂場は大掛かりな継承式をしたいと考えていたが、花村は1992年3月に暴力団対策新法が施行された今下手に警察やマスコミを刺激するのはいかがなものかと進言した。規模を縮小して一日で済ませるようにしてはどうかと提案するが、堂場はこの俺が戦後の闇市から手塩に掛けて育て上げた組織の初めての継承式だからやりたいようにやると譲らなかった。花村は反対だったが立場が弱いため黙って従うことにした。やるからには立派な式にしたいと考え準備執行委員長に兄弟分の田渕を、そして補助として取り仕切る役目に仙藤を指名した。その後の会議で式日が半年後の七月吉日に、臨時上納金の金額や式場も決定した。そして二者の仲立ちを行う取持人や儀式を取り仕切る媒酌人も決まったが、継承式の四日前になって媒酌人の雁金が入院した。

緊急事態に仙藤は頭を抱えていた。半年掛けて取持人の選定や出席する親分衆の序列、式場の手配など準備を整えてきたが、まさか媒酌人なしで式を行うなんて出来るはずがない。雁金は今回の入院が検査だと主張し媒酌人をやる気でいたが、万が一のことを考え控え役の媒酌人を用意する必要があった。雁金の耳に入れないために別の筋から見つけなくてはならない。そこで仙藤は弟分の繁田に、彼がテキヤ時代に世話になった常州梅ヶ崎一家の親分を連れてこいと命じた。

継承式の三日前、繁田は新入りの吉成正一を連れて梅ヶ崎一家のある常州へ向かった。ところがその途中で繁田がハンドル操作を誤り車は横転、田んぼの中に突っ込んだのだった。車外に這い出た吉成は電話で仙藤に助けを乞うが、救急車なんて呼んだら警察に事情を聞かれるだろうがと怒鳴られた。何が何でも今日中にお前が親分を東京へ連れてこいと命じられた吉成は、気を失った繁田を放置したまま支度金を持って目的地へ向かうことになった。命令を完遂出来なければ地獄が待っていることを知っている吉成は農家のオヤジから馬を借り、電車を乗り継ぎ、レンタカーを飛ばして何とか辿りついたのだった。コワモテの親分・門田大作を前に吉成は震えながら事情を説明した。そして支度金を差し出すと門田はあっさりと受け入れた。

屋台的映画館

劇場版 パタリロ!

  • posted at:2024-07-27
  • written by:砂月(すなつき)
げきじょうばんぱたりろ
「劇場版パタリロ!」製作委員会(ネルケプランニング=白泉社=キューブ)
配給:HIGH BROW CINEMA
製作年:2019年
公開日:2019年6月28日
監督:小林顕作
製作:野上祥子 島田明 北牧裕幸
原作:魔夜峰央
脚本:池田テツヒロ
音楽:小林顕作 和田俊輔 ha-j 遠藤ナオキ
VFXプロデューサー:小川洋一
VFXスーパーバイザー:田口健太郎
CGディレクター:高橋尚登 吉田裕行
撮影:伊集守忠
照明:酒井隆英
舞台照明:坂本明浩
衣装デザイン:朝月真次郎
衣裳(舞台「パタリロ!」):前岡直子
美術:片平圭衣子
小道具:清水克晋
スタイリスト:大井慎弥
ヘアメイク:堀川貴世 松村直美 成島亮
振付:足立夏海 平原慎太郎
アクション指導:森貞文則
特殊スタイリスト:百武朋
特殊造形:並河学
LED映像・タイトルデザイン:ワタナベカズキ
スクリプター:松本月
ミュージックエディター:佐藤啓
録音:越智美香
音響効果:赤澤勇二
編集:難波智佳子 津野励木
助監督:川松尚良
制作担当:細谷光
監督補:小泉宗仁
出演:加藤諒 青木玄徳 佐奈宏紀 細貝圭 金井成大
アメリカンビスタ カラー 103分

常春の国マリネラ王国から皇太子のパタリロ・ド・マリネール8世が王室近衛兵のタマネギ部隊を引き連れて王室専用機でイギリスにやってきた。ロンドンのヒースロー空港で彼らを待っていたのはスコットランドヤードの刑事だった。今、マリネラは政情不安に陥っていた。パタリロの父で絶対権力者の国王ヒギンズ3世が病に臥し、権力を握ろうと画策する政治家たち大臣派と王家である国王派との対立が激しくなっていた。マリネラは世界的なダイヤモンドの産出国として有名であり、この混乱に乗じてパタリロが命を落とすようなことがあれば一大事だ。そこでスコットランドヤードが彼の警護を依頼したのは秘密情報部・MI6の凄腕エージェントのジャック・バルバロッサ・バンコランだった。だがそのバンコランの姿は空港になく、パタリロはこいつらがいれば安心だとタマネギ部隊とともに観光へ向かった。その夜、街中を浮かれながら歩いていると学ラン姿の如何にも怪しい日本人留学生と出会った。ナイフを抜いた彼らは一行を襲おうとするが、そこに現れたバンコランによってパタリロは命を救われた。美少年キラーのバンコランには特殊な「眼力」があり、その不思議な力で見つめられた者は途端に気絶してしまうのだ。バンコランは大臣派が留学生を暗殺者として雇ったのではないかと考えた。彼に命を救われたパタリロはボディーガードとして特別に傍にいることを許してやると言った。それを聞いたバンコランはお願いしますと言えと反論するが、二人が言い争っているところにやってきたBBC放送の記者・マライヒはバンコランの美しさに心を奪われたのだった。

パタリロは観光の密着取材がしたいというマライヒからの申し出を受け許可をした。BBC放送ではマリネラ国王が崩御した場合に特番を放送することが決まっており、そのために派遣されてきたのだ。彼は国王に関する取材を行っている際にある情報を掴んだ。それは絵を描くのが好きだった国王が若い頃にイギリスへ留学していたが、絵のモデルになった娼婦に心を奪われた。国王はその女性に何通かのラブレターとともに自分が描いた絵を送ったが、生活に困った女性は絵を売却した。その絵は流れ流れてコートールドギャラリーに飾られているが、その裏にラブレターが隠されているという噂があるのだ。国民にそのことが知られれば大変なことになると考えたパタリロはマライヒと協力して絵を盗み出すことにした。

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現代ポルノ伝 先天性淫婦

  • posted at:2024-06-12
  • written by:砂月(すなつき)
げんだいぽるのでんせんてんせいいんぷ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1971年
公開日:1971年12月17日 併映「関東テキヤ一家 浅草の代紋」
監督:鈴木則文
企画:天尾完次
脚本:掛札昌裕 鈴木則文
撮影:赤塚滋
照明:金子凱美
録音:堀場一朗
美術:雨森義允
音楽:鏑木創
編集:堀池幸三
刺青絵師:毛利清二
助監督:依田智臣
記録:梅津泰子
装置:温井弘司
装飾:宮川俊夫
美粧・結髪:東和美粧
衣裳:豊中健
擬斗:三好郁夫
進行主任:真沢洋士
出演:池玲子 宮内洋 三原葉子 女屋実和子 小島慶四郎
シネマスコープ カラー 86分

東京のミッションスクール「聖南女子学園」に通う尾野崎由紀は休みの日に実家の京都へ帰ることにした。母・絹枝は飲み屋街で「BAR・絹」を切り盛りしているが、二階の部屋には由紀の知らない若い男がいた。その男は安川という母の情夫で、夜になると隣の部屋で寝ている由紀にわざと絹枝のよがり声を聞かせた。由紀が絹枝が男に抱かれているのを初めて見たのは6歳の時だった。それ以来、一匹に雌となった母の声を彼女は幾度となく聞かされてきたのだった。夜が明けると安川は絹枝がまだ寝ているのを確かめてからベッドを離れ、シャワーを浴びる由紀に襲い掛かった。悲鳴を聞き驚いた絹枝は大事な一人娘が傷物にされたことを知り激怒した。だがその怒りは安川にだけでなく簡単に体を許して処女を奪われた由紀にも向けられた。

何もかもが嫌になった由紀は学校を辞め新宿のゴーゴークラブで働くことにした。激しい踊りに身を委ねることで京都での忌まわしい記憶を早く忘れ去ろうとしたのだが、彼女の体は心を裏切っていつも淫らなことを期待しているのだ。ある夜、踊り疲れてステージから降りると、若い男たちが彼女をソファーに押し倒し強姦しようとした。するとそこに新宿侠友会の大場清が現れ止めろと制した。フラワーホールにつけた金バッジを見て震え上がった男たちが逃げ出すと由紀はありがとうございましたと大場にお礼を言った。それ以来、由紀は大場と同棲するようになったが、たった一年で様子はすっかり変わった。二年前まで新宿侠友会の幹部だった大場は肩で風を切るような勢いだったが、同棲後に起きた暴力団同士の出入りで重傷を負ってからは見る影もなく落ちぶれた。いつしか組を辞め、今では由紀の顔色を見ながら生活していたのだった。彼女を一人の女として成熟させたのは大場だったが、出入りの時に受けた傷が原因で性の営みが出来なくなった。大場が出来るのは由紀の体に火を点けるだけで、燃え上がった体を満たすために彼女は男を漁り歩くのだ。

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