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総理の夫

  • posted at:2024-12-24
  • written by:砂月(すなつき)
そうりのおっと
「総理の夫」製作委員会(日活=東映=テレビ朝日=トライストーン・エンターテインメント=朝日放送テレビ=ローソンエンターテインメント=東映ビデオ=実業之日本社)
配給:東映=日活
製作年:2021年
公開日:2021年9月23日
監督:河合勇人
製作:鳥羽乾二郎 村松秀信 西新 佐藤政治 今村俊昭 渡辺章仁 與田尚志 岩野裕一
エグゼクティブプロデューサー:福家康孝 柳迫成彦 三輪祐見子
企画・プロデュース:谷戸豊 橋本恵一
プロデューサー:山本章
共同プロデューサー:小久保聡 大森氏勝
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
原作:原田マハ
脚本:松田沙也 杉原憲明
音楽:富貴晴美
撮影:木村信也
照明:石黒靖浩
美術:黒瀧きみえ
録音:日下部雅也
編集:瀧田隆一
装飾:鈴村高正
VFXスーパーバイザー:赤羽智史
衣裳:遠藤良樹
ヘアメイク:百瀬広美
スクリプター:杉本友美
選曲:長澤佑樹
音響効果:松井謙典
助監督:木ノ本豪
制作担当:赤間俊秀
製作幹事:日活 東映
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
出演:田中圭 中谷美紀 貫地谷しほり 工藤阿須加 松井愛莉
アメリカンビスタ カラー 121分

善田鳥類研究所に勤務する鳥類学者の相馬日和は朝のバードウォッチングと野鳥観察日誌をつけることを日課としている。出張の朝も同じルーティンをこなすと妻・凛子を起こし朝食を作った。他の大学の研究グループと合同で渡り鳥の標識調査の北海道で行うことになっており、心を躍らせていることが顔に出ているのを凛子から指摘された。観測値は北海道の東の端にある電波の届かない自然に囲まれた場所で、彼はそこで充実した十日間を過ごした。調査を終え成田空港に着いた日和がスマートフォンの電源を入れると見知らぬ携帯電話からの着信履歴があった。しかも分単位でだ。不審に思い掛け直すことなく空港を出ようとすると、今度は複数のマスコミに囲まれた。思わぬ質問攻めに圧倒されていると見知らぬ女性から手を引かれて停めてあった車に乗せられた。

突然現れた女性は直進党広報部職員で内閣広報室に配属されたばかりの富士宮あやかだった。どうやら凛子の担当になったらしいが、何が起こったのかわからない日和は彼女がしゃべることに助手席でただ頷くことしか出来なかった。だが高速道路沿いにある大型電光ビジョンに流れる速報のニュースを目の当たりにすることでようやく事態が飲み込めた。妻が史上最年少で日本初の女性総理大臣になったのだ。凛子は与党直進党の総裁選挙で勝利し第111代総理大臣に指名された。つまり日和も日本初の総理の夫となったのだ。職場に行けば所員たちからもてはやされたが、その後は問い合わせの電話が鳴りっぱなしで業務に支障が出るようになり恐縮するばかりだった。そんな中、彼の母親である崇子が尋ねてきた。崇子はソウマグローバルの会長で、研究所に多額の寄付をしていた。恩着せがましい性格は溺愛する息子にも容赦なく、そのせいで日和は母親に頭が上がらないでいた。崇子は彼の姿を見つけるや否や、嫁が総理大臣になるなんて寝耳に水だと文句を言った。そして組閣にはソウマグローバルの会長としてひと言意見を言いたいと言い出したのだ。国会議事堂へ向かう車の中で小言を並べられているとあやかから電話が掛かり、勝手に出歩かないで下さいと言いましたよねと指摘された。彼女からは専用のスマートフォンを渡されていたが、GPSの機能で居場所を確認されていたのだ。崇子と国会議事堂へ向かっていることを知ったあやかから今すぐ戻ってくださいと怒鳴られた日和は、初日から母親と政治との板挟みに遭った。

屋台的映画館
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早春物語

  • posted at:2024-12-15
  • written by:砂月(すなつき)
そうしゅんものがたり
角川春樹事務所
配給:東宝=角川春樹事務所
製作年:1985年
公開日:1985年9月14日 併映「二代目はクリスチャン」
監督:澤井信一郎
製作:角川春樹
プロデューサー:黒澤満 伊藤亮爾
原作:赤川次郎
脚本:那須真知子
撮影:仙元誠三
美術:桑名忠之
録音:橋本文雄
照明:渡辺三雄
編集:西東清明
助監督:藤澤勇夫
製作担当:小島吉弘
音楽:久石譲
音楽プロデューサー:石川光
主題歌:「早春物語」原田知世
キャスティング:飯塚滋
記録:宮本衣子
撮影効果:長谷川忠治
音響効果:小島良雄
装置:浜中一文
装飾:坂本孝弘
背景;植田義明
演技事務:宮下博
メーク:井上守
結髪:宮島孝子
衣裳:越智雅之
スチール:加藤雅昭 久井田誠
写真協力:松尾順造
製作進行:大塚泰之
製作協力:セントラル・アーツ
出演:原田知世 田中邦衛 由紀さおり 仙道敦子 早瀬優香子
アメリカンビスタ カラー 96分

鎌倉北高校写真部では春休みの課題で「春ー来りて去る」をテーマにした写真を撮ることになった。その部に所属する二年生の沖野瞳は同級生で親友の牧麻子と恋愛についてよく話をしている。麻子にはひと月前からつき合っている青学の三年生の文男というボーイフレンドがおり、男子とつき合ったことがない瞳は恋愛話を興味津々で聞いた。だがあまりにも生々しい話が続くと、自分と段々離れて行ってしまうような気がした。瞳は四年前に母親を亡くし今は父親と二人暮らしをしている。沖野には再婚を前提としてつき合っている大宅敬子という女性がいた。いずれ継母になることはわかっていても知らない女性が家に入り込んで来ることに瞳は抵抗を感じていた。そんな事情もあって彼女は恋愛を複雑に考えるようになっていたのだ。そんな中、沖野が一週間出張することになった。瞳が一人で過ごすことを心配した沖野は敬子に来てもらうことを提案するが、逆に瞳が心配になったのは出張が延びることだった。それは敬子といる時間が長くなることを危惧しているのではなく、三十一日が母親の命日だからだ。

瞳は早春を探して三脚を立てるが、桜や大仏では納得出来ず場所を変えることにした。そのうちにようやく来迎寺の長い階段を見上げるベストポジションを見つけるが、駐車している品川ナンバーの車の一部がどうしてもファインダーに入ってしまうのだ。角度を変えればせっかくの写真がダメになる。そこで瞳は車のナンバーを大声で叫んでみることにした。するとしばらくして中年の男が自分のことだと気づき移動させたのだった。車から降りた梶川が桜は日本が一番だななどと言いながら近づいて来たことから瞳は桜の木を撮っているんじゃなくて春がテーマの写真を撮っているんですと否定した。それを聞いた梶川が桜で春なんて平凡だなとつぶやくと瞳は不機嫌になり例を示して欲しいと言った。梶川は桜の木に登り枝を折ろうとする子供とそれを叱る若年僧の姿を見てあれを春というんじゃないのかと言った。その意味を理解出来ない瞳はシャッターを切るかどうか迷った。

屋台的映画館

続 へそくり社長

  • posted at:2024-06-06
  • written by:砂月(すなつき)
ぞくへそくりしゃちょう
東宝
配給:東宝
製作年:1956年
公開日:1956年3月20日 併映「漫才長屋は大騒ぎ」
監督:千葉泰樹
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三
撮影:中井朝一
美術:河東安美
録音:小沼渡
照明:岸田九一郎
音楽:松井八郎
監督助手:小松幹雄
編集:大井英史
現像:東宝現像所
製作担当者:根津博
出演:森繁久彌 小林桂樹 上原謙 八千草薫 司葉子
スタンダード モノクロ 84分

福原コンツェルンの一翼を担う明和商事の田代善之助社長にとって先代社長令嬢の福原未知子は頭の上がる相手ではなかった。大株主懇談会の成り行きを心配した母・イネの代理として大阪からやってきたのだが、奔放に振る舞う未知子に善之助は振り回されっぱなしだった。善之助は「ドジョウすくい」を踊るのを十八番としていたが、お座敷で下品な踊りを踊るのはいかがなものかと不満を漏らすイネの厳命によって禁止され小唄の稽古をしなければならなくなった。小唄の師匠である小鈴から筋がいいとおだてられていい気になった善之助はある日相談を持ち掛けられた。小料理屋を始めるための開業資金を工面して欲しいというのだ。困った善之助が秘書の小森信一に相談を持ち掛けるとボーナス時に行うへそくりの秘策を教わった。これで小鈴との約束を果たせると喜ぶ善之助はボーナス支給日の夜に行われる社員慰労会に出席し妻・厚子から控えるように言われている酒に手を伸ばした。そして社員全員の熱望と言われて調子に乗りドジョウすくいを踊り始めたのだ。そこにやってきたのは、一度慰労会に出席してみたいと考えていた厚子と美知子、そしてイネだった。気づいた時は後の祭り。善之助は静かにひれ伏すのだった。

イネが大阪からやってきた本当の理由は、大株主の赤倉が株主の間を何やら説き回っているという噂を耳にしたからだ。彼は次の株主総会で善之助を追い出そうと画策しているというのだ。イネは善之助が先代社長の遺志を継いで会社のために尽くしていることは理解しているが、彼女の今の持ち株は過半数に達していなかった。つまり赤倉たちが結束すれば例えイネが善之助をいくら支持したとしても意味がないのだ。イネに発破をかけられた善之助は翌日から赤倉に連絡を取ろうと試みるが、逃げているのか所在が掴めないでいた。それを知った小森は赤倉の会社へ行って友達である秘書の木下から話を聞くことにした。その結果、箱根に別荘を持っているにも拘らず赤倉は夫人と熱海へ行ったことがわかった。だが同じ頃、厚子は六義園での野点の会に出席したが、そこで夫人とバッタリ会った。善之助が会社の相談事で熱海に向かったことを厚子が伝えると、夫人はそんなはずはないと言った。赤倉は名古屋の工場視察に行くことになっていたからだ。その日の夜、赤倉が泊まる旅館を訪ねた善之助は重役改選時の社長更迭について確かめようとするがのらりくらりとかわされた。そこへやってきたのは夫人ではなく小鈴だった。二股を掛けられていたことを知った善之助は怒りを抑えながら一緒に食事をすることになったが、いきなり夫人が乗り込んできたことで形勢は逆転した。

屋台的映画館

空飛ぶゆうれい船

  • posted at:2023-09-22
  • written by:砂月(すなつき)
そらとぶゆうれいせん
東映動画
配給:東映
製作年:1969年
公開日:1969年7月30日 併映「飛びだす冒険映画 赤影」「もーれつア太郎」「ひみつのアッコちゃん」
演出:池田宏
製作:大川博
企画:関政次郎 茂呂清一 旗野義文
原作:石森章太郎
脚本:辻真先 池田宏
作画監督:小田部羊一
美術:土田勇
色彩設計:秦秀信
撮影:片山幸男 武田寛
録音:波多野勲
編集:古村均
音響効果:大平紀義
記録:的場節代
製作進行:古沢義治 岸本松司
現像:東映化学工業
音楽:小野崎孝輔
主題歌:泉谷広 ハニー・ナイツ
声の出演:野沢雅子 田中明夫 名古屋章 納谷悟朗 岡田由紀子
シネマスコープ カラー 60分

快活な少年の嵐山隼人は両親とモーターボートで沖合まで釣りに出掛けていたが、その日は一匹も魚が釣れなかった。諦めて帰ろうとしていると、一台の車がガードレールを突き破って崖から転落するのが見えた。急いで救助に向かったが助けを求めに行ったのか運転手はいなかった。後部座席では夫婦が気を失って倒れていたが、それを見た父親はとても驚いた。何故なら男性の方は彼が技師として働く造船所の親会社である黒汐コンツェルンの会長だったからだ。怪我人を背負って切り立った崖を下りることは難しいことから、父親はモーターボートで待つ妻に港へ回して警察に連絡するように指示した。そして隼人と一緒に上の道路まで二人を運ぶことにしたのだが、運が悪いことに終わった頃に雨が降り始めた。このまま雨ざらしにするのは申し訳ないと考えた父親がその先になる屋敷に運び込もうとした矢先、夫人が目を覚ました。彼女は父親を見るなり「幽霊!」と叫んだが、突然車の前に現れた骸骨の幽霊と勘違いしてしまったらしい。詫びる夫人をなだめた父親は会長を背負って屋敷へ向かった。

四人が入った屋敷はまさに「幽霊屋敷」という名が相応しいくらい気味が悪かったが、雨を凌ぐならそれも仕方がなかった。会長をソファーに寝かせると父親は薪を探しに行った。一方、濡れた夫人を可哀想に思った隼人は乾いた衣服を探しに行くが、一人になると心細い彼女もついてきた。奥へ進んで行くと灯りの点いた部屋があり、そこに人影があったことから父親だと思った隼人は声を掛けた。ところが振り向いたのは船長の制服を着た骸骨の幽霊だった。驚いた二人は慌てて駆け出し会長のもとへ戻った。やがて父親が薪を抱えて戻ってくると隼人は目の前で起きた出来事を全て話した。近頃、深い霧の夜になると決まって船の沈没事故が世界各地で起きていた。そして事故に遭った船の乗組員たちは皆その原因が突然現れた幽霊船だったと口をそろえて言った。新聞やテレビではその船長が骸骨の幽霊ではないかと騒いでおり、二人はそれを見たと証言したが父親は信じようとしなかった。暖炉に火が入り部屋が暖かくなると会長が目覚めた。すると何処からともなく靴音がカツカツと鳴り響き、不気味な笑い声とともに幽霊船の船長が窓の外に現れた。

屋台的映画館

そろばんずく

  • posted at:2023-03-18
  • written by:砂月(すなつき)
そろばんずく
フジテレビジョン=ニッポン放送=A to Z
配給:東宝
製作年:1986年
公開日:1986年8月23日 併映「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」
監督:森田芳光
製作:日枝久 亀淵昭信 秦野嘉王
プロデューサー:角谷優 岡田裕
プロデューサー補:仲川好久 酒井彰 河井真也
脚本:森田芳光
音楽:梅林茂
ビジュアル・アドバイス:伊藤佐智子
撮影:前田米造
美術:中澤克己 古谷良和
録音:橋本文雄
照明:矢部一男
編集:鈴木晄
助監督:原隆仁
製作担当者:青木勝彦
記録:森永恭子
スチール:目黒祐司
色彩計測:佐藤徹
スタイリスト:渥原マヤ
主題歌:「寝た子も起きる子守唄」とんねるず
テーマ曲:「こわいものみたさ」春日野八千男と時津風わたる
製作進行:坂本忠久
企画協力:N.E.W.S.コーポレーション
現像:東京現像所
特殊合成:デン・フィルム・エフェクト
製作協力:ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
出演:石橋貴明 木梨憲武 安田成美 小林薫 渡辺徹
アメリカンビスタ カラー 109分

広告代理店「ト社」はライバル会社の「ラ社」に水を開けられていたが、その原因は若者たちの流行を掴めていないことにあった。企画部と営業部による会議が開かれ、かじか沢営業部長がアンケート結果を見ても若者の気持ちがわからないと嘆くと、渋谷係長は数字だけを真に受けると後手後手に回る悪循環に陥る恐れがあると言った。それを聞いた植田が市場調査に意味がないとでも言うのかと意見すると、渋谷は君が作ったデータに疑問を持っているのではないと怒鳴った。議論が白熱する中、壁際にいた春日野八千男と時津風わたるが立ち上がり、思い切った発想の転換が必要だと言った。彼らはセミナー教室に移動すると制服に着替え、講師の平和島のもとで「新人類を理解するには」という講義を受けることになったが、その途中で春日野と時津風はCF撮影の立ち会いに呼び出された。

AスタジオではおっぱいミルクのCF撮影が行われていたが、タレントの演技に納得出来ない監督が何度もダメ出ししていた。重たい空気が漂う中、春日野が監督に、時津風がタレントの耳元で自信をつける言葉をささやくと現場は一気に明るくなり撮影も一発でOKが出た。休憩の時間になり二人がラーメンをすすっていると、その先のテーブルに人気女優の月丸がラ社の天敵雄と食事をしていた。天敵がトイレに立つと二人はすかさず近寄りト社への鞍替えを勧めるが相手にされなかった。

関西のクライアントの花月とホテルのバーで待ち合わせをしていた春日野と時津風は、頃合いを見て銀座で飲み直しましょうと提案した。だが花月は、せっかくのお誘いだがこのホテルに女の人を待たせてあると言った。そこに現れたのは天敵で、待たせてある女の人というのが月丸だった。またしても天敵に出し抜かれた二人は憂さ晴らしに行きつけのカラオケバーに行くが、そこで時津風はカウンター席で物憂げな表情を浮かべる女性に気づいた。春日野は気軽に声なんて掛けたら金を取られるかもしれないぞと忠告するが、時津風はお構いなしに近づいて行った。よかったら一緒に飲みませんかと誘うと彼女は快く席を移動した。悩み事があるなら心配せずに話してごらんと時津風が優しく言うと女性は昔この店にきた彼氏との話を始めた。そしてその勢いで深酒をしてしまい、二人は泥酔した彼女を実家までタクシーで送り届けることになった。翌日、セミナー教室に現れた女性を見て春日野たちは目を丸くした。昨夜、実家に送り届けた彼女は梅づくしのり子という中途入社の新入社員だったのだ。平和島は彼女に早く仕事を覚えさせるために春日野と時津風の下につけることにした。

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