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天空の城ラピュタ

  • posted at:2024-08-04
  • written by:砂月(すなつき)
てんくうのしろらぴゅた
徳間書店
配給:東映
製作年:1986年
公開日:1986年8月2日 併映「名探偵ホームズ「ミセス・ハドソン人質事件」「ドーバー海峡の大空中戦!」
監督:宮崎駿
製作:徳間康快
企画:山下辰巳 尾形英夫
原作:宮崎駿
脚本:宮崎駿
音楽:久石譲
作画監督:丹内司
原画頭:金田伊功
原画:篠原征子 遠藤正明 二木真希子 桜井美知代 大谷敦子 小林一幸 賀川愛 前田真宏 福田忠 川崎博嗣 高坂希太郎 大塚伸治 河口俊夫 近藤勝也 名倉靖博 鍋島修 江村豊秋 友永和秀
美術監督:野崎俊郎 山本二三
仕上:保田道世
撮影:高橋宏固
編集:瀬山武司
音響監督:斯波重治
整音:井上秀司
音響効果:佐藤一俊
挿入歌:「君をのせて」井上杏美
協力:電通
制作:原徹 スタジオジブリ
プロデューサー:高畑勲
声の出演:田中真弓 横沢啓子 初井言榮 常田富士夫 寺田農
アメリカンビスタ カラー 124分

ムスカ大佐率いる政府の調査機関は「ゴンドアの谷」に住む少女シータを捕らえ、ティディスへ向かう飛行客船の船体中央に位置する客室で監視した。シータは何故自分が無表情な男たちから見張られなければならないのか理由がわからなかった。窓辺に佇む彼女が満月をぼんやりと眺めていると空中海賊団のドーラ一家が突然襲撃してきた。その目的が自分であることを知ったシータは窓の外を伝って隣の部屋へ逃げようとするが、誤って足を滑らせ地上へ落下した。彼女は恐怖のあまり気を失ってしまうが、ペンダントの石が不思議な光を放つと羽毛のように舞い降りて行った。

数十年前に起きた産業革命では多くの鉱石が必要とされた。かつて鉱山町は大量の鉄鉱石の他に金銀銅も採れることから「優良鉱山」とされたが、今では採掘量が減り輸送が不便な工場からは人が去って行った。そんなこともありいつしかそこは「スラッグ(鉱石の残り滓)渓谷」と呼ばれるようになった。その町で働く見習い機械工の少年パズーは行きつけの食堂で夕食用のシチューをバケツに入れてもらうと足早に作業場へ戻ることにした。小高い丘を駆け上ると、薄暗くなった夜空から何か光る物がゆっくりと降りてくるのが見えた。何だろうと小走りに向かうと、その光る物の正体が少女であることがわかった。少女は立坑の真上に降りてきており、パズーは巻揚機の支柱の先で両手を差し出して待った。彼女はまるで羽毛のように軽く風で飛んで行きそうだった。ところがペンダントの光がスッと消えると少女の重みがパズーの腕に掛かり、驚いたパズーは彼女を落としてはならないと踏ん張りながら移動し作業用の板に下ろした。ひと息つくのもつかの間、親方から何をしているんだと怒鳴られた。パズーはこれまでの出来事を説明しようとするが、ボイラーの調整に掛かり切りの親方はそれどころではなかった。

空が白み始めるとパズーは高炉の天辺で軽やかにトランペットを吹いた。その音色で目覚めたシータは今自分が何処にいるのかわからなかったが、屋根の天窓に続く上って行くとその先に音の出所があった。彼女に気づいたパズーは気分はどうと尋ね自己紹介した。シータの記憶は飛行客船から落ちたところまでしかなく、何が起きたのか不安でたまらなかった。パズーは彼女の首から下がるペンダントが気になり、それに空を飛ぶ力があるのではないかと考えた。そこで借りたペンダントの力を信じて屋根から飛び降りてみるが奇跡は起きなかった。

屋台的映画館
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でんえいばんじゅうけんせんたいげきれんじゃーねいねいほうほうほんこんだいけっせん
「劇場版 電王・ゲキレンジャー」製作委員会(東映=東映アニメーション=テレビ朝日=東映ビデオ=アサツーディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2007年
公開日:2007年8月4日 併映「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」
監督:中澤祥次郎
製作:鈴木武幸 高橋浩 亀山慶二
企画:中曽根千治 梅澤道彦 日達長夫 竹中一博 永井秀之 福中修
プロデューサー:塚田英明 宇都宮孝明 八木征志 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:荒川稔久
音楽:三宅一徳
撮影:松村文雄
照明:堀直之
美術:大谷和正
編集:佐藤連
録音:渡辺典夫
記録:渋谷康子
助監督:加藤弘之
進行主任:小林智裕
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行
視覚効果:沖満
音楽プロデューサー:前山寛邦
音楽制作:東映音楽出版 日本コロムビアミュージックエンタテインメント
音楽制作協力:ジェニュイン
オープニングテーマ:「獣拳戦隊ゲキレンジャー」谷本貴義 ヤング・フレッシュ
エンディングテーマ:「道」水木一郎 ヤング・フレッシュ
キャラクターデザイン:篠原保 野口竜
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:前澤範
製作協力:東映テレビ・プロダクション
特撮監督:佛田洋
アクション監督:石垣広文
出演:鈴木裕樹 福井未菜 高木万平 荒木宏文 平田裕香
アメリカンビスタ カラー 33分

獣を心に感じ獣の力を手にする拳法「獣拳」。その獣拳の力の源は心に獣を感じた時に湧き上がる情熱「激気(げき)」であり、それを燃やして無限の力を引き出すのだ。4千年の歴史がある獣拳には相対する流派があり、その一つが正義の獣拳「激獣拳ビーストアーツ」、そしてもう一つが邪悪の獣拳「臨獣拳アクガタ」だった。激獣拳の精神を受け継ぎ発展させたのは宇崎ランと深見レツの二人の拳士であり、後に加わった漢堂ジャンとともに「獣拳戦隊ゲキレンジャー」として臨獣拳の首領である理央と対決した。

ジャンたちは下級拳士のリンシーを率いる理央の側近のメレと激闘を繰り広げるが、謎の光を浴びて姿を消した。そして再び現れた場所は香港だった。そこにいたのは三人とメレだけでなく理央もおり、ジャンは反射的に彼に殴り掛かった。するとその間にヌンチャク使いのラオファンが現れ、慌てた彼女は二人の攻撃を瞬時に受け止めたのだった。皆が何が起きたのかわからず戸惑っていると、次々と世界各地の武術家たちが同じように転送されてきた。そこは香港のメディア王・ヤンが所有する庭であり、勝手にエントリーした武術家を集めて究極最強の武術家を決める「乾坤一擲武術会」をこれから行うというのだ。ヤンの秘書・ミランダによるとルールは一切なし。相手が動けなくなるか降参するまで戦い抜き、優勝者には最大の賛辞と究極の名誉が与えられるらしい。どうしようかとランとレツが相談していると、俺たちの強さを見せてやろうぜとジャンが言ったことで参加することになった。一方、理央とメレも暇つぶしで参加することにした。

一回戦を勝ち抜いた者たちは晩餐会場に招待された。彼らは丁重にもてなされたが、ランとレツ、そして理央は食事に毒が盛られていることを警戒して一切手をつけなかった。だがジャンとラオファンは意気投合して料理を心から楽しんだ。やがてヤンが現れると、入れ替わるようにラオファンが姿を消した。心配になったジャンがその後を追うと、邪魔をすると痛い目に遭うわよとラオファンは身構えた。だがその時に落とした手帳をジャンが見たため正体がばれてしまった。彼女はヤンの悪事を暴くために潜入した香港国際警察の捜査官だった。

屋台的映画館

伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇

  • posted at:2024-01-20
  • written by:砂月(すなつき)
でんせつきょじんいでおんせっしょくへん/はつどうへん
日本サンライズ
配給:松竹
製作年:1982年
公開日:1982年7月10日
総監督:富野喜幸
監督:滝沢敏文
製作:岸本吉功
企画:山浦栄二 伊藤昌典
プロデューサー:長谷川徹
原作:矢立肇 富野喜幸
脚本:山浦弘靖 富田祐弘 渡辺由自 松崎健一
キャラクターデザイン:湖川友謙
メカニカルデザイン:樋口雄一 サブマリン
アニメーションディレクター:湖川友謙
音楽・作編曲:すぎやまこういち
音楽・編曲:あかのたちお 小六禮次郎
イメージソング(接触篇):「セーリングフライ」水原明子
イメージソング(発動篇):「海に陽に」水原明子
美術監督:中村光毅
音響監督:浦上靖夫
撮影監督(発動篇):岡芹利明
編集:鶴渕友彰
現像:東京現像所
効果:松田昭彦
整音:中戸川次男
録音:APUスタジオ
音響製作:オーディオプランニングユー
音楽製作:サンライズ音楽出版 指田英司
設定制作:並木敏
声の出演:塩屋翼 田中秀幸 白石冬美 井上遙 松田たつや
(接触篇):スタンダード カラー 85分
(発動篇):スタンダード カラー 99分

伝説の無限エネルギー「イデ」を求めて惑星「ロゴ・ダウ」にやってきたバッフ・クランの調査隊はそこに知的生命体が存在していることを確認した。都市が一つしかないことから移民星だと察しがついたが、バッフ・クランではまだこの空域に来た者がいなかったため調査隊先発隊隊長のギジェ・ザラルはまずそこに住む住民を調査することにした。異星人が同じ文明レベルを持っているならば接触を避けねばならないためイデの捜索が出来なくなる。だが副長のダミド・ペッチは建物の形状が中世期レベルであるから心配ないと言った。すると調査隊に同行していた宇宙軍総司令ドバ・アジバの次女のカララ・アジバが好奇心から独断で調査を行おうとしたのだった。ギジェはカララの捜索隊を出したが、異星人がレーダーを使用していることを知ったパイロットが危険だと判断し地上の戦車を攻撃したのだった。これをきっかけに戦争が始まった。

西暦2300年代、地球人類はソロ星を植民地とし移民を開始していた。開拓から2年目に異星人文明の遺跡を発掘したが、そこには地球人の英知を遥かに超えた「第6文明人」による3台の巨大なメカがあった。異星人による突然の襲撃に驚いたユウキ・コスモは弟分のアフタ・デクとAメカに、コスモの幼馴染のイムホフ・カーシャはCメカに乗り込み始動させた。理由は不明だがこれらのメカは子供が乗らなければ作動しないように出来ており、Bメカで操縦を試みる18歳のフォルモッサ・シェリルには反応を見せなかった。だが攻撃の激しさが増すとともにBメカのゲージにもイデのサインが現れついに動き出したのだ。そしてバッフ・クランの攻撃を受けても傷一つつかないメカは、一度停止すると変形を始めたのだった。人型となった巨大ロボットがコスモの操縦で寝そべったまま左腕を振り回すと偵察機のコポラは簡単に消し飛んだ。これに気を良くした彼はロボットを立ち上がらせて戦うことにした。その様子を木陰から見ていたカララは、これが伝説のイデの巨神かもしれないと思った。

屋台的映画館

テン・ゴーカイジャー

  • posted at:2023-11-01
  • written by:砂月(すなつき)
てんごーかいじゃー
東映ビデオ=東映エージエンシー=バンダイ=東映
配給:東映ビデオ
製作年:2021年
公開日:2021年11月12日
監督:中澤祥次郎
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫
プロデューサー:山田真行 望月卓 矢田晃一 深田明宏
原作:八手三郎 石ノ森章太郎
脚本:荒川稔久
音楽:山下康介
撮影:相葉実
照明:堀直之
美術:岡村匡一
録音:久野貴司
整音:小林喬
編集:柳澤和子
スクリプター:高山秀子
アクションコーディネーター:松岡航平
助監督:葉山康一郎
製作担当:石切山義貴
ラインプロデューサー:佐々木幸司
キャラクターデザイン:篠原保
デザイン協力:プレックス
資料担当:松井大 神内大輝
造型:レインボー造型企画 前澤範 前澤まさる 吉川学
キャラクター管理:中村豊
主題歌:「スーパー戦隊ヒーローゲッター~テン・ゴーカイジャーver.~」project.R
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:おぐらとしひろ
特撮監督:佛田洋
出演:小澤亮太 山田裕貴 市道真央 清水一希 小池唯
アメリカンビスタ カラー 61分

海賊戦隊ゴーカイジャーと宇宙帝国ザンギャックの死闘から10年。久しぶりに地球へやってきたドン・ドッゴイヤー(ハカセ)は二人の小学生がスーパー戦隊の話で盛り上がっていることに興味を持った。何故なら話題に上る電子戦隊デンジマンのデンジブルーもバトルフィーバーJのバトルフランスも彼らが生まれる前に活躍したヒーローだからだ。そこでどうしてそんなにスーパー戦隊のことに詳しいのかと尋ねると、二人はそれくらい常識だと言って図鑑を見せこれがなきゃ勝てないもんと言った。ハカセにはそれが何のことかさっぱりわからなかった。

今、地球ではスーパー戦隊ダービーコロッセオが盛り上がりを見せていた。それはスーパー戦隊の力であるレンジャーキーを使った子供から高齢者まで大人気の公営ギャンブルで管理は国防庁が行っていた。スーツや装備のメンテナンスは売り上げで賄っており、有事の際にはすぐにレンジャーキーを返却をするという条件でスーパー戦隊の各々から了承してもらっていた。国防大臣側近の堀内礼図は様子を見に来たハカセに接触し賛同して欲しいと言った。

スーパー戦隊ダービーコロッセオは科学者の丹羽野将年がバスコ・タ・ジョロキアの残したラッパ・ラッターを改造して完成させたスーパー戦隊実体化システムを使用していたが、その開発にはゴーカイジャーのメンバーでヒーローオタクの伊狩鎧が協力していた。収益の80パーセントが地球の平和のために使われると伝えられており、地球を守るプロジェクトなら当然だと彼は考えていた。ゴーカイジャーと連絡を取れず困っていた矢先にハカセが会場にいることを知った鎧は居ても立っても居られず会いに行った。久しぶりの再会に喜び合う二人。スーパー戦隊がこんな使われ方をしていると思いもしなかったとハカセが言うと、鎧は地球の平和のためのプロジェクトだからいいに決まっているじゃないですかと言った。スーパー戦隊のうち唯一揃っていないのはゴーカイジャーのレンジャーキーだけだったことから鎧は預けてくださいと手を差し出すが、ハカセは持っていなかった。何故なら金欠で困っていた時に売ってしまったからだ。鎧はそこで初めてゴーカイジャーが既に解散し各々で勝手に活動していることを知った。

屋台的映画館
てんそうせんたいごせいじゃーたいしんけんじゃーえぴっくおんぎんまく
「ゴセイジャーVSシンケンジャー」製作委員会(テレビ朝日=東映ビデオ=東映=東映エージエンシー=木下工務店)
配給:東映
製作年:2010年
公開日:2011年1月22日
監督:竹本昇
製作:平城隆司 福原英行 鈴木武幸 松田英史 木下直哉
企画:桑田潔 日達長夫 遠藤茂行 小川政則 星野竜雄
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登 疋田和樹
原作:八手三郎
脚本:下山健人
音楽:三宅一徳 高木洋
撮影:松村文雄
美術:大谷和正
照明:本田純一
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:関根秀子
助監督:荒川史絵
製作担当:小林智裕
計測:岩崎智之
装置:紀和美建
装飾:塩満義幸 高津装飾美術
小道具:淀名和祐介
持道具:山口康孝
衣裳:滝口晶子
美粧:和田しづか
操演:橋本一輝
絵コンテ:前澤大樹
ダンス振付指導:井上由紀子
ラインプロデューサー:谷口正洋
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行.R
スタジオエンジニア:宮本明子
視覚効果:沖満
キャラクターデザイン:酉澤安施 篠原保
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:前澤範
・・・:「侍戦隊シンケンジャー」サイキックラバー
・・・:「天装戦隊ゴセイジャー」NoB(Project.R)
・・・:「ガッチャ☆銀幕~ゴセイジャーVSシンケンジャー」高橋秀幸(Project.R) ヤング・フレッシュ
音楽プロデュース:津島玄一 Project.R
音楽製作:東映音楽出版 日本コロムビア
音楽製作協力:ジェニュイン
協力:東映東京撮影所 東映デジタルセンター
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
プロデュース:佐々木基 加藤和夫 中野剛 日笠淳 若松豪 大森敬仁 矢田晃一 深田明宏
特撮監督:佛田洋
アクション監督:石垣広文
出演:千葉雄大 さとう里香 浜尾京介 にわみきほ 小野健斗
アメリカンビスタ カラー 63分

成り行きで仲間たちから買い物を頼まれたアラタは、その帰り道で幽魔獣でもウォースターでもない化け物と遭遇した。彼はテンソウダーにチェンジカードを装填してゴセイレッドに変身するが、倒しても倒しても湧くように現れるナナシ連中に手を焼いた。そしてボス格のマダコダマが現れるとツイストルネードカードを使って止めを刺そうとするが、そのエネルギーを吸収し倍返しの攻撃を受けたのだった。天装術が破られたことにショックを受けるアラタ。すると太鼓の音ともに陣幕と幟旗を持った黒子が現れシンケンレッドが登場した。秘刀・シンケンマルに秘伝ディスク・獅子ディスクを装填し火炎の舞を見舞うと、ダメージを受けたマダコダマは急激な水切れ起こし隙間から三途の川へ逃げ帰った。アラタがお礼を言うと変身を解いた志葉家十九代目当主・志葉丈瑠は外道衆からこの世を守ることが俺たちの運命なだけだと素っ気なく言った。外道衆はシンケンジャーが倒したはずだったが、こうして現れたということは何かおかしなことが起こっているに違いなかった。丈瑠は各々別の場所にいる家臣を召集しようかと考えているとアラタは自分たちにも協力させて欲しいと言った。外道衆からこの世を守るのがシンケンジャーの使命であるように護星天使は地球を守ることが使命だからだ。丈瑠は申し出を受けることにした。

アラタは天知天文研究所に丈瑠を連れ帰ったが、殿様を見るのが初めてなメンバー(エリ、アグリ、モネ、ハイド)は興味津々だった。しかも彼の周囲には黒子だけでなく家老の日下部彦馬までいるからだ。家臣不在の今はゴセイジャーの力を借りるのが得策だと考える彦馬は、外道衆の復活は総大将の血祭ドウコクの復活を意味するのではないかと言った。そこにやってきたのは歌舞伎の世界に戻っていた家臣の中でもひと際忠誠心の強い池波流ノ介だった。天使が理解出来ない流ノ介と侍が理解出来ないアラタたちがいがみ合っていると、黒子から彦馬に外道衆が現れたという電話が掛かってきた。7人はスタジアムに急行したが、そこにいたのはナナシ連中ではなく魔虫兵ビービだった。だが何故かそれをマダコダマが率いていたのだ。苦戦する中シンケングリーンが遅れて加わるが、そこに現れたのはドウコクによく似た姿の「血祭のブレドラン」だった。ゴセイジャーが倒したはずのブレドランは死んでおらず、外道衆の御大将としてドウコクの遺志を継いだのだ。ブレドランは対決を挑んだが、インロウマルを使ってパワーアップしたスーパーシンケンレッドには敵わなかった。シンケンマルはブレドランの体を貫通し勝負は決したかに見えたが、罠にはまりビービ虫に覆われて身動きが出来ないシンケンレッドは連れ去られてしまった。

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