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テルマエ・ロマエⅠⅠ

  • posted at:2023-01-24
  • written by:砂月(すなつき)
てるまえろまえつー
フジテレビ=東宝=電通=KADOKAWA
配給:東宝
製作年:2012年
公開日:2012年4月28日
監督:武内英樹
製作:石原隆 市川南 石川豊 青柳昌行
プロデューサー:稲葉直人 菊地美世志
原作:ヤマザキマリ
脚本:橋本裕志
音楽:住友紀人
撮影:江原祥二
照明:杉本崇
録音:加藤大和
美術:原田満生
編集:松尾浩
衣裳:宮本まさ江
ヘアメイク:豊川京子
装飾:石上淳一
スクリプター:渡辺美恵
DIT:阿部友幸
VFXスーパーバイザー:西尾健太郎
ミュージックエディター:小西善行
サウンドエディター:伊東晃
フォーリーアーティスト:伊東晃
タイトルデザイン:赤松陽構造
監督補:洞功二
助監督:野尻克己
製作担当:嘉藤博
ラインプロデューサー:小沢禎二 宮崎慎也
アシスタントプロデューサー:梶本圭 西原恵
特別協力:日本出版販売
制作プロダクション:フィルムメイカーズ
出演:阿部寛 上戸彩 北村一輝 宍戸開 竹内力
シネマスコープ カラー 113分

テルマエと呼ばれる公衆浴場の建設によって民衆の支持を得た第14代ローマ皇帝・ハドリアヌスは、侵略戦争による領土拡大路線に終止符を打つことにした。そして近隣諸国との平和共存を目指すために領土の一部を他国に返還し新たな国境線を定めた。しかし戦争による世界征服を目論む元老院は戦う強いローマの必要性を民衆に訴え、ハドリアヌス帝の平和路線を覆そうと企んでいた。武力による世界征服か、それとも安定による平和共存か。今まさに大帝国ローマが変わろうとしていた。企みに選ばれたのはローマの象徴のコロッセオであり、そこで行われる奴隷のグラディエーターたちによる戦いは民衆の支持を得るため重要な催しだった。

様々なアイデアでテルマエに改革をもたらした浴場専門の建築技師・ルシウスは、ハドリアヌスから苛酷な戦いで疲弊した者たちを癒すためのテルマエを改良するように命じられた。実際に自分の目で確かめようとルシウスはコロッセオに併設されたテルマエへ向かうが、そこはただ湯を沸かした代物でこれでは傷の治癒など望めそうもなかった。無理難題を引き受けたことを後悔しながら湯に浸かり何かいい発想はないものかと考えを巡らせた。すると突然浴槽の底に引きずり込まれたのだった。湯の中から姿を現したルシウスはそこが以前きたような平たい顔族の銭湯だとわかった。だがそこにいるのは何故か皆太っており、頭には黒いズッキーニのような物を乗せていた。男たちはルシウスを取り囲み何事かしゃべると担ぎ上げて外へ連れて出した。

ルシウスが現れたのは相撲巡業で取り組みを終えた力士たちに用意された銭湯だった。驚いた彼らは力士見たさに外国人観光客が湯船に忍び込んだのではないかと考え取り組みが行われている野外会場へ連れて行くことにしたのだ。相撲を間近で見ることになったルシウスはこれが平たい顔族のグラディエーターたちによる戦いであることを理解したが、土俵はコロッセオに比べてとても貧素だと感じた。だがグラディエーターたちがルールに従って非常に紳士的であること、血が流れないにも拘らず観客たちが熱狂していること、観客の投げた座布団が人に当たっても痛くないように配慮されていることなどから、ルシウスは彼らからもっと学ぶべき何かがあるのではないかと考えた。再び銭湯に戻ったルシウスは脱衣場に置かれた足つぼマットやマッサージチェア、お湯に入れると色が変わる入浴剤に触れ、これらのアイデアをテルマエに利用出来るのではないかと考えたのだった。

屋台的映画館
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テルマエ・ロマエ

  • posted at:2022-12-24
  • written by:砂月(すなつき)
てるまえろまえ
フジテレビ=東宝=電通=エンターブレイン
配給:東宝
製作年:2012年
公開日:2012年4月28日
監督:武内英樹
製作:亀山千広 市川南 寺田篤 浜村弘一
プロデューサー:稲葉直人 菊地美世志 松崎薫
原作:ヤマザキマリ
脚本:武藤将吾
音楽:住友紀人
撮影:川越一成
照明:鈴木敏雄
録音:加藤大和
美術:原田満生
編集:松尾浩
衣裳:纐纈春樹
ヘアメイク:豊川京子
装飾:茂木豊
スクリプター:渡辺美恵
VE:阿部友幸
VFXプロデューサー:西尾健太郎
ミュージックエディター:小西善行
サウンドエディター:伊東晃
フォーリーアーティスト:伊東晃
オープニングデザイン:赤松陽構造
タイトルデザイン:赤松陽構造
監督補:洞功二
助監督:野尻克己
製作担当:嘉藤博
ラインプロデューサー:宮崎慎也
ローマ編ラインプロデューサー:小沢禎二
特別協力:日本出版販売
制作プロダクション:フィルムメイカーズ
出演:阿部寛 上戸彩 北村一輝 竹内力 宍戸開
シネマスコープ カラー 108分

紀元128年、時の皇帝ハドリアヌスは反対勢力を粛清するなど暴君として恐れられていた。そうしたローマであっても民衆はテルマエと呼ばれる浴場を愛し、皇帝は巨大なテルマエを建設することで民衆の支持を集めていた。浴場の設計を任されたルシウス・モデストゥスは古き良き時代を再現させようと試みるが、それが理解されず厄介払いにされた。そんな彼を勇気づけようと親友のマルクスはテルマエに連れて行くが、ルシウスは本来体の疲れを取るべき場所で格闘技や水泳に興じる者たちがいることが気に食わなかった。浴槽に浸かりながら我がローマ帝国が凋落する日が近いかもしれないなどと考えていた彼は、湯に潜り派手なテルマエがもてはやされる現状を打破出来るような斬新な発想はないものかと考えを巡らせた。すると突然排水口が大きく広がり彼は水流に飲み込まれてしまった。

湯の中から姿を現したルシウスはそこが何処だかわからなかった。壁にはポンペイのベスビオ火山の絵、そして浴場にいるのは皆わからない言葉をしゃべる顔が平たい者ばかりだった。きっとさっきの場所に隣接した奴隷用の公衆浴場にうっかり入り込んでしまったのだろうと思ったが、そこには彼が今まで見たことがない様々な設備があった。このアイデアは使えるぞとルシウスはほくそ笑んだ。

ルシウスが現れたのは稲荷湯の男湯の湯船だった。富士山のペンキ絵に感動した彼は洗い場に設置されている蛇口や風呂桶、併設された脱衣場の扇風機に驚き、大きな一枚鏡や掲示されたポスター、脱衣かごなどはアイデアに取り入れられるのではないかと考えた。奴隷用の浴場だと信じて疑わない彼は、まだ何か隠している物があるのではないかと思い素っ裸のまま外に出ると隣の部屋に入った。そこは女湯で、驚いたおばさんが投げた体重計が頭に当たりルシウスは気を失った。着ていた服を盗られた外国人の客が間違って女湯に迷い込んだと思った客の男たちは心配してルシウスを連れ戻した。そして意識を取り戻すとこれでも飲んで元気を出しなとフルーツ牛乳を差し出した。言われるがままに一口飲んだルシウスは今まで味わったことがない果実風味の冷たい牛乳に驚き、ローマ文明が「平たい顔族」の文化に敗北したことを悟った。悔しさを堪えていた彼が目を開けると、そこはテルマエだった。マルクスによると溺れてのぼせ上がっていたところを皆で助けたのだという。あれは夢だったのか。そう考える彼の足元に牛乳瓶が転がっていた。

屋台的映画館

電撃戦隊チェンジマン2

  • posted at:2022-07-07
  • written by:砂月(すなつき)
でんげきせんたいちぇんじまんつー
東映
配給:東映
製作年:1985年
公開日:1985年7月13日 併映「キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦」「Dr.スランプアラレちゃん ほよよ!夢の都メガロポリス」「キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人」
監督:堀長文
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:矢野立美
主題歌:「電撃戦隊チェンジマン」KAGE
・・・:「NEVER STOP チェンジマン」KAGE
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:山口一喜
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:山賀俊夫
記録:斉藤りさ
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 白熊栄次
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:浜田治希 河合宏 和泉史郎 西本ひろ子 大石麻衣
アメリカンビスタ カラー 20分

暗雲の中を突き進む航空母艦・シャトルベースは強烈な雷に打たれた。だがそれは自然現象ではなく大星団ゴズマの仕業だった。雷に乗じて宇宙獣士ドドンが機体に貼りついたことがわかるとチェンジマンの5人は操縦をオートコントロールに切り替えて排除に向かった。だがドドンの狙いは彼らではなくシャトルベースの乗っ取りだった。扉を破壊してコントロール室に侵入すると管理する隊員相手に大暴れした。駆けつけた5人だったが、ドドンが口から吐く火炎と長い尻尾による攻撃に苦戦しチェンジマーメイドが気絶した。更には体に棲みつく寄生獣ヌウーにまとわりつかれ、チェンジドラゴン、チェンジグリフォン、チェンジペガサス、チェンジフェニックスの4人は外に放り出されてしまった。一方、地球守備隊基地のコントロールセンターでは機体の状況が確認出来たが、ドドンが暴れた影響でエンジン系統に異常が生じこのままでは墜落することが確実視された。この思いもよらぬ事態に伊吹長官は頭を抱えた。

海に墜落した剣飛竜、疾風翔、大空勇馬、翼麻衣は何とか岸まで泳ぎ着いたが、シャトルベースが墜落することが基地から報告されると飛竜はチェンジブレスで渚さやかに呼び掛けた。意識を取り戻したさやかはヨウコ隊員を起こすとコクピットへ行きこのままでは墜落すると説明するが、ドドンは俺を騙そうとしたってダメだと聞く耳を持たなかった。このままでは埒が明かないと考えたさやかはヨウコとともに飛び掛かり操縦桿を引いた。するとシャトルベースは高度を上げたが、今度はドドンが苦しみ始めた。どうやら特殊な周波数の電波に弱いらしく、さやかはその発信源を特定するように言った。4人が電波を探す間、さやかはチェンジマーメイドに変身して時間稼ぎをした。

ゴズマの航海士・ゲーターは電波の発信源が自転車少年のアマチュア無線機であることを突き止めヒドラー兵に奪わせようとしていた。そこに現れた飛竜は少年を助けたが、子供が組み立てたことで思わぬ電波を発するようになったのではないかと考えた彼はこれを利用してドドンと戦うことに決めた。

屋台的映画館

電撃戦隊チェンジマン

  • posted at:2022-05-24
  • written by:砂月(すなつき)
でんげきせんたいちぇんじまん
東映
配給:東映
製作年:1985年
公開日:1985年3月16日 併映「GU-GUガンモ」「とんがり帽子のメモル」「キン肉マン 正義超人VS古代超人」
監督:堀長文
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:矢野立美
主題歌:「電撃戦隊チェンジマン」KAGE
・・・:「NEVER STOP チェンジマン」KAGE
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:山口一喜
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:宮本衣子
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
撮影協力:藤岡敦子(吉田警察犬訓練学校・訓練士)
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 白熊栄次
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:浜田治希 河合宏 和泉史郎 西本ひろ子 大石麻衣
アメリカンビスタ カラー 24分

星王バズー率いる大星団ゴズマは全宇宙の支配を進めていた。既に多くの惑星は軍門に下っており、バズーは次なる標的を地球に定めた。地球方面遠征軍を指揮するギルーク司令官は地球への侵略を開始したが電撃戦隊チェンジマンによって阻止された。

外敵からの地球防衛を行う世界的な軍事組織・地球守備隊。その日本支部では各部隊から精鋭が集められ、鬼軍曹と呼ばれる指揮官・伊吹による苛烈な特訓が行われた。ゴズマによる襲来が近いうちに起こるのではないかと考えた彼は地球守備隊の中に電撃戦隊を組織した。ゴズマの戦闘員・ヒドラー兵によって隊員たちは惨殺されたが、生き残った5人(剣飛竜、疾風翔、大空勇馬、渚さやか、翼麻衣)は謎の光を浴びた。それは地球が危機に瀕した際に地球自身が発する「アースフォース」であり、彼らが左腕にはめているチェンジブレスが反応したことでチェンジマンに変身したのだ。圧倒的なパワーを手に入れた彼らはヒドラー兵を撃退した。

宇宙獣士カミラにレドン鉱石を投入した副官ブーバは地球ファイヤー作戦を開始した。その作戦とはレドン鉱石と地中のマグマを反応させて地球を焦熱地獄に変えるというものだった。午前3時、地底深くに築いたレドン反応炉にスイッチが入ると巨大な地震が発生した。午前4時、この地震が人工的なものではないかと考えた伊吹は震源地に近い大鷹山国立地震研究所へ急行させた。研究所では地震や火山噴火ではありえない異常な波形を観測していたが、先回りをしていたカミラが所員の体を乗っ取り大鷹山噴火の前触れだと言わせた。そして10時間後の午後2時に大鷹山始まって以来の大噴火が起こることから直ちに住民を避難させるようにと命じると、飛竜たちは急遽大鷹村へ向かった。これは計画の邪魔となるチェンジマンを大鷹山から遠ざけるための作戦だった。

午前8時、大半の住民が下大鷹駅の前に避難してきたが、少年のユウジが貨物列車の運転席に乗り込み始動させたのだ。両親によると置いてきた犬が気掛かりで連れてきたいらしい。飛竜と翔はバイクで追い掛けるが、それを知って驚いたのはブーバだった。まさか戻ってくるとは・・・。

屋台的映画館

地球へ・・・

  • posted at:2022-04-13
  • written by:砂月(すなつき)
てらへ
東映動画
配給:東映
製作年:1980年
公開日:1980年4月26日
監督:恩地日出夫
製作:今田智憲
企画:有賀健 田宮武
製作担当:岸本松司
原作:竹宮恵子
脚本:恩地日出夫 塩田千種
音楽:佐藤勝
主題歌:「地球へ・・・」ダ・カーポ
・・・:「愛の惑星」ダ・カーポ
美術監督:土田勇
キャラクターデザイン:須田正己
作画監督:鈴木信一
アニメーション演出:笠井由勝
メカデザイン・プロジェクトチーム:ひおあきら 須田正己 土田勇 青嶋克己 八島善孝
撮影:吉村次郎 池田重好
編集:鳥羽亮一 片桐公一
録音:二宮健治
音響効果:松田昭彦
録音スタジオ:タバック
演出助手:大関雅幸
記録:池田紀代子
仕上進行:平賀豊彦
美術進行:島本武
製作進行:池田裕之 伊藤文夫
宣伝:徳山雅也
現像:東映化学
声の出演:井上純一 秋吉久美子 志垣太郎 薬師丸ひろ子 岸田今日子
スタンダード カラー 119分

S.D.(Superior Dominance=特殊統治体制)500年、地球から2万光年離れた植民惑星の育英都市アタラクシアではジョミー・マーキス・シンが「目覚めの日」を迎えようとしていた。500年前、青かった地球は大気の汚染と分解不能の毒素により海から魚が消えた。人間が地球を窒息させていることに気づいた人類は、生命力が回復するまで地球から離れることに決めた。科学の発展でワープ航法を手に入れていた人類はマザーコンピュータとともに植民惑星へ移住した。人類は再び地球を荒廃させないために体の仕組みを改造し管理を全てコンピュータに任せた。人工子宮により生まれた子供は無作為に選ばれた血縁のない養親に育てられ、目覚めの日と呼ばれる14歳の誕生日を迎えるとマザーコンピュータによる成人検査が行われる。そして合格すると過去の記憶が消去され、大人としての常識と地球人として生きるための知識を教育するエデュケーショナル・ステーションへ送られる。ジョミーは目覚めの日の数日前から不思議な夢に悩まされていた。

ジョミーのやんちゃな性格は学校で問題視されていた。普通人(コモン)として暮らす人々はマザーコンピュータの直轄組織である「ユニバーサル・コントロール」の監視下に置かれているが、ジョミーの行動が体制に対する批判精神と判断され職員による強制的な心理検査を受けさせられた。彼らの目的は「ミュウ」と呼ばれる超能力を持った新人類のあぶり出しだった。精神が繊細なミュウは思念波で深層心理を探られることに耐えられないが、ジョミーは過酷な検査を耐え抜き疑いが晴れた。目覚めの日を迎えると、ジョミーの成人検査はパラフィック遊園地で行われた。地下ロードコースターという施設のコースからテラズ・ナンバー5というコンピュータへ誘導されたジョミーはそこで頭の中の記憶を全て消去するという説明を受けた。地球の完全管理態勢に順応するための処置として記憶の消去が始まるが、ミュウの妨害によってそれは中断した。ジョミーは待機していた警官隊に取り囲まれ危険分子として処刑され掛かるが、テレパシーで話すリオによって救出された。リオが操縦する宇宙艇が地上を離れると、ジョミーは各テラズ・ナンバーが管理するコロニーのうちの一つで暮らしていたことを初めて知った。

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