「劇場版 電王・ゲキレンジャー」製作委員会(東映=東映アニメーション=テレビ朝日=東映ビデオ=アサツーディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2007年
公開日:2007年8月4日 併映「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」
監督:中澤祥次郎
製作:鈴木武幸 高橋浩 亀山慶二
企画:中曽根千治 梅澤道彦 日達長夫 竹中一博 永井秀之 福中修
プロデューサー:塚田英明 宇都宮孝明 八木征志 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:荒川稔久
音楽:三宅一徳
撮影:松村文雄
照明:堀直之
美術:大谷和正
編集:佐藤連
録音:渡辺典夫
記録:渋谷康子
助監督:加藤弘之
進行主任:小林智裕
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行
視覚効果:沖満
音楽プロデューサー:前山寛邦
音楽制作:東映音楽出版 日本コロムビアミュージックエンタテインメント
音楽制作協力:ジェニュイン
オープニングテーマ:「獣拳戦隊ゲキレンジャー」谷本貴義 ヤング・フレッシュ
エンディングテーマ:「道」水木一郎 ヤング・フレッシュ
キャラクターデザイン:篠原保 野口竜
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:前澤範
製作協力:東映テレビ・プロダクション
特撮監督:佛田洋
アクション監督:石垣広文
出演:鈴木裕樹 福井未菜 高木万平 荒木宏文 平田裕香
アメリカンビスタ カラー 33分
獣を心に感じ獣の力を手にする拳法「獣拳」。その獣拳の力の源は心に獣を感じた時に湧き上がる情熱「激気(げき)」であり、それを燃やして無限の力を引き出すのだ。4千年の歴史がある獣拳には相対する流派があり、その一つが正義の獣拳「激獣拳ビーストアーツ」、そしてもう一つが邪悪の獣拳「臨獣拳アクガタ」だった。激獣拳の精神を受け継ぎ発展させたのは宇崎ランと深見レツの二人の拳士であり、後に加わった漢堂ジャンとともに「獣拳戦隊ゲキレンジャー」として臨獣拳の首領である理央と対決した。
ジャンたちは下級拳士のリンシーを率いる理央の側近のメレと激闘を繰り広げるが、謎の光を浴びて姿を消した。そして再び現れた場所は香港だった。そこにいたのは三人とメレだけでなく理央もおり、ジャンは反射的に彼に殴り掛かった。するとその間にヌンチャク使いのラオファンが現れ、慌てた彼女は二人の攻撃を瞬時に受け止めたのだった。皆が何が起きたのかわからず戸惑っていると、次々と世界各地の武術家たちが同じように転送されてきた。そこは香港のメディア王・ヤンが所有する庭であり、勝手にエントリーした武術家を集めて究極最強の武術家を決める「乾坤一擲武術会」をこれから行うというのだ。ヤンの秘書・ミランダによるとルールは一切なし。相手が動けなくなるか降参するまで戦い抜き、優勝者には最大の賛辞と究極の名誉が与えられるらしい。どうしようかとランとレツが相談していると、俺たちの強さを見せてやろうぜとジャンが言ったことで参加することになった。一方、理央とメレも暇つぶしで参加することにした。
一回戦を勝ち抜いた者たちは晩餐会場に招待された。彼らは丁重にもてなされたが、ランとレツ、そして理央は食事に毒が盛られていることを警戒して一切手をつけなかった。だがジャンとラオファンは意気投合して料理を心から楽しんだ。やがてヤンが現れると、入れ替わるようにラオファンが姿を消した。心配になったジャンがその後を追うと、邪魔をすると痛い目に遭うわよとラオファンは身構えた。だがその時に落とした手帳をジャンが見たため正体がばれてしまった。彼女はヤンの悪事を暴くために潜入した香港国際警察の捜査官だった。
屋台的映画館
PR