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えいがくれよんしんちゃんあらしをよぶもーれつおとなていこくのぎゃくしゅう
シンエイ動画=テレビ朝日=ASATSU-DK
配給:東宝
製作年:2001年
公開日:2001年4月21日
監督:原恵一
チーフプロデューサー:茂木仁史 太田賢司 生田英隆
プロデューサー:山川順市 和田やすし 福吉健
原作:臼井儀人
脚本:原恵一
作画監督:原勝徳 堤のりゆき 間々田益男
美術監督:古賀徹 清水としゆき
キャラクターデザイン:末吉裕一郎 原勝徳
撮影監督:梅田俊之
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 浜口史郎
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
絵コンテ:原恵一 水島努
演出:水島努
オープニングテーマ:「ダメダメのうた」LADY Q&野原しんのすけ、野原みさえ
エンディングテーマ:「元気でいてね」こばやしさちこ
挿入歌:「白い色は恋人の色」ベッツィ&クリス
・・・:「今日までそして明日から」吉田拓郎
・・・:「ケンとメリー 愛と風のように」BUZZ
・・・:「聖なる泉」ザ・ピーナッツ
協力:日本万国博覧会記念協会
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 89分

春日部市に「20世紀博」というテーマパークが建設された。ここには20世紀のあらゆる物を販売するショップ、懐かしい遊びを心ゆくまで楽しめる広場、子供の頃に憧れたヒーローやヒロインになれるスタジオ、懐かしい味に会えるレストランなどがあり、来場者があらゆる思い出と出会える施設となっていた。それは大人たちにとって絶好の遊び場であり、日常を忘れられる心のオアシスだった。御多分に洩れないのは野原家で、週末になると欠かさずやってきた。そして浮かれるひろしとみさえはしんのすけとひまわりを託児所に預けると自分たちの好きなアトラクションへ向かうのだった。託児所にはふたば幼稚園に通う風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんがいるが、彼らの両親も野原家と同じように頻繁にやってくるのだ。風間くんは20世紀博が出来てからの大人たちの異変に気づいていた。懐かしさへのハマり方が普通じゃないからだ。そのことを話すとネネちゃんたちも薄々気づいていたが、それは両親だけではなく幼稚園の先生たちにも影響を与えているようだった。ここままじゃママがママでなくなる気がするんだと風間くんはため息をついた。

20世紀博の影響で春日部の街は変化していた。道路には旧車が走り、レコード盤が飛ぶように売れ、若者はビンテージファッションに身を包んだ。午後7時59分、「20世紀博からの大事なお知らせ」という番組が放送された。それは20秒程のとても短い番組だったが、それを見たひろしとみさえは明日に備えて寝なきゃとしんのすけたちを放ったままで就寝したのだった。翌朝、ひろしたちはテーブル一杯に広げたお菓子を貪るように食べた。前夜に夕食を作ってもらえなかったしんのすけが文句を言うと、あんたが自分で作ればいいじゃないとみさえが睨んだ。彼女は家事を放棄し、ひろしは会社へ行くのを拒否した。いつもと違うそのあまりの変わり様に困惑したしんのすけはひまわりを連れて幼稚園に行くことにしたが、いくら待っても迎えのバスが来ないため三輪車で行くことにした。すると街のあちこちで大人たちが子供のようにはしゃぎ回っていたのだ。幼稚園に着いても先生たちは缶蹴りに興じて相手にされなかった。だがやがて音楽を鳴らしたオート三輪の行列が現れると大人たちは一斉に荷台に乗り込んだのだった。その中には幼稚園の先生たちだけでなく、ひろしとみさえ、そしてしんのすけが恋する女子大生の大原ななこの姿まであった。ひまわりを背負ったしんのすけはオート三輪を追い掛けるが、彼の足では到底無理だった。家に帰ったしんのすけは風間くんたちを集めて話し合いをするが、点けていたテレビから臨時ニュースが流れ集団失踪事件が全国各地で起こっていることを知った。ところが突然画面が乱れ昔の番組が始まったのだ。お腹が空いた彼らは近所のコンビニへ行くが、入り口には不良小学生が立ちはだかっていた。

屋台的映画館
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