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けんか空手 極真無頼拳

  • posted at:2024-02-18
  • written by:砂月(すなつき)
けんかからてきょくしんぶらいけん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年12月27日 併映「トラック野郎 爆走一番星」
監督:山口和彦
企画:太田浩児
原作:梶原一騎 影丸譲也
脚本:掛札昌裕 中島信昭
撮影:中島芳男
録音:小松忠之
照明:川崎保之丞
美術:中村修一郎
編集:田中修
助監督:岡本明久
記録:宮本衣子
擬斗:日尾孝司
スチール:遠藤努
進行主任:松本可則
装置:根上徳一
装飾:田島俊英
美粧:入江荘二
美容:石川靖江
衣裳:福崎精吾
演技事務:石川通生
現像:東映化学
音楽:菊池俊輔
挿入歌:「空手道」渥美健
協力:極真会館
出演:千葉真一 多岐川裕美 中島ゆたか 湯原昌幸 石橋雅史
アメリカンビスタ カラー 87分

戦後初の全日本空手道選手権大会で優勝した大山倍達だったが、邪道の名を着せられ空手界から追放された。数年山に籠って稽古を重ねた彼は修業を終えると東京に戻り、自分の力を試すべく空手道場を訪れては他流試合を申し込んだのだった。そして昭和26年、錬心館を訪ねた大山は試合を申し込むが、館長の竜道寺重成に現代の空手は青少年の心身を鍛える健全なスポーツだからお前のは時代錯誤も甚だしいと断られた。「けんか空手」と揶揄される大山の空手は牛を殺す程の危険性があることから、彼が道場を出て行くと竜道寺は門弟たちに闇討ちを掛けさせたのだった。だが大山の強さは桁違いで全員を叩きのめしたが、それが刑事事件に発展し空手界から永久追放された。

数日後、食堂で飲んだくれていた大山は少年航空兵時代の仲間だった木村仙八と再会した。暴力団のボスとなった木村は昔と変わらない無鉄砲な大山に悪いようにはしないから力を貸してくれと言った。暴力団の用心棒として働き始めた大山は、祭りの出店でいかがわしい商売をするテキヤの男に目が留まった。その男は小鶴誠といい大山の名を騙って修業の際に見つけたという偽りの滋養強壮の薬草を売っていたのだ。本物が目の前にいることを知って青くなった小鶴は土下座をして謝るが、相棒の大橋耕一は俺が知っている大山倍達は空手家であり、暴力団の手先になった大山こそインチキだと言った。その言葉が大山の胸に刺さった。

その夜、頭が上がらない小鶴は大山の機嫌を取るために小料理店へ連れて行った。そこでも小鶴は大山の名を騙っており、看板娘の野川寿美子の気を引こうともがいていた。そんな彼を見て面白がる当の大山は弟子と称した。二階の座敷には竜道寺と門弟たちが客として来ており、酌をする寿美子の美貌に心を奪われた竜道寺は彼女を手籠めにしようとした。その噂は下にもすぐに届き、居ても立っても居られない無鉄砲な小鶴は一発で伸された。大山は小鶴を介抱するが抵抗することはなかった。すると竜道寺は一瞥して用心棒かと吐き捨てるように言った。

屋台的映画館
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