NET=東映
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年12月19日 併映「西遊記」「UFOロボ グレンダイザー 赤い夕陽の対決」「ピノキオより ピコリーノの冒険」「一休さん おねしょお姫さま」「忍者キャプター」
監督:田口勝彦
プロデューサー:荻野隆史 平山亨 吉川進
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
撮影:高梨昇
照明:城田昌貞
美術:小川富美夫
仕上制作:映広音響
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:大平隆義
選曲:村田好次
記録:徳永絵里子
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「進め!ゴレンジャー」ささきいさお 堀江美都子
・・・:「秘密戦隊ゴレンジャー」ささきいさお こおろぎ’73
助監督:福島孔道
進行主任:大里俊博
技斗:岡田勝
メークアップ:のざねまさえ
装置:日向勤
制作担当:伊東暉雄
トランポリン:湯川泰男
衣裳:東京衣裳
オートバイ協力:スズキ自動車
現像:東映化学
特撮研究所:鈴木昶
大平特殊効果:菊地潔
オートバイアクション:室町健三
キャラクター制作:エキスプロダクション
出演:誠直也 畠山麦 小牧りさ 伊藤幸雄 宮内洋
アメリカンビスタ カラー 20分
黒十字軍の三代目幹部である火の山仮面マグマン将軍はゴレンジャーとイーグル基地を全滅させるために移動要塞ナバローンを使ってローラー作戦を開始した。一方、バリドリーンでの上空からの偵察によりナバローンを発見した新命明と大岩大太はバルカンミサイル・スカイロックを発射した。ところが要塞はバリヤーで守られており傷をつけることすら出来なかった。その頃、アカレンジャー、モモレンジャー、ミドレンジャーの三人はゴレンジャーマシーンで地上から様子を窺うが、火炎放射攻撃・ファイヤーロードで炎に包まれた。新命と大岩はアオレンジャーとキレンジャーに変身するとバリドリーンに搭載されたバリタンクに乗り込み、消火装置で三人を助け出すと反撃を開始した。下方からミサイル攻撃を行うがバリヤーは破れないため、巨大なマジックハンド・バリハンドを高速で回転させるジャイロスクリューで地中に潜った。手薄な外壁を突き破ったバリタンクは突き進み火薬庫に迫った。追い詰められたマグマンは要塞の資料室を切り離して逃走したが、そこにはナバローンの設計図が残されていたのだった。基地に戻った五人は早速分析を始めた。
ナバローンは指令室が何処にあるのかわからないような設計されており、どのパーツでも自由に切り離せるように出来ていた。つまり攻撃を受けても決定的なダメージを負わないようになっているのだ。手に入れた設計図は詳細を記したものではないためそれ以上のことはわからなかったが、その紙自体に何か仕掛けがあるのではないかと考えた大岩のアイデアをもとに解析を進められた。その頃、マグマンは黒十字軍総統から叱責されていた。設計図が奪われたことで勝負は「負け」と決めつけられたのだ。設計図は簡単には見破られないような仕組みになっており、そのことを説明をするために総統を追い掛けたのだが祈祷所に籠った後だった。一刻も早く伝えたいマグマンは裏口から忍び込むが、彼がそこで見たのは永く眠る魂を蘇らせる儀式だった。高電圧装置が施された棺の横には「時きたれば我自ら目覚めん」と書かれゴールデン仮面大将軍の紋章が描かれていたことから、マグマンは自分が総統から見捨てられたことを知った。そこで彼は最終決戦に挑み、勝利して信頼を取り戻そうと考えたのだった。
屋台的映画館
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