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クレージーだよ 奇想天外

  • posted at:2024-05-30
  • written by:砂月(すなつき)
くれーじーだよきそうてんがい
東宝=渡辺プロ
配給:東宝
製作年:1966年
公開日:1966年7月11日 併映「アルプスの若大将」
監督:坪島孝
製作:渡辺晋
製作補:五明忠人
脚本:田波靖男
撮影:宇野晋作
美術:村木忍
録音:伴利也
照明:小島正七
整音:下永尚
音楽:広瀬健次郎 萩原哲晶
主題歌:「虹を渡って来た男」
監督助手:浅野正雄
編集:武田うめ
合成:松田博
現像:東京現像所
製作担当者:山田順彦
出演:谷啓 藤田まこと 星由里子 ハナ肇 植木等
シネマスコープ カラー 90分

地球では人工衛星の打ち上げや月ロケットの打ち上げ成功に浮かれていたが、その騒ぎに巻き込まれた最大の被害者は遊星アルファだった。たまに軌道を外れたロケットが飛んできて突き刺さり地震を起こすのだ。原水爆をどんどん作って戦争ばかりしている地球の人間が平和な宇宙に乗り出してきたらどうなることやら。そう考えた長官はM7(ミステイク・セブン)に地球へ行って戦争という悪習慣を取り除いてこいと命じた。地球と言ったって何処に行ったらいいかわからないとM7がゴネると、長官は憲法で戦争を放棄している軍隊のない日本がいいと言った。そして1年間誰かの体を借りて平和のために働く見返りとしてどんな望みも叶う超能力を与えると約束した。それでもM7は断固拒否するが、結局従わざるを得なくなった。

翌日に入社式を控えた鈴木太郎は酒場を梯子し千鳥足で帰宅していた。すると夜空に流れ星が見え、フラフラと道路に出たところを車に撥ねられた。鈴木は気を失ったが、M7はその体に入り込んで鈴木太郎として活動することにした。強く倒れたにも拘らずすっくと何事もなく立ち上がったことに驚いたのは、大聖化学社長の磯村平吉と秘書の城山和子だった。運転していた和子は責任を感じ彼を病院へ連れて行くことにしたのだが、診察をした外科医はレントゲン撮影をしても異常を見つけることは出来なかった。問題ないと和子に伝えたものの地球のことを知らないM7のその後の言動や行動を疑問視した外科医は診察を続けようとするが、事が大きくなるのを恐れた和子は強引に診察室から出た。彼を家まで送ろうとするが鈴木はその家が何処にあるのかわからないと言う。困った和子は彼の持ち物の中から名刺を見つけ、それを手掛かりに日之出荘まで送り届けた。

自分の部屋に辿りついた鈴木は部屋の中にある物を興味深げに調べ始めるが、隣の部屋に住む恋人の佐々木ゆかりが入ってきたことに気づかなかった。声を掛けられ驚いた鈴木が誰だと尋ねると、ゆかりはふざけているのだと思った。ゆかりがさっきいた女は誰なのかと問い詰めると、鈴木はあれが女だったのかと驚いた。アルファ星は科学が発達しており人間は機械で生産されていた。彼は女を見たことがなく男女の見分け方がわからなかったのだ。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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