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アラビアンナイト シンドバッドの冒険

  • posted at:2024-06-02
  • written by:砂月(すなつき)
あらびあんないとしんどばっどのぼうけん
東映動画
配給:東映
製作年:1962年
公開日:1962年6月16日
演出:薮下泰司 黒田昌郎
製作:大川博
企画:高橋勇 吉田信 籏野義文
脚本:手塚治虫 北杜夫
動画監修:山本早苗
音楽:冨田勲 米山正夫
原画:大工原章 古沢日出夫 熊川正雄 大塚康生 楠部大吉郎 奥山玲子 喜多真佐武 勝井千賀雄
美術:進藤誠吾 沼井肇
色彩設計:浦田又治
撮影:杉山健児 中村一雄
録音:空閑昌敏 森武
編集:稲葉郁三
効果:木村一
記録:鈴木安津子
製作進行:茂呂清一
歌:デニー白川 真理ヨシコ 太宰久雄 松岡ユキ
舞踊:榊原帰逸
声の出演:木下秀雄 黒柳徹子 里見京子 川久保潔 新道乃里子
アメリカンビスタ カラー 81分

その昔、アラビアのラサールという港町にシンドバッドという青年と孤児のアリーが住んでいた。ある朝、浜に打ち上げられた老人を自宅に連れ帰ったシンドバッドはベッドに寝かせると勇気づけたが、彼の口から出るのは気弱な言葉ばかりだった。だが部屋の様子を見てシンドバッドが船乗りになりたいことがわかると、老人は自分も同じ年頃に海へ出たと懐かしみながら話し始めた。そして思い出したようにとっておきの話をしてあげようと言った。大昔のある南の島に星が落ち異様な爆発を起こした。そのために島の形はすっかり変わり、ある谷などは光輝く石でうずまった。だがその宝石は恐ろしい怪獣どもに守られているのだという。老人は話し終えると懐に入っていた地図を握り締めたまま息絶えた。その話に興味を持ったシンドバッドとアリーは輸送船で働きたいと考え、輸送船ボルダー号の船長と交渉することにした。だがお前たちに力仕事はまだ無理だし金の余裕もないから無理だと断られた。

ボルダー号は無事に出航し、ひと仕事終えた船員のアブダラとヤシムはその夜、船室で酒を酌み交わしていた。やがてボトルが空になりアブダラが船倉に取りに行くとシンドバッドとアリーが荷物に隠れていた。そのこと知った船長は笑い飛ばし、アブダラたちにうんと仕込んでやれと命じた。見習いの船員となったシンドバッドとアリーはまず甲板の掃除から始めた。そしてアブダラはアリーに食事の支度を、ヤシムはシンドバッドに帆の張り方を教えた。それから数日後、ボルダー号は子供のクジラがノコギリザメに追われているところに出くわした。かわいそうになったアブダラとヤシムは銛を投げて追い払おうとするが、ノコギリザメの方が一枚上手だった。二人の銛を余裕でかわした。すると隣で見ていたシンドバッドは足元にあった小さな壺を投げて気を逸らし、そこに銛を投げて退治した。クジラはボルダー号に近づき、お礼を言うと海深く潜った。

檣楼から遠方の様子を見ていたヤシムは陸地が見えたことを船長に報告した。バーレーンの港に到着し荷を下ろした一行は、その夜酒場で地元の客と楽しく酒を飲んでいた。すると酔っ払ったアブダラが弦楽器のウードを弾きながら創作の歌を唄った。その歌詞はウードを弾けば宝石が湧いて出てくるというものだったが、それを聴いた兵士の報告で悪知恵を働かせた大臣のトルファは一行を宮殿に呼び寄せた。そしてその話を信じたアーマッド王の前でウードを弾いて見せることになったが、楽器は所詮楽器。ウードから金銀財宝が出てくることはなく、トルファは嘘偽りを言った罪で彼らを牢屋へ送った。だがその中からこっそりと抜け出しアーマッド王の娘・サミール姫と会ったアリーは一行がいい人ばかりだと釈明した。

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