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くも漫。

  • posted at:2019-10-14
  • written by:砂月(すなつき)
くもまん
クリエイティブネクサス
配給:トリプルアップ
製作年:2017年
公開日:2017年2月4日
監督:小林稔昌
エグゼクティブプロデューサー:中川幸美
プロデューサー:峰添忠
原作:中川学
脚本:安部裕之
撮影:原巌
照明:斉藤直樹
録音:林昭一
美術:早坂英明
DIT:土橋博昭
助監督:富澤昭文
編集:増田マリコ
制作担当:福田智穂
音楽:Gentle Forest Jazz Band
主題歌:「誰も知らない」沖ちづる
制作支援:一般社団法人 全日本テレビ番組制作社連盟
宣伝:MUSA
宣伝デザイン:プロダクション花城
アニメーション:有働康隆
企画:クリエイティブネクサス
出演:脳みそ夫 柳英里紗 沖ちづる 立石涼子 平田満
アメリカンビスタ カラー 90分

中川学、29歳フリーター、北海道・帯広在住。2005年9月某日、「なるべく人と拘らずに済んで、責任を取らなくて良くて、人聞きのいい企業」という条件の仕事を求めてハローワークに行くと、唯一紹介されたのが「もっこりシイタケ」という会社だった。そこで行うのは原木に出来た椎茸を収穫、パック詰めし出荷の準備を行うというものだったが、社長が働きぶりを褒めてくれたことで積極的になり、ここで働き続けようと決めた。ところが期間社員だったことに気づかず、また来年の秋によろしくと言われてしまった。再び無職に戻った学が家でゴロゴロしていると、あるテレビのニュースが気になった。それは父親が育て方を間違ったと責任を感じ30歳で無職の息子を刺殺したというものだった。気になってオロオロしているところにドアが開き、父親が入ってきた。学が身構えていると、父親が教師の仕事をやってみないかと言った。小学校で臨時教員の募集をしているというのだ。やる気があるなら紹介すると言われたが、とても悩んだ。大学卒業後、最初に就いた仕事は中学校の数学教師だったが、自信を無くしクラスの誰よりも早く登校拒否になったのだ。今度は特別支援学級の担当で児童は自閉症の男子一人だけだという。しばらく考えた末、来月のイチゴ収穫の仕事は決まっていたが引き受けることにした。久しぶりの教壇に立つことに緊張する学だったが、もっと大変だったのは扱ったことないタイプの生徒を指導することだった。大ちゃんと心を通わせるにはどうしたらいいかと悩み、専門書を片っ端から読み漁って勉強した。その結果、最初に見通しを立ててあげれば相手が安心することがわかり、一日の予定をホワイトボードに書き出して時間を管理した。すると冬休みが始まる頃には信頼を得るまでになっていたのだった。初めて社会人としての手ごたえを感じた学は自分にささやかなご褒美を与えることにした。

12月31日。人生の歯車が合い始めた高揚感と抑えきれない性欲からわざわざ札幌ススキノの風俗店に向かった。だがお相手してくれたのがおばちゃんだったからか、歳末ご褒美イベントは不発に終わった。財布の中には2万7千円。帰りの交通費を差し引いてももう一軒行ける。学は最寄りの喫茶店に入ると情報誌とスマホを使って次の店を決めた。狙いは「オフィスっ娘。倶楽部」のゆのあ嬢。早速電話を掛けて予約し店へ向かった。待合室でしばらく待っているとついにその時がやってきた。

突然その時はやってきた。最高のサービスを受け絶頂を迎える瞬間、まるでバットで殴られたような激痛が頭を襲ったのだ。医学部の学生でもあるゆのあはその症状が只事ではないと考え救急車を呼ぼうとしたが、救急隊員に運ばれる自分の全裸姿を想像した学はそれを断った。痛みに耐えながら服を着ようとしたものの再び激痛が襲いついに意識が途絶えた。急遽病院に運ばれた学は精密検査を施され、「くも膜下出血」と診断された。結果は翌1月1日に家族へ伝えられた。

屋台的映画館
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クレイジー・コップ 捜査はせん!

  • posted at:2019-04-23
  • written by:砂月(すなつき)
くれいじーこっぷそうさはせん
タキコーポレーション=ジャックポット
配給:タキコーポレーション
製作年:1995年
公開日:1995年4月15日
監督:片嶋一貴
製作:石川始 滝口雍昭
監修:井筒和幸
プロデューサー:甲斐真樹 杉田薫
アソシエイト・プロデューサー:元木伸一
アシスタント・プロデューサー:斎藤寛朗
脚本:高橋洋
撮影:上野彰吾
照明:矢部一男
録音:臼井勝
美術:細石照美
編集:関一彦
助監督:酒井長生
振付:宇治川理斎
スタイリスト:徳永いづみ 勝俣淳子
ヘア・メイク:下田かおり
特殊効果:梶川信幸 宮田義三
スチール:加藤光男
製作主任:中保眞典
製作進行:岡戸雄司
音楽:小椋悟 飯田裕子
出演:間寛平 小松みゆき 渡辺典子 保井健 筒井真理子
アメリカンビスタ カラー 87分

花村大吉刑事を班長とする三ツ目署の刑事たちは怪しげな組織・猫卍一家を追っていた。だが一家と対決するもののいつも決着がつかないまま逃げられてしまうのだ。その頃、大阪府警では公安部長の久方のぼるが頭を抱えていた。週刊誌に国家機密の漏洩問題をすっぱ抜かれたが、その情報源が誰なのか特定することが出来ないでいたからだ。そこで彼は警視の小塚原に犯人をでっち上げるよう命じた。

三ツ目署は仮事務所だった。それは昨年あった事件の際に花村が庁舎を燃やしたからだった。そんな署に転属してきたのは筈見アンナという若い女性刑事だった。その美貌に花村たちは鼻の下を伸ばし、仕事が終わると帰宅する彼女をつけ回した。それと同じ頃、小塚原は猫卍一家のリーダー・清一郎の妹で外務省極東課に勤める昌代を国家機密漏洩容疑で逮捕しようとした。すると彼女は大声を出して走り出したのだった。逃げる昌代と追う小塚原。そこに現れたのは悲鳴を聞いて駆けつけたアンナだった。ところが辺りが薄暗かったことと二人の着ていた服が似ていたこともあって小塚原はアンナを捕まえたのだ。その様子を見た花村は小塚原をコテンパンに叩きのめしたのだった。

自宅に戻った昌代がスパイに間違えられたことを話すと一家は緊急会議を開いた。その内容から追っているのが花村たちではなく公安であることを確信した。それは例えばゲシュタポ(卍をひっくり返したようなマークをつけた)みたいな恐ろしい連中だった。これが自分たちへの挑戦だと考えた。一方、小塚原は捜査本部を三ツ目署に置き、署員を彼の指揮下に入れた。何故なら彼らは猫卍のことを知り尽くしているからだ。小塚原は全力で捜査を行うよう命じたが、花村は手柄を小塚原に渡すつもりは毛頭なかった。そして必死の捜査とアンナの活躍によりようやく清一郎の逮捕にこぎつけたのだが、小塚原が身柄の引き渡しを要求したのだ。自らの手で取り調べを行いたいという花村の気持ちを知る刑事課長の桃井はそれを断固として拒否した。そこで小塚原は取調室に故郷で採れたというキノコを使った料理を差し入れし、今までのことは水に流して協力し合おうと言った。すると花村たちはそれをあっさりと受け入れ試食した。そのキノコはワライダケで、清一郎はひたすら笑い続ける花村たちはを尻目に取調室を抜け出した。その後、急遽視察にきた久方が取り調べを行うことがわかると、正気に戻った花村は気絶させた小塚原に小細工を施して清一郎に仕立て上げたのだった。

屋台的映画館

くいこみ海女 乱れ貝

  • posted at:2018-07-30
  • written by:砂月(すなつき)
くいこみあまみだれがい
にっかつ
配給:にっかつ
製作年:1982年
公開日:1982年7月9日 併映「鏡の中の悦楽」
監督:藤浦敦
プロデューサー:結城良熙
企画:奥村幸士
脚本:富田康明 藤浦敦
撮影:水野屋信正
照明:矢部一男
録音:信岡実
選曲:伊藤晴康
編集:井上治
美術:中澤克巳
助監督:瀬川正仁
色彩計測:佐藤徹
現像:東洋現像所
製作担当者:鶴英次
協力:神津島観光協会
出演:渡辺良子 松川ナミ 藤ひろ子 水月円 松原玲子
アメリカンビスタ カラー 67分

日本のとある島の漁村。集まれば男の話題に花が咲く6人組の海女は主にアワビなどの貝類を獲っている。その中の一人、渡辺帆奈美は網元の若旦那・岩瀬源太郎と恋仲で、両親を海で亡くした彼女にとって源太郎の父の死は他人事と思えず命日に墓参りをした。そんな帆奈美を源太郎の母・千恵は認めており、息子との縁談をいち早くまとめたいと考えていたが、当の源太郎はというといろいろ自由にやってみたいことがあると言って煮え切らなかった。そこでおじの忠吉は、彼を東京に連れて行きやりたいことを思い存分やってから島で結婚式を挙げればいいと提案した。それからしばらく経った頃、6人の間にある噂が持ち上がっていた。それは上京した源太郎がすっかり羽を伸ばし、銀座の一流ホステスに夢中になっているというのだ。そのホステスはかなりの美人であっちの腕は抜群。そんな彼女に源太郎が骨抜きにされているという話は忠吉からの確かな情報だった。帆奈美はみんなの前で素っ気ない振りをしたが、内心は穏やかではなかった。

ある日、島に到着したフェリーから降りてきたのは今までとすっかり雰囲気が変わり明るさを取り戻した源太郎とそんな彼を心配する忠吉だった。源太郎が惚れ込んだそのホステスは、島にはいないタイプの骨が細くてしなやかな女で一万人に一人といわれる名器の持ち主だった。その話は漁師仲間の只見茂など男たちにあっという間に広がり、それを聞いた女たちも自分とどう違うのだろうと興味津々だった。それから数日後、フェリーから降りてきた垢抜けた女は神津村の岩瀬家が何処にあるのか尋ねた。その女が源太郎を追い掛けてきたホステスの藤井由紀だった。彼女がくるのを心待ちにしていた源太郎は車で出迎えると灯台のある高台へ連れて行き体を重ねた。そしてそれが終わると源太郎は車で島を案内し、もし結婚することになれば先祖代々伝わる山林や土地など数えきれない程の不動産や大きな5艘の漁船、ひと航海して当たればドカッと大金が転がり込む漁師の仕事が2人の物になることを説明した。その様子を目撃したことで面白くなかった6人組のうち何人かはいつか意地悪してやろうと企んでいた。

数日後、島に降り立ったパナマ帽の男はかつての由紀のヒモ・長谷部淳一だった。淳一は岩瀬家に直行すると、大酒呑みで薬を打っている由紀のような女はここの家柄に合わないから源太郎に諦めさせるようにと千恵に吹き込んだ。そして次に由紀が泊まる旅館へ向かうと、二度と会わない約束だったが気が変わったと復縁を迫るのだった。

屋台的映画館

くの一忍法 観音開き

  • posted at:2018-06-08
  • written by:砂月(すなつき)
くのいちにんぽうかんのんびらき
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年2月14日 併映「玉割り人ゆき 西の廓夕月楼」「愉快な極道」
監督:皆川隆之
企画:佐藤雅夫 今川行雄
脚本:松本功 志村正浩
撮影:塚越堅二
照明:井上孝二
録音:格畑学
美術:園田一佳
音楽:津島利章
編集:玉木濬夫
助監督:俵坂昭康
記録:梅津泰子
装置:稲田源兵衛
装飾:白石義明
美粧:長友初生
結髪:白鳥里子
スチール:木村武司
演技事務:西秋節生
衣裳:豊中健
擬斗:菅原俊夫
進行主任:伊藤彰将
出演:橘麻紀 衣笠恵子 堀めぐみ 汐路章 成瀬正
シネマスコープ カラー 66分

元和八年、碓氷峠で信州上田真田藩の一行が何者かに襲われ、江戸城本丸修築のために差し出すはずだった御用金三万両が奪われた。それが上州一帯に暗躍する山賤ではないかと疑う伊賀組頭領服部半蔵だったが、既に潜入している手の者からの報告が途絶えたことで知る術を失っていた。そこで半蔵は虚無僧姿の三人を呼び寄せると至急彼らと連絡を取るよう命じた。落ち合う場所になっている上州高崎の寺に向かう三人だったが、その道中で謎の集団に襲われた。深編笠を取った姿、それはお妖、お炎、お乱のくの一忍者だった。お妖たちは何とか危機を回避して目的の寺にたどり着いたが、そこら中の木に忍者の死体が逆さ吊りにされていた。そしてそのうちの一体を見たお乱は思わず泣き崩れた。右目を潰されたその伊賀者は彼女の兄だったのだ。三人は結束を固め復讐を誓った。

伊賀者を惨殺した寺で襲われたということは三人がその場所に来ることを一味が知っていたに違いない。そう考えたお乱は内情を探るために、高崎城下の廓に女郎として忍び入った。そして唯一覚えていた顔に痣がある男に近づくと色仕掛けで迫ったのだ。そして罠に掛かったと見るや隠し持っていた観音像を取り出し「伊賀忍法かまきり観音」で相手の一物を締め付けたのだった。お乱は御用金の在り処を聞き出そうとしたが、頑として口を割ろうとはしなかったため更に締め上げると狂七は匕首を取り出し彼女を殺そうとしたのだ。ところが死んでも体が一生くっついたままになると言われると苦渋の決断をし、一物を匕首で斬ると障子を突き破って逃げた。それを待ち伏せていたお妖が追い掛けたが、狂七は何者かによって殺された。

狂七が死んだことで手掛かりを失ったお妖たちは尼寺に身を隠すことにした。ある日、山伏が訪ねてきたためお乱が相手をすると山伏は禅問答を仕掛けてきた。その様子を見ていたお妖は山伏が只者ではないことを見抜いたのだった。男は風響之介と名乗り、幕府の犬であるお前たちに三万両は渡さないと言った。それを聞いたお妖は彼に勝負を挑んだのだった。懐から観音像を取り出したお妖は「伊賀忍法招き観音」で裸体の幻覚を見せて相手を惑わせたが、響之介は術を破った。彼は戦うのを止め、真田の三万両を奪った鍬形一族はお前たちが手に負える相手ではないと告げると去って行った。その頃、お炎とお乱は腹痛を訴える旅の娘を尼寺に連れ帰った。お炎は苦しみに悶える娘の太股に咲いた薔薇の刺青に見惚れたが、それは鍬形の幻術だった。くの一の葉月は「鍬形殺法薔薇の刃」で自由を失ったお炎を仕留めようとしたが、戻ってきたお乱によって阻止された。お乱は三万両を奪ったのが鍬形一族であることを二人に話し、葉月から鍬形一族の拠点も聞き出すと「伊賀忍法うつし絵観音」でそっくりの姿に成り済ました。

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グッド・ストライプス

  • posted at:2017-08-27
  • written by:砂月(すなつき)
ぐっどすとらいぷす
「グッド・ストライプス」製作委員会(バンダイビジュアル=テンカラット=ファントム・フィルム=アサツー ディ・ケイ)
配給:ファントム・フィルム
製作年:2015年
公開日:2015年5月30日
監督:岨手由貴子
製作:川城和実 小林栄太朗 小西啓介 武田智哉
プロデューサー:西川朝子 狩野直人 佐藤正樹 西ヶ谷寿一
ラインプロデューサー:金森保
脚本:岨手由貴子
撮影:佐々木靖之
照明:後閑健太
録音:高田伸也
美術:安宅紀史 田中直純
スタイリスト:荻野玲子
ヘアメイク:宮本真奈美
助監督:茂木克仁
編集:堀善介
制作担当:田中深雪
音楽:宮内優里
音楽監修:近越文紀
主題歌:「めくるめく僕らの出会い」大橋トリオ
制作プロダクション:キリシマ1945
出演:菊池亜希子 中島歩 臼田あさ美 井端珠里 相楽樹
アメリカンビスタ カラー 119分

自由奔放な文化系女子の緑と、優柔不断なおぼっちゃまの真生。そんな二人が交際を始めて4年が経つが特に進展もなくしらけたムードが漂っており、特にその傾向が強かったのが緑の方だった。8月、真生が仕事でインドに3カ月間出張するときも仲間が開く送別会に顔を出すことはなく、家に誘ってもペットの亀に餌やらなきゃと断られた。10月、生活に慣れないインドのホテルから毎日メールを送っていたが、当初はやる気のない返事が送られてきたものの2カ月も経つとついに連絡が途絶えた。だがある日、突然緑からメールが届いた。そこには彼女が妊娠したことが書かれていた。

11月、真生は緑を病院に連れて行った。そこに彼の母で産婦人科医の里江が勤めるからだ。真生が食堂で時間を潰している間、緑は診察を受けた。診断結果は妊娠5カ月。元々、生理不順だったことと太ったことをあまり気にしていなかったこと、つわりは直前までなくにおいで気持ち悪くなったことでようやく検査薬を使いわかったのだ。何処で出産するかを里江から尋ねられても答えることが出来ず、19週を過ぎると大きな病院に入ることが出来ないこともここで初めて知った。そんな彼女を見兼ねて里江は自分が何とかすると言った。緑が真生に結果を報告すると、彼は「結婚・・・する・・・よね」と聞いた。それを聞いた緑が不思議そうに「うん・・・どうして?」と言うと、真生は「いや・・・一応」とポツリと答えた。

結婚について全く知識のない真生は、友人にどのタイミングで相手の両親に挨拶に行くのかを尋ねた。するとデキ婚なのだからまず医療保険などに加入して将来を考えているというアピールをするべきだというアドバイスを受け、だがその前に自分の父親に連絡する方が先だと言われた。両親は真生が幼いときに離婚し、写真家の父・仁志とは小学校に入学するとき以来会っていなかった。このタイミングを逃したら次は葬式かもしれないと脅しをかけられるとそれもありかなと考えるようになった。

結婚への準備をボチボチと始めることにした二人はまず住居をひとつにすることにした。緑が真生のアパートに引っ越すことになり今の部屋を片付けることにしたが、手伝いに来ていた妹のサクラからある疑問を投げ掛けられた。「ちゃんとお母さんに言った?」。緑は実家で暮らす母からの返事が怖くてまだ結婚のことを報告していなかったのだ。

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