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大日本人

  • posted at:2022-07-16
  • written by:砂月(すなつき)
だいにっぽんじん
吉本興業
配給:松竹
製作年:2007年
公開日:2007年6月2日
監督:松本人志
企画:松本人志
企画協力:高須光聖 長谷川朝二 倉本美津留
アソシエイトプロデューサー:長澤佳也
プロデューサー:岡本昭彦
製作総指揮:白石久弥
製作代表:吉野伊佐男 大崎洋
脚本:松本人志 高須光聖
音楽:テイ・トウワ
撮影:山本英夫
照明:小野晃
録音:白取貢
美術:林田裕至 愛甲悦子
助監督:谷口正行
制作担当:湊谷恭史
監督補:高橋純
衣裳:高堂のりこ 木村直美
スクリプター:赤澤環
編集:上野聡一
音響効果:柴崎憲治
装飾:茂木豊
特殊造形・デザイン:百武朋
ミニチュア美術:平井淳郎
特機:横山聖
操演:島尻忠次
キャスティング:元川益暢
大日本人デザイン:天明屋尚
スーパージャスティス音楽:川井憲次
VFX監督:瀬下寛之
配給総括:松本輝起
出演:松本人志 竹内力 UA 神木隆之介 海原はるか
アメリカンビスタ カラー 113分

常に折り畳み傘を携帯し、週に2、3回行きつけの食堂で力うどんを頼む大佐藤大(だいさとうまさる)は「大日本人」の家系の6代目に当たる。代々日本各地に出現する獣を退治する仕事をしているが、20万円の支給と副収入30万円の合計50万円でひと月暮らしている。妻と8歳の娘とは別居しているが、その理由は彼が7代目を継ぐ男の跡取りが欲しかったからだ。そんな大佐藤に興味を持ったテレビ局が密着取材を申し出ると快く引き受けた。プライベートのことは気軽に話す大佐藤だったが、仕事の内容のことになると口を閉ざした。公園でのインタビュー中に仕事の依頼が入り人里離れた関東第弐電変場へ向かうことになると取材ディレクターは彼のスクーターを追うが、守衛の山城によってそれ以上の取材は止められた。

秋葉原に現れた締ルノ獣は少なくなった長い髪をなびかせながら輪のような長い腕でビルを締め付けると引き抜いた。そしてその跡地にて産卵するのが習性だった。電変場で高圧電流を浴び巨大化した大日本人は締ルノ獣の前に立ちはだかると戦いを挑み、苦戦しながらも何とか退治することに成功した。

大佐藤は2、3日掛けて勝手に元の大きさに戻るが、戻った後もしばらく鬱のような状態が続くのだという。大日本人が戦う様子はテレビで放送されるが、かつては高視聴率を得ていた番組も6代目となると飽きられていた。4代目だった祖父が活躍していた時代は毎晩芸者衆を集めてドンチャン騒ぎをする程景気が良く、使用人を50人も雇うような今では考えられない暮らしをしていた。かつては2、30あった稼業も今は彼一人。出現する獣も数少なくなった。番組の視聴率も良くゴールデンタイムにたくさん放送されていたが、深夜帯に移った今は天気予報にも負ける程落ち込んでいた。危機感を覚えた大佐藤の女性マネージャーの小堀は、大日本人の胸につけるスポンサーとの契約にこぎつけたのだった。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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