KADOKAWA
配給:KADOKAWA
製作年:2014年
公開日:2014年7月19日
監督:吉田浩太
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
製作:安田猛
企画:菊池剛
プロデューサー:大森氏勝 千綿英久 柴原祐一
ラインプロデューサー:本島章雄
原作:α・アルフライラ 深見真
脚本:吉田浩太
撮影:関将史
照明:成毛紗恵子
録音:島津未来介
美術:山下修侍
装飾:西渕浩祐
ヘアメイク:及川奈緒美
編集:鳴海誠之
音響効果:中村佳央
拷問アドバイザー:月花
縄師:ミラ狂美
特殊造形:笹野茂之
キャスティング:楠間由野
助監督:川松尚良
制作担当:細谷光
脚本協力:角田ルミ
音楽:松本章 一塚優絵
主題歌:「Waking Up」しらほしなつみ
製作プロダクション:角川大映スタジオ
制作プロダクション:ダブ
出演:木嶋のりこ 吉住はるな 間宮夕貴 矢野未夏 本山なみ
アメリカンビスタ カラー 107分
全国から成績優秀なエリート女子だけを集めた憧れの名門女子校・私立聖アネスティ学園を受験した武藤結月だったが、超難関なだけあって結果は最悪。後は運を天に任せるしかなかった。すると祈りが届いたのか合格通知が舞い込んだのだった。入学式を終えると彼女は上級生の小橋悠里に突然拉致された。彼女が連れて行かれた先、そこは拷問の研究と実習を行う最も古い学園公認の拷問部の部室だった。部長の悠里は、拷問の適性を調べるために入試の問題にさりげなく適性検査を混ぜてあったことを結月に説明した。問題が難し過ぎて結月は仕方なく直感でマークシートに記入したのだが、その直感によって人を拷問する才能があると評価されたのだ。学園で罪を犯した生徒は拷問を受けて反省するのが習わしで、学園の秩序を保つために拷問部は必要だった。その罪を犯した生徒の一人が結月であり、部員で上級生の舟木碧生が彼女への拷問を行うことになった。入試の日、何かを叩くような音が聞こえた方へ歩いて行き静かに覗くと碧生がシャワー室で体を虐めていた。その美しさに心奪われた結月は思わずロッカーから彼女のスリングショットビキニを勝手に持ち出したのだった。問い詰められた彼女は無意識のうちに相手の背後に回り込むと結束バンドで両手の自由を奪った。結月の持って生まれた才能を認めた碧生は、お前こそ拷問部に入るべき逸材だと言った。
拷問部のもう一つの目的は拷問を通じて強い心を育成し戦地へ派遣されても通用する拷問人やスパイを育成することだった。機密情報を得るために仕掛けられる様々な拷問に耐え得る強い忍耐力を鍛えるために設立されたのだ。碧生によって手足を縛られ吊り下げられると結月は恥ずかしくて痛いと音を上げた。すると碧生はこれが今のお前の限界であり心の弱さが問題だと言った。肝心なのは心を強く保つことであり、それが出来なければ冤罪でも自供をしてしまう。傍で様子を見ていた悠里がこのままでは国家機密を扱う一流の拷問人やスパイにはなれないと冷たく言うと、碧生は心を強くするためのレッスンに取り掛かった。拷問人としての資質を見るために悠里はもう一人の新入部員である新崎苺花を責めて見ろと命じ、人には責める才能と責められる才能があることを説いた。これから死ぬ気でついてこいと言われた結月はもうこの世界から逃れられそうにないと考えていた。
屋台的映画館
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