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幼獣マメシバ

  • posted at:2017-02-18
  • written by:砂月(すなつき)
ようじゅうまめしば
「幼獣マメシバ」製作委員会(AMGエンタテインメント=アミューズメントメディア総合学院=tvk=テレ玉=チバテレ=三重テレビ=KBS京都=サンテレビ=NTTぷらら=竹書房=デスペラード=ギガネットワークス)
配給:AMGエンタテインメント
製作年:2009年
公開日:2009年6月13日
監督:亀井亨
製作:永森裕二 間宮俊二 関佳史 松本宏 青柳洋治 波多美由紀 細井俊介 江副純夫 小川貴史 伊藤明博 曽我勉 岡田修紀
プロデューサー:森角威之
ラインプロデューサー:岩城一平
原案:永森裕二
脚本:永森裕二
撮影:中尾正人
美術:西村徹
照明:白石宏明
録音:甲斐田哲也
助監督:芦塚慎太郎
ヘアメイク: 河野顕子
衣裳:永井伸子
制作担当:齊藤光司
音楽:野中”まさ”雄一
主題歌:「あの丘へ」高橋直純
劇中歌:「ぼんⅩ2」FoU
出演:佐藤二朗 安達祐実 渡辺哲 高橋洋 志賀廣太郎
シネマスコープ カラー 106分

実家暮らしの中年ニート・芝二郎(35歳)は長年引きこもり生活をしている。子供の頃、友達が旅行へ行っていることをうらやましく思い父・良男にそのことを話すと、良男は息子が二度と旅行の話を持ち出さないように「県道の先には悪い人や人を騙す人、いがみ合っている人しかいない」と嘘を言ったのだ。何事も真に受けやすい性格の二郎はそれを信じ込み、それ以降は町内から出ることはなかった。うまい棒さえあれば自宅から半径3キロ以内で何とか出来ると考えるようになった彼は、最近ではブログ更新に生き甲斐を見出しアクセス数を稼ぐことに執着していた。そのために犯罪スレスレのご近所情報を書き込んで炎上騒ぎが起こしていたが、当事者たちは皆それを黙認した。何故なら良男は自宅周辺の地主であり、彼らはその借主だったからだ。ある日、良男が旅行先で亡くなり、葬儀が終わると母・鞠子も失踪した。四十九日法要で親戚が集まり相続の会議を開いたが、二郎は煩わしい話し合いに加わるつもりなどなかった。

二郎の親戚で郵便配達員の財部陽介は、また今日も差出人が鞠子のハガキを届けに来た。引きこもり生活を続ける息子を外界に触れさせようと考えた鞠子は、行方をくらまして居場所のヒントを与え自分を捜させようと試みたのだが、二郎は乗ってこなかった。ある日、スーパーでうまい棒を大人買いした帰り道に二郎は赤いスカーフを巻いた子犬のマメシバと出会った。逃げると追いかけて来るため、困った彼は手にしていたうまい棒を投げて興味を逸らし、その隙に逃げ帰ったのだった。だが自室でいつものようにパソコンのキーを叩いていると、陽介が庭でじっとしていたマメシバを連れて来たのだ。迷惑がる二郎に渡したハガキには「もういいよ。 芝一郎」と書かれてあり、それがこの犬のことだとわかると、たぶんこの犬を使って自分を捜せというヒントだと陽介は言った。だが子犬との生活を想像出来ない二郎は、翌日ペットショップで引き取ってもらうことにした。ところがそれには問題があった。ペットショップが彼の行動圏外にあるからだ。何とか勇気を振り絞って踏切を越えると地図を頼りに目的地に向かった。店員の市村景虎が家族の承諾は得ているのかと尋ねると、二郎は目を泳がせながらもちろんと答えた。すると景虎は「二郎ちゃん 一郎と仲良くね 母」と書いたメッセージが首輪についているのを発見し、母親が賛成していないことを知った。困った二郎は引き取ってくれなかったらこいつを捨てるよと脅したが、だったらここに来るまでにそうしますよねと言われ動揺した。そして犬は人を見ますからねと言われるともうどうしようもなかった。だがそれでも飼えないと頑固に突っぱねると、景虎は「犬と人の合コン」があることを教えた。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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