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赤胴鈴之助 新月塔の妖鬼

  • posted at:2023-01-15
  • written by:砂月(すなつき)
あかどうすずのすけしんげつとうのようき
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1957年
公開日:1957年9月21日 併映「稲妻街道」
監督:安田公義
製作:酒井箴
企画:土田正義
原作:武内つなよし
潤色:穂積純太郎
脚本:岡本繁男 松村正温 吉田哲郎
撮影:相坂操一
録音:海原幸夫
美術:内藤昭
照明:中岡源権
音楽:渡辺浦人
作詞:藤島信人
作曲:金子三雄
主題歌:コロムビアレコード ビクターレコード
色彩技術:森田富士郎
編集:西田重雄
製作主任:村上忠男
現像:東洋現像所
装置:三輪良樹
装飾:海老瀬弥一
背景:北条三郎
美粧:小林昌典
結髪:布谷美代子
衣裳:黒沢好子
擬斗:宮内昌平
記録:梶谷美子
普通写真:松浦康雄
助監督:多田英憲
撮影助手:梶谷俊男
録音助手:鈴木幸三郎
照明助手:吉実豊次
移動効果:宇野薫
音響効果:倉島暢
美術助手:上里忠男
演技事務:千賀滝三郎
進行:堀一郎
出演:梅若正二 林成年 黒川弥太郎 三田登喜子 中村玉緒
スタンダード カラー 70分

江戸八百八町に夜毎出没する鬼面党は罪なき江戸市民の財宝を奪い妨げる者を容赦なく斬った。その目的は幕府を倒し天下を我が物にしようという大陰謀だった。鬼面党捕縛の命令はついに剣豪千葉周作に下った。だが周作は生憎病気の床にあったため、旅先の赤胴鈴之助に遣いを出した。その頃、鈴之助は幼馴染のしのぶや豚田肉之丞、雨山傘太郎、出歯川鍔太郎と江戸へ急いでいた。箱根の峠に差し掛かったところで彼らを待っていた待っていたのは鬼面党に雇われた浪人の櫓弥団次だった。彼の繰り出す天馬回転の術に対し鈴之助は何も出来ないまま谷に転落した。弥団次は残されたしのぶに手を出そうとするが、私たちの目的は鈴之助であるからそれ以上のことは認めないと首領鬼首十郎太の子一馬が止めた。鬼面党が引き上げるとしのぶは心配気に谷底を覗き込んだ。すると岩につかまって難を逃れた鈴之助が顔を出した。

ある夜、鬼面党の一団が道場を襲い周作の命を奪うと屋敷に火を放って逃げた。翌日、戻るのが遅れたことを後悔する鈴之助は鬼面党への復讐を母お藤に誓った。そこへ何者かが石を包んだ文を投げ入れた。その文には鬼面党の本拠が洗足池のほとりの三日月飾りがついた新月塔の下にあると書かれてあり、例えそれが罠であっても何か手掛かりが掴めればと鈴之助は一人で向かうことにした。新月塔へ向かう途中で彼の目の前に謎の白頭巾が現れた。警戒し身構える鈴之助に、白頭巾はその姿では死ぬために行くようなものだと風呂敷包みを渡した。その中には黒装束と鬼の面が入っていた。鈴之助が黒装束に着替え変化屋敷にまんまと潜入することに成功した頃、十郎太はるそん藤兵ヱと火薬の隠し場所を記す絵図面の取り引きをしていた。十郎太はその火薬を使って江戸の町を火の海に変えようと企んでいたのだ。絵図面と引き換えに金を渡す約束を持ちかけるが、一筋縄ではいかない相手であることを知り尽くす藤兵ヱはここではなく六地蔵で引き渡すと言った。十郎太はその役目を一馬に任せるが、手勢を向かわせることを忘れなかった。騙し討ちに遭い今わの際にある藤兵ヱの傍へ駆け寄ったのは銃声を聞きつけてやってきた竜巻雷之進だった。何か良からぬことが起こるのではないかと考えた彼は藤兵ヱが最後に言い残した黒潮岬へ行くことにした。

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