日活
配給:日活
製作年:1959年
公開日:1959年4月28日 併映「男が爆発する」
監督:山崎徳次郎
企画:山本武
脚本:寺田信義 米谷純一 前田満州夫
撮影:松橋梅夫
照明:吉田協佐
録音:八木多木之助
美術:大鶴泰弘
音楽:三保敬太郎
編集:丹治睦夫
助監督:前田満州夫
製作主任:桜井宏信
出演:川地民夫 稲垣美穂子 南風夕子 岡田真澄 待田京介
シネマスコープ モノクロ 53分
ホテルキャピタルに宿泊するエリックは護身用のコルト零号を旅行バッグに忍ばせて入国した。部屋で荷物の整理していた彼はドアのノック音に気づくとそれを布で包みテーブルに置いた包装紙などの中に隠した。入ってきたのは旅行案内書を持ってきたボーイで、それを受け取ったエリックはチップを渡すと追い出した。彼はバスルームに入ると出掛けるための身支度を始めるが、それと入れ替わるように入室した掃除婦は掃除機を掛けるとテーブルの上のゴミを回収箱に流し入れた。そして全ての部屋を回り終えた彼女は回収箱のゴミをダストシュート設備の投入口に押し込んだ。
毎日の日課としてゴミの集積所を回るくず拾いの久平はいつものようにホテルキャピタルにやってきた。ゴミの中から缶などの金属類を取り出していると布で包んだずっしり重たいものを見つけた。不審に思ってそれを開くと拳銃が姿を見せ、それがおもちゃなのか本物なのか確かめるために愚連隊の松公に相談することにした。本物なら五万円と要求したものの結局手にしたのは三万円だった。繁華街の裏通りで松公からコルトを受け取った辰はすぐに組織のボス・西川のもとへ向かった。西川はそれに弾を込めると足がつく恐れはないだろうなと辰に確認した。そしてその心配がないことがわかるとこれで関口を始末しろと殺し屋の健に渡した。乾分の関口は西川の情婦の真弓と密通していたのだ。
その夜、操車場に関口を呼び出した健は掟に従って勝負することになった。四つの実弾の中に不発弾が三つ混ざっており、健は弾倉にランダムに弾を込めると三度引き金を引いた。だがコルトは火を噴くことはなく関口は命拾いをした。彼を消すことに失敗したことを知った西川は怒り、麻薬の取り引きに来ていた王から高級ウイスキーとの交換で六発の銃弾を手に入れた。そして健が連れてきた関口に銃口を向け射殺したのだ。目の前で愛する人を失った真弓はベッドで眠りにつく西川を銃殺し行方をくらましたのだった。
屋台的映画館
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