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びーばっぷはいすくーるこうこうよたろうきょうそうきょく
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年12月12日 併映「はいからさんが通る」
監督:那須博之
プロデューサー:黒澤満 紫垣達郎
原作:きうちかずひろ
脚本:那須真知子
撮影:森勝
照明:野口素胖
録音:橋本文雄
美術:和田洋
編集:山田真司
キャスティング:飯塚滋
助監督:祭主恭嗣
製作担当:望月政雄 鎌田賢一
音楽:埜邑紀見男
音楽プロデューサー:高桑忠男
主題歌:「It’s All Right」仲村トオル
挿入歌:「Young Blood」仲村トオル
・・・:「Love Balladeは歌えない」清水宏次朗
技闘:臼木基晴
衣裳:越智雅之
メイク:杵渕陽子 立川須美子
スチール:久井田誠
演技事務:河合敬一
製作進行:大澤茂樹 工藤圭一朗
製作協力:セントラル・アーツ
出演:仲村トオル 清水宏次朗 柏原芳恵 宮崎萬純 五十嵐いづみ
アメリカンビスタ カラー 90分

他校生とケンカしたことがバレて一週間の停学処分を受けたトオルとヒロシ。久しぶりに教室に入ると、彼らを待っていたのはスパルタ教育で鳴らした数学教師の戸塚だった。トオルとヒロシのデータを調べ上げた新任の戸塚は彼らを暴力で根本から鍛え直そうと試みるが、大方何処かの予備校から引き抜かれた金目当てのタコ助だろうと言われ頭に血が上った。持っていた竹刀を振り下ろすとトオルがそれを受け止め、これで俺たちに何をしようというのかと言った。そしてヒロシがお互いに暴力沙汰はよしましょうとなだめたが、怒りが収まらない戸塚は竹刀を離せと暴れた。始末に負えないのでトオルが言われた通りに竹刀を離すと戸塚は勢い余って飛んで行き教室の壁をぶち破ったのだった。

学校にいても面白くない二人はデパートの屋上で暇をつぶしていたが、そこに三人のかわいらしい女子中学生がいたため声を掛けた。するとそこに彼女らの同級生の男子学生二人が助けようとやってきたのだが、それに気づいたマサオが謝れと叫んだ。だが時すでに遅く二人は簡単に伸されたのだった。トオルの家の近くに住むマサオは彼と親しく、これから因縁の四中との対決に三人で行くはずだったと話した。肝心の二人が動けなくなりマサオが頭を抱えていると、この際この人たちに行ってもらえばいいと百合が提案した。トオルたちは何故俺たちが中学生とケンカしなきゃならないのかと考えていたが、行ってくれるなら三人分の乳を吸わせてあげると百合が言ったため俄然やる気を出した。

待ち合わせの場所である寺にいたのは四中の中学生と二人の高校生だった。普通なら卑怯だぞとマサオが叫ぶはずだが、彼の後ろに控えていたのはトオルとヒロシの他に立花商業の番長の菊リン、ナンバー2のミノル、そして北高校のシンゴという強者ばかりだった。菊リンたちはケンカの後で待っている乳吸い大会に期待してついてきたのだった。

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血まみれスケバンチェーンソー

  • posted at:2025-03-02
  • written by:砂月(すなつき)
ちまみれすけばんちぇーんそー
バップ
配給:バップ
製作年:2016年
公開日:2016年3月5日
監督:山口ヒロキ
製作:岡本東郎
ゼネラルプロデューサー:田村学
プロデューサー:行実良
アソシエイトプロデューサー:柴原祐一
アシスタントプロデューサー:田中亮祐
原作:三家本礼
脚本:福原充則
音楽:倉堀正彦
撮影:曽根剛
照明:加藤大輝
美術監督:宮下忠也
録音:茂木祐介
編集:山口ヒロキ
特殊造型:梅沢壮一 奥山友太
特殊メイク:下畑和秀
VFX:西田アダム
アクション監督:高東楓
アクションコーディネーター:遊木康剛
衣装:伊藤摩美
ヘアメイク:松田蓉子
音響効果:北澤亨
助監督:石川浩之
ラインプロデューサー:和田紳助
特別協力:クリアストーン
制作プロダクション:ダブ
企画・宣伝:バップ
出演:内田理央 山地まり 佐藤聖羅 奥田佳弥子 西村禮
アメリカンビスタ カラー 73分

追試を受けるために自転車で急いで学校へ向かっていたうぐいす学園中学3年A組の鋸村ギーコだったが、突然道路の脇から飛び出してきた女子学生を撥ねた。その学生は肉片が飛び散る程に顔面を撃ちつけ全身が痙攣していたことからギーコはヤバいなと思い近づいた。すると彼女の背後に忍び寄るのはトラバサミのような口に改造された神田とその仲間だった。彼女らは天才的な頭脳を持つ碧井ネロが造り出した改造死体だった。ギーコは背負った大きな黒い袋からチェーンソーを取り出すと片っ端からぶった斬った。通学を邪魔され再び学校へ向かおうとしたところ、今度は何処からかミサイルが飛んできた。ギーコは辛うじて避けたが、その発射元は全身爆弾と呼ばれるチアリーダーの爆谷さゆりだった。理由がなければタイマンを張らないのがスケバンだというギーコに対し、さゆりはそんなものがなくても戦うのがチアリーディングだと言った。さゆりが手の指に仕込んだ銃をふいに撃ってきたことからギーコは相手が本気だと考えチェーンソーをスタートさせた。

さゆりは校内で優等生として知られていたが、頼まれれば断れない応援中毒でパンツを見せて喜ぶ変態女だという噂を流された。深く傷つきトイレで泣いていたところに声を掛けてきたのがネロだった。彼女によって改造されたさゆりは体中に武器が仕込まれており、破壊力の強いミサイルは股間から発射された。だが精度が低い二発は明後日の方向へ飛んで行きすぐに弾切れを起こした。追加のミサイルを後輩の柴田と奥山が持ってきたが、待っている義理もないとギーコは二人を殴り倒すとさゆりの腕をチェーンソーで薙ぎ払った。深手の傷を負い苦しむ彼女を不憫に思ったギーコは手短にあった針と糸を使って治療し、己のプライドをかけて戦うスケバンはひねくれて恨み辛みやコンプレックスの解消のために戦うお前のようなクズ野郎は私の敵じゃないと言った。そして指示を出しているネロはどうしてこんなことをするのかと問い掛けるがさゆりは黙ったまま。振り向くと彼女は動かなくなっていた。心配になり近づくとさゆりの姿に模していた忍者研究部の怨憎が現れたのだった。今度は何だよと頭を抱えるが、始業のチャイムが聞こえたため無視して学校へ向かった。ギーコはネロが自分の命を狙う理由がいくら考えてもわからなかった。

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いんこう

  • posted at:2025-02-27
  • written by:砂月(すなつき)
いんこう
にっかつ
配給:にっかつ
製作年:1986年
公開日:1986年7月26日 併映「瓶詰め地獄」
監督:小沼勝
プロデューサー:鶴英次
企画:沖野晴久 作田貴志
脚本:佐伯俊道
撮影:水野尾信正
照明:川島晴雄
録音:福島信雅
美術:金田克美
編集:川島章正
選曲:山川繁
色彩計測:高橋聡
助監督:萩庭貞明
製作担当:高橋伸行
現像:イマジカ
宣伝:東康彦
出演:麻生かおり 渡辺久美子 坂元貞美 戸上正彦 名古屋美樹
アメリカンビスタ カラー 72分

コンピューターシステム会社「テスキー」でフリーのプログラマーとして働く田所真理子は、その会社の経営者で青年実業家の宮永歩と同棲していた。三年前に離婚して今は独身の歩は真理子と一緒にいる時だけ多忙な時間から解放された。ある日、真理子は歩とともに高校生の柴崎講平の家を訪ねた。真理子と講平は通信回線料金見積りプログラムの開発チームを組んでおり、歩はその出来栄えに感心した。そこで新たな仕事として食品工場の管理システムの設計を任せることにした。一流のセンスをを持つ講平を手放したくないと考えていた歩は近々彼の家にモデムを設置したいと考えていた。会社とネットワークで繋げばディスプレイで会話をすることが容易に出来るからだ。そのことを伝えると講平はとても喜んだ。

講平は母の雪乃と二人で暮していた。夏休みに入ると彼は部屋に籠ってパソコンと向き合っていた。勉強が疎かになっているのではないかと心配する雪乃は昼食時にそのことを切り出すが、今度のプログラムの開発は勝負だからそれどころではないと言った。そして食事を早々に終えると離れにあるプレハブの自分の部屋に戻って行った。雪乃は呆れて何も言えなかった。

ある日、真理子が出社すると同僚の杉野五月が村松という男から喫茶店でいつまでも待っているという電話があったと伝えた。だが五月は真理子の態度からマズいことをしたと後悔した。仕方なく村松と会うことにした真理子は何を言われてもしばらく黙っていたが、あの男とつき合っているんだろうと尋ねられると、歩がちょっとしたことにこだわったりつまらないことで泣いたりしていた自分を変えてくれたと言った。彼女が他の男と寝ていることが耐えられない村松は何とか関係を修復したいと願い出るが、みっともないあなたの方だと言われ反論できなかった。

講平の部屋で作業を終えた真理子は帰ろうとするが玄関で脱いだ靴が見当たらなかった。最初はいたずらで隠したのだと思っていたが、講平が真剣な目をしていたことから身の危険を感じ怒って裸足で逃げ出した。夜道を歩いているとその先に自分の靴が置いてあり、暗闇に隠れていた講平に押し倒された。歩との約束に送れるから止めて欲しいと真理子が言うと、我に返った彼は慌てて逃げて行った。その後、バーで歩と会っても仕事の話ばかりで自分の話を聞いてもらえず、真理子の興味は講平の方へ移って行った。

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序の舞

  • posted at:2025-02-24
  • written by:砂月(すなつき)
じょのまい
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1984年
公開日:1984年1月14日
監督:中島貞夫
企画:日下部五朗 奈村協
原作:宮尾登美子
脚本:松田寛夫
撮影:森田富士郎
音楽:黛敏郎
美術:井川徳道 佐野義和
照明:増田悦章
編集:市田勇
助監督:清水彰
録音:栗山日出登
整音:荒川輝彦
記録:森村幸子
装置:太田正二
装飾:福井啓三
背景:西村三郎
絵画指導・題字:山本六郎
絵画制作・協力:白数徳郎 宮本道夫 藤森哲朗 秋好泰海
美粧結髪:東和美粧
衣裳:黒木宗幸
舞踊振付:藤間紋蔵
演技事務:下川護
進行主任:山本吉應
出演:名取裕子 風間杜夫 三田村邦彦 水沢アキ 小林綾子
アメリカンビスタ カラー 145分

安政五年、貧しい農家で生まれ育った勢以は九歳の時に養女に出された。勢以の養家である島村家は京都でちきりやという葉茶屋を営んでおり、主人の甚八は彼女を本当の子供のように育てた。勢以が十八歳の時に三百年続いた徳川幕府が倒れ、その翌年の明治二年に養父母が相次いで世を去った。翌明治三年、世話人の紹介により壬生寺で御華足という供物を盛る台の彫物職人をしていた若者を婿養子に迎えたが、五年後の明治八年に夫は二児を残して急死した。勢以は二十六歳で若後家となり、心配した母親の麻はちきりやを訪れると女手一つで食べていくのは大変だから、家族が共倒れになるのなら長女の志満を養女として手放した方がいいと助言した。勢以は自分が働けば何とか暮らして行けるだろうと考えており、それを聞いた麻が女子はどうせ嫁に出さなければならないのだから遅いも早いも同じだと言った。それが養女に出された理由だと知った勢以は信念を貫くことにした。その夜、自分が養女に出されるのではないかと不安を覚えた志満は赤ん坊である妹の津也の目を潰そうとした。茶の手揉みをしていた勢以はそのことに気づくと急いで止めさせるが、志満はその時に囲炉裏の鉄瓶を倒してしまい右腕に火傷を負った。この件をきっかけにして勢以はこれまで以上に二人に愛情を注ぐことに決めた。

津也は小学校に上がると担任の西内太鳳のおかげで絵の才能を開花させた。母を描いた絵が展覧会で賞を取ったことから西内は卒業したら画塾へ行くことを勧めた。だが女性が画家として食べて行くのは不可能に近いと考えていた勢以は反対した。すると志満は彼女の分まで家の手伝いをするから望みを叶えて欲しいと懇願した。津也の頑固で気の強い性格は母親譲りで、卒業すると画家の高木松溪が主宰する松溪塾に通った。そこで筆の使い方から始まる技法を習得した彼女は十六歳で島村松翠を名乗り、明治二十三年の第三回内国勧業博覧会に「四季美人図」を出品して一等褒状を受賞した。その絵は来日中だった英国皇族のコンノート殿下が買い上げたということで忽ち話題になり、そのことを新聞の記事で知った勢以は涙ながらに喜んだのだった。

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地獄の花園

  • posted at:2025-02-21
  • written by:砂月(すなつき)
じごくのはなぞの
「地獄の花園」製作委員会(フジテレビジョン=S・D・P)
配給:ワーナー・ブラザース映画
製作年:2021年
公開日:2021年5月21日
監督:関和亮
製作:石原隆  細野義朗
プロデューサー:加藤達也  櫻井雄一 山邊博文
脚本:バカリズム
音楽:宗形勇輝 植田能平 眞鍋昭大
企画原案:バカリズム 関和亮 櫻井雄一 加藤達也
スタントコーディネーター:富田稔
撮影:奥平功
照明:渡辺良平
録音:反町憲人
美術プロデューサー:柴田慎一郎
アートコーディネーター:渡部哲也
装飾:高桑道明
衣裳統括:三田真一
ヘアメイクデザイナー:小西神士
ヘアメイク:塚原ひろの
編集:小野寺絵美
VFXスーパーバイザー:菅原悦史
カラリスト:宮下蔵
音楽プロデューサー:谷口広紀
スクリプター:内田智美
助監督:戸塚寛人
共同プロデューサー:大塚健二
ラインプロデューサー:木村和弘
主題歌:「Another Great Day!!」LiSA
制作プロダクション:SOKET
出演:永野芽郁 広瀬アリス 菜々緒 川栄李奈  大島美幸
アメリカンビスタ カラー 102分

田中直子は株式会社三冨士に勤めるごく普通のOL。彼女たちがいる職場は華やかな花園のように見えるが、実は地獄のような派閥争いが行われていた。営業部を牛耳る佐竹一派を束ねる佐竹紫織は学生時代に5つの学校を支配していた強者で、ケンカは負けなし。キレると何を仕出かすかわからない凶暴さから「狂犬紫織」と呼ばれていた。彼女は営業部に入社早々、腕っぷしの強そうなOLたちに片っ端からタイマン勝負を挑みその全てに勝利した。初日に営業部のトップに立った彼女は佐竹一派を結成し、会社の完全制覇に向けて勢力を伸ばしていた。しかしその前に立ちはだかったのが開発部の「悪魔の朱里」こと安藤朱里だった。彼女も10代の頃、3つの暴走族を束ねていた超有名人で、入社初日から乱闘事件を起こすなど目立つ行動を取っていた。そんな朱里は先輩OLからトイレに呼び出されるが全員を血祭りにあげて社内にその名を轟かせたのだった。紫織率いる佐竹一派と朱里率いる安藤一派はこれまで何度も派閥同士のいざこざを繰り返していたが、ついにトップ同士の直接対決が始まった。そして悪魔が狂犬を下し安藤一派が佐竹一派を支配下に収めたのだった。

朱里が紫織を倒したからと言ってこの会社を制覇出来るわけではなかった。三冨士には三大勢力が存在するが、その中でも最大規模で軍隊のような結束を誇るのが神田一派だった。そのリーダーである「大怪獣悦子」こと神田悦子はタイマン勝負で300戦無敗を誇るケンカの申し子だった。だが半年前に他の会社のOLと乱闘になり、5人を半殺しにして傷害罪で刑務所送りとなった。朱里にとって刑期を終えて会社に戻ってきた悦子は完全制覇を目指す上で避けては通れない存在だった。そして今日、歴史が動いた。朱里の勝利によってこれまで群雄割拠だった三冨士のOL勢力図は塗り替わり、ついに安藤一派の天下となった。OLの世界は力が全て。ここでは強さこそが正義であり、女の中の女だけが成り上がることを許される。だが直子のようなカタギのOLには関係のない話だった。

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