忍者ブログ

イヌゴエ 幸せの肉球

  • posted at:2019-12-05
  • written by:砂月(すなつき)
いぬごえしあわせのにくきゅう
「イヌゴエ」製作委員会(AMGエンタテインメント=tvk=テレ玉=オズ=チバテレビ=三重テレビ=KBS京都=サンテレビ=バイオタイド)
配給:バイオタイド
製作年:2006年
公開日:2006年12月2日
監督:横井健司
製作:永森裕二 関佳史 松本宏 青柳洋治 波多美由紀 細井俊介 江副純夫 松井建始
プロデューサー:太田裕輝
原案:永森裕二
脚本:山本浩司 横井健司
音楽:遠藤浩二
主題歌:「月とキミとボク」ファミリーギャング
撮影:下元哲
美術:石毛朗
照明:高田宝重
録音:功刀康久
助監督:広田幹夫
キャスティング:オガワシンジ
アシスタントプロデューサー:中田真也子
製作担当:高橋浩一郎
効果:丹雄二
整音:石高幹士
編集:元木隆史
出演:阿部力 中村麻美 伴杏里 木下源一郎 霧島れいか
アメリカンビスタ カラー 100分

つき合って6年になる恋人・吉田涼子の誕生日を忘れていた成田凌。これまでもいろいろなことがありながらそれでも我慢していた涼子だったがついにキレた。凌が帰ると部屋の中に彼女の姿はなく荷物もなくなっていた。電話を掛けても繋がらず、ただただため息をつくしかなかった。翌日、職場である写真店に出勤し同僚からアドバイスをもらおうとしたのだが、その場しのぎの生活をして彼女の実家や勤め先、仲のいい友達すら知らないなんて一体何してたんだと呆れられた。その夜、仕事を終えて帰ってもやはり部屋に灯りはなく、床中に涼子の写真を広げて思い出に浸りながら悲しみに暮れた。だが二人でよく立ち寄ったペットショップのことを思い出すと居ても立っても居られなくなり部屋を飛び出したのだった。その店の前に差し掛かると涼子のハミングが聞こえたような気がしガラス越しに覗き込んだ。だが涼子は見当たらず、店内の端々を見回す不審な動きに気付いた店長の古泉杏子が外に出てきた。涼子は昨日法事で実家に帰る前に二度店にきてお気に入りのフレンチブルドッグのぺスに会いに来たのだという。一度目は夜7時頃、そして9時頃にもう一度来てペスに別れの挨拶をしたというのだ。彼女の実家は何処にあるのかと尋ねると、付き合って長いのにどうして知らないのと杏子に呆れられた。するとまた店の中から涼子の声が聞こえたため、これは二人が仕掛けたいたずらなんだと凌は気づいた。だが耳を澄ますとそれは下の方から聞こえ、その先にはペスがいたのだ。まさかと思ったがペスはしゃべっていた。しかも思ったことを一方的に。不思議なことにその声は杏子には聞こえていないようで、涼子の手掛かりが得られるのではないかと考えた凌はペスを引き取ることにした。

凌のアパートにやってきたペスは落ち着かない様子だった。そこでリードを外すと床に広げた写真に興味を持ち始めたため、何か手掛かりが掴めそうだと思った瞬間そこでおしっこをし始めたのだ。叱ろうと体を持ち上げると何故かペスにはアレがついていた。「オス犬なのに涼子の声?」。そんな疑問が頭の中を駆け巡る中あることが気になった。涼子と同じ訛りがあるペスが、ミルフィーユビーフみそかつが食べたいと言ったのだ。パソコンでそのことを調べてみると、岐阜市にあるあさま食堂の看板メニューであることがわかった。早速、最寄りのJR王子駅から特急で岐阜に向かうことにしたのだが、電車賃が足らないため普通列車で行けるところまで行くことにした。降りた富士中津駅は無人駅でそこから目的地まで歩くことにしたのだが、宿泊しようとしたホテルはペットがいるならと断られ24時間営業のコインランドリーで一夜を明かすことに決めた。そこに洗濯物を持って現れたのは自転車で日本一周の旅を続ける木下サトミだった。経緯を聞いたサトミは、本気度を試すために仕掛けた涼子の計略にはまったんだと鼻で笑った。そしてその程度で復活出来る訳ないじゃんと刺々しく言った。

屋台的映画館
PR
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R

 

フリーエリア