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夜汽車の女

  • posted at:2019-09-14
  • written by:砂月(すなつき)
よぎしゃのおんな
日活
配給:日活
製作年:1972年
公開日:1972年7月19日 併映「隠し妻」
監督:田中登
企画:三浦朗
脚本:宮下教雄
撮影:山崎善弘
照明:松下文雄
録音:福島信雅
美術:川島軍二
編集:鈴木晄
音楽:坂田晃一
助監督:長谷川和彦
色彩計測:仁村秀信
現像:東洋現像所
制作担当者:大内利男
出演:田中真理 続圭子 桂知子 雪丘恵介 織田俊彦
シネマスコープ カラー 71分

都会から離れた静かな場所に建つ考古学者・水城元邸。そこには27歳の裕美と23歳の妹の冴子が暮らしていた。母親を早くに亡くしたことで冴子は裕美を母のように慕い、それは姉妹愛を越えたものになっていた。ある日、水城は裕美に大学の研究室で働く有川洋二との結婚を勧めた。それを知った冴子は当然断るものだと思っていたが、いいように進めてくださいと裕美が答えたため愕然とした。二人の間に他人が入り込むことは考えられないからだ。その夜の食事には有川が招待されており、気に入らない冴子は終始無礼な態度をとった。そして裕美の心が彼の方へ傾いて行くのを恐れた冴子は気を引こうと懸命になった。ある日、離れの倉庫で以前から交際していた有川の同僚・松井五郎との関係を有川から見られ自重した方がいいと指摘された冴子は、逆ギレして姉はあなたにもったいないわと言い放った。

裕美は水城とともに御茶会に出掛け、女中のひろ子も休みを取って羽を伸ばした。ひとり自宅に残った冴子が庭で裸になって肌を焼いていると有川が水城を訪ねてきた。すると冴子は姉から聞いたキスもろくに出来なかったという話を持ち出し嘲り笑った。そしてここには誰もいないと挑発すると有川はムキになった。それから二人は頻繁に会うようになり、彼女の体の虜になった有川は冴子と結婚をする決意をした。だが冴子にはそんな気など更々なかった。その夜、10時を過ぎても彼女が帰ってくる様子がなかったことから、裕美は心配なさるからこのことをお父様に言ってはなりませんよとひろ子に忠告した。するとひろ子はこんなことを言ってはお叱りを受けるかもしれませんけどと前置きし、毎日のようにやってくる有川が冴子が出掛けている日だけこないと言った。あなたがそんなことを気にしなくてもいいのよと裕美は叱ったが、心の中は荒れ狂っていた。嵐の中を帰ってきた冴子を問い詰めると、有川は私の体に夢中だがこちらは何とも思っていないと弁解して部屋に逃げ込んだ。怒りを鎮められない裕美が居間でたたずんでいると、慌てたひろ子が飛び込んできた。水城が倒れたというのだ。ドサ周りの劇団と一緒に上京してきたひろ子は妻を亡くした水城に拾われ、それ以来ずっと彼の身の回りの世話をしてきた。そしていつものように夜のお勤めをしていたところ脳溢血を起こしたのだ。何とか一命を取り留めたものの寝たきりの体となった。

夜が明けると有川が訪ねてきた。今の自分には冴子が必要だと考えていた有川は、付き合いが浅かった裕美との関係を解消し、改めて冴子との交際を水城に認めてもらおうとしたのだ。ところが水城は断固として反対した。何故なら冴子は妻の不義の子であるため、結婚しても財産を継ぐことが出来ないのだ。それを知った有川は再び裕美に近づくことにした。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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