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愛してよ

  • posted at:2019-10-03
  • written by:砂月(すなつき)
あいしてよ
「愛してよ」製作委員会
配給:マジックアワー=ステューディオスリー
製作年:2005年
公開日:2005年12月17日
監督:福岡芳穂
企画:石井渉
製作:石井渉
プロデューサー:森重晃
原案:福岡芳穂
脚本:橋本裕志 李正姫
アシスタントプロデューサー:大原盛雄
撮影:柴主高秀
音楽:岩代太郎
S+VFXプロデューサー:伊藤太一
S+VFXディレクター:臼井則政
録音:中山隆匡
編集:太田義則
照明:渡部嘉
美術:佐々木記貴
スタイリスト:勝俣淳子 三上しろえ
スチール:佐粧俊之 佐藤俊一
助監督:阿部満良
製作担当:鎌田謙一
制作協力:クオリティー
制作:ステューディオスリー
出演:西田尚美 塩顕治 松岡俊介 野村祐人 伊山伸洋
アメリカンビスタ カラー 107分

新潟市でキッズモデルとして活動する中山ケイジ。10歳の彼の成功を信じてシングルマザーの美由紀は毎日奮闘している。例えば清潔なイメージを持たせるためにケイジが着用する服は全て白で統一した。手帳の空欄から運が逃げて行くという考えの美由紀はケイジのスケジュールを優先し、彼の休みの日に合わせて自分の仕事の休みを入れ習い事や広告のモデルの仕事などに一日中付き添った。翌週には世界的な女性デザイナー・江田島周のファッションショーのオーディションが控えており、合格すれば人生が変わると美由紀は信じていたが、ケイジは母親に振り回される生活に疲れを感じていた。

オーディション当日、会場には千人にも及ぶ参加者が集まり、中には本格的に活躍する高原タカシもいた。合格するなんて端から考えていないケイジが遅れて控室に行くと、用意された服は床に落ちた一着しか残されていなかった。彼は踏まれた跡がついたその服を自ら踏みつけ、それを着て面談に臨んだ。審査員は皆驚き、更にその方がかっこいいと思ったとケイジが答えたため会場は騒然となった。その後も本音で語り続けるケイジに興味を持った島周は、ステージに向かうとその服の特性であるリバーシブルを活かして着替えさせた。そして自分が身につけていたストールを使ってデコレーションし、髪型を変えてイメージチェンジを図ったことで見る間に彼女の作品となったのだ。だがだからといって一次審査に合格するかどうかは発表当日までわからなかった。

一次審査の結果は午後七時頃に連絡がくることになっていた。気の弱いケイジは学校ではいじめの対象で、登校早々ボスのツヨシからパンチ二発と二千円だったらどっちがいいかと聞かれる始末。体を傷つけられたくないケイジは抵抗することなく小遣いを差し出すと学校を抜け出した。廃駅で時間を潰していると、そこにオーディションで同席した山本アキラがやってきた。彼はケイジよりも少し年上だがやはり同じように学校に居づらかった。今回のオーディションはタカシに決まりだと考えており、もしもの場合を考えて合格してビッグになった方が落ちた方を相手役に指名する同盟を結んだ。

二次審査には百人が選ばれケイジもそのうちの一人となった。その中にはタカシはもちろんのこと、アキラの他にケイジが恋心を抱く島田シオリも含まれていた。最終選考まで残ると信じる美由紀だったが、一次審査のときに意欲が感じられず選んだ後に断られても困ると審査員から言われて憤慨した。ケイジ自身がやる気がないのでは今までの苦労が無駄になるからだ。その日の予定は父親と会うことになっていたが、彼の前に現れたのは撮影現場で美由紀と親しくしていた中年男だった。男は広告代理店に勤める青山匠で、納得出来ないケイジはテーブルの汚れをわざと袖で拭いて抵抗した。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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