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不良番長 やらずぶったくり

  • posted at:2019-09-17
  • written by:砂月(すなつき)
ふりょうばんちょうやらずぶったくり
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1971年
公開日:1971年7月31日 併映「女渡世人 おたの申します」
監督:野田幸男
企画:矢部恒
脚本:山本英明 松本功
撮影:稲田喜一
録音:内田陽造
照明:銀屋謙蔵
美術:江野慎一
編集:田中修
助監督:岡本明久
擬斗:日尾孝司
進行主任:松本可則
装置:根上徳一
装飾:酒井喬二
記録:高津省子
美粧:井上守
美容:花沢久子
衣裳:長谷稔
演技事務:佐々木一朗
現像:東映化学
音楽:八木正生
主題歌:「番長シャロック」梅宮辰夫
挿入歌:「ダイナマイト・ロック」梅宮辰夫
協力:南房白浜海岸 グランドホテル太陽
出演:梅宮辰夫 渡瀬恒彦 山城新伍 一ノ瀬レナ 渡辺やよい
アメリカンビスタ カラー 89分

東新宿警察署の派出所跡地を根城とする神坂弘とカポネ団は、間違って助けを求めて飛び込んできたウナギも巻き込んで新たな商売に打って出た。それはお嬢様学校の聖学修院女子高校の前に献血運動のテントを張り、清純な乙女からいただいた大量の血液を血液銀行に売って一儲けしようと考えたのだ。一人分を千円として一日百人で十万円。そうなればひと月の売り上げは三百万円にも上るのだ。ところが最初にきた二人にうち一人からワッセルマン反応、つまり梅毒が、そしてもう一人からは淋病の陽性反応が出たのだ。計画が頓挫し途方に暮れる神坂が跡地の前でうろついていると、ひとりの女性が彼を警官と間違えて繊維会館へ行く道を訪ねてきた。これはチャンスとばかりに建物へ誘いこもうとしたが、そこに声を掛けてきたのはネリカン仲間の伊吹信次だった。伊吹の村では今年から遠洋漁業に出ることになり、その手続きのために東京にでてきた。その際、街を案内してもらうためにいとこの鮎子と待ち合わせをしていたのだ。伊吹は一緒に行かないかとカポネ団に声を掛けたが、操業で朝晩ない生活を2週間も送らなければならないことがわかると皆辞退した。

何か儲かる商売はないかと思案する神坂だったが、やる事なす事大失敗。結局は得意なスケコマシで勝負することにした。神坂は新たな商売として全トル連なる団体を設立し風俗嬢の引き抜きを行おうとしたのだが、同業者のこまし屋五郎に見つかった。ところが口八丁で手を組む運びとなり、五郎が率いるずべ公軍団・七色会までも仲間に引き入れた。とんとん拍子に話がうまく行くはずが、今度は暴力団・花岡組に目をつけられ特殊浴場に出入り出来なくなってしまった。それでもめげない神坂は派遣型女性専用風俗を考案。これが珍しさも相俟って大評判を呼び、電話のベルが鳴り止まないほどの繁盛をした。その状況に黙っていられないのが花岡組で、神坂たちは痛い目に遭った上に新宿を追放された。行き場所のないカポネ団は南房総に向かい、成り行きで手に入れた山ほどマグロの缶詰を叩き売って一儲けしようと企んだ。ところが立花水産が製造したその缶詰は工程中に有機水銀が混入したことで出荷停止になっており、パトロール中の警官から職務質問をされたことで神坂たちは初めてそのことを知ったのだった。

伊吹を訪ねて漁村にたどり着くと、そこで鮎子と再会した。彼女の父・浜田徳兵衛はかつて網元として働いていたが、立花水産の缶詰工場が廃液を垂れ流したことで近海での操業が出来なくなった。補償一時金を手に入れた村民が次々と廃業する中、伊吹は遠洋で操業する道を選んだのだった。一方、金持ちの村民に目をつけた神坂は七色会を呼び寄せてひと商売することにした。

屋台的映画館
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