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ウール100%

  • posted at:2019-09-07
  • written by:砂月(すなつき)
うーるひゃくぱーせんと
「WOOL 100%」製作委員会(クロックワークス=ピラミッドフィルム=双日)
配給:クロックワークス
製作年:2005年
公開日:2006年10月28日
監督:富永まい
エグゼクティブプロデューサー:酒匂暢彦 高橋増夫 松江正俊
プロデューサー:遊佐和彦 原田雅弘
ラインプロデューサー:関友彦
脚本:富永まい
撮影監督:瀬野敏
美術:都築雄二
音楽:矢口博康
監督補:谷口正行
VE:仲野喜久治
録音:前田一穂
編集:長嶋勝一
アニメーション制作:ROBOT
助監督:市原大地
照明:尾崎智治
装飾:柴田博英
美術制作:高橋徹
スタイリスト:三田真一
着物制作:田島貴代子
ヘアメイクディレクター:小西神士
編み物監修:八田幸子
制作主任:稲垣清隆
制作進行:落合洋介 谷岡貴雄
出演:岸田今日子 吉行和子 北浦愛 ティアラ 兼田カロリナ
アメリカンビスタ カラー 99分

今は昔か、あるところに梅と亀という老いた姉妹が住んでいた。二人は長い間、古い屋敷に暮らしてきたが、訪ねてくるものは誰もおらず、誰にも会いたいとも思わなかった。姉妹は毎日一度だけ街に出掛けるが、その度に何かしら拾って帰ってきた。街にはあまりにもたくさんの物が捨てられているため、何時だって気に入った「ヒロイモノ」を見つけることが出来るのだ。二人はヒロイモノをとても大切にし、夜はそれらに囲まれることで安心して眠ることが出来た。そんな夜を何千回と迎えたが、聞こえないくらいの小さな音が耳の奥に流れていることを姉妹は気づいていなかった。そしてその流れの中に、長い間拾われることを待っている誰かがいることを。

毎朝、姉妹はおせっかいな幼稚園の先生と園児たちによる合唱で起こされる。朝食を取り、その日の気分に合わせてヒロイモノの杖や靴などをコーディネートすると、いつものように街へ出掛けるのだ。そしてゴミ捨て場から目ぼしい物を見つけると満面の笑みでそれを眺め屋敷に持って帰った。だがその日は川原へ向かいもう一苦労することにしたのだが、その甲斐あって赤ちゃん用の玩具を見つけることが出来た。思わぬ収穫に満足し帰ろうとした矢先、二人は足を取られて草むらに倒れ込んだ。姉妹の足には毛糸が絡んでいたのだ。長く伸びる毛糸を辿って行くと、そこには真っ赤な毛糸の玉が山のように盛られたかごが置いてあったため、二人はそれを持って帰ることにした。

帰宅した姉妹はまずヒロイモノをきれいに拭き、スケッチブックにその絵を描いた。今日の収穫は「おきあがり小法師」、美容機器の「ビューテーセブン」、そして「真っ赤な毛糸玉」だった。その日の深夜、物音に気づき恐る恐る姉妹が覗くと居間に灯りが点いていた。そこでは少女が毛糸を使って一心不乱にセーターを編んでいた。運ぶときに転がり落ちた毛糸玉の糸を辿って屋敷にやってきたのだ。彼女はあっという間にセーターを完成させるとすぐに着込み網目のチェックを始めた。ところが気に入らない箇所が見つかり頭を抱えると「あみなおしじゃあ」と叫んだのだった。その音量は耳を塞がなければならないほどの驚くべきもので、止めると同時に彼女は裾をほどくとまた編み始めた。ところが突然倒れるように眠ってしまったため、姉妹も寝ることにした。翌朝、姉妹は眠ったままの少女を置き去りにしてヒロイモノ探しに出掛けると、いつものように収穫を手にして戻ってきた。冷蔵庫の中は荒らされ食器は散らかされていたが、厄介者がいなくなったと安堵のため息をついた。だが再び現れて叫びながら屋敷中を駆け回るため頭を抱えた。お腹がいっぱいになれば眠たくなるはずと食事を与えることにしたのだが、少女は逆に編み進めるスピードを速めたのだった。次なる手段として少女を布団に寝かせて絵本を読み聞かせようとしたのだが、自分たちが先に寝入ってしまった。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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