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暗黒女子

  • posted at:2025-03-20
  • written by:砂月(すなつき)
あんこくじょし
「暗黒女子」製作委員会(東映=博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=カルチュア・エンタテインメント=ROBOT=ひかりTV=双葉社=イオンエンターテインメント=WAIA PRODUCE=楽天=ワーナーミュージック・ジャパン=ラストラム・ミュージックエンタテインメント=読売新聞社)
配給:東映
製作年:2017年
公開日:2017年4月1日
監督:耶雲哉治
製作:村松秀信 村田嘉邦 中西一雄 加太孝明 板東浩二 戸塚源久 牧和男 芳賀正光 倉光雄一 小林和之 村田積治 安部順一
企画・プロデュース:松本整 明石直弓 
エグゼクティブプロデューサー:柳迫成彦
プロデューサー:大畑利久
アソシエイトプロデューサー:小松重之 宮城希
ラインプロデューサー:佐藤幹也
原作:秋吉理香子
脚本:岡崎磨里
撮影:中山光一
照明:松本憲人
録音:竹内久史
美術:松塚隆史
装飾:有村謙志
小道具・持ち道具:小澤圭美
制服デザイン・スタイリスト:櫻井まさえ
ヘアメイク:酒井夢月
フードコーディネーター:三田真由
編集:日下部元孝
スクリプター:西岡容子
ミュージックエディター:佐藤啓
音響効果:井上奈津子
アクションコーディネーター:下村勇二
助監督:北川博康
制作担当:和氣俊之
音楽:山下宏明
音楽プロデューサー:緑川徹 濱野睦美
主題歌:「#hashdark」Charisma.com
VFXプロデューサー:赤羽智史
制作プロダクション:ROBOT
企画:博報堂DYミュージック&ピクチャーズ ROBOT
宣伝:ショウゲート
出演:清水富美加 飯豊まりえ 清野菜名 玉城ティナ 小島梨里杏
アメリカンビスタ カラー 121分

聖母マリア女子高等学院の文学サークルで一学期最後の定例会が行われた。文学サークルには休暇前に闇鍋を食べながら自作の小説を朗読するという企画があり、いつもならテーマは自由だが今回は会長の澄川小百合が「白石いつみの死」と決めた。学院の屋上テラスの下にある花壇の中でいつみは死んでいた。このサークルの誰かが彼女を殺した。小百合はどうしてそのような噂が学院内に流れたのかわからなかったが、メンバーそれぞれにいつみの死を小説にしてもらうことで真実を解き明かそうと考えたのだった。

一年A組の二谷美礼にとって聖母マリア女子高等学院は憧れだった。お金がない彼女は必死で勉強をして特待生として入学したが校風に馴染めず居場所がないと感じていた。いつみはこの学院の経営者の娘で文学サークルの会長を務めていたが、美礼は彼女が持つ才能を学園を照らす太陽のように感じていた。身の丈に合わない憧れは持たない方がいい。そう諦めかけていた時にいつみは現れた。彼女は美礼が本好きだと知ると学院でも特別な人しか入れない文学サロンに招き入れたのだった。そこには作家としてデビューしている二年生の高岡志夜、ブルガリアからの留学生のディアナ・デチェヴァ、いつみのパートナーである三年生で副会長の小百合、お菓子作りが得意な二年生の小南あかねがいた。美礼の家庭がお金に窮していることを知ったいつみは彼女を白石家の家庭教師として迎えることにした。学院はアルバイト禁止だったが、彼女の妹の家庭教師であれば認めざるを得ないだろうと考えたのだ。美礼は初めて報酬をもらったがその額に驚き返そうとした。だがいつみは受け取ろうとしないため何か出来ることはないかと尋ねると、もし本当に恩返しがしたいのなら恵まれない人にしてあげてと言われた。美礼の彼女への尊敬の念は益々膨らむが、ある日の帰り道にいつみが父親の車に無理矢理乗せられているのを目撃した。それから彼女は肺炎を理由にしばらく学校を休んだ。その後、偶然いつみと会った美礼は彼女が口にした言葉に凍りついた。父親を誘惑する奴を殺してやりたいというのだ。父親の様子がおかしいことに気づいたいつみが書斎を探ると、引き出しの中から学院指定のハンカチが出てきた。ハンカチからはゲランのミュゲの香りがしたが、その香水を使う人物が誰なのか見当がついた。

美礼、あかね、ディアナ、志夜が独自の考察と自身の経験を交えた小説の披露を終えると、小百合は朗読するための原稿を手に取った。それはいつみ本人が書いた小説だった。

屋台的映画館
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四谷怪談 お岩の亡霊

  • posted at:2025-03-17
  • written by:砂月(すなつき)
よつやかいだんおいわのぼうれい
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1969年
公開日:1969年6月28日
監督:森一生
企画:藤本初之助
原作:鶴屋南北
脚本:直居欽哉
撮影:武田千吉郎
録音:大谷巌
照明:伊藤貞一
美術:太田誠一
音楽:斉藤一郎
編集:谷口登司夫
音響効果:倉島暢
擬斗:楠本栄一
助監督:大洲斉
製作主任:小沢宏
現像:東洋現像所
出演:佐藤慶 稲野和子 青山良彦 御影京子 小林昭二
シネマスコープ カラー 93分

天明六年、十代将軍徳川家治の死後十数年に亘って権勢を誇った老中田沼意次が失脚。遠州相良藩五万三千石は没収となり奥州下村一万石に転封された。禄を離れた家臣たちは路頭に迷い、その多くは仕官の伝手を求めて江戸へ向かった。だが彼らを待っていたものは果てしない浪人暮らしの絶望と泥沼のような貧困だった。

浪人の民谷伊右衛門は妻のお岩、そして幼子と長屋暮らしをしていたが、貧乏な毎日が馬鹿馬鹿しく感じていた。腕に自信があり才覚もある自分に仕官の声が掛からないのは伝手や金のせいであり、その金を稼ごうにも傘一枚張って十文、一日働き詰めで一朱にしかならなかった。お岩は着物の仕立てをしていたが伊右衛門を満足させるには程遠かった。お岩の妹のお袖が水茶屋で働き父親の世話が出来る程稼いでいることを知っていた伊右衛門はお前も働けと言うが、乳飲み子を抱えるお岩には無理な話だった。

ある日、気晴らしに出かけた伊右衛門は浪人同士の会話である情報を耳にした。諸大名の財政は火の車であり表向きの格式を保つためには財力のある町民から借金をする以外に手立てはなかった。日本橋にある両替伊勢屋には諸藩の江戸留守居役がひっきりなしに来ているらしく、その伊勢屋に取り入って仕官を頼めば何とかなるのではないかと伊右衛門は考えたのだった。

薬売りの直助はお袖に会うことを楽しみにして水茶屋に通っていたが、女将から辞めて地獄屋に行ったと聞き矢も楯もたまらず宅悦のもとへ急いだ。地獄屋というのは按摩の宅悦が営む売春宿で、お袖が働く原因となったのは彼女の父親が流行り病で臥せったときに出来た三両の借金のせいだった。一方、浪人の佐藤与茂七は小間物屋に転身した奥田庄三郎からの話でお袖が江戸にいることを知ったが、現状を知り愕然とした。与茂七はお袖とつき合っていたが苦労させまいと相良で別れ、それ以来行方がわからなくなっていたのだ。文無しでは会ってくれぬぞと庄三郎が金を握らせると与茂七は感謝し先を急いだ。売春宿では直助がお袖に体を迫っていたが、そこに乗り込んだ与茂七が二人を引き離したのだった。同じ頃、伊右衛門はならず者に絡まれていた伊勢屋の娘お梅を救った。お梅は心から感謝するが、それは全て伊右衛門が仕組んだ芝居だった。

屋台的映画館
しゅりけんせんたいにんにんじゃーざむーびーきょうりゅうとのさまあっぱれにんぽうちょう
劇場版「ドライブ・ニンニンジャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2015年
公開日:2015年8月8日 併映「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」
監督:中澤祥次郎
製作:鈴木武幸 平城隆司 高木勝裕 間宮登良松 高木智悌 松田英史 垰義孝
企画:白倉伸一郎 林雄一郎 鷲尾天 加藤和夫 波多野淳一 疋田和樹 小野口征
原作:八手三郎
脚本:下山健人
音楽:山下康介
撮影:松村文雄
照明:柴田守
美術:大谷和正
録音:伝田直樹
編集:柳澤和子
整音:深井康之
スクリプター:高山秀子
助監督:杉原輝昭
製作担当:柿本裕樹
ラインプロデューサー:青柳夕子
選曲:宮葉勝行
音響効果:小川広美
キャラクターデザイン:篠原保 K-SuKe
造型:前澤範 前澤まさる 吉川学
デザイン協力:プレックス
企画協力:企画者104
資料担当:松井大 馬場竜太
イラスト:A.YAMASHITA
エンディングテーマ:「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」伊勢大貴
音楽プロデューサー:澁谷知子 本谷侑紀
音楽制作:東映音楽出版 日本コロムビア
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
エグゼクティブ・プロデューサー:佐々木基
プロデューサー:武部直美 柴田宏明 井上千尋 矢田晃一 深田明宏
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋
出演:西川俊介 松本岳 中村嘉惟人 矢野優花 山谷花純
アメリカンビスタ カラー 26分

ラストニンジャという称号を持つ伊賀崎好天は修行中の五人の孫に夏休みの宿題を出した。忍びの者のみが行くことの出来る忍隠れの里。その中心にある忍隠れ城は牙鬼軍団の侍大将・弓張重三に襲われていた。城が落ちるのは時間の問題となっているが、好天はお前たちが城に忍び込んで敵の手から殿様を救い出し忍隠れの里にラブアンドピースをもたらせと命じた。

手裏剣戦隊ニンニンジャーは伊賀崎天晴(アカニンジャー)、妹の風花(シロニンジャー)、いとこの加藤・クラウド・八雲(アオニンジャー)、松尾凪(キニンジャー)、百地霞(モモニンジャー)で構成されている。里の衆が足軽型雑兵ヒトカラゲの侵攻を食い止める中、八雲、凪、霞がそれに加勢し、天晴と風花が殿様の救出に向かうことになった。二人は石垣を駆け登り、橋を駆け抜け、数々の屋根を飛び越えると天守に突入しようとしたが、あまりにも敵の数が多過ぎた。風花は自分が囮になって攪乱させようと考えたが、進言する前に引き留めたのは妖怪ハンターのキンジ・タキガワだった。彼はヒトカラゲの姿に化けると一団の中へ飛び込んで行った。隙が生まれると天晴たちは天守の最上階に忍び込み殿様を捜すが何処にも見当たらなかった。そのうちヒトカラゲを引き連れた重三がやってくると天晴たちはニンニンジャーに変身して戦った。重三が放つ矢の威力は強く、それを喰らった二人は弾き飛ばされた。だがそれが幸いし葛籠の中から驚いた殿様の声が聞こえたことから、風花はその上に横たわった天晴ごとロープで巻きつけると外で待っていた八雲が操るオトモ忍・ドラゴマルに引きずり出させたのだった。

天晴たちは殿様を救い出すことに成功した。伊賀崎家の道場に葛籠を運び開けて見るとそこには人間ではなく恐竜がいた。彼は忍隠れ城城主の八角辰之助だったが、城に伝わる悪しき竜の祟りで恐竜の姿に変わってしまったのだ。辰之助は民のために尽くすいい殿様だったが、そのせいで家族がほったらかしになり気づけば奥方に逃げられていた。弱り目に祟り目とはよく言ったもので、やさぐれた彼に追討ちを掛けるように祟りが降り掛かったのだった。

屋台的映画館

拳銃0号

  • posted at:2025-03-10
  • written by:砂月(すなつき)
けんじゅうぜろごう
日活
配給:日活
製作年:1959年
公開日:1959年4月28日 併映「男が爆発する」
監督:山崎徳次郎
企画:山本武
脚本:寺田信義 米谷純一 前田満州夫
撮影:松橋梅夫
照明:吉田協佐
録音:八木多木之助
美術:大鶴泰弘
音楽:三保敬太郎
編集:丹治睦夫
助監督:前田満州夫
製作主任:桜井宏信
出演:川地民夫 稲垣美穂子 南風夕子 岡田真澄 待田京介
シネマスコープ モノクロ 53分

ホテルキャピタルに宿泊するエリックは護身用のコルト零号を旅行バッグに忍ばせて入国した。部屋で荷物の整理していた彼はドアのノック音に気づくとそれを布で包みテーブルに置いた包装紙などの中に隠した。入ってきたのは旅行案内書を持ってきたボーイで、それを受け取ったエリックはチップを渡すと追い出した。彼はバスルームに入ると出掛けるための身支度を始めるが、それと入れ替わるように入室した掃除婦は掃除機を掛けるとテーブルの上のゴミを回収箱に流し入れた。そして全ての部屋を回り終えた彼女は回収箱のゴミをダストシュート設備の投入口に押し込んだ。

毎日の日課としてゴミの集積所を回るくず拾いの久平はいつものようにホテルキャピタルにやってきた。ゴミの中から缶などの金属類を取り出していると布で包んだずっしり重たいものを見つけた。不審に思ってそれを開くと拳銃が姿を見せ、それがおもちゃなのか本物なのか確かめるために愚連隊の松公に相談することにした。本物なら五万円と要求したものの結局手にしたのは三万円だった。繁華街の裏通りで松公からコルトを受け取った辰はすぐに組織のボス・西川のもとへ向かった。西川はそれに弾を込めると足がつく恐れはないだろうなと辰に確認した。そしてその心配がないことがわかるとこれで関口を始末しろと殺し屋の健に渡した。乾分の関口は西川の情婦の真弓と密通していたのだ。

その夜、操車場に関口を呼び出した健は掟に従って勝負することになった。四つの実弾の中に不発弾が三つ混ざっており、健は弾倉にランダムに弾を込めると三度引き金を引いた。だがコルトは火を噴くことはなく関口は命拾いをした。彼を消すことに失敗したことを知った西川は怒り、麻薬の取り引きに来ていた王から高級ウイスキーとの交換で六発の銃弾を手に入れた。そして健が連れてきた関口に銃口を向け射殺したのだ。目の前で愛する人を失った真弓はベッドで眠りにつく西川を銃殺し行方をくらましたのだった。

屋台的映画館
びーばっぷはいすくーるこうこうよたろうきょうそうきょく
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年12月12日 併映「はいからさんが通る」
監督:那須博之
プロデューサー:黒澤満 紫垣達郎
原作:きうちかずひろ
脚本:那須真知子
撮影:森勝
照明:野口素胖
録音:橋本文雄
美術:和田洋
編集:山田真司
キャスティング:飯塚滋
助監督:祭主恭嗣
製作担当:望月政雄 鎌田賢一
音楽:埜邑紀見男
音楽プロデューサー:高桑忠男
主題歌:「It’s All Right」仲村トオル
挿入歌:「Young Blood」仲村トオル
・・・:「Love Balladeは歌えない」清水宏次朗
技闘:臼木基晴
衣裳:越智雅之
メイク:杵渕陽子 立川須美子
スチール:久井田誠
演技事務:河合敬一
製作進行:大澤茂樹 工藤圭一朗
製作協力:セントラル・アーツ
出演:仲村トオル 清水宏次朗 柏原芳恵 宮崎萬純 五十嵐いづみ
アメリカンビスタ カラー 90分

他校生とケンカしたことがバレて一週間の停学処分を受けたトオルとヒロシ。久しぶりに教室に入ると、彼らを待っていたのはスパルタ教育で鳴らした数学教師の戸塚だった。トオルとヒロシのデータを調べ上げた新任の戸塚は彼らを暴力で根本から鍛え直そうと試みるが、大方何処かの予備校から引き抜かれた金目当てのタコ助だろうと言われ頭に血が上った。持っていた竹刀を振り下ろすとトオルがそれを受け止め、これで俺たちに何をしようというのかと言った。そしてヒロシがお互いに暴力沙汰はよしましょうとなだめたが、怒りが収まらない戸塚は竹刀を離せと暴れた。始末に負えないのでトオルが言われた通りに竹刀を離すと戸塚は勢い余って飛んで行き教室の壁をぶち破ったのだった。

学校にいても面白くない二人はデパートの屋上で暇をつぶしていたが、そこに三人のかわいらしい女子中学生がいたため声を掛けた。するとそこに彼女らの同級生の男子学生二人が助けようとやってきたのだが、それに気づいたマサオが謝れと叫んだ。だが時すでに遅く二人は簡単に伸されたのだった。トオルの家の近くに住むマサオは彼と親しく、これから因縁の四中との対決に三人で行くはずだったと話した。肝心の二人が動けなくなりマサオが頭を抱えていると、この際この人たちに行ってもらえばいいと百合が提案した。トオルたちは何故俺たちが中学生とケンカしなきゃならないのかと考えていたが、行ってくれるなら三人分の乳を吸わせてあげると百合が言ったため俄然やる気を出した。

待ち合わせの場所である寺にいたのは四中の中学生と二人の高校生だった。普通なら卑怯だぞとマサオが叫ぶはずだが、彼の後ろに控えていたのはトオルとヒロシの他に立花商業の番長の菊リン、ナンバー2のミノル、そして北高校のシンゴという強者ばかりだった。菊リンたちはケンカの後で待っている乳吸い大会に期待してついてきたのだった。

屋台的映画館

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