映画「妖怪シェアハウス」製作委員会(東映=テレビ朝日=朝日放送テレビ=角川大映スタジオ=メ~テレ=北海道テレビ=北陸朝日放送=九州朝日放送)
配給:東映
製作年:2022年
公開日:2022年6月17日
監督:豊島圭介
製作総指揮:早河洋
製作統括:手塚治
製作:村松秀信 西新 今村俊昭 堀内大示 伊藤貴宣 寺内達郎 能田剛志 森君夫
企画協力:古賀誠一
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子
プロデューサー:飯田サヤカ 遠藤英明 押切大機 宮内貴子
脚本:西荻弓絵
音楽:井筒昭雄
主題歌:「アミ feat. 和ぬか」ayaho
撮影:大鋸恵太
照明:坂本心
録音:金杉貴史
映像:浅香康介
編集:村上雅樹
音響効果:西村洋一
記録:井手希美
セットデザイン:村竹良二
装飾:鈴木仁
小道具:内田紫織
衣裳:岩本起法子
ヘアメイク:長島由香
特殊メイクデザイン:こまつよしお
ゲキメーション:宇治茶
助監督:北野隆 天野隆太
制作担当:白石治
VFXスーパーバイザー:後藤洋二
VFXプロデューサー:山本貴歳
制作プロダクション:角川大映スタジオ
出演:小芝風花 松本まりか 毎熊克哉 池谷のぶえ 大倉孝二
アメリカンビスタ カラー 104分
作家になる夢を捨て切れず外資系IT企業「ベンチャーフォレスト」の出版部門で働きながら薄氷の上を歩くような毎日を送る目黒澪。彼女は心理学者の中原先生が今時の若者にインタビューをしてまとめ上げた本の表紙案を複数作ったが、編集長の上竜樹から仕事が遅いし企画自体が昭和臭くて時代遅れだと却下された。こんな感覚で作家になれるのかと言われショックを受けた澪は秘書の白鳥芽衣に慰められるが、その時に今の若者の恋愛対象がAIであることを知った。そこでファミリーレストランにいる女子高生に尋ねてみると、世間では恋愛恋人アプリ「アイラブ」が流行っていることがわかった。確かに街中に出てみると、皆スマホの画面に「愛してる」と語りかけながらニヤニヤしているのだ。澪の背筋に冷たいものが走った。
澪は荒波八幡神社の一角にあるシェアハウスに住んでいた。同居人は四谷伊和( お岩さん)、酒井涼(酒呑童子)、沼田飛世(ぬらりひょん)、和良部詩子(座敷童子)の四人だが、誰もが超がつく程のおせっかいだった。夕食時に澪が恋愛恋人アプリの話をすると皆呆れた。「アイラブ」はマッチングアプリの疑似恋愛版で、自分の好みをアプリに入力することで理想の恋人がカスタマイズされるのだ。妖怪が言うのも何だが近頃の人間が妙に薄気味悪いのはそのせいかと飛世が言うと、伊和も生身じゃない恋人なんて何処が面白いのかわからないと首をひねった。今時の若い人は当たって砕けて傷つくのが怖いのかしらと詩子が言うと澪もそうかもしれないと頷いた。裏切られたら呪い殺す根性がないのよと伊和が苦言を呈すと、お前はやり過ぎだと涼は釘を刺した。その夜は未来を予言する能力を持つアマビエが来ることになっていたが姿を見せなかった。
明くる日、友人でミュージシャンの笹原小梅に呼び出された澪は結婚するという突然の報告に驚いたが、ここに来れない彼に替わって指輪をはめて欲しいと聞きさらに驚いた。戸惑いながらも了承し、儀式を終えるとスマホの画面に映る太郎は感激して号泣したのだった。後にその結婚相手が「アイラブ」でマッチングしたAI恋人だとわかると澪はひどく動揺した。
近々初来日する若き天才数学者AITOに取材を申し込む条件として彼の論文を全て読み理解しておく必要があった。上はその役目を澪に押し付け、出来なければクビにすると脅した。仕方なく会社で夜遅くまで残業していると彼女のスマホの通知音が鳴った。小梅が勝手にダウンロードした「アイラブ」からのパートナーが見つかったという通知だった。澪が名付けた「ツトム」は論文の解説だけでなく体調の心配までしてくれた。そんな心優しい「ツトム」に澪は心を奪われてしまった。そしていよいよ天才数学者との囲み取材の日。AITOの姿を見た彼女は思わず叫んだ。AITOの顔は「ツトム」とそっくりだったのだ。
屋台的映画館
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