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新 高校生ブルース

  • posted at:2025-10-07
  • written by:砂月(すなつき)
しんこうこうせいぶるーす
大映(東京撮影所)
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年12月25日 併映「可愛い悪魔 いいものあげる」
監督:帯盛迪彦
企画:神吉虎吉
原作:柴田成人
脚本:今子正義
撮影:喜多崎晃
録音:高橋温生
照明:渡辺長治
美術:山口熙
音楽:伊部晴美
編集:中静達治
助監督:程原武
製作主任:薮本和男
現像:東京現像所
出演:関根恵子 内田喜郎 菅野直行 水谷豊 三笠すみれ
アメリカンビスタ カラー 83分

陽明高校の学園祭が迫る中、文芸部では校内の話題を搔っ攫うようなテーマはないものかと討議を重ねられていた。古今東西の名作といわれる文学作品の中で青春における性の問題が如何に描かれているかということにテーマを絞って研究発表すればいいと田村京子が提案した。するとそれに関連させた自分自身の悩み多きセックスに触れてみてはどうかという意見が出た。小説やシナリオを制作する上でも高校生の実態を知る必要がある。文芸部のアイデアを分析し心理学や生化学の文献を参考にしてアンケートに落とし込めば有意義な回答が得られるのではないかと部長は言った。

この世の中には掃いて捨てるほど女がいるというのに京子のクラスメイトの椎名健次、岡田正樹、和島亘の童貞三人組は全くもって女にモテない。椎名の好みは断然スマートで少し華奢な感じがする清純派。岡田はフェイ・ダナウェイのような何処となく白痴めいた美人。和島に至ってはソフィア・ローレンのように肉感的で情熱的な女がいいという始末。彼らはいずれも理想が高すぎるのだ。ある日、理由をつけて早引けした三人は何か面白いことをして時間を潰そうと考えていた。気分がスカッとするヤクザ映画。いや、同じ映画ならアート系のエロか芸術かってヤツ。でも大事なところは全てカットされているからつまらない。関西ストリップならバッチリ見せるし学割もある。だがそれだと刺激が強過ぎるので後処理が困る。パチンコかボウリングか。それならいっそナンパしに行こうということで話がまとまった。私服に着替えた三人は街に繰り出しきれいな女性に声を掛けるが誰も相手にしてくれなかった。こうなったら破れかぶれだ。おかちめんこでもお多福でも構わない。三人は理想像をかなぐり捨てて手当たり次第に声を掛けた。そんな椎名たちの必死な姿を帰宅中に偶然目撃した京子は思わず笑った。

三人は粘りに粘るがそれでも成果はゼロだった。どうしても童貞を捨てたい彼らは小遣いを出し合いじゃんけんで勝った者が特殊浴場へ行くことになった。勝利を勝ち取った はなけなしの580円を握りしめてサービスタイムの店内に乗り込むが、従業員のエミは馬鹿にして体すら触らせてくれなかった。

屋台的映画館
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ラブ・ストーリーを君に

  • posted at:2025-10-03
  • written by:砂月(すなつき)
らぶすとーりーをきみに
東映=オスカープロモーション
配給:東映洋画
製作年:1988年
公開日:1988年3月5日
監督:澤井信一郎
企画:黒澤満 古賀誠一
プロデューサー:伊藤亮爾 小島吉弘
原作:ディディエ・ドゥコワン
脚本:丸山昇一
撮影:仙元誠三
美術:桑名忠之
照明:渡辺三雄
録音:橋本文雄
編集:西東清明
助監督:鹿島勤
キャスティング:飯塚滋
製作主任:大塚泰之
音楽:朝川朋之
指揮:熊谷弘
音楽プロデューサー:高桑忠男 石川光
主題歌:「ラブ・ストーリーを君に」財津和夫
挿入歌:「さくらんぼの実る頃」岸洋子
・・・:「愛の讃歌」岸洋子
・・・:「HEY!HEY!HEY!HEY!」リトル・リチャード
・・・:「BOO HOO HOO HOO」リトル・リチャード
記録:宮本衣子
撮影効果:長谷川忠治
音響効果:伊藤進一
衣裳:越智雅之
ヘア・メーク:長岡英子
演技事務:河合啓一
スチール:藤沢俊夫 小島由紀夫
製作協力:セントラル・アーツ
出演:後藤久美子 仲村トオル 佐藤友美 柳沢慎吾 なべおさみ
アメリカンビスタ カラー 104分

大学の山岳部に所属する上條明は夏合宿の下見を終えて荒木欽一と東京に帰ってきた。欽一はこれから先輩のコネで会社訪問をすることになっていたが、教員を目指す明は就職活動の心配がないため気が楽だった。気の小さい欽一は一人になるのが不安で喫茶店につき合えと言った。明は嫌だと断るが、落ち着かないからどうしてもと言われ渋々了承した。欽一が先輩に電話を掛けに行ったためカリヨン時計の下で待っていると誰かが声を掛けてきた。その声の主は高校進学時に家庭教師をしたことがある今は高校二年生の広瀬由美だった。母と待ち合わせをしているということですぐに別れたが、明は彼女が大人っぽくなっていることに驚いたのだった。由美の母・友子はおばの吉野琴が理事長を務める料理学校の講師をしており、その日は三人で食事をする約束をしていたのだ。由美は突然の発熱で大学病院に三日ほど検査のために入院し退院したばかりであり、食事会は退院祝いも兼ねていたのだ。それから数日後、由美は学校の帰りに山岳部を訪ねた。夏休みに友子とヨーロッパに行く約束をしたが、山のことを色々と聞くためにやってきたのだ。ユングフラウのようなところに行きたいと相談すると明はそれに関する書籍を貸した。

大学病院で由美を担当する医師の千葉茂樹は病名が急性骨髄性白血病であることを友子に告げた。余命が半年と知り友子は平静を装いながらお医者様ってずいぶん残酷なんですねと罵った。だがすぐに思い直しこれからどうしたらいいんでしょうと訴えると、千葉は入院させてベッドに縛り付けるのは簡単だがなるべくそれは避けたいと言った。死を免れない患者の生き方を最優先し、限られた日々を豊かに過ごさせてあげることが最も人間的な対処の仕方ではないか。千葉が患者に対する心構えを説明するが、それは死を受け入れたところから始まる考え方だった。彼は友子に二冊の本を渡した。そこには同じ病気の子供を持つ親がどう悩みどう接して行ったかが書かれていた。

由美が自宅に帰ると友子は無意識にいつもより明るく接していた。病院に行ったことを聞かれた彼女は由美の病気がリウマチ熱で治療は注射と投薬だけで済むと嘘をついた。明日、学校が終わったら千葉先生のところへ行ってねと言うと由美は素直に受け入れた。だが由美が今一番気になっていたのは自分の病気よりも夏休みの旅行先のことだった。

屋台的映画館

かしこい狗は、吠えずに笑う

  • posted at:2025-09-29
  • written by:砂月(すなつき)
かしこいいぬはほえずにわらう

配給:-
製作年:2012年
公開日:2013年6月22日
監督:渡部亮平
製作:渡部亮平
脚本:渡部亮平
撮影:辻克喜
録音:島野あずみ 牧野実歩
美術:早川奈緒美 平松史子
照明:辻克喜
編集:渡部亮平
衣裳:三部葵 木村咲也香 富浦千弥
コンポジター:高木陽平 原田衣織
カラーグレーティング:辻克喜
サウンドデザイン・整音:松原安穂
音楽:近谷直之
劇中歌:「kamar Rahasia」mimpi*β
エンディング・テーマ:「カメレオン」mimpi*β
出演:mimpi*β 岡村いずみ もりこ 瀬古あゆみ ほりかわひろき
アメリカンビスタ カラー 94分

東温女子高2年の熊田美沙はのっそりした雰囲気と名前のせいでクラスメイトからプーさんと呼ばれている。当然、好意からではない。いじめの元凶はクラスの頂点に立つ黒川マリナで、彼女が発する言葉は心が弱い者たちを傷つけた。そのせいで西尾アヤは登校拒否となり家族が警察に捜索願を提出するまでに至った。問題の発覚を恐れた学校側はいじめの有無をめぐるアンケートを実施するが、生徒たちになしと答えた用紙を強制的に提出させた。

美沙はひどい生理痛で悩んでいたが相談する相手がいなかった。彼女の話し相手といえば自宅で飼っているインコと生物部の部長として理科室で育てている金魚しかいないのだ。誰にも邪魔されない図書館で苦手な数学の勉強していたところまた鈍い痛みが下腹部を襲ってきた。こらえながら机に突っ伏していると誰かが話し掛けてきた。声の主は同じクラスの清瀬イズミで、私も数学が苦手と言いながら紙を渡した。それは翌日行われることになっているテストの解答用紙だった。美沙がそれは本物なのかと疑っているとイズミは机の下に潜り込み、三陰交のつぼを押した。激痛のあまり美沙が漏らした悲鳴は図書館中に響いた。美沙が気になっていたのは三陰交よりもテストの解答用紙の方だった。どうやって手に入れたのかと尋ねると、数学の非常勤講師の栗田保からお金ではない別の方法で手に入れたらしい。イズミも美沙と同じようにマリナからいじめられておりクラスメイトからは蔑まれていた。容姿の正反対な二人は痛みや孤独の悩み、そして誰にも言えない秘密を共有することで急速に仲良くなって行った。

ある日の放課後、帰宅しようとしたところ学校の駐輪場に停めてあった美沙の自転車がなくなっていた。イズミの自転車に二人乗りをして帰ることになり、寄り道しながら美沙の家の近くに差し掛かると辺りはもう暗くなっていた。するとイズミはいい物を見せてあげると言って一枚の紙を取り出した。「西尾アヤは清瀬イズミに殺された。」と書かれたビラを見せられた美沙は動揺した。何故ならマリナに呼び出された際に校内にばら撒けと強要されたビラと同じだったからだ。イズミはそれを馬鹿にして笑い飛ばし、新しいのを買うからその自転車をあげると美沙に言った。美沙が躊躇しているとイズミはそれならばまた二人乗りしようと提案し、親友だから私の物は自由に使っていいと言って走って行った。美沙は彼女が初めての親友であることを確信し心の底から喜んだ。

屋台的映画館

竹取物語

  • posted at:2025-09-26
  • written by:砂月(すなつき)
たけとりものがたり
東宝映画=フジテレビ
配給:東宝
製作年:1987年
公開日:1987年9月26日
監督:市川崑
製作:田中友幸 羽佐間重彰
企画:三ツ井康
プロデューサー:角谷優 藤井浩明 新坂純一
脚本:菊島隆三 石上三登志 日高真也 市川崑
衣裳監修:斉藤寛
衣裳デザイン:ワダエミ
撮影:小林節雄
美術:村木忍
照明:下村一夫
調音:大橋鉄矢
録音:斉藤禎一
編集:長田千鶴子
助監督:吉田一夫
製作担当:平間重和
資料協力:馬場和夫
装置:鈴木和夫
組付:西田忠光
装飾:宮内春明 浜村幸一
スチール:橋山直己
記録:原田良子
衣裳:川上鈴雄
結髪:沼田和子 中尾さかゑ
技髪:荒井誠治
メークアップ:米山きみ
音楽エンジニア:大野映彦
音楽事務:岩瀬政雄
効果:小島良雄
殺陣:美山晋八
音楽:谷川賢作
オーケストラ指揮:井上道義
オーケストレーション:山本純ノ介
主題歌:「STAY WITH ME-Song for KAGUYA姫」ピーター・セテラ
特殊技術・撮影:江口憲一 大根田俊光
特殊技術・美術:井上泰幸
特殊技術・照明:三上鴻平
特殊技術・プロデューサー:鈴木政雄
特殊技術・助監督:浅田英一
特殊技術・操演:松本光司
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭
特殊技術・造型:安丸信行
特殊技術・合成:宮西武史 三瓶一信
特殊技術・作画:石井義雄 塚田猛昭
特技監督:中野昭義
出演:沢口靖子 中井貴一 春風亭小朝 竹田高利 岸田今日子
アメリカンビスタ カラー 121分

八世紀の末。商人の宇陀は人里離れた竹林の傍に住む竹取の家を訪ねた。彼は造の女房の田吉女がこさえた織物を引き取りにきたのだが部屋の中は真っ暗で誰もいそうにない。がっかりして引き返そうとしたところ、真っ青な顔をした田吉女が暗闇から現れ何も出来ていませんと言ってぴしゃりと戸を閉めたのだった。面食らって辺りを見回すと造が小川で刃物を研いでいた。何があったのかと尋ねると、造は昨日娘の加耶を死なせたと言った。宇陀は可哀想にと思ったが、彼にとってそれよりも大事なのは都の市場で評判がいい造が作る竹細工と田吉女の織物だった。それらが出来ていないことがわかると宇陀はまた出直してくると言って帰って行った。

田吉女は悔やんでも悔やみ切れないでいた。貧乏なばかりに医者を呼べず、諦めた頃に授かった五歳の娘をたった二、三日の煩いで失ってしまったからだ。いっそのこと加耶と一緒に死んでしまえば良かったと田吉女は泣腫らした。翌日の満月の夜、田吉女は加耶の着物を抱きながら私の命と取り替えてやりたかったとこぼした。その様子を見た造はいくら嘆いてもあの娘は戻って来ないと諭した。すると耳をつんざくような轟音が空を横切り強烈な光が家に差し込んだ。そしてその直後に起きた爆発音とともに二人の体は宙に投げ出されたのだった。驚いた造たちが慌てて家を出ると裏山が燃えていた。そこには加耶の墓があり、竹細工に使う竹林があった。数日後、火事が収まると造は山の中へ入ったが、墓は無事であり竹林が燃えた様子もなかった。加耶が守ってくれたに違いないと考えた造は感謝しながら手を合わせた。ふと目をやった先には筍が生えており、そのもう少し先には同じくらいの大きさの石のような物があった。その先端が輝くと目がくらんだ造は慌てて竹の陰に隠れた。しばらく様子を見ていると先端から加耶の墓に向かって光が放たれた。そして石のような物の一部が剥がれ落ちると中の何かが見えた。それが産まれたばかりの赤子だとわかると造は恐る恐る近づいたがどうしようかと思案した。竹取家では赤子を育てる余裕はないのだ。かと言って放っておく訳にはいかず、とりあえず家に連れて帰ることにした。容れ物ごと抱えたが中の赤子が動き回り思わず取り落とした。赤子は容れ物から外に出るといつの間にか這うまでに成長していた。そして見る間に五歳児程の体格になったが、その顔は加耶そのものだった。青い瞳を除いては。

屋台的映画館
かめんらいだーすーぱーせんたいちょうすーぱーひーろーたいせん
「超スーパーヒーロー大戦」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ=木下グループ)
配給:東映
製作年:2017年
公開日:2017年3月25日
監督:金田治
製作:手塚治 亀山慶二 間宮登良松 野田孝寛 松田英史 垰義孝 木下直哉
企画:中川昌義 佐々木基 加藤和夫 麻生一宏 竹内淳裕 桃井信彦 小助川典子
原作:石ノ森章太郎 八手三郎
脚本:米村正二
音楽:山下康介
撮影:倉田幸治
照明:斗沢秀
美術:大嶋修一
録音:遠藤和生
編集:須永弘志
助監督:上堀内佳寿也 荒川史絵
スクリプター:國米美子
制作担当:板垣隆弘
ラインプロデューサー:下前明弘
装置:高木研二
装飾:小宮孝司
小道具:小山徹 佐藤巴香
キャラクター管理:中村豊 沼崎勝巳
衣裳:角田千春 徳重晃樹
ヘアメイク:佐藤泰子 関東沙織
絵コンテ:伊藤そうあ 武藤聖馬
キャラクターデザイン:田嶋秀樹 伊津野妙子 小林大祐
クリーチャーデザイン:竹谷隆之
資料担当:山辺浩一 金子しん一 松井大 馬場竜太
整音:曽我薫
選曲:金成謙二
音響効果:大野義彦 小川広美
主題歌:「ray of light」MONKEY MAJIK
音楽プロデューサー:本谷侑紀 Project.R 中谷学路
レコーディングエンジニア:古川健司
音楽制作協力:タブロー
音楽制作:東映音楽出版 日本コロムビア avex music creative テレビ朝日ミュージック
ゼビウス/ギャラクシアン協力:バンダイナムコエンターテインメント
協力アクション監督:宮崎剛 福沢博文
協力プロデューサー:武部直美 宇都宮孝明 石川啓
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
スーパーバイザー:小野寺章
エグゼクティブプロデューサー:疋田和樹
プロデュース:白倉伸一郎 高橋一浩 大森敬仁 望月卓 井上千尋 佐藤現 古谷大輔 矢田晃一 深田明宏 菅野あゆみ
特撮監督:佛田洋
アクション監督:竹田道弘
出演:飯島寛騎 岐洲匠 瀬戸利樹 立石晴香 丸山敦史
アメリカンビスタ カラー 95分

韓国・ソウルの上空に突然巨大な飛行物体が出現し街を攻撃し始めた。それは1980年代に大流行したゲーム「ゼビウス」に登場した浮遊要塞「アンドアジェネシス」だった。要塞から飛び出した戦闘機が街の攻撃を始めたのと同じ頃、地球の衛星軌道にいたオリオン号がその情報をキャッチし宇宙戦隊キュウレンジャーが出動した。キューレットにより選ばれたラッキー(シシレッド)、バランス(テンビンゴールド)、ナーガ・レイ(ヘビツカイシルバー)、ラプター283(ワシピンク)、スパーダ(カジキイエロー)の五人が現場に向かうが、戦闘機の想像以上の数に面食らった。敵対する宇宙幕府ジャークマターではなさそうだが、とにかく地球に被害を与える奴らをやっつけることにした。そして戦闘機を倒し続けても切りがないため、キュウレンオーに合体して要塞を一気に叩くことにした。

聖都大学附属病院に女性の急患が運ばれてきた。道で大けがをしているところを発見されたのだ。研修医の宝生永夢は看護師の仮野明日那とともに救急処置室で治療を行っていたが、放射線技師から届いたレントゲン画像を見て驚いた。彼女の頭蓋骨には猫耳が、そして下半身には尻尾がついているのだ。そこに入ってきた外科医の鏡飛彩はトラだろうがペンギンだろうが完璧に治してやると言った。女性が大手術の末に意識を取り戻すと永夢は何があったのか話して欲しいと言った。だがPTSD(心的外傷後ストレス症)の疑いがあるためそれ以上は聞かなかった。するとそこにやってきた飛彩は人間でも動物でもないとすれば何者だと尋ねたのだ。女性はしばらく考えた末に自分が動物戦隊ジュウオウジャーのアムだと答えた。そして謎の攻撃によってジューランドが壊滅したことを話すと、ポッピーピポパポにコスチュームチェンジした明日那が個室部屋に置いてあるパソコンのゲーム画面から現れたのだった。彼女はゼビウスの敵キャラが現実に現れて攻めてきたことを説明するがその理由はわからなかった。ゲームの世界が現実の世界を攻撃する。そんな考えられないことが何故起きているのかと永夢と飛彩が病院の屋上で話していると目の前にキュウレンオーが下りてきた。驚いた二人がそこへ向かうとラッキーたちがポッピーをさらおうとしていたのだ。そこに花家大我が加わり仮面ライダーエグゼイド、ブレイブ、 スナイプに変身すると、その娘を渡してくれないならとラッキーたちもキュウレンジャーに変身した。キュウレンジャーは二つの世界を移動出来るポッピーが黒幕ではないかとと考えていたのだ。

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