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セックス・ハンター 濡れた標的

  • posted at:2026-06-04
  • written by:砂月(すなつき)
せっくすはんたーぬれたひょうてき
日活
配給:日活
製作年:1972年
公開日:1972年11月29日 併映「色情姉妹」
監督:沢田幸弘
企画:伊地智啓
脚本:大和屋竺
撮影:畠中照夫
美術:菊川芳江
録音:高橋三郎
照明:高島利隆
編集:山田真司
音楽:多摩零
助監督:上垣保朗
色彩計測:仁村秀信
現像:東洋現像所
製作進行:斉藤英宣
技斗:田畑善彦
振付:漆沢政子
出演:伊佐山ひろ子 青山美代子 ジョージ・ハリソン 相川圭子 美里かおり
アメリカンビスタ カラー 69分

岡本春彦が服役していたのは妹の夏子のことで起こした傷害事件のせいだった。ある日、面会の弁護士からその夏子が死んだことを聞かされた。所長の許可を取ってあるからここで読みなさいと渡されたのは新聞の切り抜き記事を綴じたファイルで、そこには事件の概要が書かれていた。バー「カーネ」に勤める夏子と同僚の悦子がアメリカ兵らしき男たちに輪姦されたのだ。しかも縊死した夏子は全裸の状態で鳥居に吊るされていたのだという。妹を溺愛する春彦は復讐に燃え刑期が終わるのをただひたすら待った。

刑を終えて出所した春彦は東京にある基地の街へ行き事件現場となった鳥居の前に立った。そして所轄の警察署へ向かうが、捜査は既に打ち切られており遺留品や証人の供述書はMPが全て持ち去っていた。安全保障条約第六条に基づく刑事特別法により日本の警察が無力であることを知った春彦は独自に調べることにした。カーネを訪ねた春彦はマスターにバーテンとして住み込みで働きたいと申し出た。そうすれば悦子から夏子の情報が得られるかもしれないからだ。探偵の真似事をしても無駄だと言われたがどうしても諦めきれないのだ。マスターから鍵を渡されると2号室へ向かうが、部屋の中は二年前のままだった。押し入れにあるスーツケースを開けると服の下にはアルバムが入っており、春彦は夏子のあまりにも短い人生を想像しながらそれを眺めた。

カーネでの仕事が終わると春彦はマスターが運転するバスにホステスたちとともに乗った。彼らが次に向かった場所は高級クラブで、そこで「ライブショー」と呼ばれるストリップを披露するのだ。春彦は悦子のパートナーを務めることになったが、ステージ後に夏子のことを聞き出そうとしても口を開こうとしなかった。するとそこにやってきた滝という男がそいつの頭はパンクしちまっているからいくら聞いても無駄だと言った。彼が夏子の男だったことを知った春彦は隠していることをしゃべらせようとして取っ組み合いになりクラブのオーナーからつまみ出された。滝は春彦を車に乗せると目撃した事件の全てを話し彼の復讐心に火を点けた。そして目的地に到着すると行けと言った。そこは夏子を輪姦したマイケル・アンダーソン海兵隊伍長の自宅だった。

屋台的映画館
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Zero WOMAN 警視庁0課の女

  • posted at:2026-06-01
  • written by:砂月(すなつき)
ぜろうーまんけいしちょうぜろかのおんな
ワニブックス=ギャガ・コミュニケーションズ=ビジョンスギモト
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
製作年:1995年
公開日:1995年1月21日
監督:榎戸耕史
製作:横内正昭 山地浩 椙本英雄
企画:横内正昭
プロデューサー:山崎伸介 千葉善紀 沢藤保
キャスティングプロデューサー:斎藤緑
アシスタントプロデューサー:北條知子
原作:篠原とおる
脚本:橋場千晶 榎戸耕史
音楽:梅林茂
音楽製作:セブンノーツ
撮影:栢野直樹
照明:長田達也
録音:堀内戦治
美術:種田陽平
装飾:大光寺康
編集:飯塚勝
スクリプター:今井文子
助監督:猪越弘之
製作担当:高橋伸行
擬斗:國井正廣 岡本隆志
ガン・アドバイザー:小峯隆生
衣裳:樋口泉
メイク:久保秀美
効果:帆苅幸雄
出演:飯島直子 高杉亘 春木みさよ 岡本秀寿 鈴木美穂
アメリカンビスタ カラー 81分

警視庁の閑職に追いやられ個室を与えられた武藤正洋は自由気ままにやっている。そして彼の部下で秘書的な存在のレイも資料の整理などをして時間を潰している。だがそれは表向きで、二人は何処の部署にも関係がない0課に所属していた。0課とは極秘任務によって悪を葬り去る闇の組織で、特殊な訓練を受けたレイが夜を中心にしてその役目を担うのだ。例えば中国系マフィア「スネークテイル」とたった一人で戦った勇敢な刑事とされる新宿署捜査四課警部補の長田哲也が裏で繋がっていることを突き止めれば現場に乗り込み容赦なく射殺した。その後、長田は警視庁内で殉職として処理された。

ある日、連続強盗殺人犯の若倉雅夫が逮捕されたが護送中に脱走した。武藤から任務を命じられたレイが彼の住むアパートを張り込んでいると、若倉は予想通り幼い娘のエツコに会いに来た。レイが銃を構えると若倉は娘に包丁を突き付け、銃をよこせと怒鳴った。人質の命を優先し銃を投げると若倉はエツコを突き放しそれを拾いに行った。その隙にレイはエツコを背後に匿うと隠し持っていたもう一丁の銃で若倉を射殺した。翌日、レイはボランティア界のヒロインとして名高い小笠原由美がオーナーを務める児童養護施設にエツコを連れて行った。彼女の父親の純蔵は小笠原グループ会長として経済界に多大な影響を与えていたが、由美は援助を断っていた。

捜査1課の小田雅作は若さゆえに取り調べで暴走し上司から度々たしなめられた。そんな彼が相談相手として頼りにしているのが日中いつも暇そうにしているレイだった。休日になり二人がオープンテラスでランチを食べているとクラクションが鳴った。手を振るのは小田の友人の福岡貴子で、中古のSUVをついに買ったとうれしそうにする彼女の運転でドライブに出掛けることになった。その夜、三人は奇妙なひき逃げ事件に遭遇した。二度轢いた形跡があることから殺意があったとみなし小田は上司に通報した。だが後日この事件は何故か交通事故として処理された。運転していた女が由美に似ていたことから小田は独自に捜査を行うが、何者かによって殺害された。

屋台的映画館

賭場の牝猫 捨身の勝負

  • posted at:2026-05-28
  • written by:砂月(すなつき)
とばのめすねこすてみのしょうぶ
日活
配給:日活
製作年:1966年
公開日:1966年3月12日 併映「エロ事師たちより 人類学入門」
監督:野口晴康
企画:浅田健三
脚本:浅田健三 西田一夫
撮影:中尾利太郎
照明:土田守保
録音:米津次男
美術:川原資三
編集:丹治睦夫
助監督:橋本裕
製作担当者:松吉信幸
音楽:河辺公一
主題歌:「一発勝負」野川由美子
・・・:「流れ星仁義」野川由美子
挿入歌:「北海の満月」井沢八郎
・・・:「嵐に立つ兄弟」白根一男 井沢八郎
刺青:河野弘
賭場所作指導:笛田直一
振付:漆沢政子
技斗:高瀬将敏
出演:野川由美子 宍戸錠 山本陽子 平田大三郎 郷鍈治
シネマスコープ モノクロ 80分

イカサマ賽作りに手を染め命を奪われた父・金次郎の仇を討った江口雪子は遺骨を抱えて列車に揺られていた。和歌山県にある温泉街の駅で降りた雪子だったが黒いスーツの男たちに拉致された。彼女は列車の中でスリを捕まえてそのうちの一人を警察に突き出したのだが、待ち伏せしていたのは残りのメンバーだった。舞坂興業の事務所へ連れて行かれた雪子は組長の舞坂竜二から体で償えと迫られるが、客人の山口幸吉が止めに入ったことで事なきを得た。彼は箱根の総長賭博での雪子の鮮やかなツボ振りに魅せられた一人だった。敵に回せば怖いが味方にすれば大した力になると舞坂に助言した山口は、今日のことは詫びさせるからその気になったらここの賭場でツボを振って欲しいとお願いした。

翌日、常楽寺での骨納めを終えた雪子は職を紹介してもらうために金次郎の昔馴染みである郡司組を訪ねた。するとそこには列車内でスリから助けた仙吉がいたのだ。事情を知った親分の郡司礼三郎はおかげで組が潰れずに済んだと頭を下げた。郡司組は東京から流れてきた舞坂興業にシマを食い荒らされており、今は新風座という劇場の上がりで細々と生き長らえていた。仙吉は大切な荷の契約書が入った財布を懐に入れていたが、舞坂はそれを狙っていたのだ。話を聞き終えた雪子がこの組で働かせて欲しいと願い出ると郡司は困った顔をした。彼女を雇う程の余裕がないからだ。だからこそ働かせて欲しいと雪子が頭を下げると郡司はとても喜んだ。新風座は舞坂興業の妨害を度々受けており、それが原因で客足が遠のいていた。だが雪子が小屋を仕切るようになってからは形勢が逆転した。いつ見られるかわからない追い出し劇が話題を呼び連日満員が続いた。同じ頃、この街にアメリカ軍の基地が半年後に建設されることが決まり、近々先発隊が乗り込んで来ることがわかった。秘密賭博場やエロフィルムの上映を行える大娯楽センターを新風座の跡地に建設しようと画策する舞坂は問題を一気に片付けることした。

新風座では二大スター歌手による歌謡ショーが行われることになっており、郡司はこれで風が変わると考えていた。だがその矢先に山口によって契約書を奪われ郡司組は窮地に陥ったのだった。郡司の一人息子である光一から助けを求められた雪子は山口と取り引きをした。今後郡司組と関わらないことを条件に舞坂興業でツボを振ることに決めたのだ。

屋台的映画館

暴動・島根刑務所

  • posted at:2026-05-24
  • written by:砂月(すなつき)
ぼうどうしまねけいむしょ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年6月7日 併映「青春讃歌 暴力学園大革命」
監督:中島貞夫
企画:日下部五朗
脚本:野上龍雄
撮影:増田敏雄
照明:若木得二
録音:荒川輝彦
美術:佐野義和
音楽:広瀬健次郎
編集:堀池幸三
助監督:清水彰
記録:梅津泰子
装置:稲田源兵衛
装飾:宮川俊夫
背景:西村三郎
美粧・結髪:東和美粧
スチール:中山健司
衣裳:豊中健
演技事務:森村英次
擬斗:上野隆三
進行主任:野口忠志
挿入歌:「おとこ流れ唄」松方弘樹
出演:松方弘樹 伊吹吾郎 川地民夫 田中邦衛 室田日出男
シネマスコープ カラー 97分

昭和二十三年、山口県徳山市。闇市で知り合った仲間とともに暴力団幹部の氷藤辰雄を殺害した沢本保は死体を採石場に埋めた。ところが二ヶ月後に作業員が発見したことで事件が発覚し沢本は逮捕された。目撃者がいないのをいいことに正当防衛を主張するが、取り合ってもらえず殺人罪で懲役九年を宣告され島根刑務所へ送られた。入所時は警察と変わらないと考えていた沢本だったが、時間が経つに連れてそれを改めなければならなくなった。

食事の時間になると自分たちで配膳を行い、それが終わると吉成虎雄(懲役五年)が辺りを確認して合掌する。それが開始の合図となり、腹が減ってたまらない沢本は貪り食うが、隣の皆川喜一(無期懲役)からそれじゃあダメだと注意された。そして社会にいた時と同じ食べ方をしていたら腹が減って役目が十分に果たせないから満腹感を覚えるようなやり方でなければならないと言われた。改めてそのやり方で食事をしていると、吉成が傍にやってきて今夜から三日間の夕飯をわしのところへ回せと言った。ここでは牢名主的な役割を受け持つ彼が全てを取り仕切っており、それが新人のしきたりとなっていた。隣で静かに聞いていた皆川が勘弁してあげてはどうかと提案するが、それが吉成の逆鱗に触れた。皆川は覚えのない喫煙の罪を着せられて独房に入れられるが、その見え透いたやり方に業を煮やした沢本は作業中の便所休憩を利用して吉成を複数回殴打した。看守たちによって取り押さえられ制裁を加えられた沢本は懲罰房へ送られた。懲罰房には指導員を務める川村勇次(懲役八年)がおり、真面目に働いたことで仮釈放を迎えていた。川村は最後の仕事として沢本に吉成が死んだことを伝えた。

裁判を待つ間、沢本は村井吉蔵看守の下で絞首台の掃除を行うことになった。その日は一件が執行されておりそこら辺に血が飛び散っていた。彼の仕事はバケツに汲んだを使ってブラシで流し落とすのだ。昼までにやっておけと言って村井が出て行くと、沢本はふざけて絞縄を自分の首に掛けてみた。ところが足を滑らせてしまい、何とか抜け出したものの死の恐怖を味わった彼は脱走を決意した。

屋台的映画館
きょーれつもーれつこだいしょうじょどぐちゃんまつりすぺしゃるえでぃしょん
毎日放送=キングレコード
配給:日活
製作年:2010年
公開日:2010年2月20日
監督:井口昇
企画プロデュース:登坂琢磨
プロデューサー:野村ノブヨ
構成:井口昇
原案:井口昇
脚本:継田淳
音楽:石井雅子
撮影監督:長野泰隆
照明:安部力
録音:鈴木昭彦
美術:福田宜
特殊造型・特殊メイク:西村喜廣
キャラクターデザイン:西村喜廣
音響効果:石井雅子
VFXスーパーバイザー:鹿角剛司
アクションコーディネーター:鈴村正樹
衣裳スタイリスト:吉田実穂 野村千名美
ヘア&メイク:リョータ
制作担当:内山亮
助監督:井上雄介
編集:和田剛 山田宏幸
整音:水津一博 中澤志保 山本英樹 矢内康公
主題歌:「誰だ!」電気グルーヴ
制作協力:サムシングクリエイション
出演:谷澤恵里香 窪田正孝 桐島里菜 柄本時生 ソニン
アメリカンビスタ カラー 115分

高校1年生の杉原誠は5年前に母親の小百合を交通事故で亡くして以来、自宅で引きこもりの生活をしている。そんな彼を心配した父親で考古学者の謙三は仕事場である遺跡の発掘現場に連れて行くことにした。縄文時代に人々が神に祈りを捧げたとされる神聖な場所で地道な作業を行う謙三に誠はこんなことをして何になるのかと言った。すると謙三は掘ってみなければわからないところが楽しいんだと笑った。父親の言葉が理解出来ない誠はその場を離れるが、黙々と作業を続ける謙三はついに土偶のような物を見つけたのだった。うれしさのあまり山中を駆け回っている父親を心配した誠は辺りを捜したが、その時に何かにつまずいて転んだ。その原因となった出っ張りが輝き始めると右手で掴むが火傷をするくらい熱くなり慌てて離した。手のひらには渦巻き模様が浮かんだが、消えると同時に地面が揺れ始めた。そして地面が割れたその中から出てきたのは1万年の眠りから目覚めた古代少女ドグちゃんだった。ドグちゃんは誠を指差し、私を目覚めさせたからには覚悟が出来ているのでしょうねと言った。そして勝手に下僕に指名して妖怪退治に向かった。

ドグちゃんが匂いを頼りに向かった先は街中だった。彼女はさっさと行ってしまい、一人取り残された誠は周りの人たちが自分を引きこもりだと思っているのではないかと不安になった。するとそこに現れた新興宗教の教祖のウオナが私の「こいびと」になりませんかと言った。彼女が主宰する「こいびとの家」では信者をこいびとと呼んだ。同じ頃、臭いを嗅ぎまわっていたドグちゃんはその建物の地下に放置されている人骨を発見したがボディーガードに羽交い絞めにされた。お前もああなりたいのかと脅される彼女が「ドキゴロー!」と叫ぶと、謙三の研究室の土偶が目を覚まし宙を飛んだ。

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