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男はつらいよ 寅次郎恋歌

  • posted at:2020-11-16
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうこいうた
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1971年
公開日:1971年12月29日 併映「春だドリフだ 全員集合!!」
監督:山田洋次
製作:島津清
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:佐藤公信
照明:内田喜夫
編集:石井巌
録音:中村寛
調音:小尾幸魚
音楽:山本直純
監督助手:五十嵐敬司
装置:小野里良
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:東京衣裳
現像:東京現像所
製作主任:池田義徳
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
衣裳協力・きもの:洛趣織
衣裳協力・帯:いづくら帯
協力:柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 森川信 笠智衆 前田吟
シネマスコープ カラー 114分

とある漁師町で商売を始めようとした車寅次郎だったが、秋の長雨に祟られ諦めた。そこで磯野漁協会館で興行を打つ坂東鶴八郎一座を訪ねたのだが、客の不入りで昼の部を休演したのだった。寅次郎は座長の鶴八郎を慰め、お互いにクヨクヨせずに頑張りましょうと力づけた。旅館まで相合傘で送ってくれた鶴八郎の娘で一座の花形女優の小百合にいいところを見せようとした寅次郎はお礼としてチップを気前よく渡すが、それが5千円札だったことを後で気づき間違ったと悔しがった。

買い物から帰ってきたさくらの様子がおかしいことに気づいた叔母のつねは心配して理由を尋ねた。するとさくらは涙ながらに話し始めた。八百屋で買い物をしていたところ奥の部屋から子供を叱る声が聞こえてきた。ちゃんと勉強をしないと寅さんみたいになっちゃうよ、と。話を聞いた叔父の竜造は憤ったが、さくらは兄が何故そこまで馬鹿にされなければならないのだろうと嘆いた。そんな矢先、寅次郎が帰ってきた。竜造はやさしく迎え入れようと考え一芝居打つが、大袈裟な歓迎の仕方がからかわれたと思い寅次郎はへそを曲げた。桂梅太郎の印刷工場で騒動を起こした彼は飲みに行った酒場で意気投合した昔の仲間をとらやに連れてくる始末。竜造たちをなだめて給仕をするさくらは歌を唄えと言われてためらった。だが思い直して「かあさんの歌」を唄い始めると寅次郎は申し訳なく思い仲間と店を出た。

ある日、さくらのもとに電報が届いた。それは彼女の夫・諏訪博の母の危篤を知らせるものだった。息子の満男をつねに託した博とさくらは急いで岡山へ向かうが死に目に会うことは出来なかった。本来ならもう少し早めに連絡をすることが出来たのだが、父の飈一郎がそれぞれの仕事を持つ息子たちを気遣い遅らせたことが原因だった。その結果、死に立ち会うことが出来たのは長男の毅だけで、博と次男の修は間に合わなかったのだ。その頃、飈一郎は書斎に籠っていた。

葬式の日、諏訪家に寅次郎が現れたことでさくらは目を丸くした。何故なら彼は博の実家を知らないはずだからだ。何しにきたのと尋ねると、昨夜とらやに電話を掛けたときに葬式があることを知り、偶然商売で岡山にきていたため立ち寄ったと説明した。騒動が起きないことを願うさくらだったが、やはりそれは起こった。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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