テレビ朝日=東映
配給:東映
製作年:1977年
公開日:1977年7月17日 併映「世界名作童話 せむしの仔馬」「惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団」「あらいぐまラスカル」「ドカベン 甲子園への道」「キャンディ・キャンディ」「大鉄人17 空中戦艦」
監督:奥中惇夫
企画:吉川進
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
撮影:山沢義一
照明:戸塚和夫
美術:八木功
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:平田靖
選曲:村田好次
助監督:福島孔道
進行主任:川上正行
技斗:山岡淳二
制作担当:伊東暉雄
記録:植村よし子
装置:日向勤
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「ジャッカー電撃隊」ささきいさお こおろぎ’73
・・・:「いつかは花もさくだろう」ささきいさお
美粧:入江美粧
衣裳:東京衣裳
特撮研究所:鈴木昶
大平特殊効果:菊地潔
カー・プロジェクト:室町健三
キャラクター制作:エキスプロダクション
現像:東映化学
撮影協力:エキサイティングカークラブ
出演:丹波義隆 伊東平山 ミッチー・ラブ 風戸佑介 田中浩
アメリカンビスタ カラー 20分
世界各地で活動をする国際的犯罪組織・クライム。首領のアイアンクロー(鉄の爪)は日本政府が管理する財産保管金庫に目をつけた。そこには数千億円分の金塊や宝石類が眠っているが、金庫は厚さ1メートルにも及ぶ超合金の壁で覆われていた。そこで黒いライダースーツ姿のクライムボスは国際科学特捜隊が開発したニトログリセリンの数千倍の威力を持つ高性能爆弾「ジャッカーX」の実験場を襲撃しそれを強奪しバイクで逃走した。特捜隊日本支部長官・鯨井大介は包囲網を敷き、空からは桜井五郎とカレン水木による飛行要塞・スカイエースでの偵察、地上では大地文太が専用バイク・ジャッカーマシーンを駆って追跡を行った。その頃、銃撃を受け負傷した東竜は実験現場にいながらクライムボスを捕らえられなかったことを後悔していた。居ても立っても居られない彼は傷が癒えぬままスーパーマシーン・マッハダイヤを飛ばした。
路肩に停めたスーパーカーの集団に興奮した少年がカメラで撮影していると、その傍にクライムボスのバイクが停まった。警察の検問の突破に成功もののマッハダイヤにあっさりと追い詰められたクライムボスはバイクの限界を考えスーパーカーを奪って逃げようとしたのだ。複数の車の中からフェラーリ365GT4BBを選んだが、オーナーである切替徹に抵抗された。困ったクライムボスは少年を人質に取ると切替に運転を命じたのだった。追跡するマッハダイヤはバッテリーに被弾しリタイア。次の役目はスカイエースが引き受けた。その頃、アイアンクローは超科学によって生み出した機械怪物・デビルエレキと強化兵士・クライマーを保管金庫に向かわせ占拠した。
メンバー全員がサイボーグのジャッカー電撃隊。その中の一人である東は修理していたマッハダイヤを自分の体の電気エネルギーを使って稼働させた。脇道を通ってフェラーリに追いついた東だったが、時速300キロを超すスピードは彼の体内のエネルギーを著しく消耗させた。ボクサー時代に培った精神力で困難を乗り切ろうとしたが、保管金庫に到着したときには爆破準備が進んでいた。
屋台的映画館
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