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お色気戦隊 熟レンジャー

  • posted at:2022-10-12
  • written by:砂月(すなつき)
おいろけせんたいじゅくれんじゃー
応援団
配給:応援団
製作年:2012年
公開日:2012年3月15日
監督:中西りょうた
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋正
プロデューサー:鈴木宏美 角田俊久 木村昭宏 笹本照美
アソシエイト・プロデューサー:森川洋一
キャスティング・プロデューサー:上谷忠
ライン・プロデューサー:金子尚樹
原案:中島淳彦 中西良太
脚本:中島淳彦 中西良太
音楽:碇英記
撮影監督:小山田勝治
録音:沼田和夫
美術:大島政幸
編集:目見田健
助監督:足立内仁章
アクション監督:竹田直樹
制作担当:森満康巳
衣裳:村島恵子
音響効果:松浦大樹
メイク:岩浅美都子
スチール:大崎正浩
MAエンジニア:若林大記
制作協力:有限会社フィルム・クラフト
制作:株式会社RIKU
企画:株式会社応援団
出演:麻丘めぐみ 月船さらら なかじままり 藤川千景 岡田ひかり
アメリカンビスタ カラー 102分

月の地下都市に住む第二十一代かぐや姫は、かぐや一族が自分の代で滅亡することを危惧しタネヂカラのある男を望んでいた。長老の月形半平と相談し、一族の中からムーンパワーの強い5人の女を選抜し2011年に地球に派遣したのだが未だ良い知らせは届いていなかった。半平は1969年にアポロという宇宙船が月へやってきた際にC.J.アームストロングという名の船長から名刺をもらったのだが、彼はNASAの裏組織であるDASAに所属していた。その組織は表沙汰に出来ない地球外生命体などを調査、研究を行っており、その日本支部が宇宙船で有力な男を運んできたはずだったが、その後どうなったかコロッと忘れていたのだ。半平は名刺に書かれた番号に確認の電話をしてみることにした。

姫の相手を探すべく地球に送り込まれたのは赤松竹子、青木信子、緑川幸子、黄内さなえ、桃井早紀の熟レンジャー5人組だった。DASA日本支部局長・黒木要之助は熟レンジャーを呼び出すとミッションについて説明した。民民党は国の予算削減のための事業仕分けを行っているが、それを仕切る国会議員の方丈連子がDASAの予算を槍玉に挙げたのだ。連子の暴挙を阻止するために要之助は5人に彼女の男関係などのスキャンダルを見つけるように命じたのだった。DASAの予算が削られればかぐや一族への支援もなくなる。竹子たちは気が乗らなかったがミッションをやり遂げることに決めた。

姫の相手探しを手っ取り早く行う方法。それはスナックで働くことだった。そうすれば男たちは女を求めにやってくるし資金も稼げるのだ。一方、信子とさなえが国会議事堂近くで張り込んでいたところ連子を乗せた車が通り掛かった。すると彼女はどうして二番目じゃダメなのと激怒し第二秘書の樋口ひろゆきを引きずり下ろしたのだった。信子は車を追い掛け、さなえは落ち込む樋口に声を掛けてスナックに誘った。すると彼の愚痴は留まることを知らず、気が緩んで「二番目」が不倫相手の意味であることをしゃべってしまった。気づいたときは後の祭りで、竹子はすぐさま黒木に報告した。一方で連子を本気で愛する樋口のような情熱を持った男がかぐや一族に一人もいないことを彼女は残念に思っていた。

屋台的映画館
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大奥(秘)物語

  • posted at:2022-09-21
  • written by:砂月(すなつき)
おおおくまるひものがたり
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1967年
公開日:1967年7月30日 併映「渡世人」
監督:中島貞夫
企画:岡田茂 翁長孝雄 松平乗道
脚本:国弘威雄 佐治乾 金子武郎 掛札昌裕
撮影:吉田貞次
照明:和多田弘
録音:堀場一朗
美術:川島泰三
編集:神田忠男
助監督:牧口雄二
音楽:鏑木創
記録:塚越恵江
装置:矢守好弘
装飾:松原邦四郎
美粧:佐藤宇之助
結髪:妹尾茂子
衣裳:三上剛
擬斗:上野隆三
進行主任:俵坂孝宏
出演:佐久間良子 藤純子 岸田今日子 岩崎加根子 久保菜穂子
シネマスコープ カラー 95分

徳川六代将軍家宣の時世におみのは初めて江戸城の大奥に上がった。この大奥は将軍及び役人衆が政を司る表向や将軍が公に生活を送る中奥と違い、将軍の奥方や御台所、寵愛を受けた御部屋様、中臈を始めとする何千人もの奥女中が住んでいた。そしてそこに自由に出入りが出来るのは将軍一人であり、それ以外は男子禁制の場所だった。そのため御出入改はとても厳しく俗に不浄門と呼ばれる平川門、下梅林門、切手門、広敷門など数々の門で取り調べを受けた後ようやく大奥の玄関である広敷に辿りつくが出来る。おみのは旗本の息女おふさ付として大奥に上がったが、そこではドロドロとした争いが起きていた。御部屋様のおこんは病気を患い家宣の相手が出来なくなっていた。その座を二の部屋のおすめに渡したくないおこんは御客応答の松島の力を借りておふさを家宣の目に留まるように仕向けた。

毎朝四つ時になると鈴の音とともに大奥の一日が始まる。将軍が中奥から大奥へ向かい御錠口から御鈴廊下を渡ると御清間で出迎えにきた御台所とともに先祖の御霊を拝礼する。総触れの行事が終わるとおこんはおふさの御目見えを茶室にて行うことを松島に告げた。ところが家宣は庭先で見掛けたおみのが目に留まり御年寄の磯川に夜伽を申しつけよと命じたのだった。驚いたおみのは相手が例え上様でもおふさを差し置いてそんなことは出来ないと断ろうとするが、松島はここは大奥であり女一人のわがままなど許されるはずがないと叱責した。その夜、おみのは寝間に入った。翌朝、御添寝役の報告により家宣がおみのを認めたことを確信した松島は、女の武器を思う存分振るって早く将軍の若子を産めと彼女に命じた。家宣には未だ世継ぎがおらず、先に産むことが出来れば次期将軍の生母となって江戸城を手中に収めることが出来るからだ。松島は若子を産めずに飼い殺され無残な明け暮れの末に朽ち果てた中臈を数限りなく見ていた。そなたの生きる道はそれしかない。松島の重たい言葉を聞いたおみのは決意を固めた。松島から報告を受けたおこんはとても喜び夕涼みの着物を贈ろうとしたが、おすめに懐妊の兆しがあると知り愕然とした。乱心したおこんが池に突き飛ばしたことでおすめは流産した。御台所の名代としてやってきた中臈斎の局は部屋方のおみのに御褥辞退を伝えた。企ては水の泡と消えたが、おみのは松島と新たな人生に懸けてみることにした。

屋台的映画館

狼の紋章

  • posted at:2022-08-03
  • written by:砂月(すなつき)
おおかみのもんしょう
東宝映画=東宝映像
配給:東宝
製作年:1973年
公開日:1973年9月1日 併映「化石の森」
監督:松本正志
製作:田中収
原作:平井和正
脚本:石森史郎 福田純 松本正志
撮影:上田正治
美術:竹中和雄
照明:佐藤幸次郎
録音:伴利也
音楽:真鍋理一郎
主題歌「狼の紋章」杉田二郎
・・・「狼のバラード」杉田二郎
合成:三瓶一信
スチール:橋山直己
タイトル:片岡裕幸
整音:東宝録音センター
効果:東宝効果集団
監督助手:奈良正博
編集:武田勲
現像:東洋現像所
製作担当者:森知貴秀
出演:志垣太郎 安芸晶子 加藤小代子 本田みちこ 松田優作
シネマスコープ カラー 84分

博徳学園高校で英語の教師をしている青鹿晶子はある満月の夜に不思議な少年と出会った。その少年は新宿の歩道橋で四人のチンピラに絡まれていたのだが、頭を殴られようと無抵抗を貫いていた。そのうち痺れを切らした一人が抜いたナイフを彼の腹に突き刺したのだが、少年が顔色一つ変えないため恐ろしくなった男たちは逃げ出したのだった。その様子を遠目から見ていた晶子は気分が悪くなり、気を失ってその場に倒れた。駆けつけた警官によって意識を取り戻すが、少年の姿はなく血溜まりにナイフが落ちていた。

数日後、少年が晶子の高校に転校してきた。犬神明という名の彼は暴力事件を度々起こす札つきのワルだった。だが相手が命を落とすような大ケガを負っても何故か無過失、無責任として処理された。成績が優秀な明は人類学者の両親によって育てられたが、三歳の頃にアラスカで研究中だった両親は諜報活動と間違えられて殺された。アメリカでレストランチェーンを経営する叔母の山本勝枝に育てられ、小学校までニューヨークにいた。寄付金が目当ての大貫校長は定員を欠いた二年C組に入れるつもりでいたが、晶子が受け持つそのクラスには不良グループのリーダー・羽黒獰が在籍している。彼の父・羽黒武雄は暴力団東明会の最高幹部だが、大貫は息子がトラブルを起こさないようにと釘を刺していたため同じクラスに入れても問題ないと自信を持っていた。だが転校初日に騒動は起きた。犬神が自己紹介を終えると空いていた羽黒の席に着いたからだ。子分の黒田力也はナイフをチラつかせて脅すが、そこに羽黒がやってきたため教室の空気がピンと張り詰めた。だが彼は犬神を凝視すると出て行った。

事件のことは知らないという犬神を医務室に連れて行った晶子はシャツを脱がせてナイフ傷を確かめようとしたが全く見当たらなかった。かと言って自分の目の前で起きたことを否定することは出来なかった。そこに入ってきた羽黒の恋人の小沼竜子は羽黒一派があなたの命を狙っていると面白がるように言うが、犬神は顔色一つ変えなかった。

屋台的映画館

沖縄やくざ戦争

  • posted at:2022-05-16
  • written by:砂月(すなつき)
おきなわやくざせんそう
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年9月4日 併映「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」
監督:中島貞夫
企画:日下部五朗 橋本慶一 奈村協
脚本:高田宏治 神波史男
撮影:赤塚滋
美術:井川徳道
照明:北口光三郎
録音:溝口正義
音楽:広瀬健次郎
編集:堀池幸三
助監督:藤原敏之
記録:森村幸子
装置:吉岡茂一
装飾:白石義明
背景:西村三郎
琉歌指導:竹中労 知名定男
スチール:中山健司
衣裳:高安彦司
美粧:田中利男
結髪:明田多美枝
演技事務:西秋節生
擬斗:上野隆三
進行主任:野口忠志
出演:松方弘樹 渡瀬恒彦 新藤恵美 矢吹二朗 尾藤イサオ
アメリカンビスタ カラー 96分

沖縄本島の中部に位置するコザは、極東最大のアメリカ軍基地を対象とした商業や娯楽サービスにより経済は飛躍的な発展を遂げた。長年の間、国頭、北谷、中城の三派が縄張りを分け合っていたが、昭和43年、国頭正剛の命を受けた中里英雄とその舎弟分たちが北谷、中城の両派を倒してコザを制圧すると、中里は罪を一身に被り7年の刑を受けて服役した。その後、沖縄県の本土復帰が本決まりになると本土系暴力組織が侵略の動きを見せ始めたため、それに対抗すべく国頭派は那覇の大城派は大同団結し防衛に当たる決意を固めた。昭和46年に結成された「沖縄連合琉盛会」がそれである。だが国頭と大城朝光の二人を理事長に据えたことでいつ爆発するかわからない火山のように不気味な危機を孕んでいた。

喜屋武岬の慰霊塔下で白骨化した遺体が発見された。仲間の知花誠治が行方不明となっているため身元を確かめるために中里が警察に出向くが、その遺体はバラバラに切り刻まれ頭蓋骨にはいくつもの陥没があった。持ち物から知花だと確信したが、その話を国頭や理事の石川隆信にしても何故か乗ってこようとしなかった。そこで中里は知花の敵を討つまで葬式を出さないことに決めた。そんな彼の行動を一番警戒していたのは石川だった。知花と同様、中里も消さなければ将来対決することになりかねないと進言するが、国頭は兄弟分に絶対手を出すなと言った。一方、中里派も石川が知花を殺したと考えていた。何故なら中里の服役中に知花の弟・鉄男やその仲間たちが散々な目に遭わされていたからだ。鉄男は石川の殺害を提案するが、中里派が30人なのに対し石川は200人の配下を従えているため結果は目に見えていた。中里は国頭を信じて待つべきだと言った。

中里の配下の具志川照邦は組員を養うために縄張りを越えて飲食店に氷の販売を行い、その話が耳に入った国頭は見せしめとして彼を拷問に掛けた。即座に中里が詫びを入れにきたことで国頭は中の町一帯を任せることに決めたが、石川はその一方的なやり方が気に食わず反発した。その結果、破門されむしゃくしゃした気持ちで帰宅すると待ち伏せしていた鉄男に命を狙われた。

屋台的映画館

女体育教師 跳んで開いて

  • posted at:2022-04-26
  • written by:砂月(すなつき)
おんなたいいくきょうしとんでひらいて
にっかつ
配給:にっかつ
製作年:1981年
公開日:1981年10月9日 併映「ズームアップ 暴行白書」
監督:小原宏裕
プロデューサー:林功
企画:山田耕大
脚本:伴一彦
撮影:水野尾信正
照明:加藤松作
録音:福島信雅
美術:渡辺平八郎
編集:鍋島惇
音楽:甲斐八郎
助監督:藤澤龍一
色彩計測:青柳勝義
現像:東洋現像所
製作進行:三浦増博
出演:朝比奈順子 竹村祐佳 中川みづ穂 江利川さをり 吉原正皓
アメリカンビスタ カラー 67分

カーラ化粧品の女子体操部に所属するキャプテンでコーチ兼任の桂は国体出場に向けて練習に励んでいた。その日も仕事を終えると更衣室に直行したが、先に体育館へ行った部員たちが不満を口にしながら戻ってきた。何事かと尋ねてみると山本部長から今日限り体操部を解散すると言われたのだという。驚いた桂は体育館に行くが練習道具は片付けられて何もなし。そこで山本のところへ抗議に行くと小林専務の独断で決められたことだから断れなかったと言われた。だが部活が完全になくなるわけではなかった。会社が部活に資金を出すのは宣伝効果を期待してのことだが、体操部はここ数年優勝から遠ざかっていた。そこで翌春のキャンペーンテーマを「女性美の再発見」とし、発展的解散と称して新体操部を新たに立ち上げることになったのだ。まだ新体操部を抱えている企業が少ないためそれを利用すれば世間の注目は間違いなかった。桂はキャンペーンガール扱いされるのを嫌がったが、女の魅力で勝負すればいいとアドバイスされた。

2年つき合った恋人から愛想を尽かされ別れ際にもう器械体操の選手の体形ではないと言われた桂はショックを受けた。翌日、依頼を断るつもりで専務室を訪ねた彼女だったが、そこには部員の他に青木という新任コーチがいた。青木は桂の高校時代の熱血体育教師であり肉体関係もあった。コーチをクビになることを悟った桂だったが、小林はもう一度選手に戻って欲しいという。いちごやまりたちも当然断るものだと思っていたが、レオタードや道具を見て俄然やる気を見せた。翌日に体育館で練習が始まると噂を聞きつけた男子社員たちが押しかけたが、その中には桂の姿もあった。期待と股間を膨らませて指導を行う青木と、それを見て誰が先に味見をするか競おうとするいちごたち。だが青木は時折、指導を忘れて桂を見つめた。すると帯状布の扱いに手間取るみゆきに黙っていられなくなった桂は自ら手本となって演技を披露した。それを見たいちごたちは技術も恋もキャプテンには叶わないと舌を巻いた。

屋台的映画館

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