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ゴジラVSビオランテ

  • posted at:2022-03-06
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらぶいえすびおらんて
東宝映画
配給:東宝
製作年:1989年
公開日:1989年12月16日
監督:大森一樹
製作:田中友幸
プロデューサー:富山省吾
原案:小林晋一郎
脚本:大森一樹
撮影:加藤雄大
美術:育野重一
照明:粟木原毅
録音:宮内一男
編集:池田美千子
助監督:井上英之
製作担当者:森知貴秀
音楽:すぎやまこういち
ゴジラ テーマ曲:伊福部昭
擬斗:宇仁貫三
カースタント:スーパー・ドライバーズ
特殊技術・撮影:江口憲一
特殊技術・特美:大沢哲三 長沼孝
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・造形:安丸信行 品田冬樹
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭 久米攻
特殊技術・操演:松本光司
特殊技術・助監督:松本清孝
特技監督:川北紘一
出演:三田村邦彦 田中好子 高嶋政伸 小高恵美 沢口靖子
アメリカンビスタ カラー 105分

三原山の火口に沈んだゴジラによって襲撃を受けた東京は、一夜にして先端テクノロジーの近代都市からゴーストタウンへと変貌した。都内で非常警戒体制が解除される中、特に被害が酷い新宿一帯には立入制限が掛けられたままだった。そこでは自衛隊による残留放射能や汚染物質の調査、ゴジラによって破壊された首都防衛移動要塞・スーパーXの回収、そしてゴジラの皮膚片の採取が行われていた。同じ頃、別の立入禁止区域に侵入したバイオメジャーの工作員もG細胞を手に入れたが、自衛隊員に発見され銃撃戦となった。何とか逃げ延びた3人だったが、潜んでいたサラジア共和国の工作員・SSS9に射殺されG細胞の入ったケースを奪われた。

サラジア共和国に運ばれたG細胞は生物工学研究所へ送られ、白神源壱郎遺伝子工学博士のもとで研究が行われることになった。所長のアブドール・ザルマンは将来自国で農産物を生産したいと考えていた。そのためには砂漠の環境に強い植物が必要であるため白神に希望を託したのだ。彼の娘で助手の英理加は小麦とサボテンの細胞を融合させ砂漠でも育つ小麦を既に完成させていた。そこにG細胞の自己再生能力の遺伝情報を組み込めば枯れることを知らない夢の穀物が出来上がると考えられた。ところがバイオメジャーによって研究棟が破壊され、白神は研究成果とG細胞、そして英理加をも失った。悲しみに暮れる白神は日本に戻ると芦ノ湖畔に植物研究所を建てひっそりと暮らすことにした。英理加が好きだったバラとともに。それから5年後、白神は英理加の親友だった精神科学開発センター研究員の大河内明日香と特殊な能力を持つ三枝未希を招いた。植物に精神的なエネルギーがあることは様々な実験でわかっており、その植物とコンタクトを取れる人物を白神は捜していたのだ。だが未希はバラの声を聞くことが出来なかった。

ある日、三原山で連続した地震とともに火口からの噴煙が観測された。その頃、精神科学開発センターでは研究対象の子供たちが同じ夢を見ていることが判明した。それがゴジラであることを知った明日香が国土省を訪ねると、事態を重く見た出向中の権藤吾郎陸上自衛隊一佐は黒木翔三等特佐に調査を命じた。黒木がヘリコプターで三原山の上空に向かうと、同乗した未希はゴジラが活動を始めている様子を感じ取った。

屋台的映画館
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