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銀蝶流れ者 牝猫博奕

  • posted at:2022-03-03
  • written by:砂月(すなつき)
ぎんちょうながれものめすねこばくち
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1972年
公開日:1972年10月25日 併映「人斬り与太 狂犬三兄弟」
監督:山口和彦
企画:吉峰甲子夫 高村賢治
脚本:松本功 山口和彦
撮影:中島芳男
録音:広上益弘
照明:桑名史郎
美術:藤田博
編集:長沢嘉樹
助監督:三堀篤
記録:高津省子
擬斗:日尾孝司
スチール:遠藤努
進行主任:東一盛
装置:根上徳一
装飾:米沢一弘
美粧:入江荘二
美容:花沢久子
衣裳:河合啓一
演技事務:和田徹
現像:東映化学
音楽:津島利章
主題歌:「銀蝶渡り鳥」梶芽衣子
出演:梶芽衣子 賀川雪絵 光川環世 山城新伍 須賀不二男
シネマスコープ カラー 86分

今から13年前、名うての札師として知られる鈴政こと樋口政次郎が八百長の疑いを掛けられ殺された。父の仇を討つために同じ道を選んだ樋口ナミは女札師・緋桜のナミと名乗り、星伝を追って全国各地の賭場を渡り歩いていた。ある日、伊香保温泉郷にたどり着いた彼女は、銀座の暴力団・相星興業に連れてこられ温泉芸者として働かされようとしている浅井花江を助け出した。その夜、地元の貸元である大熊組を訪ねると盆の上の勝負を申し出た。大熊組のバックには相星興業がいるのだ。勝てば花江を自由にし、負ければ二人とも好きにして結構とナミが言うと組長・大熊荒五郎の目の色が変わった。勝負は唐辛子門二郎が受けて立ったが、イカサマをあっさりと見破られ100万円の契約書はナミに破られたのだった。

翌日、花江を連れて東京にある彼女の家を訪ねたナミは、父親の仙造にしばらく気の済むようにしてあげて欲しいと頭を下げた。ナミの目的はかつて二枚札の仙造と呼ばれた男から星伝の手掛かりを聞くためだった。だが賭場から足を洗った仙造は新しい情報を持ち合わせておらず、捜索は振り出しに戻った。銀座のクラブ・ブルースターを訪ねたナミは、昔の仲間だったママの美代子に花江を預けた。盆が立っている情報を得たナミは美代子の案内でその場所へ向かったが、そこは相星興業が仕切る賭場だった。そこで負け続ける無様な東隆次のことが気になったナミは勝った金を全て渡した。

父の墓参りを終えたナミを呼び止めたのは、彼女に会ったことでツキが巡り大金をせしめた隆次だった。食事に招待した隆次は借りを返すのが主義だと言って高価な指輪を渡そうとしたが、ナミは博奕打ちの指に光り物は禁物だと断った。そこにやってきた相星興業の古賀は社長の相星総之助に引き合わせた。花江のことをなかったことにする代わりに胴を取ってみないかと言われたが、ナミは賭場から賭場へのしがない渡り鳥だから自由でいたいと断った。だが花江が香港へ売り飛ばされる可能性があることがわかると考えさせてほしいと言って事務所を後にした。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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