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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

  • posted at:2019-02-11
  • written by:砂月(すなつき)
さらばうちゅうせんかんやまとあいのせんしたち
オフィス・アカデミー
配給:東映洋画
製作年:1978年
公開日:1978年8月5日 
監督:松本零士 舛田利雄
製作:西崎義展
総指揮:西崎義展
プロデューサー:吉田達
アニメーション・ディレクター:勝間田具治
原作:松本零士
原案:西崎義展
総設定:松本零士
脚本:舛田利雄 藤川桂介 山本英明
企画:西崎義展
撮影:諌川弘 吉坂研一 藤田正明 山崎友正
音楽:宮川泰
主題歌:「ヤマトより愛をこめて」沢田研二
衣装デザイン協力:花井幸子
テクニカル・ディレクター:石黒昇
助監督:棚橋一徳
絵コンテ:安彦良和
総作画監督:湖川滋
作画監督:小泉謙三 荒木伸吾 芦田豊雄 宇田川一彦 落合正宗
美術設定:辻忠直
美術監督:勝又激
共同デザイン:スタジオぬえ
編集:千蔵豊
SF設定協力:豊田有恒
声の出演:富山敬 麻上洋子 納谷悟朗 仲村秀生 青野武
アメリカンビスタ カラー 155分

西暦2201年、宇宙空間に出現した白色彗星は進路上にある邪魔な障害物を次々と飲み込み粉砕して行った。またそれを利用した前衛艦隊が植民地となりうる惑星に対して攻撃、侵略を行い、そこに住む人々を奴隷にした。新たな恐怖が宇宙を席巻していたが、地球はまだそのことを知らなかった。放射能による汚染を取り除き本土の再建を果たした地球は、連邦政府を樹立し平和と繁栄の道を進んでいた。開発の勢いは太陽系の他の惑星にまで及び各惑星に基地が置かれた。資源の開発は急ピッチで行われていたが、その資源を輸送する第15輸送補給船護衛艦隊の護衛艦艦長を務めていたのは、宇宙戦艦ヤマトの艦長代理としてイスカンダル星から「放射能除去装置 コスモクリーナーD」を持ち帰った古代進だった。地球への帰途の際、地球防衛軍司令部へ定時報告を行おうとしたが通信障害によって妨害された。そのときに微弱な通信音を傍受したが、それが何を意味するのか誰にもわからなかった。

空港に降り立った進は帰りを待つ恋人の森雪と再会した。二人には三日後に行われる結婚式が待っており、雪の頭の中は結婚後の生活のことでいっぱいだった。浮かれる彼女に呆れながらも進は復興して行く街の姿と自分たちの未来を重ね合わせていた。その日はヤマトの艦長を務めた沖田十三の命日であり、夕暮れに合わせてかつてのクルーが集まり献花を行うことになっていた。そして日が暮れると今では別々の部署に配置された同僚が一堂に集まったこともあって親睦を深めた。そこへテスト航海から帰ってきた新造戦艦アンドロメダが上空を通過してムードをぶち壊したため、酔っ払った連中は罵声を浴びせた。

翌日、火星付近を通過中に傍受した通信音の話を科学局に勤める真田志郎にすると、ある事象との関係性を疑った彼は直ちに解析を行った。突然三日前から太陽系付近に彗星が現れ、観測史上初めて地球に接近していた。一方、解析後のあの通信音は、発信源は不明だが救いを求める声であることがわかった。想像出来ないような宇宙の異変を知らせるメッセージではないかと進が言うと、その意見に同調した真田は防衛会議に議題として提出した。だが参謀総長は防衛軍の力であれば問題ないと一蹴し、準資格者に批判する権利はないと進を怒鳴りつけた。会議後、旧地球防衛軍司令部に集まった元ヤマトのクルーが意見をぶつけ合っていると司令長官が現れ、ヤマトの廃艦が決まったことを伝えた。そして進には木星ガニメデへの出向、元航海班長の島大介には火星基地への出向を命じた。14万8千光年の旅の中で多くの命を失い、宇宙全体の平和がなければ地球の幸せはないことを学んだ進は、その平和を守るためにヤマトがあると信じていた。長官が去った後で進がそのことを力説すると、真田は懲罰を食らってでも行くべきだと言った。すると皆その意見に賛成したが、島は首を縦に振らなかった。そして雪も複雑な表情を見せていた。

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