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シベリア超特急2

  • posted at:2020-01-09
  • written by:砂月(すなつき)
しべりあちょうとっきゅうつー
M&T PICTURES
配給:M&T PICTURES
製作年:1996年
公開日:1996年3月2日
監督:MIKE MIZNO
製作:岡田裕 水野晴郎
プロデューサー:伊藤直克
アソシエイトプロデューサー:細谷隆広
原作:水野晴郎
脚色:水野晴郎
脚本:北里宇一郎
監督補:吉原勲
撮影:鈴木耕一
照明:矢部一男
美術監督:木村威夫
美術:丸山祐司
録音:湯脇房雄
編集:冨田伸子
音楽監督:JIM DADDY
スクリプター:奥平治美
助監督:荒川栄二
キャスティングプロデューサー:大畑信政
監督助手:本多繁勝 水野貴之
制作協力:アルゴ・ピクチャーズ 水野晴郎事務所
ナレーター:油井昌由樹
出演:水野晴郎 淡島千景 草笛光子 光本幸子 寺島しのぶ
アメリカンビスタ カラー 92分

1941年、満州の外れにあるシベリア鉄道と直結した満州鉄道の主要駅・満州里駅の近くにある菊富士ホテルで事件が起こった。その建物は革命以前にロシア貴族の別荘として使われていたが、日露戦争後に日本の財閥の手に渡りホテルに改装された。盧溝橋事件、ノモンハン事件と戦争への不安が高まっていたが、ホテルの中は別世界だった。だがある夜、それはついに訪れた。第二次世界大戦前夜、ヨーロッパ情勢を視察し帰国する途中で線路の爆破に遭遇し足止めを食った山下奉文陸軍大将が宿泊を余儀なくされた。ホテルに泊まることになったのは他にアジアの舞姫・楊玲玲、スペイン大使館書記官の池波、戦争成金の田宮とその愛人・片岡双葉、そして田宮に金で買われた中国人少女・メイファン、芸者置屋の女将・立花迪子、神宮寺伯爵夫人と彼女を奥様と慕う河津信江、そしてドイツ帰りの女医・家入歌子だった。ホテル側は突然の宿泊客に対処出来ず相部屋を願い出たが、中にはそれを嫌がる者もいた。特に田宮は武器商人であることから軍人を見下し、山下のために用意した高級な部屋を替われと要求した。そして夕食時には一方的に同席し、お願いがあると言ってテーブルに拳銃を置いた。俺と手を組み2千丁の拳銃と1万発を弾を売り捌けば大儲け出来ると提案した。だが戦争を回避しようと努力する山下は微動だにしなかった。

深夜、田宮がアヘンの吸い過ぎによる急性中毒を起こしたが、歌子の素早い処置で事なきを得た。部屋の鍵はボーイが責任を持って預かることになり、騒動を聞きつけて集まった客たちは各々の部屋に帰って行った。だが目が冴えて眠れなくなった玲玲たちはラウンジへ行き一杯飲むことにした。その頃、山下の部屋には田宮から電話が掛かっていた。商売の話をもう一度検討して欲しいという。これ以上の話はないと受話器を置こうとしたところ、今度はあなたを脅かす二・二六の亡霊の話がしたいと言い出したのだ。山下の側近である佐伯大尉の鞄の中に「二・二六」と朱書きされた紙が入れられていたことを思い出した彼は、その謎が解けるのではないかと考え部屋に向かうことにした。佐伯と鍵を持つボーイを引き連れて中に入ると、田宮はベッドで死んでいた。歌子の見立てによると死因は田宮自身のナイフによる自殺。だが凶器は何処にも見当たらなかった。窓には鍵が掛けられており壊れてもいなかった。浴室や隣の部屋も異常がなかった。着衣に乱れがないことから争った形跡がなく、仮に他殺と考えると鎮静剤で意識が朦朧としている間に殺されたに違いなかった。外が嵐で警察を当てに出来ない状況だったことから独自に捜査を行うことにし、捜査員を歌子と佐伯が、助手をボーイが務めることになった。仮に犯行時間を午前0時の5分前を想定した場合、アリバイを証明出来ないのは山下だけだった。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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