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着信アリ

  • posted at:2023-11-05
  • written by:砂月(すなつき)
ちゃくしんあり
「着信アリ」製作委員会(角川大映映画=日本テレビ放送網=電通=S・D・P)
配給:東宝
製作年:2004年
公開日:2004年1月17日
監督:三池崇史
製作:黒井和男
企画:秋元康
エグゼクティブプロデューサー:大川裕
プロデューサー:佐藤直樹 有重陽一 井上文雄
アソシエイトプロデューサー:門屋大輔 福山亮一
原作:秋元康
脚本:大良美波子
撮影:山本英夫
美術:稲垣尚夫
音楽:遠藤浩二
照明:松隈信一
録音:中村淳
編集:島村泰司
音響効果:柴崎憲治
装飾:山田好男
CGIプロデューサー:坂美佐子
キャスティング:杉野剛
助監督:加藤文明
製作担当:鎌田賢一
主題歌:「いくつかの空」柴咲コウ
製作プロダクション:角川大映映画
出演:柴咲コウ 堤真一 吹石一恵 永田杏奈 井田篤
アメリカンビスタ カラー 112分

4月16日、大学で心理学を専攻する中村由美は友人の小西なつみと合コンに参加した。由美には覗き穴に対する恐怖症があり、そのことが話題になるといつしかテーマはトラウマのことに変わった。人間の記憶の中で一番忘れられないのが恐怖だと先輩が言うと、幼い頃にそんなことがあったような気がすると由美は思った。そこにやってきたのは高校時代の後輩の葬式に出席して遅れた岡崎陽子だった。由美は喪服姿の彼女を私服に着替えさせるためにトイレへ連れて行くが、洗面台に置いた陽子の携帯電話から着信の音楽が鳴り始めたため個室に声を掛けた。だがその音楽は自分の設定した着メロではないと言う。個室から出てきた陽子は携帯電話を確認するが名前の表示がなく電話番号のみ。だがおかしなことにその番号は自分のものだった。不審に思い留守番電話のメッセージを聞いてみると、踏切の警報音のあとに悲鳴が録音されていた。しかも着信時刻は18日の午後11時4分となっていた。席に戻りその話をするが、いたずらではないかということで誰も気にしなかった。二日後の夜、由美の携帯電話に陽子から突如掛かってきて水着のセールがあるから買い物につき合って欲しいと言った。電話の向こうから踏切の警報音が聞こえたため、あの時と同じシチュエーションだということに気づいた由美は慌てて警告は発するが、陽子の耳には届かなかった。

通夜は陽子の自宅で行われ、出席した由美になつみは伝え聞いた事故の経緯を話した。陽子は跨線橋から転落して電車に轢かれたが、即死じゃなかったのだという。右手と右足が切断されていたにも拘らず意識があり助けにきた駅員に縋りついたというのだ。由美は信じられなかったが、その話を傍で聞いていた後輩の女子高生はきっと誰かに殺されたんだと言った。詳しく聞くと自分の携帯電話に掛かる「死の予告電話」の事例は他にもあったという。この世に恨みを残して死んだ女が携帯電話を辿り、殺した人の電話のメモリーから次の犠牲者を選んで次々と殺し続けるから自分の番号を着信拒否にしておいた方がいいですよと女子高生は忠告した。

屋台的映画館
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ちぇっかーずいんたんたんたぬき
フジテレビジョン
配給:東宝
製作年:1985年
公開日:1985年4月27日 併映「バロー・ギャングBC」
監督:川島透
製作指揮:鹿内春雄
製作:日枝久
プロデューサー:岡田裕 角谷優
製作補:中川好久 酒井彰
コーディネーター:佐々木太郎
クリエイティブディレクション:秋山道男
脚本:川島透
撮影:前田米造
照明:矢部一男
録音:小野寺修
美術:中澤克巳
編集:冨田功
音楽監督:芹澤廣明
音楽プロデューサー:吉田就彦
助監督:佐藤雅道
製作主任:服部紹男
スペシャルエフェクトスーパーバイザー:佐川和夫
主題歌:「あの娘とスキャンダル」チェッカーズ
挿入歌:「オー・キャロル」チェッカーズ
・・・:「悲しき片思い」チェッカーズ
・・・:「ハウンド・ドッグ」チェッカーズ
・・・:「ツイスト・アンド・シャウト」チェッカーズ
・・・:「涙のリクエスト」チェッカーズ
・・・:「今夜はCまでRock’n’ Roll」チェッカーズ
・・・:「あの子とマッシュポテト」チェッカーズ
・・・:「ムーンライト・レヴュー50s’」チェッカーズ
・・・:「危険なラブ・モーション」チェッカーズ
・・・:「ギザギザハートの子守唄」チェッカーズ
・・・:「星屑のステージ」チェッカーズ
現像:東京現像所
合成:デン・フィルム・エフェクト
製作協力:ニッポン放送 ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
出演:チェッカーズ ジョニー・大倉 宮崎美子 遠藤由美子 尾藤イサオ
アメリカンビスタ カラー 117分

ある満月の夜、カメラマンの冬木洋介と恋人の岸田由美を乗せた黄色いフォルクスワーゲン・ビートルが山奥の森の中を走っていたところ「50’s」という名の飲食店を見つけた。オールディーズが流れる店内では若い男女が歌い踊っていたが、突然警報が鳴り響き皆外へ逃げて行った。彼らの正体は超能力を持つたぬきで、踊り騒いで特別な夜を明かそうとしていたのだ。そんなたぬきを捕獲し利用しようと考えていたのはロバート・クラムをボスとする国際的陰謀団「オペレーション・ランプーン」だった。たぬきたちは次々と捕らえられ檻に入れられた。そんな中、辛うじて逃げ延びた7匹(フミヤ、トオル、モク、ユウジ、マサハル、クロベエ、ナオユキ)は大好きな音楽活動を行うために人間に化け、貨物列車に忍び込んで東京へ向かうことした。その列車を少女の姿のまま見送る妹分のポンは騒動を目の当たりにした冬木たちと出会い一緒に暮らすことになった。

上京後「チェッカーズ」として活動していた7匹は敏腕マネージャーの芝山はじめと出会ったことであっという間にスターへの階段を駆け上がった。それは大勢のファンがテレビ局の前で出待ちしているのを如何にして無事に抜け出すかというのを毎回考える程の人気ぶりだった。ある日、芝山がご褒美をくれるというのでピンク色の1959年型キャデラック・コンバーチブルをお願いしたが、届いたのはミニカーだった。

ハワイを拠点として活動するオペレーション・ランプーンはクラムの邸宅の地下に秘密基地を作っていた。そこでは動物が持つ未知なる力の研究が行われており、より高い能力を持つのが日本のたぬきだということがわかったのだ。捕らえたたぬきに対し研究が進められたが、彼らにとって面倒なことはたぬきが日本語しか理解出来ないことだった。そこでクラムは通訳のジョージ片山に英会話の指導を命じた。

屋台的映画館

ちょんまげぷりん

  • posted at:2022-09-30
  • written by:砂月(すなつき)
ちょんまげぷりん
ジェイストーム
配給:ジェイストーム
製作年:2010年
公開日:2010年7月31日
監督:中村義洋
エグゼクティブプロデューサー:藤島ジュリーK.
プロデューサー:長松谷太郎 宇田川寧
共同プロデューサー:若林雄介
原作:荒木源
脚本:中村義洋
撮影:小林元
照明:堀直之
美術:金勝浩一
装飾:尾関龍生
録音:松本昇和
編集:森下博昭
ポストプロダクションプロデューサー:篠田学
VFXスーパーバイザー:大萩真司
音響効果:伊藤瑞樹
スタイリスト:西留由紀子 金田あずさ
ヘアメイク:酒井夢月
床山:泉水貴光
スクリプター:小林加苗
カラリスト:長谷川将広
キャスティング:田端利江
助監督:平林克理
製作担当:的場明日香
音楽:安川午朗
エンディングテーマ:「REMEMBER YOU」忌野清志郎
協力:ジャニーズ事務所
制作プロダクション:スモーク
制作協力:ダブ
出演:錦戸亮 ともさかりえ 鈴木福 佐藤仁美 今野浩喜
アメリカンビスタ カラー 108分

シングルマザーの遊佐ひろ子は子育てと仕事に日々追われている。その日は一人息子である友也の遠足の日だったが、寝坊してしまい朝からてんてこ舞いだ。何とか支度を済ませ幼稚園に急ぐが、何故か友也が途中で足を止めた。何事かと思ってよく見るとそこには侍の恰好をした男が突っ立っていた。スーパーのイベントのコスプレか何かだと思ったが、そんなことに構ってられない。友也を促すとひろ子はまた走り始めた。

システムエンジニアの会社で働くひろ子は大手チェーンのプロジェクトを担当していた。基本的にはプログラマーの田中基彦と二人でチームを組んでいるが、その日は何故か上司の城崎がついてきて相手の要望を簡単に聞き入れたのだ。そのことを知った田中はこれ以上続けられないとゴネるし、夕方5時になったので帰ろうとすると城崎から嫌味を言われた。それでも迎えに行った幼稚園で友也の笑顔を見るとモヤモヤは吹き飛んだ。

マンションの入り口で友也の姿が見えなくなり何処からか「もういーよ」という声が聞こえた。きっとふざけてかくれんぼでもしているんだろうと探しに行くと、駐輪場の裏にあの侍がうずくまっていた。昔の言葉遣いの奇妙な男は刀を持っており、従わなければ斬られる可能性があるためとりあえず友也を連れて部屋に案内した。侍は木島安兵衛という名の直参らしい。お腹がすいているというのでレンジで温めたご飯やおかずを出すと、怪訝な顔をしながらも餃子を一口食べ「こ、これは」と感動したようにつぶやいた。やがて友也がポケモンを観られなかったと言って泣き出すと、安兵衛は拙者に出来ることがあれば何なりとと申し出た。彼は生まれて初めてポケモンカードで友也と対戦することになったが、要領がわからず頭を悩ませた。すると友也が冷蔵庫からプリンを持ってきた。見様見真似でふたを開け、スプーンですくって口に運ぶと「これはまた何とも」と感銘を受けた。

屋台的映画館

ちょっとかわいいアイアンメイデン

  • posted at:2021-11-15
  • written by:砂月(すなつき)
ちょっとかわいいあいあんめいでん
KADOKAWA
配給:KADOKAWA
製作年:2014年
公開日:2014年7月19日
監督:吉田浩太
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
製作:安田猛
企画:菊池剛
プロデューサー:大森氏勝 千綿英久 柴原祐一
ラインプロデューサー:本島章雄
原作:α・アルフライラ 深見真
脚本:吉田浩太
撮影:関将史
照明:成毛紗恵子
録音:島津未来介
美術:山下修侍
装飾:西渕浩祐
ヘアメイク:及川奈緒美
編集:鳴海誠之
音響効果:中村佳央
拷問アドバイザー:月花
縄師:ミラ狂美
特殊造形:笹野茂之
キャスティング:楠間由野
助監督:川松尚良
制作担当:細谷光
脚本協力:角田ルミ
音楽:松本章 一塚優絵
主題歌:「Waking Up」しらほしなつみ
製作プロダクション:角川大映スタジオ
制作プロダクション:ダブ
出演:木嶋のりこ 吉住はるな 間宮夕貴 矢野未夏 本山なみ
アメリカンビスタ カラー 107分

全国から成績優秀なエリート女子だけを集めた憧れの名門女子校・私立聖アネスティ学園を受験した武藤結月だったが、超難関なだけあって結果は最悪。後は運を天に任せるしかなかった。すると祈りが届いたのか合格通知が舞い込んだのだった。入学式を終えると彼女は上級生の小橋悠里に突然拉致された。彼女が連れて行かれた先、そこは拷問の研究と実習を行う最も古い学園公認の拷問部の部室だった。部長の悠里は、拷問の適性を調べるために入試の問題にさりげなく適性検査を混ぜてあったことを結月に説明した。問題が難し過ぎて結月は仕方なく直感でマークシートに記入したのだが、その直感によって人を拷問する才能があると評価されたのだ。学園で罪を犯した生徒は拷問を受けて反省するのが習わしで、学園の秩序を保つために拷問部は必要だった。その罪を犯した生徒の一人が結月であり、部員で上級生の舟木碧生が彼女への拷問を行うことになった。入試の日、何かを叩くような音が聞こえた方へ歩いて行き静かに覗くと碧生がシャワー室で体を虐めていた。その美しさに心奪われた結月は思わずロッカーから彼女のスリングショットビキニを勝手に持ち出したのだった。問い詰められた彼女は無意識のうちに相手の背後に回り込むと結束バンドで両手の自由を奪った。結月の持って生まれた才能を認めた碧生は、お前こそ拷問部に入るべき逸材だと言った。

拷問部のもう一つの目的は拷問を通じて強い心を育成し戦地へ派遣されても通用する拷問人やスパイを育成することだった。機密情報を得るために仕掛けられる様々な拷問に耐え得る強い忍耐力を鍛えるために設立されたのだ。碧生によって手足を縛られ吊り下げられると結月は恥ずかしくて痛いと音を上げた。すると碧生はこれが今のお前の限界であり心の弱さが問題だと言った。肝心なのは心を強く保つことであり、それが出来なければ冤罪でも自供をしてしまう。傍で様子を見ていた悠里がこのままでは国家機密を扱う一流の拷問人やスパイにはなれないと冷たく言うと、碧生は心を強くするためのレッスンに取り掛かった。拷問人としての資質を見るために悠里はもう一人の新入部員である新崎苺花を責めて見ろと命じ、人には責める才能と責められる才能があることを説いた。これから死ぬ気でついてこいと言われた結月はもうこの世界から逃れられそうにないと考えていた。

屋台的映画館

超電子バイオマン

  • posted at:2021-10-02
  • written by:砂月(すなつき)
ちょうでんしばいおまん
東映
配給:東映
製作年:1983年
公開日:1983年3月13日 併映「キン肉マン」「宇宙刑事シャイダー」「The・かぼちゃワイン」
監督:堀長文
製作:渡辺亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:成島一城
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:石川和枝
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
音楽:矢野立美
主題歌:「超電子バイオマン」宮内タカユキ
・・・:「バイオミック・ソルジャー」宮内タカユキ
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 白熊栄次
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 大澤哲三
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:阪本良介 太田直人 大須賀昭人 田中澄子 牧野美千子
アメリカンビスタ カラー 45分

超電子バイオマンの5人(郷史朗、高杉真吾、南原竜太、矢吹ジュン、桂木ひかる)は富士山の見える湖畔で久々の休暇を楽しんでいた。すると新帝国ギアのジューノイドに追われる少年が通り過ぎて行ったためその後を追った。巨漢型メカ人間・モンスターやジューノイド5獣士に追い詰められ取り囲まれた少年は恐ろしさのあまり気を失ったが、駆けつけたバイオマンによって救出された。

少年・ケイタは分教場で3年生まで一緒に学んだ友達のヒサオと高台にあるホテルの公園で3年後に会う約束をしていた。ヒサオが東京へ帰るときにケイタは小学校最後の夏休みの冒険をしようと話し、友情の印として家に代々伝わる地図を半分ずつに分けたのだった。史朗たちはケイタの地図を見てみたが、城と黄金像が何を示しているのか見当もつかなかった。ジュンが辺りの手掛かりを探していると、植込みの下にカメラを見つけた。それにはヒサオの名前があり、彼を誘拐したのがギアの仕業であることを史朗たちは確信した。

ヒサオを捕らえることに成功したギアのファラは彼が持っていた地図を見てほくそ笑んだが、モンスターがケイタからの奪取に失敗したことがわかると激怒した。その様子を見たヒサオはケイタが約束を守ったことを知り、地図が渡らないことを祈った。その頃、バイオマンの基地であるバイオベースに戻った史朗たちはサポートロボのピーボに地図の分析を頼んだ。その結果、巨大戦闘母艦・バイオドラゴンの在り処を示す地図であることがわかった。城のような絵は地面から突き出した戦艦の艦橋だったのだ。今から500年前、超科学戦争でバイオ星が滅んだ際にピーボはバイオドラゴンで地球に送り込まれた。それは過ちに気づいた科学者たちが宇宙で一番美しい星と語り継がれる地球が同じ悲劇を繰り返さないようにするためだった。そして地球にたどり着いたところを見たケイタの先祖はバイオドラゴンを城、ピーボを黄金像と地図に記したのだ。ギアが地図の謎を解けばバイオドラゴンの地下にあるバイオベースが見つかってしまう。5人は基地が暴かれる前にヒサオを助け出す作戦を決行した。

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