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でっかいでっかい野郎

  • posted at:2018-05-12
  • written by:砂月(すなつき)
でっかいでっかいやろう
松竹
配給:松竹
製作年:1969年
公開日:1969年4月26日 併映「喜劇 婚前旅行」
監督:野村芳太郎
制作:杉崎重美
脚本:野村芳太郎 永井素夫
撮影:川又昻
美術:重田重盛
音楽:林光
照明:三浦礼
録音:栗田周十郎
調音:松本隆司
編集:浜村義康
監督助手:吉田剛
装置:中村良三
進行:玉生久宗
現像:東洋現像所
制作主任:吉岡博史
出演:渥美清 岩下志麻 香山美子 中川加奈 大野しげひさ
アメリカンビスタ カラー 90分

北九州・若松。父親の遺言に従い洞海湾が見渡せる高塔山の墓地へやってきた南田松次郎だったが、御骨を納めるための肝心な墓が見つからなかった。そこで適当な場所に穴を掘ったのだが酔いと疲れで眠ってしまい気がつくと太陽は天高く昇っていた。そんな彼を見つけたのは母の墓参りにきた原田友江とこの寺の住職で、身なりの汚い松次郎にすぐに埋め戻せと注意すると俺んちの墓は何処へやったと怒鳴った。だが南田という姓の墓は見たこともないと住職が言ったため、松次郎は骨壺に手を突っ込むと「父ちゃん、長い間見たがっていた洞海湾は目の下だから迷わず成仏してください」とそこら中に散骨したのだった。

三池地区の保護司からの紹介で父親の故郷である若松にやってきた松次郎は、この土地で三代続く山口病院の院長で保護司も務める愛之助の世話になることになった。妻の静子は前科のある彼を家に置くことに反対だったが、酒の上での暴行だから悪質ではないしそういった人を正常に戻すのが我々の仕事だと説得した。愛之助の世話で仕事を得た松次郎はダルマ船で洞海湾の清掃を行うことになり、ゴミの埋立地に拾った材料を使ってマイホームを建てた。ある晩、お礼を言いに一升下げて愛之助を訪ねた松次郎は、将棋を指していた友江の祖父・辰吉の横から口を出したことで大ゲンカになった。若松弁でへそ曲がりのことを差すげってん爺と皆から呼ばれている辰吉はサンパン船の船長で、ある日松次郎が乗るダルマ船と衝突すると暴言を吐いて逃げた。一方、衝撃で海に投げ出され仲間たちに助けられた松次郎は、そのおかげでフグが服の中に入り込んだことにご満悦だった。その夜、仲間たちを招いてフグ鍋を行ったが見事に当たり、遅れてきたことで難を逃れた作業員の通報によって皆命を取り留めたのだった。

入院した5人の中で一番手を焼く患者は松次郎だった。注射が死ぬほど嫌いな彼はその時間が近づくと決まってベッドの下に潜り込むのだ。そうなると愛之助でも犬飼婦長でも手が付けられなかった。だがとっておきの秘策を考え出したのは事務室の友江だった。松次郎が眠っているうちに体を縛りつけ、その間に注射と薬を済ませるのだ。そんな努力の甲斐もあって彼は見る見るうちに回復した。馬が合う友江とは逆に婦長とはそりが合わず、からかったことが原因で5人は強制退院させられた。仲間の4人とは違い職も住むところも失った松次郎は病院の空き部屋で寝泊まりすることにした。

港には外国船の入港もあって街は船員たちの遊び場になっていたが、それを利用していかがわしいアルバイトに手を出していたのはボイラーマンの金太だった。娼婦の若松ローズを船員に紹介し、空き部屋をホテル代わりに使わせて斡旋料をいただくのだ。ある夜、斡旋することに成功した金太だったが、値段が高いと船員のビリーが騒ぎ出しそれに気づいた婦長が部屋を覗いた。すると船員は彼女をローズと勘違いし、そこに目を覚ました松次郎が加わったことで大騒動になった。鬼ころしの松と牛殺しのビリーとの対決は果たして松次郎に軍配が上がった。警察の取り調べでビリーが金の運び屋として国際警察のお尋ね者であることがわかると、松次郎は一躍時の人となった。

屋台的映画館
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