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日本沈没(2006年)

  • posted at:2021-12-13
  • written by:砂月(すなつき)
にほんちんぼつ
映画「日本沈没」製作委員会(TBS=東宝=セディックインターナショナル=電通=J-dream=S・D・P=MBS=小学館=毎日新聞社)
配給:東宝
製作年:2006年
公開日:2006年7月15日
監督:樋口真嗣
製作統括:近藤邦勝 島谷能成 島本雄二 喜多川擴 細野義朗 久安学 亀井修 常田照雄
エグゼクティブプロデューサー:濵名一哉
プロデューサー:中沢敏明
原作:小松左京
脚本:成島出 加藤正人
音楽:岩代太郎
特殊技術統括・監督補:尾上克郎
VFXプロデューサー:大屋哲男
ラインプロデューサー:吉田浩二
撮影監督:河津太郎
美術:原田恭明
装飾:高畠一朗
録音:中村淳
編集:奥田浩史
キャスティング:富田敏家
スクリプター:河島順子
音響効果:柴崎憲治
特殊効果・操演:岸浦秀一
アクションディレクター:諸鍛冶裕太
助監督:足立公良
製作担当:梶川信幸 坪内一
プロデューサー補:鶴岡智之
アシスタントプロデューサー:辻本珠子
特撮監督:神谷誠
主題歌:「Keep Holding U」SunMin thanX Kubota
制作プロダクション:セディックインターナショナル
出演:草彅剛 柴咲コウ 及川光博 福田麻由子 吉田日出子
シネマスコープ カラー 138分

静岡県駿河湾沖で深さ30キロを震源とする地震が発生し沼津市などは壊滅的な被害を受けた。アメリカ測地学会のユージン・コックス博士はこの地震が日本沈没の序章に過ぎないことを政府が主催した緊急会議で唱えた。マントル対流により日本海溝の地下深くに潜り込んでいる太平洋プレートは上部マントルと下部マントルの境界面に溜まり、瘤のように蓄積されるメガリスが一定量を超えると崩壊を起こす。日本の地下で今まさにその大変動が始まっておりプレートの境界面に位置する日本列島は巨大な地殻変動により海底へ引きずり込まれるというのだ。日本沈没の確率は30年で50パーセント、50年で80パーセントと聞き、山本尚之内閣総理大臣は絶望的な未来を憂えた。

東都大学教授で地球物理学者の田所雄介博士は国際海洋開発センター所属の潜水艇パイロット・小野寺俊夫と結城達也を率いて深海調査艇「わだつみ6500」で宮城県金華山沖に潜った。すると深度5830メートル付近の日本海溝で乱泥流に襲われたが、それは地殻の海溝崖から噴出していたのだ。田所は想像を絶する何かが起こりかけていることを察した。地上に戻り小野寺がわだつみのメンテナンスを行っていると一人の女性が訪ねてきた。彼女は沼津市で被災現場に取り残された小野寺と避難民の少女・倉木美咲を救出した東京消防庁・第八消防方面本部ハイパーレスキュー隊員の阿部玲子だった。美咲は軽傷で済んだが、父親は亡くなり母親は瓦礫の下から救出されたものの意識が戻らなかった。玲子の叔母である田野倉珠江に引き取られたが美咲に笑顔はなく、そんな彼女を元気づけるために会って欲しいとお願いにきたのだった。玲子から教えてもらった住所に行くとそこにはもんじゃ焼き屋があった。離れた席に座って様子を見ていると美咲は珠江や常連客たちに大事にされていることがわかり安心した。だが余震で美咲が恐怖のあまり椅子から崩れ落ちると、小野寺は慌てて駆け寄り優しく抱きしめた。

日本海溝の地底を流れるマントルに異変が観測されたため、田所を中心とするチームは高知県足摺岬沖で海底掘削調査船「ちきゅう」を使った地殻変動の予測調査を行った。その後、田所は南太平洋に浮かぶクック諸島のマンガイア島に渡り岩石を採取した。それを兵庫県にある大型放射光分析施設「SPring-8」に送ったところ2千万年前の物であることがわかった。2千万年前に日本列島はユーラシア大陸から引き剥がされたが、そのときにマントルに落ちたメガリスの残骸がクック諸島から湧き出していたのだ。全国各地の地震波測定で地殻に異常な変化が起きていることは確認されており、田所はこれから何かとてつもないことが起こるのではないかと考えた。そこで独自に収集した膨大なデータと資料を解析し変動の時期を算出したところ、残り1年足らずで日本列島が沈没する結論が出たことで愕然とした。

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