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必殺!III 裏か表か

  • posted at:2019-08-06
  • written by:砂月(すなつき)
ひっさつすりーうらかおもてか
松竹=朝日放送=京都映画
配給:松竹
製作年:1986年
公開日:1986年5月24日
監督:工藤栄一
製作:山内久司 櫻井洋三
脚本:野上龍雄 保利吉紀 中村勝行
音楽:平尾昌晃
撮影:石原興
照明:中島利男
美術:太田誠一
宣伝プロデューサー:松本行央 長崎直定
プロデューサー補:高橋信仁
監督補:津島勝
録音:広瀬浩一
調音:鈴木信一
撮影:藤原三郎
編集:園井弘一
記録:野崎八重子
装飾:玉井憲一
スチール:牧野譲
進行:西村維樹
演技事務:木辻竜三
演出助手:原田真治
照明助手:中山利夫
撮影助手:秋田秀継
美術助手:家木一実
編集助手:関谷憲治
録音助手:河合博幸
効果:竹本洋二
殺陣:楠本栄一
特技:宍戸大全
・・:エクラン演技集団
現像:東洋現像所
装置:新映美術工芸
かつら:八木かつら
衣裳:松竹衣裳
小道具:高津商会
現像:IMAGICA
製作主任:黒田満重
鼓指導:田中佐太郎
刺青:小林昌典
題字:糸見溪南
衣裳協力:鈴乃屋
ロケ協力:彦根城 国宝 姫路城
出演:藤田まこと 鮎川いずみ 菅井きん 白木万理 京本政樹
アメリカンビスタ カラー 126分

南町奉行所では大掛かりな手入れの準備が進められていた。昼行燈と蔑まれる中村主水は筆頭同心の田中とともに抜け荷改めで岡場所へ、そして主水の同僚で隣家に住む清原英三郎は検挙するために鳥越の賭場へ向かった。捕物の翌日、仕事を終えた主水は軽く一杯やりませんかと清原を誘ったが、彼は用事があるからと断った。清原は両替商枡屋の枡屋仙右衛門と料亭で会う約束をしていたのだ。だが現れたのは仙右衛門ではなく枡屋の肝煎役を務める真砂屋徳次だった。御定法に外れた商いを行う枡屋に目をつけた清原が目溢料を更に要求してきたことで動向を探るために徳次を寄越したのだ。返事を長く待てないという清原に対し、徳次は翌朝日本橋近くにある佃煮屋で会う手筈を整えた。

翌日、清原は佃煮屋で事故死した。吊り上げた釜の綱が切れて彼の頭に直撃したのだが、職人に成りすました刺客がひと月程休業中だったその店を利用したのだった。その夜、通夜が行われることになっていたが、清原の妻おこうは姿をくらまし枡屋で徳次の行方を尋ねた。夫殺しは徳次の仕業だとわかっていたからだ。翌朝、徳次に会うことが出来ると白状させ、可哀想にと悲しんだ。すると徳次は先代がきっと望んでいるからこっちの世界に戻ってきてくれませんかと言った。おこうは真砂屋の娘だったが、金にまつわる出来事を嫌という程見てきたことで嫌気が差し六年前に家を飛び出したのだった。

主水は知り合いのおしのから相談事を持ち掛けられた。枡屋に二十両を預けることで半月毎に利息がもらえることになっていたが未だに連絡がないというのだ。嫌々ながらも引き受けることにした主水が枡屋に出向くと、仙右衛門は小遣い稼ぎで因縁をつけにきたと思い金を渡して返そうとした。その横柄な態度にカッとなった主水は改めれば番所にくることになるぞと脅した。すると仙右衛門は、今は金の世の中であり金を牛耳れる者が天下人であるからあまり逆らうと隣家の清原様のようになりますよと小声で言った。主水はおしのの利息を受け取ると仙右衛門を睨みつけながら店を出た。

後日、勘定人の彦松が六万両の間違いを出したことで枡屋の信用は失墜した。影響は米相場にまで及び公儀の損失は七十六万石にまで達していた。勘定奉行所与力は怒り心頭で、それを治めるために仙右衛門は彦松に全責任を負わせたのだ。枡屋から暇を出された彦松は一家心中を図り、その原因が枡屋にあると考えた主水は仙右衛門から話を聞くことにした。その夜、主水は刺客に襲われた。

屋台的映画館
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